1. スター・ウォーズ/最後のジェダイ
《ネタバレ》 うーん、なんだろう。面白いことは面白いんだよ。でも素直に評価出来ない感があるのは否めないんだな。8作目というのは3部作の真ん中に当たるわけだから、「帝国の逆襲」を意識させてくるだろう、という事は予想ができていたので、物語は当然撤退戦なんだろうと予想していたら、全編撤退戦という、まぁ殆ど考えていた通りの話になって、それを結構うまく見せていたと思うんだよね。でもなんか全ての要素がかなり雑になってるなぁという感じがするんだよね。例えばフォースの扱いが雑。物凄く御都合主義的に使われていて、そもそものフォースって何なんだ?って思わず言いたくなってくるんです。レイアにフォースを使わせたは良いけど、アレは無いだろう、とか、レイはバンバンとフォースを使いこなしているし、そんな中でルークに説教を垂れる始末。フォースってこんなに便利な物なんかなぁって思わせるほど扱いが雑になっているのは正直ガッカリでしたよ。元々のスターウォーズの世界観というのはルーカスの徹底した西洋文化や宗教の否定にあったと思うのだけど、やっぱり 人の手に渡るとこんなに変わるものなんだなと、思わずにはいられません。それと細かいところだけど、設定でおかしいところが何カ所もあります。もともとのシリーズも変な設定がありましたが、今回のはかなりあからさまです。多分ちょっと気を使えば、解消できるところなんですが、そういうのもそのままにしてしまうところがなんか雑だと言う気がします。 [映画館(字幕)] 6点(2017-12-18 20:59:49) |
2. ステイ・フレンズ
まぁ、ごくハリウッド映画にありがちな出来る社会人の恋愛事情をネタにするという類の映画ですね。ただ、面白いな、と思ったのはこうした映画って単なるバカっぽい映画になりがちなんだけど、二人の親がそれぞれ主役以上に馬鹿っぷりを見せる所だろうね。それが全然嫌味っぽく見えないし、主役たちの汚点の様に見せておいて、ちゃんと救いになっているのいうのが面白いなと思います。 [映画館(字幕)] 6点(2011-11-02 23:54:03)(良:1票) |
3. スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
《ネタバレ》 いよいよ物語のクライマックス、という所なんだけど、あまり興奮できませんでした。アナキンがヴェーダーに変わる過程というのが雑だし、何よりも話の流れが急激に直情的になる感覚というのが、結構違和感を感じますね。 [映画館(字幕)] 8点(2011-10-11 20:47:41) |
4. SUPER8/スーパーエイト(2011)
この映画は、スピルバーグの映画をワクワクして観た人と、そうで無い人との差が出るかな、と言う気がします。年代の差なのかな、という気もしないでもないけど、家で映画が見られる昨今を考えれば、それもあまり無いのかなと思うし、こういうレビューを意識して観てしまうとどうしてもアラが目立つのかもしれません。(まぁ、他のレビューにも言える事なのかもしれませんが) あたし自身は実のところ、スピルバーグ作品はあまり好きでは無いのだけど、それでも面白かったし、何よりもスピルバーグ作品に対するリスペクトを感じただけで、映画としては成功なんじゃないかな、と思いま。 [映画館(吹替)] 8点(2011-08-16 01:21:20) |
5. スター・ウォーズ/ジェダイの復讐<特別篇>
《ネタバレ》 スターウォーズ・サガの最終話でそりゃもう期待が膨らんだものですが、うーんやっぱり昔見たのとは違うねぇ。いや、アナキンの目の色を変えるとか、ラストで色々な星の歓喜にあふれる姿をみせるとかいう細かいディテールの修正については構わないと思う。けど、ラストのアナキンの姿を何故あの姿にしたのか理解に苦しみます。だってヨーダにしたって、オビワンにしたって、消滅した時の姿で現れるのに、なんでアナキンだけ・・・ヘンな所で辻褄を合わせる行為が返ってヘンな形で嫌な印象しか残さない問うのは、少々問題があるような気がしますけどね。 [映画館(字幕)] 7点(2011-05-22 18:41:41) |
