映画『パッション(2004)』の口コミ・レビュー(3ページ目)

パッション(2004)

[パッション]
The Passion of the Christ
2004年上映時間:127分
平均点:5.23 / 10(Review 133人) (点数分布表示)
公開開始日(2004-05-01)
公開終了日(2004-12-23)
ドラマ歴史もの
新規登録(2004-03-05)【ロイ・ニアリー】さん
タイトル情報更新(2012-08-24)【ESPERANZA】さん
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監督メル・ギブソン
助監督テッド・レイ[特撮](第二班監督)
キャストジム・カヴィーゼル(男優)イエス・キリスト
モニカ・ベルッチ(女優)マグダラのマリア
セルジオ・ルビーニ〔男優〕(男優)ディスマス
クラウディア・ジェリーニ(女優)クラウディア
脚本メル・ギブソン
音楽ジョン・デブニー(音楽&音楽製作)
メル・ギブソン(音楽製作)
編曲ジェフ・アトマジアン
ブラッド・デクター
撮影キャレブ・デシャネル
テッド・レイ[特撮](第二班撮影監督)
製作メル・ギブソン
ブルース・デイヴィ
配給日本ヘラルド
特殊メイクキース・ヴァンダーラーン
グレッグ・キャノン
特撮キース・ヴァンダーラーン(視覚効果デザイン&製作)
テッド・レイ[特撮](視覚効果監修)
衣装マウリツィオ・ミレノッティ
編集ジョン・ライト[編集]
スティーヴ・ミルコヴィッチ(リカット)
録音スコット・ミラン
ボブ・ビーマー
ケヴィン・オコンネル[録音]
その他ニック・イングマン(指揮)
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💬口コミ一覧

93.ストーリーもドラマもない純粋に映画といっていいのか分からない映画で評価はしにくい。
自分的には鑑賞前に言われていたほど、耐えられないほどの残虐性や酷さはなかった。
確かに残酷な映画なんだが、残酷であればあるほどキリストの深さや覚悟が現れてくると思う。
あれほどの仕打ちをした人々に対しても、「赦し」を乞う姿にキリスト教でもなんでもない自分でも何かしらの想いを感じずにはいられなかった。
そして「人類の罪を一人で背負う」という重さがあの十字架の重さにも感じられたし、一緒に運んでくれた人によって、その重さはやはり一人では背負えないのかもしれない、我々も背負わなければいけないモノなのかもしれないと感じた。
宗教には興味はないが、我々日本人としては、欧米の人が信じるキリスト教とはどんなものかを知る一助にはなったと思う。
六本木ソルジャーさん 7点(2004-06-25 15:07:28)
92.とにかく痛々しい映画でした。作り手は「狙い」じゃなく、「これが真実だ」という信念のみで創った、と信じたい。この映画の持つ「凄さ」にこの点数を。
マックロウさん 7点(2004-06-05 10:51:01)
91.ネタバレ 7点。このサイトも常連になりつつある?ので見終わった瞬間に採点してしまう習慣がついてきた。さて、、わざわざ泣かせる為のストーリーの抑揚もなく、虐待虐待虐待のミニマルな映像はある意味感慨深い。そして残虐な映像はこの映画の表面に過ぎない。この奥には不条理だの何だのという理屈以前の(諸行無常感のような)ものがある。そして山へ向かう途中、十字架を運ぶ手伝いをさせられるオジサンのお陰で涙がこぼれた。
レンジさん 7点(2004-05-27 00:30:01)
90.ネタバレ 長文ごめんなさい。非キリスト教徒としての点数です。キリスト教に全く触れたことのない人には勧められないと思ったので7点としました。私は大学のころバッハのマタイ受難曲に魅せられ,課外セミナーではあったけど聖書について多少,勉強しましたが,かりに私がキリスト教徒であるとすれば迷わず10点であったでしょう。
 批判覚悟で,この題材に果敢に挑戦した勇気だけでも,スタッフ全員に拍手を送りたいと思うからです。
