映画『愛を乞うひと』の口コミ・レビュー(3ページ目)

愛を乞うひと

[アイヲコウヒト]
1998年上映時間:135分
平均点:7.46 / 10(Review 65人) (点数分布表示)
ドラマ犯罪もの小説の映画化バイオレンス
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-12-12)【イニシャルK】さん
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監督平山秀幸
助監督河合勇人
キャスト原田美枝子(女優)山岡照恵/陳(和知)豊子
野波麻帆(女優)山岡深草
中井貴一(男優)陳文雄
モロ師岡(男優)中島武人
國村隼(男優)和知三郎
小日向文世(男優)王東谷
熊谷真実(女優)王はつ
うじきつよし(男優)和知武則
五十畑迅人(男優)和知武則(11歳)
佐藤正宏(男優)キャバレーの客
中村有志(男優)片倉修司
西田尚美(女優)酒井千鶴
阿知波悟美(女優)
温水洋一(男優)
広岡由里子(女優)
原作下田治美「愛を乞うひと」
脚本鄭義信
音楽千住明
高桑忠男(音楽プロデューサー)
撮影柴崎幸三
製作高井英幸
角川書店
サンダンス・カンパニー
配給東宝
特撮橋本満明(ビジュアルエフェクト・プロデューサー)
中子真治(ビジュアルエフェクト・プロデューサー)
美術中澤克巳
編集川島章正
照明上田なりゆき
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💬口コミ一覧

25.下田治美の同名小説の映画化。監督と脚本家が練りに練ってつくりあげた日本映画の佳作。こういう作品を送り出せる限り、日本映画はまだまだ将来があります。
伊達邦彦さん 6点(2004-02-23 16:37:57)
24.近年の日本映画の佳作。暴力的なシーンに弱い私には辛かったが、見終わった後、無理やり映画館に引っ張っていってくれた友人に感謝した。原田美枝子の2役には、最後の最後までちぃぃぃっとも気がつかなかった(^_^;映画を見た後、慌てて原作を読んだが、珍しく「これは映画のほうが良く出来ていたかも…」と思ったことだった。原作では、母ちゃんが父ちゃんを愛していたという設定が希薄なのだが、それじゃあんまり母ちゃんが救われないと思うので。
ノコギリソウさん 8点(2004-02-25 21:54:40)
23.あの最後のシーンは心に深く衝撃を与えた。
キリキリマイさん 3点(2004-06-13 14:44:29)
22.インパクトの強い作品です..クライマックスでは泣けませんでしたが..(私が男だからでしょうか..) 何ともコメントしずらい映画です..一つ言えることは、鬼ババァ!地獄に堕ちろー!
コナンが一番さん 5点(2004-07-15 14:42:13)
21.ネタバレ すみません、これについてははっきり言って私情抜きでコメントすることは不可能です。正直に言いますが、私自身、映画の中の照恵のように実の母親に憎しみを抱いていたことがあり(照恵が「なぜ私を引き取ったの?」と泣きながら問い詰めたのとは対照的に、「なぜ私を捨てたの?可愛くないの?」と目の前にいない母親を責めるように心で問い掛けていました。ただ母の温かいぬくもりを求めていた点では同じだと思います)、母のようには絶対ならないと思えば思うほどその呪縛から逃れられず長いこと苦しみました。だから「もしも私自身が母親と暮らしていたらこうなっていただろう」出来事がスクリーンで展開していることに心中穏やかではいられなかった。最初に劇場で見た後しばらく私自身の人生もめまぐるしく動き、今年になってずっと会いたくないと思っていた実母となぜか話したくなり、あっさりと連絡が取れてしまったが、その間に実の祖父母の墓探しをして墓参りをしたりして、本当は割と簡単に手が届くはずだったのに随分遠回りをしてしまったようにも思う。それは照恵のルーツである台湾への旅をしなくても、実は父の遺骨が日本国内にあったのと同じように。でもね、分かるんです。本当は近くにいても、「その時」が来るまで会ってはならなかったんだということを。遠くにいて複雑な事情を抱えながらもやはりみんなが、そして母も自分自身を愛していたことに気付くまでは。娘同然に思っていた王さんだけではなく、戦争によって苦渋の選択をした父の実兄も。そのことがあってようやく、最後に母の美容院で対峙することができたんだと分かるのです。そして母・豊子が照恵を手放そうとしなかった理由も。照恵は、心から好きでずっと一緒にいたかったあの人がいたという証だから。それは子供自身を愛している訳ではないから決して誉められるものではないけれど---それでも美容師になったということが、上手に髪を梳いた娘を忘れたくなかったことのように思います(美容師免許を取得して美容院開業するのってすごく大変なんですよ)。ただ暴力の中の未熟な愛をそういう形でしか昇華できなかった母は、ただ去っていく娘を遠く見つめるしかなかった。「愛こそ全て」なんて単純なものではないからこそ、愛の激しさ・儚さ・そしてどんな形であっても確かにあることを、あのラストで感じるのです。
合言葉は埜波と軍曹/埜波(のなみ)さん 10点(2004-08-08 16:31:21)
20.本当の主役は時間の流れ。
紅蓮天国さん 5点(2004-09-08 16:16:49)
19.原田美枝子がすごい。一人二役を何度も見ながら確認してしまった。泣きたい邦画で一番に人に勧めたい作品です。
はげねずみさん [ビデオ(字幕)] 10点(2005-09-22 01:44:33)
18.程度の差はあれ、実の母親に折檻された経験のある者にとって、これは客観的に見られない映画です。なぜ豊子が照江にあそこまで暴力を振るうのか最初は分からないのだが、徐々に明らかになっていくにつれ、豊子も哀しい人なのだと思わざるを得ない。特に後半は自分の体験とオーバーラップし涙で画面が見えなかった。あんな母親にでもやはり愛されたかった娘・・・。哀しい。哀し過ぎる。照江から深草へ連鎖しなかったのはまだしも救いであるが。公開時、劇場にも見に行ったのだが、なぜかその時はここまで心に残らなかった。というより、衝撃が強過ぎてショック状態だったような気もする。母親と精神的に訣別することの苦しさが蘇り、今度見るには勇気がいるだろうなー、と、見終わった後、しばし呆然としてしまったのでした。
すねこすりさん [ビデオ(邦画)] 8点(2007-07-26 10:44:10)
17.ネタバレ いい映画だー。原田美枝子の演技が素晴らしかった。ラストのバスの中で娘が母親に対して言った「可愛いよ、お母さん」の一言にとても感動しました。心洗われました。
ギニューさん [ビデオ(邦画)] 8点(2007-09-29 07:14:16)
👍 1
16.テーマはインパクトのあるものなのですが、映画を見終わって心に残るものは余りありませんでした。

