映画『救命士』の口コミ・レビュー

救命士

[キュウメイシ]
Bringing Out the Dead
1999年上映時間:121分
平均点:4.11 / 10(Review 91人) (点数分布表示)
公開開始日(2000-03-25)
ドラマ
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-01-03)【イニシャルK】さん
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監督マーティン・スコセッシ
キャストニコラス・ケイジ(男優)フランク・ピアース
パトリシア・アークエット(女優)メアリー・バーク
ジョン・グッドマン(男優)ラリー
ヴィング・レイムス(男優)マーカス
トム・サイズモア(男優)トム
クリフ・カーティス(男優)サイ・コーテス
マーク・アンソニー(男優)ノエル
フィリス・サマーヴィル(女優)
マーティン・スコセッシ
クイーン・ラティファ
大塚明夫フランク・ピアース(日本語吹き替え版)
松本梨香メアリー・バーク(日本語吹き替え版)
玄田哲章ラリー(日本語吹き替え版)
銀河万丈マーカス(日本語吹き替え版)
立木文彦トム(日本語吹き替え版)
檀臣幸ノエル(日本語吹き替え版)
山路和弘サイ・コーテス(日本語吹き替え版)
大塚芳忠ハズマット医師(日本語吹き替え版)
本田貴子ローズ(日本語吹き替え版)
西村知道Mr.バーク(日本語吹き替え版)
脚本ポール・シュレイダー
音楽エルマー・バーンスタイン
撮影ロバート・リチャードソン〔撮影〕
製作スコット・ルーディン
バーバラ・デ・フィーナ
製作総指揮アダム・シュローダー
配給ブエナビスタ
特撮ILM/Industrial Light & Magic(視覚効果)
美術ダンテ・フェレッティ(プロダクション・デザイン)
編集セルマ・スクーンメイカー
録音ユージーン・ギーティ(音響効果エディター)
フィリップ・ストックトン
トム・フライシュマン
字幕翻訳戸田奈津子
あらすじ
ホームレスの少女を助けられず、ストレスから自暴自棄になっている救命士のフランク。やめたいのにやめられず、なぜか日替わりの相棒と組み今日も救急車で巡回することに。ある夜心臓麻痺の父親を助けた縁で、どこか影のあるメアリーと親しくなる。心弾むフランクだが、今夜も救命稼業には次々ととんでもないハプニングが…ブラックな笑い満載のスコセッシ爆発!
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💬口コミ一覧

