映画『あの子を探して』の口コミ・レビュー(3ページ目)

あの子を探して

[アノコヲサガシテ]
Not One Less
(一個都不能少/Yi ge dou bu neng shao)
1999年上映時間:106分
平均点:7.01 / 10(Review 108人) (点数分布表示)
公開開始日(2000-07-01)
ドラマ学園ものロードムービー
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2022-10-01)【イニシャルK】さん
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監督チャン・イーモウ
演出伊達康将(日本語吹き替え版)
小島幸子(日本語吹き替え版)
浅野まゆみ(日本語吹き替え版)
小形満(日本語吹き替え版)
定岡小百合(日本語吹き替え版)
池本小百合(日本語吹き替え版)
撮影ホウ・ヨン〔撮影〕
製作コロムビア・ピクチャーズ
配給ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
あらすじ
13歳のミンジは、貧しい農村の小学校で代理教師を勤めることになった。28人の生徒のうち一人の退学者も出なければ50元の賃金に10元を上乗せしてもらえるという条件だ。 ところが、生徒のホエクーが家庭の事情で町へ出稼ぎに行ってしまう。なんとか連れ戻したいミンジは、必死の思いでひとり町に出かけ、ホエクーを探しまわるのだった。
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💬口コミ一覧

68.チャン・イーモウが私の中で大ブレイクしたきっかけの作品。素人の少年少女をよくもあそこまで演出できると頭が下がる。お涙頂戴でもいいじゃないか。
如月CUBEさん 8点(2003-03-24 00:43:34)
👍 1
67.ちょうど一年くらい前にビデオで観たのですが、「あの子を探してができるまで」という映画が公開されると聞き、もう一度観ました。やっぱりいいですね、彼らのひたむきさが。これって演技?それともマジ?と疑問だった部分があるので、そこが明らかにされていることを期待してます。ホッとする映画大好き!
フランダーさん 8点(2003-02-17 19:00:09)
66.4~5日前、中国の携帯電話加入者数が世界一だなんてラジオのニュースが話していたので、この映画を見てほっとしました。最後の黒板のシーンで「金」なんて書く子供がいなかったことに、これまたほっとしました。苦言をひとつ。映画の中で涙を流すシーンは<泣き始め>から映さないとだめだと思いました。カット頭から涙が溜まってたり流れてたりすると、いっぺんに嘘っぽくなります。ここではウェイ先生の失敗をホエクーのテレヴィ前でのマジ泣きが救ってました。どうでもいいことをひとつ。邦題のニュアンス、本編の中でそのまま出てくる台詞によるなら、『あの子を探して…』ではなく『あの子を探して!』なんですね。
茶蟻さん 8点(2003-01-18 21:04:05)
65.映画に引き込まれたんじゃなくって、中国人のたくましさに引き込まれたって感じ。始めのうちは文化の違いに何をどう判断したらいいのかわからず、見てて戸惑ってしまった。それに、少女教師がふてくされていてまったくカワイくない!この映画は何が伝えたいとゆうのだ?!がしかし、男子生徒探しあたりから少女教師に感情移入できて面白くなってくる。前半はハングリーな子供が表現されてるけど、途中から少女のまっすぐな子供の部分がいっぱいあって可愛らしくてホッとする。締めはサクセス物語的にハッピーエンドで、出だしと話のトーンがちょっと違うような気もするがよかった、よかった。最後になってようやっと最初からのつじつまが合いました。米映画ばっかし見てるから他の国の映画って見づらいなぁ…とゆうのが第一の感想です。中国のたくましさと放浪少年の演技に8点です。
チョリリさん 8点(2002-10-20 01:27:59)
64.子供達の素朴な演技に涙しました。シンプルなストーリーなのに深みがあって良かったです。
ぷっきぃさん 8点(2002-10-14 23:02:26)
👍 1
63.中国の映画は軟弱な日本人(というか私)にパワーを与えてくれます。主人公の行動力の凄まじさは素晴らしい。見ていて、中国での迷子探しなんて絶望的だな、なんて思っていましたが見つかって本当に良かったです・局長さんの人柄に拍手!「金にがめつい」なんてのは決まって貧しさを知らない人間ばかりが口にしますよね。残念ながら「金」という道具を使わなければ人は生きて行けないのは事実です。きれいごとだけで生きて行ける人はそうしたら良いんじゃ無いでしょうか?。無人島に住むとか悟りを開いてみるとか方法がないわけじゃないですしね。
あっちゃんさん 8点(2002-01-27 12:41:58)
62.教師もののドラマってたくさんあるけど、これは一風変わっていて良かった。オレやったら途中であきらめて帰るだろうなと思うけど、やはり中国魂はすごい。そして、モノとかカネとかのある日本人とかオレらとかに欠けているものが中国の奥地にはある気がします。お金のこだわりようも、切実な切迫感が伝わってきてよかったですが、どうでしょう?