原田美枝子さんはうまかったです。小日向文世さんと熊谷真実さんの老け役は声がぜんぜん変わっていなかったけれど、原田さんは声もきちんと年寄りっぽかったです。
くろゆりさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2008-02-12 23:13:50)
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15.ネタバレ 現在と過去を行き来するテーマ性のある話ではあるけれど、現在と過去とのギャップがありすぎて別の人物の物語を見ているようでした。これは幼少期が凄まじ過ぎるのもありますが、いかにも絵の具で書きましたという空に代表される背景セットの質感の違いも大きな要因になっているようです。現在の普通のロケーションに台湾の美しい街並みも織り交ぜるから余計にそう感じます。シリアスなドラマだけにもうちょっと何とかしてほしかったです。執拗な虐待シーンも目一杯暴れてはいるがプロレス的な甘さが目に付くし、どこかでアメとムチというか母の優しさが表現されていなければこのテーマが成立しません。髪をとかすシーンだけでは難しいと思いました。いきなり台湾へ飛んでたり、17才からが描けていなかったり、あげくは娘の忍者ばりの隠密行動といった演出には唖然とすると同時に、脚本にも疑問が残ります。それなりのテーマで望んではみたが、まとめきれずに全てが中途半端に終わったような、ただ原田美枝子だけが際立つ作品でした。
カリプソさん [ビデオ(邦画)] 4点(2008-03-01 00:46:48)
14.痛々しい映画ですが、最後まで観る価値があります。
Yoshiさん [ビデオ(邦画)] 6点(2008-03-04 22:35:53)
13.迫力あった~。「顔は止めてくださいよ」には脱力した。
紫電さん [ビデオ(邦画)] 8点(2008-12-02 17:20:30)
12.ネタバレ 何を見るつもりもなくチャンネルを替えていて、最後まで見た初めての邦画です。
サトウキビ畑など終わり方に疑問がありますが、いい女優と職人のカメラマンがきっちりとまとめる仕事をしている良い作品だと思いました。

