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ゴシックヘッドさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 811
性別 男性
自己紹介 今年は映画見れてないです。

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1.  お熱いのがお好き 《ネタバレ》 
「マリリンモンローってそんなに凄いの?」そんな僕でした。 それが恥ずかしながら本作でマリリンモンローを始めて観ました。 ノックアウトです。 いやぁ、やられちゃいました。 ここまで美しいとは思ってもみませんでした!  それで作品なのですが、素晴らしいです。 「お熱いのがお好き」名前だけは知っていましたが、ここまで面白いとは思いませんでした。 どんどん物語に惹き込まれて行きました。 ジョーとジェリーのコンビもとても良いです。 なんだか微笑ましいです。 女装して女性たちに紛れ込むなんてとても夢のような(無理な)話です。 それを見事に作品で描かれているので、観ていてとても夢のような気分になりました。 まさに天国と言っても良いでしょう。 特に汽車での宴会パーティーとか、天国のようでした。 女性たちのとても楽しそうで賑やかな感じが良かったです。  僕はまだ20代で「昔の映画って良かった」なんて言うと、「オヤジ臭い」とか「懐古中だ」とか「生意気だ」「知ったかぶるなよ」なんてよくみんなから言われますけど、でもこの作品を例に出せば「ああ、なるほど、昔の映画って良いね」と分かってくれるような気がします。  人それぞれだと思いますが、僕が(生意気にも)「昔の映画が良い」というのは、ロマンがあって、人間味があって、喜びがあって、、、そんな感じを受けるからです。  この作品ですが、なんだかとても人間味のある素晴らしい作品です。 観た後、喜びに包まれました。  とても楽しかったです。
[DVD(字幕)] 9点(2008-08-26 01:05:25)(良:1票)
2.  オーメン(1976) 《ネタバレ》 
悪の威厳に満ちた素晴らしい作品だ。 全体的に流れる「秋」のようなメランコリックな雰囲気が良い。 悪魔的なおどろおどろしい音楽も素晴らしいが、平和なときに流れる静かな曲もとても美しい。 川の辺でダミアンがいなくなったと思ったら、ひょっこりと彼が現れる場面が好き。 子守ホリーが自殺する場面はとても素晴らしく、自分の中のホラー映画の名場面だ。 あの迫力!日常の平和を壊してしまうあの破壊力! 自殺する直前のホリーの笑顔にはとても怖いものがある。 黒犬もとても不吉な存在感だ。なんだか影になっている。 ダミアンの目つきは悪の眼光だ。あの目はなんだか冷たく鋭くて怖い。 カメラマンを演じている役者はとても良い雰囲気をだしている。 (カメラマンが死ぬ場面も名場面、、、)  ブレナン神父の何かに怯えるような、鬼気迫る表情が良い。彼はとても病んでいる。 神父の説得には威圧するような迫力があってとてもリアルだ。 神父の目からは涙まで流れて、彼の本気な感じが伝わってくる。 乳母のベイロックはとても嫌な感じ! でもかなりの熱演で、そのために嫌な感じがするのかもしれない。 彼女はホントに勝手で押し付けがましくヒステリックな、不気味な笑みを浮かべるベイロックさん、嫌い。 グレゴリーペックは良いですね。この作品をきっかけに好きになりました。 奥さんのキャシーが家の中で「落ちる」場面では、とくに金魚鉢が落ちるシーンが何故か印象に残った。 「子守」「神父」「妻」「カメラマン」がそれぞれ死ぬ場面はホラー映画の名場面だと思う。 それは主人公ロバートにふりかかり、その彼の苦悩が伝わってくる。  フロジノーネ修道院の鐘の音、高台から見下ろした修道院はとても静かで厳粛な雰囲気で素晴らしかった。 後味は悪いです。 でも、この重い厳粛な雰囲気は素晴らし過ぎる。 僕はホラー映画を「スプラッターホラー」か「ゴシックホラー」かに区別する癖があるが、 そうするとこの作品は厳粛な「ゴシックホラー」だと思う。 悪魔がとても崇高なものとして厳粛に描かれている。 悪魔という存在とちゃんと向き合い、悪魔を圧倒的なスケール感とリアリズムで描いているオカルト映画の傑作です。 ホラー映画でここまで崇高で厳粛な作品はなかなか稀かもしれない。 
[DVD(吹替)] 9点(2008-03-09 01:16:53)(良:2票)
3.  狼の血族 《ネタバレ》 
 開始数秒でゴシックロマンの雰囲気に包まれる神秘の少女ファンタジー映画です。 “少年のファンタジー”と比べ “少女のファンタジー”はダークでグロく不条理なシュールな雰囲気に包まれます。 この狼の血族もシュールでグロイです。 そのグロさといったら、スプラッタホラーを連想します。 またファンタジーの中に凄く生々しい表現があるので、 昔の童話にある本来の残酷さやエロスは独自の解釈で映画の中に蘇ってます。 様々な寓意が見られ、それがまた奇妙でした。 映像はいかにも昔のファンタジー映画といった感じがして神秘的です。  赤頭巾ちゃんのお父さんの役はなかなか好きな俳優だった。 首がミルクに落ちるシーンは素晴らしいです。 ただ、落ちた首が蝋といえば仕方ないのですが、 ミルクをはじく質感があまり心地よくないです。 狼は狼でとても官能的でロマンチックな感じもします。 少女はとても可憐です。それと毒々しいファンタジーがとても幻想的に感じる不思議な映画でした。最後はファンタジーの持つ毒性を描いているようで恐ろしいです。 よく分からない感じでしたが、なかなか色濃い作品ですね。 夢から覚めない感じがなんとも恐ろしいです。