 たしかにイエスの行いをもっと取り入れて欲しかったという想いが大きい。いきなりユダの裏切りから入ってしまうのは面食う。けれども,制作者には,一般の人間が,イエスの人類にたいする愛の哲学の内容を完全に表現することは困難だという,慎み深さというか,イエスに対する畏敬の念があったのではと考える。それは完全な形では聖職者にしかできないから。その意味でも,この映画を観る側には既に聖書を理解していることが前提になっていると思う。決して親切ではないが,それを映画に求めることはできないであろう。私は非キリスト教徒を対象とした映画ではないと思った。だから私は自分が評者として不適格だと考える。しかし,同時に,それでもなお,観てしまった以上は,「人間」として言及しなければならない映画であるようにも,感じてしまった。それがこの映画のすばらしさであったと思う。私が聖書のなかで一番哀しいけれども尊く想っているペテロの否認の場面では,あまりにもそっけないところにかえって客観的視角を感じ,感銘を受けました。
 そして,今,この時代に上映される意味が大きい映画だと思います。この映画はグロの世界かもしれない。しかし,相も変わらず世界各地で繰り広げられている,その人間の愚かさの引き続く過去にあらためて愛の必要を気づかされるから。
Tontoさん 7点(2004-05-03 04:13:12)
👍 2
89.特筆すべき点なし。
Kさん [DVD(字幕)] 6点(2014-01-02 19:43:51)
88.ネタバレ まさにキリスト教徒のための映画。全ての人間の原罪を背負って磔にされたキリストを描くうえで、絶対に避けては通れないユダヤ人たちによる拷問シーンの数々は目を覆うほど。アメリカの保守的な南部の映画館でこれを観た、敬虔なクリスチャンの老婆がショック死したというのも頷ける。確かに、この宗教的な情熱は善し悪しを別にして鮮烈だと思う。ここまで残虐行為を徹底的に描くと、もしかしたらユダヤ人差別を助長するんじゃないかと思っていたら、監督のメル・ギブソンが酔っ払ってユダヤ人に差別的暴言を吐いて逮捕されたというニュースを聞いた。やっぱりこの情熱は胡散臭いということで-1点。
かたゆきさん [DVD(字幕)] 6点(2013-05-02 21:44:12)
87.キリスト教徒の為の映画。描写は痛々し過ぎるが、映像美は芸術的。
朴モグタンさん [DVD(字幕)] 6点(2010-07-15 00:13:08)
86.ネタバレ 意外とよかったです。見る前はキリストの伝記モノなんかおもしろくないだろーなと思っていましたが、古代ローマっぽいイメージの風景とか生活感もあって最後まで退屈せずに見れました。
話題になっていた拷問のシーン、アメリカではショック死した人もいるということで身構えてみたけど、それほどむごくなかった。拷問って言ってもそれらしいのはムチで打たれてるシーンで、その後は血だらけでフラフラしてて痛みに耐えてるだけ。今では他の映画でもっと酷いのたくさん出てきたのでショックも受けず見れました。嫌な気分にならずに、普通のシーンとして見れたのはよかったです。
最初からノンフィクションだと分かっているとつっこみどころがあっても「実際こうだったんだから」と落ち着いて見ていられるのは伝記モノの強みですね。反面、物語が分かってるので盛り上がりがないのが欠点ですが。でもさすがに最後の天変地異でイスがきれいにバカー!って割れるのはわざとらしすぎでした。
自分はキリスト教ではなく聖書も読んだことがないので、ちょっと有名な場面とか詳しく知れておもしろかったですが、これって全部聖書に書いてあって場面もアメリカ人なら馴染みのあるところばかりですよね。よく知ってる絵をそのまま映画にしたようなだけの感じにならないんでしょうか。
あと、知っていないと意味不明の場面が多かった。おれはパンフレットというか解説書を見つつ映画も見たから分かったけど、なければ理解できない場面、たとえば手を水で清めると「この件からは手を引く」という意味とか、絶対わからない。映画中には何の説明もないし。
それにしても、メル・ギブソンはすごいと思います。細部までこだわりまくってるし、自分がまったく出演していないのがスゴイ。俳優が監督やると、主演やら脇役でも自分も出てるもんですが、映画に対する熱心さが、「キリストの話を見てほしい」という意気込みが伝わって、監督をより好きになりました。
言語も当時のものに変えているみたいだし。しかも役者や映像のセンスもすごいイイです。冒頭のクールな森の場面から悪い映画ではないと思わされました。
でも、映画自体はもちろん史実どおり、どんでん返しもなく想像通り、雰囲気とセンスのおかげで退屈はしなかったけど、終わったらキリストの事がよく分かっただけっていう感想でした。隣人愛とか、キリスト教に惹かれもしましたが。
