映画『きょうのできごと a day on the planet』の口コミ・レビュー

きょうのできごと a day on the planet

[キョウノデキゴトアデイオンザプラネット]
2004年上映時間:110分
平均点:6.08 / 10(Review 64人) (点数分布表示)
ドラマ青春もの小説の映画化
新規登録(2004-03-06)【こじ老】さん
タイトル情報更新(2020-02-19)【イニシャルK】さん
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監督行定勲
キャスト妻夫木聡(男優)中沢
田中麗奈(女優)真紀
伊藤歩(女優)けいと
柏原収史(男優)正道
三浦誠己(男優)西山
石野敦士(男優)坂本
松尾敏伸(男優)かわち
池脇千鶴(女優)かわちの恋人=ちよ
山本太郎(男優)山田
しいなえいひ(女優)山田の恋人
大倉孝二(男優)川崎哲
津田寛治(男優)松本
派谷恵美(女優)女子高生=希
佐藤仁美(女優)キャスター
北村一輝(男優)サーファー
南方英二(男優)ヤクザ風中年男
山根伸介(男優)ヤクザ風中年男
原作柴崎友香「きょうのできごと」
脚本行定勲
益子昌一
音楽矢井田瞳
主題歌矢井田瞳「マーブル色の日」
挿入曲めいなCo.「a day on the planet」
矢井田瞳「一人ジェンガ」
撮影福本淳
製作読売テレビ
電通
プロデューサー古賀俊輔
美術山口修
編集今井剛
録音伊藤裕規
照明市川徳充
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💬口コミ一覧

64.何もないけど何かある。いいですねーこの空気。行定監督の「こんな映画を撮りたい」感がその空気に伝播しまくってます。伝統工芸のように丁寧に紡がれた1シーン1シーンは、どれも等身大で愛しい。西山がつくった“シンメトリー”は、この映画の1コマ1コマと我々の日常の1コマ1コマがシンメトリーであることの象徴だと解釈しておこう。そして、いまもどこかで誰かがコンビニへ自転車を走らせている。中国を統一しようとしている。きょうのできごとをニュースで見ている。
彦馬さん 10点(2004-04-05 21:20:44)
63.かなり良かった!!
見てるときは「面白い映画」だったけど、見終わった後なぜか感動が沸き上がってしまった!!
なんともいえない素晴らしさがある!!
ろんさん 10点(2004-03-11 01:59:49)
62.行定監督の作品で一番好き。終始ぬるま湯に浸かっているような感覚。「大学生」という年齢を旨く描いて、相当リアル。個々の心情が真直ぐ伝わってきた。人間って、小さくて不器用だけど、温かいと思った。
もちもちばさん 9点(2005-01-12 22:45:16)
61.ネタバレ 行定監督の傑作でしょう。凄くよかったです。いわゆる誰かを主人公にしてその人に起こる出来事を問題にするような、一般的な映画とは違い、世の中の(といっても広い世界ではないが)日常がうまく表現されている。そのドラマになりそうもないところを映画にしているところが、落ち着くし、見ていて凄く引き込まれた。そして、大学生である自分がどっかで見たことあるような光景、台詞があちこちにちりばめられていた。それはうまく日常を表現できているからではないでしょうか。また、出演者の演技も自然でよかった。自分にとっては凄く心温まるというか、居心地の良い映画でした。ただ、すべての事件が、主人公たちと少なからず絡んでいたところに非日常性を感じたのでマイナス1点にしてみました。
シュシュさん 9点(2004-08-25 17:18:51)
60.今までに見た事のない作品だった。何を言いたいのかははっきり出ないのでとても考えられる作品であった。田中麗奈の関西弁がとてもかわいい。
ロベカルさん 9点(2004-04-02 23:40:12)
59.試写会で見てきました。かなりデキはいいです。特に大きな事件もなく、そこらへんにありそうな出来事が淡々と流れて行くだけなのに、なぜか面白い。映画ってのは脚本とセリフと間が大切なんだなぁと再認識させてくれました。僕は池脇千鶴がよかったですね。
ふくちゃんさん 9点(2004-03-10 12:53:34)
58.いい話でした。
アフロさん [DVD(邦画)] 8点(2011-06-03 00:57:32)
57.ネタバレ 大学生の生温い日常を描いた、36度5分くらいの映画。「今日ね、こんなことがあっってさー。そんでなー、こう思ったんだよー」「ふーん。で、オチは?」なんて言っちゃう人には、つまんないかもしれない。人に言いたくなることや、人に言っても仕方の無いこと。この境界はその人物によって変化する、とても曖昧なものだ。その辺りに漂う葛藤をうまく描いている。個人的には、自転車で買出しに出かけた柏原収次が、深夜に人気の無い街で轢き逃げされるシーンが好きだ。結局事故のことは誰にも話さないのだけど、「この怪我どうしたん」って気遣ってくれる友達が側にちゃんといる。何気ないことだけど、そういうのいいなあ。あとカワチ君のシロクマの絵の具の話も好き。
