映画『ヴェロニカ・ゲリン』の口コミ・レビュー

ヴェロニカ・ゲリン

[ヴェロニカゲリン]
Veronica Guerin
2003年アイルランド上映時間:98分
平均点:6.48 / 10(Review 33人) (点数分布表示)
公開開始日(2004-05-29)
ドラマサスペンス犯罪もの実話もの伝記もの
新規登録(2004-05-31)【mhiro】さん
タイトル情報更新(2023-07-30)【TOSHI】さん
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監督ジョエル・シューマカー
演出木村絵理子(日本語吹き替え版)
キャストケイト・ブランシェット(女優)ヴェロニカ・ゲリン
ジェラルド・マクソーリー(男優)ジョン・ギリガン
キアラン・ハインズ(男優)ジョン・トレイナー
ブレンダ・フリッカー(女優)バーニー・ゲリン
ポール・ローナン(男優)ジミー・ゲリン
コリン・ファレル(男優)タトゥーをした男
塩田朋子ヴェロニカ・ゲリン(日本語吹き替え版)
勝部演之ジョン・ギリガン(日本語吹き替え版)
廣田行生ジョン・トレイナー(日本語吹き替え版)
谷育子バーニー・ゲリン(日本語吹き替え版)
小森創介クリス・マリガン(日本語吹き替え版)
大滝寛グレアム・ターレイ(日本語吹き替え版)
福田信昭(日本語吹き替え版)
後藤哲夫(日本語吹き替え版)
稲葉実(日本語吹き替え版)
遊佐浩二(日本語吹き替え版)
中博史(日本語吹き替え版)
長克巳(日本語吹き替え版)
勝杏里(日本語吹き替え版)
脚本メアリー・アグネス・ドナヒュー
音楽ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
撮影ブレンダン・ガルヴィン
製作ジェリー・ブラッカイマー
製作総指揮チャド・オマン
ネッド・ダウド
マイク・ステンソン
配給ブエナビスタ
美術ネイサン・クロウリー
あらすじ
96年に凶弾に倒れたアイルランドの不屈のジャーナリスト、ヴェロニカ・ゲリンを名匠ジョエル・シューマカーが描いた実話ドラマ。サンデーインディペンデントの記者ヴェロニカは、鋭い追及でその名を知られた女性記者。麻薬に侵された子供たちに衝撃を受け、密売組織の調査を開始する。やがて一人の男にたどりつくが、そこにはとんでもない報復が…DVD特典の本人の授賞式スピーチと比べてみることをお勧め。終始ハイテンション演技のケイト・ブランシェットだが果たして実物は?
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💬口コミ一覧

