映画『蜘蛛女のキス』の口コミ・レビュー(2ページ目)

蜘蛛女のキス

[クモオンナノキス]
Kiss Of The Spider Woman
1985年ブラジル上映時間:120分
平均点:7.19 / 10(Review 36人) (点数分布表示)
公開開始日(1986-07-26)
ドラマ刑務所もの政治もの同性愛もの小説の映画化スパイもの戯曲(舞台劇)の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2020-05-05)【イニシャルK】さん
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監督ヘクトール・バベンコ
キャストウィリアム・ハート(男優)モリーナ
ラウル・ジュリア(男優)ヴァレンティン
ソニア・ブラガ(女優)蜘蛛女
脚本レナード・シュレイダー
配給日本ヘラルド
字幕翻訳清水俊二
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💬口コミ一覧

16.傑作と言われ気になってたけれどやっと観た。緊張感で少し疲労し、途中で驚愕、ラストはあちゃーそりゃないよ。ずるずると心に引きずる映画。
mimiうさぎさん 8点(2002-10-26 04:08:58)
15.政治犯のバレンティンと、同性愛者のモリーナの奇妙なラブ・ストーリーが獄中で展開される。主演の二人が、その本性を現わしたかのような演技合戦のその凄さ。終盤、警察の手先であるモリーナが政治犯仲間と接触するという市街地でのスリリングな展開と、閉鎖された空間から一気に開放感あふれる、そのロケーションが圧倒的に素晴らしい。
ドラえもんさん 8点(2000-11-19 23:53:50)
14.ネタバレ 面白いのか面白くないのか分からない映画。