何度も見てるが、見終わった後友だちに、「きょうのできごとって映画見たんやけどなー」って話したくなる好きな映画。「ふーん、だから?」と言われたとしても。
Nujabestさん [DVD(邦画)] 8点(2009-01-30 04:09:34)
56.ネタバレ 最初のほうを見ていたらあまりにつまらなくて〝努力忍耐〟とひたすら念じながら先へ進む。すると、途中から面白くなってきた。3人が帰って、西山が暴れだすあたりから…。「おっこれは」と思っていると、正道は何気に当て逃げされるし、スキマ男はどんどん悲惨になるし、かわち君は性格面白いし、話の展開がやっとわかってきて、〝この映画〟の面白さ、もやっとわかった気がした。
確かに、この話の人間関係が全く把握できていない状態で、時間をシャッフルしたうえ、けいとがクダをまいている(卵の話は本当につまらない)ところとか、真紀が酔って他人の髪の毛を切っているところを見ても全然面白くないのに、そこらへんを長く見せすぎる…。2回目に見ればわかるけど、やっぱり女2人が酔っ払っているところは何度見てもあんまり面白くない。監督は、女どうしのシーンで笑いを取るのが下手だと思う。(男ばかりでモメているシーンは大変よいのに。)
小説の原作ものということだが、私はそれを知らずに見ていてまず「これはまさに少女漫画の間の取り方だ」と感じた。吉田秋生あたりが一番近いと思う。もしもこの映画を吉田に漫画化してもらったら、すごく自然な感じになると思う。正道のキャラなど、見た目も言動も本当に吉田秋生の漫画から抜け出してきたようだ。
で、この話は出てくる人間がほとんど「モラトリアムな奴」なのだ。自分で稼いでいる人間はチョイ役でしかない。働いているやつは、スキマ男だけだ。北村のサーファーだって、どうもマトモな勤め人らしくない。
そういう男も女もモラトリアムなやつらが、ある日集まって勝手気ままに騒ぐ。過ごす。それをダラダラとコミカルにさんざん見せたうえ、クジラが帰った海辺で終わる。クジラとは、何の意味だろう。
クジラと同じように身動きが取れなくなって、己の命を他人まかせにしなくてはならなかったのは誰か。違法な賭博喫茶で働くスキマ男だ。クジラはスキマ男だ。スキマ男は、中沢たちと違ってモラトリアムに生きていない。
世の中に出て、自分で食い扶持を稼いでいくということは、座礁した瀕死のクジラのようなもの…そんな大変なこと、できるだろうか。できればこのままいつまでも、京都の古民家という通好みのおしゃれスポットで、ダラダラとモラトリアムに仲間とじゃれていたい…。そういう気分を描写したのが本作だと思うなあ。やっぱり昔の吉田秋生の気分。
パブロン中毒さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2007-10-23 19:47:36)
55.序盤、田中麗奈と伊藤歩に心底イラついて見るのやめようかと思ったけどラストまで見て良かったです。
NINさん [DVD(邦画)] 8点(2006-11-16 09:40:59)
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54.かなり辛口意見が多いようですが、私はこの映画めちゃ好きです。キャストがかなり豪華でそれぞれがかなりいいキャラだし、最高よかったなと。特に大好きな伊藤歩が出てたのが嬉しかった!柏原収史を映画で見るのは初めてだったけど、よかったなぁ~。優しい演技で好感が持てた感じです。男性群の中で私だったら柏原収史演じるまさみち君が一番好きです(笑。関西弁にあまり良いイメージを持っていなかった私にとって、この映画を見て初めて『この方言良い!』と思わせてくれました。女の子の関西弁は特に可愛いですねー。平凡な日常の中には1人1人その人の目からしか見えない景色や視点があって、出演者7人の世界を一度に覗けて楽しかったです。音楽もよかった。かなり映画に合ってたと思います。明け方のオレンジ色の空にピッタリのきれいなメロディーでした。笑わせてもらったし、切なさを感じるところもあったし、ゆったりとした気分で楽しませてくれた映画でした。
未歩さん 8点(2005-03-22 12:54:44)
53.なんとも言えない、イイ気分にさせられた作品でした。このなんともないような話に、自分のこの頃を重ね合わせてしまったせいだろうか。学生の時はあんなふうに友達の家に集まっては毎晩のように酒飲んだり、ゲームしたりしてたなァ~と。わたしの場合は「三国志」で中国統一じゃなくて「信長の野望」で全国制覇だったけどね。出演者は今時の俳優を贅沢に使っていると思うんだけど、どれもちゃんと役割にハマっているし「あーこんなヤツ、オレの時もいたなァ~」みたいな感じで、無駄な役は一つもないように感じましたね。ラストの池脇千鶴の一言も実にイイ感じで、気分良く見終えることが出来ました。