鉄コン筋クリさん 8点(2001-10-21 17:50:29)
61.ラストに、支給されたチョークで、生徒が「喜び」の意味の字を書いたときはジーンときた。 忘れかけている「人間臭さ」を思い出させてくれる作品です。 背景から考えると仕方が無いとはいえ、「金」の概念を取り入れすぎた点が気にかかってしまい、少し減点しました。
woodさん 8点(2001-10-12 14:37:04)
60.貧しい村の子供達の純朴さを決して理想化してはならないが、私達が物質的な豊かさと引き替えに何を無くしたのか、痛感させられる。私は、あんなに「歩いた」ことがあっただろうか。誰かをあんなに「待った」ことがあっただろうか。
ぶんばぐんさん 8点(2000-12-25 19:44:00)
59.出演者全員がそれぞれ本人を演じていることで、素朴でナチュラルな感動を受けます。さりげなく描いているようでテーマはかなり深刻でもあります。ただチャン・イーモウ監督作品のヒロインって、いつも強さと頑なさと思慮分別のなさを好んで描いているように思えます。これって彼の女性観なんでしょうかネ?
ドラえもんさん 8点(2000-08-06 14:03:21)
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58.ネタバレ 主演の女の子の執念に敬服しました。
テレビ局長が眼鏡をかけていると聞いて、テレビ局の門から出てくる全ての眼鏡の男に声をかけます。
丸一日、それをやります。
夜には疲れ果てて、路上で寝てしまいます。
でも、翌日もテレビ局の門の前に居ました。
この執念が実り、局長の目にとまり、ハッピーエンドとなる訳です。

この当時の中国の惨状を映画を通して知ることが出来ました。
それだけでも、大変、興味深かったです。
にじばぶさん [インターネット(字幕)] 7点(2022-07-10 20:05:14)
57.ネタバレ なんか色々たまげました。中国って日本人の尺度では測れない国だなあと圧倒された。
子どもも大人も、あまり相手との距離をとらないのね。にこりともしないヒロインは別に特殊ではなく皆けんか腰(に見える)。
貧困地域の子供らは「金をくれ」と恥じる事無く声高に叫び、対する大人(レンガ工場の責任者とかバス会社の車掌とかテレビ局の受付のおばはんとか)も子ども相手に大人の理性でもって説こうとしない。より一層デカイ声を出して邪険に扱う。この子らが育ったらあんな大人になる。うへえ。
主人公の13才の先生だって「あの子を探しに」来た目的は自分の給料満額確保のためだからね、元々は。
工場でもらえるという賃金、バスの運賃など主人公にもたらされる情報は所詮「コドモの」不確かなものばかり。そして彼女も13才の子どもなんである。意味の無いことに手持ちの金を使い切り、結局は数少ない「情ある」大人の目に留まって事は大団円へと向かう。言ってみりゃ、単なるラッキーですよね。
彼女が一体いつから男の子の身を案じていたのやら、と釈然としないしテレビが解決してくれるまでの展開がミもフタも無くてとても感動話には思えん。
中国、格差がひどすぎる。半世紀以上前、経済が高度成長期だった日本の田舎の小学校はもっとちゃんとしていたし、教員も大人だったよ。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-07-26 00:13:32)
56.ネタバレ 結局、何をポイントにして見ればいいのか、よくわかりませんでした。農村の貧しさか? ミンジが代理教師になるということ自体、なにやら問題をはらんでいるようで、そういう意味では問題提起を果たしているのでしょう。しかし実際に見ていると、「貧困問題」とやらがあまりにも紋切り型であるためか、それほど重要ポイントとは思えないのです。最後も結局「金で解決」といった感じになりますし。