91.俺は映画館でぼろぼろ泣いた。特に悲しい出来事があったわけでもなく死を考えていたわけでもない。くそったれの世界の中で、泣き言をいうんじゃなくて、何度か負けるとわかってて戦ってやるという感じが好きだ。引いて見ればおしまい。世界は退屈に満ちている。たかが映画だ。でもそうじゃないところが面白いんだろとわからない奴には死んで欲しい。
くそったれさん 10点(2002-04-29 21:29:10)
90.ネタバレ 誰も正気ではない空間。ろくに眠れない虚ろな目の主人公の前で、走馬灯のように幾人もの死が通り過ぎていく。誰が生きていて、誰が死んでいるのか分からない。登場人物たちは、自分の生死の境目でさえ、最早見えていないのだろう。夜の暗闇に制服の白いシャツ白い救急車のボディがぼんやりと浮き上がり、レッドライトが日常を非日常に照らし出す。血液と麻薬、白と赤の対比。これらの表現に音楽が組み合わされることによって、救急医療の死への近さや非日常感がコミカルに描かれる。ある種のトランス状態や幻覚のような画面に酔う映画。
Gertyさん [DVD(字幕)] 9点(2013-10-16 06:25:52)
89.ネタバレ あまりに気に入って購入。スコセッシのよさ爆発。相棒が日替わりになっていくのがよし、それぞれ個性的でよし。パトリシアとニコラスの微妙な関係が大変よい。ニコラスは彼女といるときだけ、食欲が出てくるところが面白いですね。パトリシアの親父、あのセリフ最高にキマっていた。スコセッシはやっぱり「夜」の監督と再確認。
トムサイズモアのキレぶりに大爆笑。80%コメディ。(残りはロマンス)ホラー映画じゃありませんから。もともと欧米人は幽霊なんて怖くないんだから。
パブロン中毒さん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-11-06 21:34:13)
88.重い。でも良い。仕事がら死に直面することの多い人たちには響く映画なんじゃないかなぁ…。人の死って、できたら眼をそらしたい部分でしょ?でも、人を救う仕事をするということは、イコール人の暗闇に出会うということだ。ふつうなら目を向けなくて良い人間・社会の暗いダークなところにあえて目を向けるということだ。苦しいと思う。それをこの映画はよく表現してたんじゃないかなぁ。
鉄コン筋クリさん 9点(2001-12-02 01:48:30)
87.変更します。いやあ驚いた。最初に観た時に1点を付けた自分が情けない。実にリアルで見事な映画である。ケイジがフランクになりきりすぎていたため(演技うますぎ!!)、暗い映画にしかみえなかった。いや暗いんだが主人公に感情移入でき最後まで集中して観れた。それとラストを知っていたので安心して観れた。(最初に観た時は何がなんだかわからず途中で何度か寝ていた。リービングラスベガスも、もう一度観てみよっと!)
やっぱトラボルタでしょうさん 8点(2003-11-26 10:27:19)
86.異常とも言える描写。しかし大袈裟には思えない。恐らく、アメリカってこんなもんでしょ、って先入観からか。でもそんなバカなって思いつつ、ここまでの描写はこの作品がコメディ(パロディ)でもあることを示していたりして。
さん 8点(2002-11-08 22:10:36)
85.デニーロの代表作が「タクシー・ドライバー」であるように、ニコラス・ケイジの代表作って先入観で観ちまうと失敗。淡々と進む、全くストーリー性が欠如した作品。でも個人的にはすさんだニューヨークを映したこの作品が嫌いにはなれなかった。久々にスコセッシ節を聞かされた感じで。
イマジンさん 8点(2002-09-19 19:15:21)
84.完成度の高い映画。人が良心の限界線すれすれの領域を行ったり来たりする臨界状況を、ある側面から見事に描き出し、フィルムに収めたといったような映画。見応えがあった。
月の熊さんさん 8点(2002-08-21 22:17:25)
83.みんなの評価は低いですが傑作だと思います。すごくリアルだし、街の絵もいい、役者もいいし、台詞回しもところどころおもしろい。水飲み男と、その周りの反応もすごく分かる、角度とか。映画史に残る作品だと思います。映画は楽しむものだ、と思っている人はだめでしょうね、自分もこんな映画ばかり続けて見たくない(藁 ただこれからはこういうリアルに暗い映画も増えていくと思います
きれぎれさん 8点(2002-08-07 10:33:28)
82.まあ、はっきり言うと、コメディーですけどね(笑)。見事に救命士を描いていたと思います。ちなみに、あのベトナムで軍曹かなんかやってた暴力振るう救命士が、僕の中では「グリーンマイル」のパーシー・ウェットモアなんですけどね。
華敏さん 8点(2001-05-12 03:45:09)
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81.死と隣り合わせの救命士の姿をリアルに描いた力作だと思う。医者もそうだろうけど、こういう職業は、真面目にやればやるほど、「救えなかったあの人達」のことが頭から離れないのだろう。うん、観た側が鬱になるのもわかる。だけど、問題が深いだけに、燃え尽きた救命士を手軽に救う手立てはない。安易な解決策を持ってこなかったスコセッシの姿勢には、納得できる。正視するには辛すぎるけど、見なかった振りはできない。救いは、ケイジは、いつも人を救いたかったのだということ。
ぶんばぐんさん 8点(2001-02-06 11:43:43)
80.痛快アクション、ヒューマン映画とかゆうよりも病んだアメリカンストリートの殺伐とした現状とそこに生きる疲れた救命使のドキュメンタリーとして秀作。救い損ねたホームレス少女の影を振り払えない主人公のイメージをニコラスケイジはよく出してる。でもみなさんが思うように「娯楽映画」では無いですね。
さん 8点(2001-01-30 04:15:09)
79.確かに「つまらない」という声を当時よく聞きました。しかしこういうニコラス・ケイジが好きです。こういうトム・サイズモアが好きです。音楽も好きです。そしてこういう話が好きです。
あまぬまさん 8点(2000-11-14 20:44:28)
78.あらま評価低いこと・・プログレ系ミュージシャンの超長編のPVだと思うと大変楽しめます。ニコラス好きだから贔屓目かも、という点をさしおいても、私は好きです。
lady wolfさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-01-27 15:27:44)
77.タクシー・ドライバーよりこっちの方が楽しめました。また、ニコラス・ケイジが好きになったキッカケになった作品です。ただ、少し精神的に重くなるシーンが続くので、見てて疲れてくるかもしれません。
hayakawadotcomさん [ビデオ(字幕)] 7点(2003-10-21 07:39:02)
76.けっこう好きかも。狂っててイっちゃってる感じがとてもいいと思う。
バカ王子さん 7点(2003-10-21 04:13:53)
75.夜の喧騒、眩いサイレン、ヘッドライト。これらが夜の救命士達の過酷でウンザリした華やかでない現実を際立たせる。巧い、が、ううぅ。重い。
aksweetさん 7点(2003-06-03 12:10:12)
74.救急医療の最先端で活躍する救命士たち。テーマがテーマだけに、やっぱりヘビーな映画だった。「日々、なす術もなく死んでゆくのを見届けるだけ」の言葉にもあるように、ニコラス・ケイジ演じる救命士フランクの“苦しみ”と“心の叫び”がよく表現されている。この映画、あまりにも重く明るさなどはない。しかし、見るものに強く訴えるものは充分にある。ニューヨークの殺伐とした真夜中の映像は、強烈な印象的を放つ。救命士の辛く報われない仕事は、よーく分かりました。しかしこれが、大都会で働く救命士の現状なんでしょう。
光りやまねこさん 7点(2003-05-11 15:38:29)
73.私はハマッたぞ。誰のファンでもないけどDVDとCD購入しました。音楽がいい!ERのような勢いは無いけど、作品中を漂う独特のけだるさがクセになってしまいました。好きな仕事で疲れ果ててる時観たら心地よかった。
丸子さん 7点(2003-04-16 07:15:23)
72.確かにスコセッシとシュレイダーのマッドな世界を今になって見せられても、“フーン...”という風に、さして刺激的なものとして映らないけど、それにしてもこれだけの人数がReview投稿していて平均点4点台とは勿体ない作品。スコセッシの歯切れのいい演出はすこぶる絶好調で、近年数多く公開される“衝撃作”とは名ばかりの“ふぬけ映画”とは明らかに一線を画すほど、骨のある映画だと思う。
チャーリーさん 7点(2001-11-17 16:49:05)
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マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 91人
平均点数 4.11点
088.79%
188.79%
21415.38%
399.89%
41516.48%
51010.99%
666.59%
788.79%
899.89%
933.30%
1011.10%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 3.20点 Review5人
2 ストーリー評価 4.20点 Review5人
3 鑑賞後の後味 3.80点 Review5人
4 音楽評価 2.50点 Review4人
5 感泣評価 2.25点 Review4人

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