カズゥー柔術さん 8点(2004-11-19 01:03:44)
52.<幸せも不幸も、楽しいことも悲しいことも長くは続かない。それが日常だし
日常って変化していくものだと思います。そのひとコマが映画だったりするわけで。
でもあたりまえの毎日が、実はすごく意味があるんだよっていう素敵な映画だと思います>はい、これは柏原君のコメントなんだけど、実にカユイところに手が届いたコメントだと思います。クジラの座礁を見つめる女の子も、壁に挟まった男も、変な髪形にされた男も、恋人の昔話を聞いた女の子も、みんな平等に今日が来るわけで・・・。分からへんけど、いい映画だと思いました(笑。
michellさん 8点(2004-09-04 22:30:04)
👍 1
51.あまりに「ドラマ」が無いので、物足りない感じもしたんですが、でも、これで映画になっているというのはすごい、とも思えて、うまく言えないのですが、結構幸せな気分で映画館を出ました。出演者もそれぞれいい味出していると思います。
xr4000さん 8点(2004-04-26 22:05:56)
50.なんとも清清しい日常ドラマ。関西育ちだったせいか、劇中ずっと発せられる関西弁が心地よく、なんだか疲れが取れるような癒し映画でした。出演者はかなり多いんですけど、それぞれ絶妙に絡んでくるんで、それぞれ結構印象あるんですよね。特に、壁に挟まれた大倉孝二さん。関西弁上手いっすねー。また台詞が面白い。チャンバラトリオの違和感ありまくる登場も池脇千鶴と一緒にツボに入ってました。淡々とした日常ドラマを印象深いものに仕上げた行定監督に拍手の意味を込めて8点を。
シネマレビュー管理人さん 8点(2004-04-21 02:21:48)
49.ネタバレ 良いです。学生の会話が淡々と続くだけのストーリーですが笑いがあり楽しめました。関西弁指導を徹底しただけあって関西圏以外の役者なのに発音は完璧でした。違和感ないです。「ロード…」や「ミスティック…」などを見て疲れを感じたら是非どうぞ!伊藤歩がすげぇかわいいです!
はやてさん 8点(2004-03-06 23:33:04)
48.視聴者に媚びず、説明的な描写を極力抑えている。安易に共感や感動、スリルを求めずに、映画「的」な展開やストーリーを省いたからこそこの映画は映画たり得ている。時間軸を動かす手法はうまくいっていたし、モラトリアム人間達の刹那的な哀愁が垣間見られ、成功している。構図や撮り方、カットも行定監督なりの視点が感じられた。短い出演ながら、池脇千鶴が光る。
Balrogさん [DVD(邦画)] 7点(2010-09-04 08:14:47)
47.大学の映研が作った自主映画のような、な~んにもない作品。でもそこが心地よい。友達とただダベって、夜更かしをしたあの頃を思い出す。たった一夜の出来事を描いた群像劇と言えば、『アメリカン・グラフィティ』、柏原が轢き逃げされるところは、アルトマンの『ショートカッツ』のオマージュかな?行定監督の作品の中ではいちばん好き。たまになんとなく観たくなる。そして無性に友達に会いたくなる。そんな映画。
フライボーイさん [DVD(邦画)] 7点(2009-08-17 19:42:46)
46.ネタバレ 最後の、クジラのブシューに振り向く少女の顔のみが、唯一映画的でした。
それ以外はすっからかん。
no_the_warさん [DVD(邦画)] 7点(2006-11-07 23:22:15)
45.ネタバレ 「女子高生とクジラ」が「命」の問題を提起していて、そんなものを前面に押し出すことなく、他愛もなく淡々と進んでゆく日常。出来事と出来事が絡まり合う、というほどにはほつれていなくてちょうどいい緩さで。田中麗奈の作り込みもちょうどいいくらい(、か?) 「女子高生とクジラ」という線の裏側にあるのが「ビルに挟まった男とそれを助けた先輩」なわけですが、こちらは軽めの「死と再生の物語」。クジラが昇天するときの「ざっぱーん」と、振り返る女子高生の表情は、「あぁ、また映画を見てしまったなぁ」と思える心地よいものでした。
みげるさん [DVD(邦画)] 7点(2006-05-01 22:54:50)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 64人
平均点数 6.08点
011.56%
111.56%
234.69%
346.25%
446.25%
5914.06%
6914.06%
71726.56%
81015.62%
946.25%
1023.12%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.85点 Review7人
2 ストーリー評価 7.22点 Review9人
3 鑑賞後の後味 7.70点 Review10人
4 音楽評価 6.87点 Review8人
5 感泣評価 3.33点 Review3人

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