それよりも、お金のためにやる気のない代理教師を引き受けるミンジの方に興味があります。ホエクーを探すために都会へ行くお金を稼ぐため、図らずもマトモな授業を行うあたり、なかなか楽しめます。もしかするとミンジ自身、生徒たちと共に授業をする楽しさを感じたのかもしれません。そう考えると、あれも後半への大切な経過点だったと思えます。ああいった場面があるから、テレビで涙を流すところで説得力が感じられます。それにしたって、この映画を少女の成長物語と見ていいのかどうか、やはりわかりません。つまらないわけではありませんが、なんとなく始まってなんとなく終わった、ようなものでした。
アングロファイルさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-06-07 05:09:35)
55.実話ベースの作品ということで、どこをどう脚色しているのかわからないが、
中国の田舎の教育制度や生活環境があまりにもぶっ飛んでいるので、
普通なら無茶でしょと思うようなストーリーの展開もほとんど気にならなかった。
13歳の少女先生がものすごい頑固で、とても面白い。「あの子を探して」の理由付けとしては、
ちょっと腑に落ちないところがあるけど、純朴で必死な姿には素直に胸を打たれてしまった。
出演者全員が素人さんというのは、ちょっと驚き。そこに+1点。
MAHITOさん [DVD(字幕)] 7点(2011-11-27 10:43:15)
54.ネタバレ 子供ならではの「もどかしさ」をこれでもかと見せ付けられる映画ですね。そこが上手いのですが、辛い人にはストレスのたまる映画なのかもしれない。なんせ主人公は途中まで魅力薄ですし。自分はホエクーのクシャクシャの泣き顔にやられました。カメラが背後から回って正面を撮ったときの泣き顔がいいんだよな。主人公の少女には、心揺さぶられるというほどではなかったので少々物足りなかったです。後半まで丁寧に自然さを意識して描かれていたのに、TV関係者が絡んできてからハリボテ感が出てきたので、素直な再会シーンを見たかった気もします。受付の憎たらしいオバチャンは大好きなのですが(笑) 好きなシーンは、女の子が黒板に数字を書く際に背伸びしてまで上のほうに書こうとする所と、ホエクーが駅で逃げ出したときに言った言葉が「トイレに行ってくる」(2度目)だった所です。子供らしくて頬がゆるんでしまいます。
Nujabestさん [DVD(字幕)] 7点(2010-01-16 01:24:08)
53.ネタバレ 英語映画と現地語映画以外の上映はめったにしない国に住んでますが、中国の中々面白い映画をやっていると聞き観に行きました(英語の字幕ついてました)。いや、良かったですね。まず13の少女に代替教員をやらせること自体驚きですが、それにしたって「写しなさい!(ぶすっ)」ですからね、お前は金さえもらいりゃいいのか、って。もうぶん殴ってやりたくなるような、無愛想で不熱心なヒロインのキャラに釘付になります(笑)。その上、彼女がホエクーを探しにいく動機が「1人も欠けないことを条件にもらえる報奨金」であり、そのために生徒を働かせて旅費を稼いだりと、「おいおいこりゃあなんだ?恵まれない山村でも、ティーンエイジャーは身勝手で生意気なんだぜって映画か?」などと思ってしまいます。でもそれだけにリアリティがあるんですよね。そしてその後、ヒロインの心境は子供らしい不安に転じていくのですが、これが全く無理がありません。子供の撮り方がすごく上手い。行き当たりばったりの行動力で都会に出たものの、ホエクーは見つからない。引き返すことも出来ない。どこにいるの。何でもいいから出てきてよ。そういう泣きそうな気持ちがすごく伝わってくるんです。見つかればいい。目的がホエクーを見つけることそのものになっている。だからTV放映(まあ、TV放映される経緯はいささかご都合主義ですが)での涙には説得力があります。そしてその放映を観たホエクーの表情がまたいい。小さな子が出稼ぎをするというのも深刻ですが、誰かが自分を気にかけてくれている、それを驚いているのがいじらしかったです。この子は愛嬌があって中々かわいいんですが、こういうヒロインと対照的なキャラの見せ方も上手いなあ、と思いました。そして色とりどりのチョークでヒロインの少女と子供たちが好きな字を黒板に書くラスト。少女が初めて見せる笑顔、“先生”らしい表情。あのぶん殴りたくなった少女は(最初の動機が何であれ)、ああやって生徒を探す旅に出て、こうして成長したんだな、と素直に感心できました。しかし急進の中国も田舎じゃまだこんなんなんだな~ってのは驚きでした。そういう事情を見せたことでも、いい映画だと思います。