同性愛をテーマにもしているし、政治ものでもある。
ヒューマンドラマ、刑務所もの、恋愛ものとも取れる。

同性愛を扱っているから、直感的にNGな映画だと感じてしまう。
描かれている内容は、とても密度が高いし、映画としての完成度も高い。
それだけに評価が難しかった。

基本、悲劇というものを重要なテーマとして扱っているようにも感じた。
同時に、幸せの瞬間、これも大切に描かれていると思う。

人生の悲喜こもごも、これを際どい材料で描き切った、濃密な作品である。
にじばぶさん [ビデオ(字幕)] 7点(2016-03-26 01:45:34)
13.ネタバレ 現実でも映画でもごついオカマには良い役回りは割り当てられないものだけど、本作のモリーナはよかった。悲惨だけど、美しい役だ。ウィリアム・ハートはたくましい男性の殻を着た可愛らしい女性を見事に演じており、下手な女性以上に女性らしかった。たった一晩だけ愛する人と結ばれた後に待つ、あまりにも悲惨な末路。胸がきりきりと痛んだ。
no oneさん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-01-28 01:42:59)
12.ラストの映像でぐわーっと心揺すぶられ・・・切なつぎです(涙)。
ジマイマさん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-02-10 00:43:14)
11.牢獄の中という不自由な世界のなかで、二人はむしろ自由に空想を巡らせ、平和な時を過ごしていた。しかし、ひとたび彼女?が外へ出たとき、当たり前の町並みがまるで彼女に敵対しているかのように迫ってくる。ラストまで見て私はふとこんな疑問を持った。彼女がもし本当の女だったら、彼のためにそこまでしたろうか。ある有名人の女性の言葉でこんなのを思い出す。「生まれかわるとしたら、女がいい。だって、男は女と結婚しなければならないから。」
駆けてゆく雲さん 7点(2004-01-24 22:06:26)
10.ウィリアム・ハートが好いですね。それに尽きます。
オオカミさん 7点(2002-08-13 14:01:06)
9.話の本筋よりも、中に出てくるナチ映画の印象が強く残っている。善玉としてのナチ、悪玉としてのレジスタンス。そういう設定ってのは観たことがなかったんで、ああそうか、ナチの側からすれば、こういうのいっぱい作ってたんだなあ、と実に新鮮な驚きの面白さを味わった。といって「歴史は相対的なものでなんでもアリなのだ」と思ったわけでもなく、「ナチが正しかったかもしれない」と説得されたわけでもない。ただけっこう深いところで自在感を味わえ、私の中で貴重な体験となった。でも映画でそういう体験をすることはときどきあり、『国民の創生』には善玉としてのKKK団が出てきた(実は映画ではぼやかしているが「風と共に去りぬ」の原作にも出てくる。主要登場人物の某が後半善玉のKKKとなって、読んだときはビックリした)。その点日本の国策映画はあんまり「敵」に興味がなく、いかに日本の兵隊さんが苦労をしてるかってところがポイントなんで、そういう驚きはあんまりない。『支那の夜』には怪しげな抗日運動家が出てきたなあ。おっと脱線。で、このことと映画『蜘蛛女…』のモチーフの「裏切ること」ってのとどう関係があるのか、私には分からなかったけど、「思想」というものの不確かさってとこで何か通底していそう。スパイとスパイダーって、語源的になんか共通してるのか。
なんのかんのさん [映画館(字幕)] 6点(2010-05-30 12:06:28)
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8.あまり心に響きませんでした。
omutさん 6点(2003-07-15 05:09:44)
7.主演二人の演技が見どころなのは分かりますが、私には退屈極まりない映画でありました。劇中映画に出てくる女優が(私にとっては)全然魅力がないのもマイナス要因。ブラジルではあれが美人なのかね?
la_spagnaさん [DVD(字幕)] 5点(2014-02-19 23:43:26)
6.ネタバレ 原作未読です。タイトルからミステリアスで妖艶で、ブラジル映画であることから野性味溢れる濃い~い作品を期待したのですが、まったく想像していたものと違いました。牢獄の中の2人の男の会話にほぼ終始しています。2人のうち1人がホモセクシャル。もう1人の政治犯の男に対して、昔見た映画について語り始めるのですが、それが劇中劇として映像で再現され、牢獄での2人のやりとりと交互に進行していくという洒落たことをやっています。劇中劇の雰囲気も含めて欧州的な香りがするので、ブラジルというよりもアルゼンチンっぽいなと思ったのですが、後で調べてみると原作がアルゼンチン作家によるもので、監督もアルゼンチン出身でした。納得しました。牢獄の中の話を長く引っ張った割に、牢獄を出てからの話があっけなく、ちょっともったいない感じがしました。劇中劇のヒロインと、政治犯の昔の恋人と、むさ苦しいシーンの中の数少ない花である割に、2人ともちょっとビミョーだなと思ったのですが、後で役者が同一人物だと知りました。まったく気付きませんでした。あと、なんか牢獄の中に調理器具まであって、結構住みやすそうでした。海外では結構あるパターンのようですね。
camusonさん [DVD(字幕)] 4点(2023-05-09 17:24:20)
5.他の房は大人数なのに何故彼等は二人だけで広々と過ごしているのだろう。この疑問が解ける前と後で鑑賞の集中度がガラリと変わりました。しかし、期待には程遠い展開と結末で、男同士の惹かれ合いにこちらが惹かれるものはありませんでした。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 4点(2014-07-12 00:06:45)
4.ネタバレ ○当サイトでも好評価の今作だが、面白さがさっぱりわからず、ただただ退屈だった。
TOSHIさん [CS・衛星(字幕)] 3点(2015-05-17 17:24:14)
3.ネタバレ まだ自分の映画の好みも把握していなかった頃、評判を聞いてどこかの名画座でやっているのを観にいった映画です。
映画の好みは人それぞれで映画に求めるものも人によって全然違うんだな…という事を僕に教えてくれた、反面教師的な意味で貴重な映画です。

好きな人には申し訳ないのすが、僕にはほんとーに退屈で観ていてつらい映画でした。

あばれて万歳さん [映画館(字幕)] 3点(2014-10-15 18:48:07)
2.ネタバレ 自分の趣味に全く合わない映画でした。見る人を選ぶ映画でしょう。リアリティを全く感じませんでした。食事と介抱で「やさしい」、男に魅かれていくなんてね。生死をかけている者が、映画を語るのだが、その言葉、セリフに心を動かすものがなかった。
cogitoさん [DVD(字幕)] 2点(2015-06-12 19:06:49)
1.え? 最高傑作なんですか? どんな映画もそれなりに楽しめる私ですが、これはぜんぜん面白くなく、退屈きわまりなかった。
エンボさん 1点(2004-01-22 00:31:14)
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【点数情報】

Review人数 36人
平均点数 7.19点
000.00%
112.78%
212.78%
325.56%
425.56%
512.78%
625.56%
7513.89%
81130.56%
9822.22%
1038.33%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review1人
4 音楽評価 8.00点 Review1人
5 感泣評価 7.00点 Review1人

【アカデミー賞 情報】

1985年 58回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演男優賞ウィリアム・ハート受賞 
監督賞ヘクトール・バベンコ候補(ノミネート) 
脚色賞レナード・シュレイダー候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1985年 43回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
主演男優賞(ドラマ部門)ウィリアム・ハート候補(ノミネート) 
主演男優賞(ドラマ部門)ラウル・ジュリア候補(ノミネート) 
助演女優賞ソニア・ブラガ候補(ノミネート) 

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