33.アイルランド国民は、愛国心のカタマリな奴等ばっかだ!っていうイメージが良くも悪くも私にはあって、「チョットついて行けねェーかも」とか、思って観ていた。しかし、一人のマスコミ人ヴェロニカ・ゲリンは、そんな愚にも付かない私の思惑を超越していた。
スーパーマンでもワーカーホリックでもなく、ただ笑い、泣き、怒り、怯え、屈しない。実に人間臭く戦い続けた新聞記者。彼女の死がドラッグ汚染撲滅の為に国民、法律をも動かし影響を与えたという功績は、悲話ではあるが、称えたい。
実話を基にした映画は「最高点9点」という私的基準も、今回は例外。今も尚、真実の為に命懸けで励んでいる、そしてかつて励んでいたであろう多くのマスコミ人の功績も称える心算で、一点献上。
aksweetさん [映画館(字幕)] 10点(2005-01-10 00:03:23)
32.ネタバレ ヴェロニカの感じた恐怖が伝わってきた。今まで観た映画の中で一番くらいに怖い映画。あとコリンが出ていてびっくりだった。
Geneさん 9点(2005-02-15 15:21:42)
31.ネタバレ ヴェロニカ・ゲリンがどう頑張って、悪と対決したか。その描き方は少し弱いと思うんですが、ケイト・ブランシェットの演技がとてもうまい為、(彼女の弱さと強っさたくみに演じてます。)満足しました。殴られた時の表情や撃たれた時の表情がリアル
rikaさん 9点(2004-08-05 00:30:46)
30.ネタバレ 「犯罪者に屈してしまえば誰かが犠牲になる」、人々が麻薬犯罪に関わりたくないと目を背けているとき、彼女は無鉄砲なまでの勇気を持って立ち向かった。実在女性記者の命をかけた物語(実話)だけに、相当な重みのある映画だ。
しかしまたその記者が凶弾に倒れなければ世の中が変わらないというのも悲しい現実。しかもその後も世界各地で同様の犠牲が続いていることに驚くばかりだ。
主役のケイト・ブランシェットの映画にかける意気込みもまたすごい。
ESPERANZAさん [DVD(字幕)] 8点(2012-03-25 19:50:39)
29.実話らしいですが、こういう人が実際に居る事じたい感心してしまいました。世の中を良くする為だけとはいえなかなかできる行為では有りません。命を懸けてまでとは恐れ入りました。記者魂に敬服します!!
白い男さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-05-07 00:19:07)
28.ネタバレ 弱い者を食い物にして儲けている悪党どもに立ち向かうジャーナリストの姿が、いわゆる正義のヒーローでなく我々と等身大の普通の人間であることに非常に感銘を受けました。そして「殉教者」の出現を待つのではなく、自らが動いていかなければならないと痛感しましたね。
TMさん [DVD(吹替)] 8点(2010-05-25 00:21:54)
27.好きです。こう言う映画。 実話モノが好きってのもありますがこれは良かったですね。
彼女の最後を思うと何とも言えない気持ちになるのですが、彼女の最後によって
変わった事があってよかったです。
あずきさん 8点(2005-03-17 16:34:20)
26.良作。アイルランド事情、記者魂、家族愛を絡めながらの展開は常道であるが、実話であるがゆえの乾いた感覚と残酷さをうまく描いていると思う。アイルランドにおける史実としても勉強になった、日本ではなかなかリアリティを持てる話ではない。が、なんといってもケイトが魅力的、この人は、決して美人でもないのに不思議な魅力がある、演技もさすが!ロード・オブ・ザ・リングのような映画に出るのはやめて、こういった映画に今後も出演してほしい。
ぼぎーさん 8点(2005-03-12 23:49:30)
25.ヴェロニカ・ゲリンの事は、2~3年前TVの番組で紹介されていたので知っていたのですが、その時の印象は正義感が強く何者にも屈しないジャーナリストというイメージを持っていました。不覚にも彼女の映画が作られていたのを知らず、公開が終わってしまった後に気づいたので、DVDが出るのを待ってやっと見ることが出来ました。見た後の印象ですが、確かに脚本が淡白でイマイチ盛り上がりに欠ける感じはしました。つまりは最初期待していた内容とはチョット違うという印象だったのです。ただ改めて考えると色々物語を脚色して感動させようとするよりも、何も加えず彼女の在りのままを見せた方が良かった気がしてきました。そういう意味で行くと今回の作品は正解だったのかもしれません。彼女は“自らの命で悪を倒した”この事は十分伝わって来ました。
みんてんさん 8点(2004-12-25 23:56:38)
24.ネタバレ 道端に注射器が落ちているような退廃した北アイルランド、そこへ立ち上がる女性ジャーナリスト。使命感を大きく抱き、ガッツに溢れて妥協せず、容赦せず。なにしろ組織の黒幕オヤジが女相手に攻撃性向を100%むき出しにしてくるほどの、ある種の厚かましさもある。このタイプの人を身近なPTAなどのオバサンに当てはめるとイヤな気持ちになってしまいそうですが、ケイトで良かった。クールな美貌でテンション高く突き進むその姿、りりしく美しい。実に映画的。彼女が亡くなった翌週に法が改正されたなんて。何なのよ、できるのならもっと早くやれって。実話ならではの、やりきれない思いでいっぱい。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-11-10 00:47:35)
👍 1
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23.ネタバレ ヴェロニカ・ゲリンはアイルランドの女性新聞記者の名前。麻薬撲滅に身体を張って貢献した物語で
実話に基づいているらしい。ブランシェット好演。でも凡人には勇気も正義感も真似が出来ない。
ご自由さんさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-05-11 16:36:37)
22.ネタバレ 悲劇性が強調されがちなテーマだが、これほどまでに家族や自分を危険に陥れてもなお自分の好きな仕事に全情熱を捧げられたヴェロニカは色んな意味で幸せだったはずだ。脚を撃たれてもなお「やっぱり自分の読みは正しかった!!」とアドレナリンを放出しまくってハイになっている彼女はいいが、本当に辛いのはその彼女をただ見守り無事を祈るしかなかった周囲の人間達だったろうと思う。フリッカーの演技はリアルでした。
lady wolfさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-09-18 00:40:38)
👍 1
21.「ヴェロニカ」ってタイトルから何となくポルノ女優のストーリーかと一瞬思ってしまった、罪深きオイラ・・・。ブレンダ・フリッカー扮する母親とヒロインとの、あえて何も語り合わないけど心は繋がってるっていう関係が良かったですね。社会性とエンターテイメント性を程よくミックスさせた良心作。ケイト好演。
放浪紳士チャーリーさん [映画館(字幕)] 7点(2005-04-29 12:38:36)
20.これが事実に基づいて作られている以上、私ごときが何か言う資格は無いが、この映画が彼女の行動や理念を誇張・美化する事無く、真摯に事実を伝えている事を願うのみ。