ラジカルさん [DVD(字幕)] 6点(2009-12-16 14:24:13)
85.映像に迫力があり、良くできた映画だと思います。人に勧めるかと聞かれれば、血生臭さや宗教観を考えると、お薦めはできません。特に、宗教がらみの内容だと、無宗教の多い日本人には理解しがたい部分が多くなります。そういう私もその一人。最後の数シーンは、ない方が良かったと思います。
shoukanさん [DVD(字幕)] 6点(2007-06-29 23:11:19)
84.キリストさんには、まったくもって、ごくろうさんとしか言いようがないが、ダンナ!大金持ちになって、何不自由ない、平和でたのしく、のんびりとした、人生をまちがいなく、生きることができますぜ!って、言うんだったら、わたしはどんな宗教でも”狂信”することでしょう。(暗殺されたりして、、、、、)まあ、結局のところ、仲良くやってくしかないでしょうよ。ねえ。
男ザンパノさん [DVD(字幕)] 6点(2007-06-10 17:27:26)
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83.とにかく痛々しい。観てるこっちまで痛くなりそうだった。面白おかしい展開は全くなかったが、非クリスチャンとしてはキリストの受難とはどういうものなのかをお勉強(追体験?)することができたのがよかった。モニカ・ベルッチ美しすぎる。
あんぐれーずさん [DVD(字幕)] 6点(2007-01-23 00:35:54)
82.なんか最近歴史物ばかりをレンタルしています。結局、キリストを殉教者として高めていったのは、残された弟子のペテロやパウロたち。この人たちが、キリスト教を作り上げていったのだと改めえて、考えてしまいました。ただ、ユダの描き方はあれでよかったのでしょうか。もう少し、彼を掘り下げても良かったのではないでしょうか。とにかく、あまりに血が流れるので、後半は気持ち悪くなってしまいました。
ジブラルタの星さん [インターネット(字幕)] 6点(2006-12-25 14:38:39)
81.ネタバレ イエスを描いた映画は、そのほとんどが聖書に沿ってイエスの生涯が語られる。その中にあって「受難」のみを描き、それ以前のエピソードをフラッシュバックというカタチで見せてはいても「受難」のシーンに絡んでくる事柄以外はばっさりと切り捨ててしまったこの作品はそれだけで異色であり、他とは違うという一面において意義があると思う。私はキリスト教徒でもなんでもないが、これはイエスを描いた映画ではなく、キリスト教の心理を描いたものだと思った。目を覆いたくなるような拷問をひたすら受け続けたイエスが「彼らを許してください」とつぶやく。迫害されれば迫害するものを愛しなさいと言う。この「受難」のエピソードは知っていても「受難」の過酷さはなかなか伝わらないものだ。でもこの作品は拷問が激しければ激しいほどにそれを受け入れることの尊厳さが際立つ。イエスの「奇跡」だとか「復活」だとかは置いておいて、今世界の、特にアメリカのキリスト教徒たちに向かって「許す」ことの偉大さをあらためて提示しているのだと思った。ただもう一回見ようとは思わない。それほどに痛々しい。
R&Aさん [DVD(字幕)] 6点(2006-06-19 16:58:19)
80.私はキリスト教徒というわけではないけれどもう少しキリストの説いた素晴らしい教えや言葉を表現するべきだったのではないかと思う。ただただ残酷な拷問が続き、途中、観ていられなくなった。
さん 6点(2005-02-18 20:42:04)
79.かなりのインパクト!でした..皆さんもそうでしょう.. ただ、冷静に考えると、だからどうした..って感じです..(キリストをこんな切り口で描いたことには敬意を表します..けど)
コナンが一番さん [DVD(字幕)] 6点(2005-02-15 17:30:17)
78.ネタバレ い・痛々しい・・・(> <) ←こんな風に思わず目をつぶりたくなったシーンが山ほどあります。なんかこういう映画を観てしまうと宗教ってなんのためにあるのかほんっとわからなくなりますね。人にとっての心の拠りどころや安息を見つけるために宗教って存在してるはずなのに、反対にそれぞれの宗教で異端とされるものは安息どころかこんなふうに扱われるのかと、すごく複雑な気分で観ていました。