あっかっかさん [映画館(字幕)] 7点(2009-04-23 13:07:57)
👍 1
52.ただひたむきに、ただひたすらに。代用教員となった13歳の少女が、失踪した生徒を探すために見知らぬ街で奔走する物語。協力してくれた少女への2元5角の約束のお金を「彼が見つかってから渡す」と出し渋る場面には「うーん・・・」となったけど、ある意味奇麗事なしで中国人気質が垣間見える描写で、映画だけどそういうのをストレートに表現してくれたのもよかったです。最初のきっかけはプラス10元の褒賞金だろうけど、決してそれだけのためにあそこまで奔走したわけではないだろうし、最後のほうはもう彼を見つけることだけでミンジは頭がいっぱいだったのだろうと思います。見終わった後に、温かいほんわかしたものが残る作品でしたし、観てよかったと思いました。世界の国々で、学びたくても学べない子ども達がいるのだということ。日本の小・中学校でもこの映画を生徒たちに見せてあげてほしいなと思います。
☆Tiffany☆さん [地上波(字幕)] 7点(2007-11-03 18:17:41)
51.これは別に特段泣く映画でも面白い映画でも無いと思う。自分の置かれた環境で思い切りやれるべき事をまっとうする13歳の少女の苦悩を淡々と綴った作品だと思う。むしろ腹立たしいのは、こんな子1人に任せきりにしてる上だ。ギリギリで学校に通ってる子が多いのに、1人でも欠けたらお前の責任だとか「大人のお前が何言ってるんだ」とそっちが辛くなる。子供達の知恵で何とかお金を工面して街に出て、いなくなった子を探す。日本に住んでたらこの世界はドキュメンタリーなのか、作り物的に見ればいいのか判断しづらい部分もある。それでも少女が自分の生活の為という部分を越えて、少年を探している健気な姿には打たれるものがあるし、それだけ伝わってくればいいのではないかと思った。本当にチャン・イーモウは子供の撮り方が上手い。
まさかずきゅーぶりっくさん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-07-10 15:46:04)
50.「愚直さ」が人間の美徳の一つである事を思い出させてくれる佳篇。
放浪紳士チャーリーさん [DVD(字幕)] 7点(2005-10-17 11:22:13)
49.ネタバレ 少女の一途さが、子ども子どもしてて良い。あの主役の女の子、今また村に帰って教師してるってところがちょっと哀しい。
さらさん 7点(2005-03-15 11:28:01)
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マーク説明
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《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 108人
平均点数 7.01点
032.78%
100.00%
200.00%
321.85%
432.78%
51312.04%
6109.26%
72725.00%
83027.78%
91513.89%
1054.63%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.66点 Review3人
2 ストーリー評価 8.33点 Review3人
3 鑑賞後の後味 9.00点 Review4人
4 音楽評価 7.50点 Review4人
5 感泣評価 8.00点 Review5人

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