自分を映す手鏡が日光を反射させながらさまざまな対象物を光で浮き上がらせ、鏡は最後に母と子を映し出したというシーンは見事でした。

愛を乞う人とは、ほんとうは母親だったのではないか、そこをはっきりとさせたら・・・いや、このぐらいで良かったのかも知れません。

とにかく邦画の可能性に気付かせてくれた佳作だと思います。
karikさん [地上波(邦画)] 8点(2009-02-11 00:20:29)
11.散髪料金ちゃっかり取るんやね・・・。
ケンジさん [DVD(邦画)] 8点(2009-02-17 20:50:41)
10.ネタバレ 子を持つようになっての実感として「母」ってずるいなと。どんな母でも子は母にこそなにかを求めている。父はどう頑張っても母にかなわない。10ヶ月も母と一体となっていたのだからかなうわけもないのか。この映画で、子は自分を虐げ続ける母にそれでも「かわいい」と言ってもらいたかった。そのことが語られるシーンはあまりにもテーマを直接に語りすぎてはいまいか。とも思うが、子がそのことを母の前では一切口にせず、それどころか主人公は心の内をけして誰にも語らず、そのうえでラストシーンで初めて吐露する本心は、本心の内容よりも初めて本心が口から出ること自体に感動がある。原田美枝子の二役もさることながら二つの時代を戸惑わせることなく行き来する語り口は絶品。惜しむらくは虐待の原因を示すようなエピソードや言葉や原田の表情。そして虐待ではなくより視覚的にインパクトを得ることができる暴力こそを見せた演出。暴力は虐待の一部であって虐待そのものではない。例えば『長い散歩』(奥田瑛二監督)の高岡早紀が子に行う虐待はまさに虐待だった。ちょいとドラマチックに仕上げすぎた。 まあ、とにかく母はずるいってことだ。そもそもお前らの元は父の体で作られたんだぞ。なんの話や。
R&Aさん [ビデオ(邦画)] 6点(2009-03-16 16:55:10)
9.あそこまで母親から散々なDVを受けて、それでも母親が好きだという原田美枝子に感情移入するのが難しかった。
耐え難いトラウマとして、必死に忘れようとするのが普通ではないか?
少なくとも私ならそうする。
まして、母親なんかに会いたいとすら思わないだろう。
原田美枝子にどこまで感情移入できるかが、評価の分かれ目になる作品だと思う。
にじばぶさん [ビデオ(邦画)] 6点(2009-09-28 01:01:20)
8.ネタバレ この映画は10年近く前に見たけど、少女が殴られるわ蹴られるわで、ひどい嫌悪感に襲われ、途中で見るのをやめてしまった。血が出るより、吐くのがもっと怖かった記憶がある。で、今回再チャレンジしてみたら、同じく怖かったものの、決してそれだけではなかった(そりゃそうだ)。美容院での再会、その後のバスの中、自転車に二人乗りする母娘など、印象的な場面が多いのは映画としての完成度の高さの証明だろうと思う。そして言うまでもないが、原田美枝子の凄さ。照恵を演じているときには豊子を感じさせず、豊子を演じているときには照恵を感じさせない。無理なく正反対の両方になれてしまうんだから、女優って恐ろしいな~と思ったくらい…。豊子がなぜ虐待をしていたか理由がはっきりしないのは気になるところではあるが、実際、世の中の虐待事件でも理由が明確じゃないケースは多々あるし、あまり重要なポイントではないのかも。娘を愛し、母を許せた照恵に比べ、生涯孤独だった豊子はかわいそう、という原田美枝子の言葉が印象深い。
リーム555さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2011-05-31 00:01:39)
👍 1
7.虐待を題材にした人間ドラマ。
ラストでこの作品のテーマはちゃんと伝わるんだけど、
子供視点なので、観ていてちょっと辛かった。
原田美枝子が過去の母親と現在の娘の一人二役を好演している。
でも歳を取ったときのメイクがあまりにもひどくて、
この母親役は、実力のある別の女優さんが演じたほうがよかった。
現在と過去のシーンを交互に見せる構成が判り易く、
よく出来ている作品だとは思う。
MAHITOさん [ビデオ(邦画)] 6点(2011-07-08 00:57:58)
6.ネタバレ 目をそむけたくなるシーンが多く、そこだけが印象に残ってしまい、観終わったあとはどんよりした気分でした。美容院での再会シーンだけは見入ってしまいました。映画としての評価は高いのはわかりますが、う~ん、やはりあまり好きになれない作品です。
ramoさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2011-07-10 02:38:36)
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マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 65人
平均点数 7.46点
000.00%
100.00%
200.00%
311.54%
411.54%
557.69%
61015.38%
71218.46%
82233.85%
9710.77%
10710.77%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review1人
2 ストーリー評価 6.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 4.00点 Review1人
4 音楽評価 3.00点 Review1人
5 感泣評価 6.00点 Review1人

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