6. スパイキッズ
まぁ、子供の喜びそうなスパイものなんだろうね。昔からどうしてもスパイ=アクション、冒険という構図を作り出してしまった中で、この映画自体が、物凄く典型的であり、子供が喜びそうな話として作っているので、どうしてもそういう非現実的な映画を避けていた人には評価を得られないと思います。なんだ、そんな映画は昔からあるのに何が違うんだ、と思うかもしれないけど、その一番大きい所は007の様な男女関係にあるとあたしは思うんだよね。だから、コメディ要素で補おうとしているのだと思うのだけど、それも子供が受けるようなものでしかないから、どうしても弱く見えてしまいました。 [地上波(吹替)] 4点(2011-02-06 19:14:06) |
7. スター・ウォーズ<特別篇>
オリジナルからみてる者としては、どのくらいの修正と追加がされているのかが非常に期待だった訳ですが、結果から言えば、オリジナル前後のエピソードとフックさせるためのカットの多さに驚きでした。このシリーズではあたしは帝国の逆襲が一番好きなのだけど、それはちゃんとシリーズの前後を見渡した設計がされている所に魅力を感じたからなのですが、ちゃんと特別編も同じ様に修正しているんだよね。細かいディテールについての修正というよりも、こうした物語の連続性を意味付けする構成であることが、うれしくてなりません。 [映画館(邦画)] 9点(2011-02-06 15:09:27) |
8. 300 <スリーハンドレッド>
アメリカ人がいかにも好きそうなマッチョな映画という所から抜けきらない気がしてならない。戦闘シーンは派手だが、血しぶきが飛んだり、首が宙を舞っても、いつもならこういうシーンが苦手なあたしが平然と見られたというところに、ちょっと薄っぺらさみたいなものを感じてしまう。 [ブルーレイ(字幕)] 3点(2008-12-23 09:49:20)(良:1票) |
9. SPACE JAM/スペース・ジャム
思ったよりも出来が悪い。ああ、技術的な部分ね(まぁ、シナリオもあまり面白いものではなかったけど)。明らかに”合成してますよ”といわんばかりの実写映像とアニメーションが残念だね。ジョーダンの人気におんぶにだっこの映画と言われても仕方ない気がします。 [CS・衛星(吹替)] 4点(2007-07-20 14:34:04) |
10. スター・ファイター
丁度SF映画の大作が無かった時期に出た映画ですね。今みるとツッコミどころもあるんだけど、結構今みても新鮮ですね。 7点(2002-10-07 22:08:27) |
11. スーパーマリオ/魔界帝国の女神
これって、アメリカでうけたのかなぁ?あたしが日本で見たときは、「子供をなめんじゃねぇ!!」と捨て台詞を残して映画館を出た小学生の印象が強くてね(笑)あたしもそう思います(爆)。 5点(2002-08-09 19:28:25) |
12. スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃
ネタバレはしょうがないところだなぁ。【クゥイック】さんはヤマが無いと言われてるけど、全編がテンション高いからねぇ。唯一はパドメとアニーのナブーでのホノボノシーンでしょうか。あれ友人に聴いて判ったんだけど、黒澤映画のオマージュなんだね。それがわかって大喜びでした。今回の見どころはやっぱりジェダイの騎士達の戦い振りでしょうか。剣の振り方の基本はみんな同じなんだけど、扱い方に個人の流儀みたいなのがあるんだよね。しかもヒューマノイドタイプ以外のエイリアンのジェダイのセイバーの構えとか振るい方が実に綺麗でカッコイイんです。それ見ただけであたしのボルテージは上がってました(笑)。クリストファー・リーも凄い剣捌きがうまいのね。途中スタントが入ったにしても、名優の演技の素晴らしさに感嘆してます。そしてやっぱりヨーダですか。あの小柄の老体の剣さばきというのは実にカッコヨカッタです(笑)。剣を腰から引き抜く所から構えるまでというのが、黒澤映画の侍の凛々しさに似ているんですよ。でもってあの剣使い、なるほどルークの特訓というのは自分の剣術を教え込もうとしたんだろうな、なんか納得してました。あと、映画の構成自体がエピソード5と似てる感がありますね。多分、その辺は計算してるんだろうなぁ。エピソード1が消化不良だっただけにあたしが満足してます。 9点(2002-06-30 17:07:22) |