「どうしても宗教なんてものが存在するなら全てまとめて一つの宗教にすればいいのに」と誰かが言っていたのを思い出しました。実際、そうすることで宗教戦争などが無くなり、無駄に命を散らす人などがいなくなるなら本当にそうなってほしいと思います。口では「命ほど尊いものは無い」とかいいながら宗教戦争とかあり得ないでしょう。自分勝手な解釈ながら、映画を観ながらずっとそんなことばかり考えていました。
話としては、ユダの裏切りからどういう経緯でゴルゴダの丘に磔にされるに至ったのかや荊の冠などが映像として見れて勉強でき、とても満足しています。でももうちょっとキリストについて勉強しとくべきだったかな・・・。
娯楽映画とは程遠いものですが、誰だって名前ぐらいは知ってるイエス・キリストについて深く知るいい機会ですし、一見の価値ありです☆
TANTOさん 6点(2005-01-27 11:08:44)
👍 1
77.裏切り~尋問~拷問・・・暴力・ひたすら暴力。「もういいよ!わかったよ!!やめてくれェ」心の中で叫びました。こんな経験「花と蛇」以来だなあ
やっぱトラボルタでしょうさん 6点(2005-01-25 14:15:34)
76.なんとも評価しにくい。クリスチャンで無い人、キリストに関する知識が無い人が見たらただのグロい映画だろう。もうちょっと痛めつけられる以外にも、その背景をわかりやすく描いてほしかった。技術的にはよくできているだろう。
仮面の男さん 6点(2004-07-04 09:34:51)
75.ローマ法王が「極めて正確だ」と述べたとか述べないとか。地獄行き決定の無神論者の私には正確かどうかは判りませんが、「極めてリアル」には感じられました。まず、歴史物でいつも違和感を持っていた英語を排したことが大きい。そして描写にも容赦の無かった鞭打ち(この辺は「ブレイブハート」にも被る)。「ここまで見せる必要があるのか?」という問いももっともだと思いますが、ここには底無しの寛容と底無しの残虐、つまり人間が描かれていると思います。全人類の苦役がこの程度のことでは軽過ぎると思ってしまった罰当たりな私は、もちろんキリストのパッションを感じることは出来ませんでしたが、代わりにメル・ギブソンのパッションはひしひしと感じました。それにしても、手の穴だけがどうして残ってるの? 6点献上。
sayzinさん 6点(2004-07-03 22:39:53)
74.クリスチャンのカミさんは最初から号泣でしたが、そうでない僕は泣くこともできず、淡々と残虐シーンを凝視する...なんか、「時計じかけのオレンジ」か、ガマン大会みたいでした。「あのイエス様の受難に比べれば私の苦しみなんか、たいしたことない」これって例えは悪いですが、ワイドショーで人の不幸を見て安心するのに似てますよね。別に批判してるわけじゃなく、それだけ人間って弱い生き物なんだよな~と感じてる次第です。決して「面白い」映画ではありませんでしたが、歴史の教科書では伝わってこない「痛み」をこれでもかと執拗に映像化したという意味では画期的ではないでしょうか?ただし、最後の復活シーンは絶対に余計です!あれで2点減点。
あおみじゅんさん 6点(2004-05-06 16:02:35)
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マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 133人
平均点数 5.23点
064.51%
164.51%
243.01%
31914.29%
41612.03%
51712.78%
62115.79%
71914.29%
81410.53%
953.76%
1064.51%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.85点 Review20人
2 ストーリー評価 5.29点 Review24人
3 鑑賞後の後味 4.60点 Review28人
4 音楽評価 6.13点 Review23人
5 感泣評価 5.17点 Review23人

【アカデミー賞 情報】

2004年 77回
撮影賞キャレブ・デシャネル候補(ノミネート) 
作曲賞(ドラマ)ジョン・デブニー候補(ノミネート) 
特殊メイクアップ賞キース・ヴァンダーラーン候補(ノミネート)(メイクアップ賞 として)

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