四つの恋の物語(1947)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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四つの恋の物語(1947)

[ヨッツノコイノモノガタリ]
Four Love Stories
1947年上映時間:112分
平均点:7.33 / 10(Review 3人) (点数分布表示)
公開開始日(1947-03-11)
ドラマラブストーリーコメディモノクロ映画オムニバス青春もの音楽もの
新規登録(2005-05-07)【かんたーた】さん
タイトル情報更新(2021-06-30)【イニシャルK】さん
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監督豊田四郎(演出)(第一話「初恋」)
成瀬巳喜男(演出)(第二話「別れも愉し」)
山本嘉次郎(演出)(第三話「恋はやさし」)
衣笠貞之助(演出)(第四話「恋のサーカス」)
助監督岡本喜八郎
福田純
堀川弘通
キャスト池部良(男優)正雄(第一話「初恋」)
久我美子(女優)由起子(第一話「初恋」)
志村喬(男優)正雄の父(第一話「初恋」)
杉村春子(女優)正雄の母(第一話「初恋」)
木暮実千代(女優)美津子(第二話「別れも愉し」)
沼崎勲(男優)有田(第二話「別れも愉し」)
英百合子(女優)加代(第二話「別れも愉し」)
菅井一郎(男優)吉岡(第二話「別れも愉し」)
小林十九二(男優)バーのマスター(第二話「別れも愉し」)
竹久千恵子(女優)新聞売りの女(第二話「別れも愉し」)
榎本健一(男優)金ちゃん(第三話「恋はやさし」)
若山セツ子(女優)ナミちゃん(第三話「恋はやさし」)
飯田蝶子(女優)闇屋の小母さん(第三話「恋はやさし」)
浜田百合子(女優)まり子(第四話「恋のサーカス」)
河野秋武(男優)富蔵(第四話「恋のサーカス」)
田中筆子(女優)三勝(第四話「恋のサーカス」)
清水将夫(男優)刑事(第四話「恋のサーカス」)
進藤英太郎(男優)団長(第四話「恋のサーカス」)
久松保夫(男優)三吉(第四話「恋のサーカス」)
花澤徳衛(男優)伝田(第四話「恋のサーカス」)
脚本黒澤明(第一話「初恋」)
小国英雄(第二話「別れも愉し」)
八住利雄(第四話「恋のサーカス」)
音楽早坂文雄
栗原重一
撮影伊藤武夫(第三話「恋はやさし」)
中井朝一(第四話「恋のサーカス」)
逢沢譲(撮影助手)
製作本木荘二郎
田中友幸
東宝
配給東宝
美術松山崇(第一話「初恋」)
平川透徹(第四話「恋のサーカス」)
村木与四郎(美術助手)
照明岸田九一郎(第三話「恋はやさし」)
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1
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3.豊田四郎監督の第一話が圧倒的に良かった。
こういう純愛モノには弱い。
久我美子が若くてびっくり。
池部良も、相変わらず前髪が垂れていて良い。
二人のロマンスは、純情の極みで、観ていて清清しい気分になれる。
終り方も素晴らしく良い。

木暮実千代が魅力を発揮している成瀬巳喜男監督の第二話も、なかなかの出来栄え。

しかしながら、喜劇風な第三話やミステリーじかけの第四話は、「恋の物語」と銘打った本作からすると期待はずれ。

全体としては全くまとまりがないが、第一話が良かったので満足はできた。
改めて、豊田四郎監督の力量を感じたオムニバス作品であった。

そして、成瀬巳喜男監督の安定した底力を再確認できたのも、一つの収穫であった。
にじばぶさん [ビデオ(邦画)] 7点(2021-07-30 23:52:32)
2.「四つの恋の物語」とタイトル通り四つの恋の物語をオムニバス形式で描いた作品!四つの物語のうち、断然、最初の話が良い。池部良と久我美子のやりとりが何とも微笑ましくて良い気分にさせられる。久我美子の初々しさ、可愛さといい絶品の作品!それに比べると残りの三つはやや落ちる。いまひとつの感じがする。そんな中で第二話の成瀬監督の撮った話の中の木暮実千代の色っぽさ、あの口元、上目使いの目付きが色っぽくてたまりません。続く第三話のミュージカル風喜劇と四話のサーカスの話はあんまり面白くない。しかしながら第三話における若山セツ子の可愛さは絶品です。全体的に印象としてはバランスが悪い感じがしてならないが、女優陣の可愛さ、美しさを十分堪能出来たので良かったとは思う。
青観さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2008-04-13 12:52:10)
1.第一話、若者の恋の物語。主人公の青年と居候としてやって来た少女との純愛。主役の二人が瑞々しい。障子に映る影や庭に生えた木の使い方も良く、純粋な恋物語が胸を打ちます。タイトルは「初恋」、甘酸っぱい余韻の残る美しい一編。第二話目は俗っぽいお話…、しかし二つの物語が平行して描かれるので唐突な話でも不自然さを感じさせない。監督は成瀬巳喜男、好きなんですよねぇ、もともとはこれが本命だったし。第三話目は喜劇色の強い恋愛コメディ。歌って踊るミュージカルタイプのエンターテイメント系作品。最後はハッピーエンドで後味も良し、見終わった後にはほんのりと幸せな気持ちになれます。第四話目はちょっと異色なミステリー仕立てのメロドラマ。何も分からない状態から何もかもが分かるようになるストーリー展開には引き込まれますが、空中ブランコの曲芸が見られるだけでも見応えは十分に有りです。総合的にはどれも限られた場所と時間内でテンポ良く進み、十二分に楽しめます。純愛あり悲愛ありと、どんな形でも愛は素晴らしいと思えました。日本映画の傑作オムニバス。
かんたーたさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2005-05-15 21:15:45)
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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 7.33点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
7266.67%
8133.33%
900.00%
1000.00%

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