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1.  DUNE デューン/砂の惑星(2021) 《ネタバレ》 
自分ではヴィルヌーヴ監督との相性はいいほうだと思います。代表作『ボーダーライン』『メッセージ』『ブレードランナー2049』はどれも複数回見て、見た年のベストテンにも入ってます。しかし、この作品はダメでした。ダメだった理由ははっきりしていて、一つは「終わらなかった」という点。公開直後から「終わらないらしい」という話は聞いていたのでわかっていたことではありますが、ヴィルヌーヴ監督作品って見てる最中は、退屈というか苦行に感じる部分もあるのですが、物語がきちんと「終わる」ことで、その苦行が昇華するというか、そういう作品がいいのです。『メッセージ』なんか、あのラストで大感動が押し寄せるわけで、それがなければやっぱり退屈な設定勝負のハードSFって感じだったわけで。今作、事件らしい事件も起きない、というか起きてるんだけどアンチクライマックスな作りと終始鳴りっぱなしのハンス・ジマーの音楽が、映画としての抑揚を失わせてしまい、その苦行にたえても最後にカタルシス不足。自分は『ロード・オブ・ザ・リング』は『旅の仲間』が一番好きで、冒険がはじまるぞという高揚感で終わってもぜんぜん楽しめるタイプの人間だと思ってましたが、たいして盛り上がりを見せることなく、ゼンデイヤのあの台詞で興ざめて終わってしまう本作では、さすがの私も頭にきてしまいました。二つ目のダメな理由は私の個人的なものなので点数には反映させていませんが、映画館で見られなかったことです。それなりの大画面テレビ+音響で見たとはいえ、暗い画面が多く、とくかくスローに画が展開する本作はやっぱり映画館で見るためのものでした。全編これは映画で見なきゃいけなかったとひたすら思いながら、2時間半以上を過ごしました。結局のところ、この作品は、「終わらない」とわかっていて、いつものカタルシスを味わえないのに、わざわざ映画館に見に行くのか、という壮大なジレンマを抱えてしまっているというわけです。次作を観に行くかどうか。二部作なら行ってみようかなと思うけど、三部作だったらもういいかな、という気分です。
[インターネット(字幕)] 5点(2022-07-16 10:32:54)
2.  TENET テネット 《ネタバレ》 
たぶん少なくともあと1回見るけど、やっぱりレビューは初見時の気持ちが大事ということで、1回見た状態&しかもNetflixでの鑑賞という条件でのレビューです。まず、難解という前評判を聞きすぎたこともあるのか、最初の印象は「確かにわからないが、これはわからなくても面白いやつ」だということ。なんか順行と逆行が入り乱れたシーンとかでなんじゃこりゃーってなりながら、飛行機もカーチェイスもラストのドカンも、その時間のごちゃごちゃをうまくサスペンスに昇華してる。「わからないけど楽しい!」っていう気持ちって、映画を見る上で結構大切なんじゃないかな、と思った次第。思えば小さい時に初めてみたスターウォーズだってガンダムだって、実はストーリーとかよくわかってなかったけど、「楽しい、かっこいい」という気持ちで見てたのを思い出した。そういう原初的経験を何十年も映画を見た後に体験できるとは思わなかった。難をいえば、やっぱり映画館で観たかったか。それなりに大画面と音響の環境で見たけど、そりゃー映画館にはかなわない。一方の難点は、ノーランの映画にはいつも同じことを言ってると思うけど、アクション自体の面白さ不足。絵としての奇抜さと新鮮さはあっても、アクションとしてのワクワクがやっぱり足りない。まあでも、個人的には完全にNGだった『ダンケルク』の後に、これだけ「面白いやつ」を繰り出してくるあたり、やっぱり侮れないし、これからもノーランの新作には注目し続けることになりそう。
[インターネット(字幕)] 7点(2021-06-27 18:24:10)
3.  天使と悪魔 《ネタバレ》 
時間の都合上、仕方のないことなんだろうけど、観客にヒントを与えたり、考えたりする時間をほとんど与えないまま、ラングドン教授が「これはこうだ!」と解釈して、あちこち走り回る過程を繰り返し見せられます。しかも、キャストを見たらどんでん返しの内容が予想できてしまう2時間ドラマ並みの設定もマイナス。あと、僕だけかもしれませんが、トム・ハンクスもヒロインの方も天才的な学者には見えない。『ビッグ』とか『フォレストガンプ』のようなイノセントな雰囲気のほうが勝ってしまうのです。というわけで、ロケや群衆シーンなどはすばらしかったと思うのですが、肝心の部分で残念な映画になってしまいました。
[地上波(吹替)] 5点(2011-04-23 16:22:20)
4.  ディパーテッド
もともと設定の勝利という感じの映画なので、物語自体は十分楽しめる。けれど、一番期待していたディカプリオとデイモンの対決シーンにがっかり。スコセッシなら、香港版の緊迫感とカッコよさをうまく再現できると思ったんだけどなあ。Fワードを連発するだけの、よくある平凡なギャング映画になってしまった。見所は、ウォルバーグのイヤ~な上司ぶりくらいかな。
[DVD(字幕)] 5点(2007-08-25 01:59:59)
5.  デイ・アフター・トゥモロー
あいかわらずのエメリッヒ節。もはや大味な映画を撮らせたら右に出る者はいない。見る側も、それを期待して(?)見てる部分もあるわけだから、薄っぺらい人間ドラマも気にせずに、むしろツッコミを楽しみながら、スペクタクル・シーンにただただ圧倒されるのが正解なんでしょうね。ニューヨーク大洪水→大寒波到来までの流れは、お約束の展開ながら、画面に釘付けでした。しかし、敵が「火」や「水」や「隕石」でもなく「寒さ」だったために、クライマックスが「寒さに耐えて嵐が過ぎるのを待つ」になってしまったのが、この手の大作映画としては致命的だった。エメリッヒ監督には、余計な欲を出さす、水戸黄門のような永遠のワンパターンを追求してほしいな。今回は、クライマックスの地味さでマイナスな印象でした。
5点(2005-01-14 10:00:04)(笑:1票)
6.  デッドマン・ウォーキング
難しいテーマなだけに下手に感情を煽ろうとせず、ドキュメンタリー・タッチに徹したふうの作風は好感がもてた。ティム・ロビンスやショーン・ペンの政治的な立場はあるんだろうけど、そこまで押しつけがましくはなかったように思う。強い信念(というか信仰か)を持ちつつも、被害者と加害者のあいだを行ったりきたりして揺れ動くスーザン・サランドンの姿は印象的でした。八方美人という見方もあるんだろうけど、それぞれの立場の人々の「痛み」を知ろうとする誠実さが伝わる、いい映画でした。
8点(2004-12-12 14:27:04)(良:2票)
7.  テープ
キャスト(ホントに3人だけだ!)の演技も申し分ないけど、イーサン&ロバートのコンビは「いまを生きる」を思い出させて、年月を妙に感じてしまいました。こういうミニマムな心理劇って、映画人だったらやってみたいんでしょうねえ。話してる内容のくだらなさは、自分としては好きかも。ただ、寝不足気味だったせいか、物語にうまく入れず、何度か眠ってました・・・。体調がもう少しよければ、緊迫感のある会話を楽しめたのかな。
5点(2004-05-15 01:50:06)
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