13. スウォーム
パニックものの流行していた時の映画ですけど、虫なだけにパニックの状況が中途半端なんだよなぁ。よくよく見るとみんなスズメバチやアシナガバチじゃなくてミツバチだし。最終的なオチも読めてたけど、よく山にクワガタムシ取りに行ってスズメバチに追われた事があるから怖かったなぁ。 6点(2001-11-21 18:11:45) |
14. スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス
正直期待はずれでした。それまでのイメージが強すぎただけに、いきなり古典の世界を見せられた様でね、まあ序章なんだし仕方が無いかな、なんて思いますが、見ていて面白かったのはCGでクリーチャーが表現されてるじゃない。あれが無機質の機械に見えたんですよ。まだ前作でメカニカルで表現していたクリーチャーの方が生物的だったのであの辺に違和感がありました。 7点(2001-11-07 16:18:13) |
15. スタンド・バイ・ミー
ロブ・ライナーはこういう作品はホント得意だね。あたしんちは田舎なもんで、ちょっと子供の頃を思い出しますね。(別に死体は捜さなかったけどね) キングの書く、ホラー以外の作品では私はこれはあまり好きじゃないのだけど、子供の頃をなんとなく懐かしんで観る自分が確かにそこにいる。そういう気分になれただけでも、あたしはこの映画を評価したい。みんなリバー・フェニックスの事ばかり良いって書くけど、この当時の演技はコリー・フェルドマンの方が上手いと思っているのはあたしだけ? 8点(2001-09-10 21:38:43) |
16. スターゲイト
壮大なスケールの映画の割に中身は陳腐。エメリッヒの常道なんでしょうか?本当に特殊効果が派手な割に中身が無くてテレビで見て正解でした。 3点(2001-09-10 21:28:26) |
17. スーパーマンII/冒険篇
シリーズでは一番好きです。ハリウッド・スタンダードのシナリオを綺麗に見せてくれたのには感心してます。ラストの決闘のオチについては、あたしはうけました。ちゃんと三段オチの形式をとってたね。 9点(2001-08-27 18:28:30)(良:2票) |
18. スーパーマン(1978)
実写での映画化と言う事で、アメコミのヒーローが何処まで実写でそれらしく見えるかと思ったら・・・これはハマッタってかんじでしょうか。出生からスーパーマンとしての活躍を始めた頃と言う事で面白かったですね。個人的にはハイスクール(だったかな)のフットボールのマネージャー時代に誰もいないフィールドで向こうのゴールまで届くパントをあおり気味に見せるのは撮り方として面白かったですね。地球の自転より早く回って時間を戻すのはちょっと「???」でしたけど。 8点(2001-08-27 18:23:16) |
19. スター・ウォーズ
やはり、この映画が洋画に興味を持たせた最初の映画でしたから個人的には評価が高いですね。今みると結構役者がヘタだったり、Xウイングの動きが妙に遅かったりするんだけど、そんなのは全然気にならないほど楽しい映画ですよね。 10点(2001-07-24 00:40:59) |
20. スペースボール
メル・ブルックスってすごいオッサンだよなぁ。下卑た笑いでもきちんと丁寧に撮ってるし、パロディには違いないけど、シナリオは綿密に作ってる。アメリカでのうけるのを前提に作っているから日本人には判りにくいギャグが多いのはしょうがないけど、それでも要所はきちんと笑いを取れるようにしてあるんだよなぁ。 7点(2001-07-16 23:43:55) |