少しでも監督の意図的な脚色が入っていると、彼女の行為とその結果の価値をも変質させる事に繋がるからである。
FSSさん [ビデオ(吹替)] 7点(2005-04-29 11:21:23)
19.ネタバレ 淡々と話が進む作品。冒頭とラストの組み合わせかた、映像的にもう一捻りほしいな。ブラッカイマー制作の事実に基づく話はドキュメンタリー的に作りすぎてて、エンタテインメントになりきれていない気がする。でも好きな作品でした。ギリガン役の人の暴力シーンはおそろしく現実的で、メチャメチャ怖かった。私の住んでいる街では現実にあんな人いますから。
shintaxさん 7点(2004-09-02 10:21:09)
👍 1
18.ネタバレ 徹底的に悪と闘うママさんジャーナリスト。脚を撃たれたり、子供がさらわれそうになったり、現実の暴力には怯え、恐怖に負けそうになりながら、それでも信念を通す。だけど、どこにもいそうにないスーパーウーマンでなく、現実の人間の弱さが描かれているところが良かった。人間、誰だって自分がかわいいし、辛い思いはしたくない。自分の職業上の信念を通すために何かの力と闘わなければならない人はどんな職業にだっているに違いない。それに、実話ベースだけにおもしろく見ることが出来た。
しまうまさん 7点(2004-06-18 21:34:50)
👍 1
17.ネタバレ  女性ジャーナリストに起こった悲劇、その意味を問いかける作品。・・・なのかな、との予備知識ありでの鑑賞。
 予想通り、かなり『強い』作品ではあります。
 ですが、この映画では、その『強さの源』が見えてきません。
 あるいは、冒頭で、注射器で遊ぶ幼い子供達のシーン。麻薬漬けになっている少年・少女のエピソード。この冒頭のシークエンスから、ヴェロニカのジャーナリストとしての正義感を感じるべきだったのでしょうか。
 自分の身や、大切な家族を危険に晒してまで、なぜ麻薬の記事を書くことに固執するのでしょうか。
 『子供達の未来を救いたい。』『麻薬の売人は許せない。』理由は何でも良いのです。何でも良いから、ヴェロニカの行動の原点にあるもの、それを映画で見せてほしかった。
 でなければ、ただ意地になってムキになっているだけの人に見えてしまうことすらあります。
 にしては、『ここで屈したらジャーナリズムの敗北よ。』という信念を掲げておきながら、記事を書くことより訴訟を起こすことを選んだりします。なんだかよくわかりません。
 また、周囲の人間の感情の機微も、抑えすぎている感があります。鑑賞者の判断にゆだね過ぎているような気がします。旦那、母親、刑事、上司、誰も彼もが優柔不断に見えてしまいます。
 『実話』だからこそ、ただ事実を流すだけではなく、そこに生きる人たちの『思い』を見せてほしいのです。
 そこに作成者の価値観や解釈が入っても構いません。心の描写が中途半端なバッドエンドストーリーを見せられても、口の中に苦い味わいが残るだけです。
 ラストのナレーションで、ヴェロニカの死に大きな意味があったことは、わかります。
 ですがこの作品に関しては、あまりにもラストのナレーションに頼りすぎている気がします。
 この作品を見てよくわかりました。私は『実話』が好きなのではないようです。『実話ベース』の『映画』が好きらしいです。
たきたてさん [DVD(字幕)] 6点(2016-06-21 13:22:41)
👍 1
16.実話ベースの映画は好きではないのですが、この映画を観て、もともと好きだったケイト・ブランシェットが更に大好きになりました。
movie海馬さん [地上波(字幕)] 6点(2012-08-02 16:37:54)
15.ネタバレ 実話だからこそ、尚更ヴェロニカが死んでから「運動が高まった」だの「法律が改正された」だのという言葉が空しく聞こえた。生きてる間にこそ理解者や協力者がもっといなかったのだろうか。人の死は重いが、死んだからその途端に重くなるという偽善にはウンザリさせられた。で、今のダブリンはどうなのか?果たして彼女の遺志は変わらず受け継がれているのだろうか。ちょっと目の前の箱で調べてこよう。
りんすさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-08-03 12:40:25)
14.ネタバレ 全体的にあっさりした印象を受けました。もっと家族とのシーン、あるいは仕事仲間とのシーンを描くべきではないのか。彼女の勢いはわかるものの、その辺の描写が足らないので、物語としての力不足感は否めない。この作品でヴェロニカ・ゲリンという記者がいたことを初めて知りましたが、彼女は本当に記者の鏡だと思う。記者というのは、単に「その時の出来事を拾ったり、文章を書いたりするだけの人種」ならば、それは単に作業的官僚的な職業でしかない。しかし記者によって世直しや社会の質の向上が図られるなら、それはもっとランクの高い、崇高な職業になりうる。彼女の正義感と行動力は、見事にそれが可能であることを実践してみせた。そして彼女の死によって、アイルランドの市民が立ち上がり、社会の公正へと変革がもたらされていく点が興味深い。果たして我が国にああいう正義感を持つジャーナリストがいるのだろうか。もしいるとして、その人物がああいう最期を遂げたとしても、市民が立ち上がるだろうか、と考えると、なんともやるせない気分になる。
あろえりーなさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-05-05 23:36:24)
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マーク説明
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《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
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【点数情報】

Review人数 33人
平均点数 6.48点
000.00%
100.00%
200.00%
313.03%
4412.12%
526.06%
61030.30%
7721.21%
8618.18%
926.06%
1013.03%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 2.00点 Review1人
2 ストーリー評価 5.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 5.00点 Review1人
4 音楽評価 3.00点 Review2人
5 感泣評価 4.00点 Review1人

【ゴールデングローブ賞 情報】

2003年 61回
主演女優賞(ドラマ部門)ケイト・ブランシェット候補(ノミネート) 

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