[DVD(字幕)] 8点(2012-03-09 22:21:51)
4.  オペラの怪人(1925) 《ネタバレ》 
(2008年映画メモをもとに) ファントムが非常に不気味です。 ロマンチックな話だと思ってましたが、 この怪人の存在は非常にアンダーグラウンドです。 幻想的ですが非常に暗く、怪物もしっかりと醜い。 ピアノを演奏する場面は狂っている。 仮面は隠された顔の不気味さをより増してます。 役者は怪物としての振る舞いがしっかりとしています。 威厳と迫力に満ちた仕草が怪物のプライドの高さを表します。 地下はダークです。 ただし美しさと幻想もしっかりとあります。 話の面白さよりも幻想性が高いです。
[DVD(字幕)] 8点(2012-03-07 02:11:56)
5.  狼男(1941) 《ネタバレ》 
(2008年映画メモをもとに) 狼男の特殊メイクが迫力があって面白いです。 原点に近いだけあってインパクトが強いです。 ジプシーが絡んでいるのが怪しい雰囲気で良いです。 暗い性格の僕は怪物に強く感情移入してしまいます。 主人公がだんだん魔力に溺れてその身を滅ぼすという物語は多いと思いますが、そのどれもが自分には面白く感じます。 平穏な日常が徐々に崩壊してゆくのはやはり怖いです。 暗い夜の森が怪奇な雰囲気をより盛り上げます。 狼男の目がどこか怯えて悲しそうな感じにも見えます。 
[DVD(字幕)] 8点(2012-03-07 01:06:14)
6.  黄金の腕 《ネタバレ》 
人が何かに溺れてしまうということはとても恐ろしいことです。 僕自身が依存傾向にあるので溺れることの恐怖は強い。 溺れるというのは先が見えないし出口が真っ暗な感じがして恐ろしい。  そんな依存症の恐怖があります。  一度依存症になると死ぬまで依存症であると聞いたことありますが、 この映画もそれくらい深刻です。 薬に溺れ、人に溺れて大変な泥沼化します。  主人公フランキーは様々な悪い人間に溺れてゆきます。フランキーは誰も信じられる人がいない状況で、 チビは良い友達でしたが、フランキーが逮捕されるキッカケになってしまいました。 麻薬売りの男とか本当に悪い人間で、ああいう人間は、もし溺れている人を見つけるとそれを餌にどんどん利用してきます。人の弱点を餌にするような人間と一緒にいると泥沼にはまります。 依存したり利用されるのは自分が弱いからなんですけどね。  この作品の中では誰も何も信用できないのが砂漠のように恐ろしい。あの医者が持ってきた「背骨を矯正する機械」を見れば、それはこの作品の中の胡散臭さを代表しているようです。  マリーは奥さんと比べ、献身的な感じで、一緒に苦しみ、フランキーの状態が良くなることを神に祈ってくれたから、とても良い女性のように僕は感じました。唯一母性が表れていた人物かと思います。  奥さんですが、フランキーの人生を狂わしている張本人の一人です。 僕にはあの奥さんの存在こそがフランキーが麻薬に手を染めてしまった原因だと思えてなりません。  奥さんは嫌な存在ですが、最後に笛をピー!と吹きながら飛び降りる場面では、何か大変なものを心に抱えていたのだとも思えて、可哀想にもなってきます。「愛しているわ、、、」と最後につぶやく奥さんを見ると、「愛って何なの?」みたいな気になります。 奥さんの言う愛は愛ではなかったのだと思いますが、それを愛だと信じていた奥さんも気の毒に思えます。 人を追い込む愛というのはあり得ないからです。 依存の深刻さとそこに人間の心の「闇」の部分を見事に描ききった作品かと。 ジャズ音楽はフランキーが溺れてゆく様を効果的に表現していました。 
[DVD(字幕)] 8点(2010-01-14 23:45:23)(良:2票)
7.  オーシャンズ11 《ネタバレ》 
有名すぎて見るのを避けていたんですが、周りがみんな見ている作品だと、そうもいかなくなってきます。「え?まだ観ていないの!?」といった言葉が時としてナイフのようです。 たまにちょっとした劣等感を味わいます。 それも昔ほどは気にならなくなったんだけど、見る気もない映画のクセに、その映画のオチとか聞くのを意図的に避ける努力も大分疲れたんで、見ることにしました、、、。 吹き替えで見ました。登場人物が多そうなので。 なかなか良いじゃありませんか。ゴッドファーザーのような、ヴィンテージで(シックではありませんが)お洒落な雰囲気を手軽に味わえるので、とてもいいです。 大人になっても愛せそうな作品ですが、見る頻度は少なそうです。 でもとても鮮やかに決まってカッコイイです。 まるで大人の社会の、極上のファンタジーといった感じで、お酒もこだわって選び、映画のお供で一緒にその雰囲気を楽しむ感じです。 非現実味を楽しみましょう。 自分も普段は飲まないお酒が欲しくなるシックな大人の雰囲気で、普段は飲まないブランデーなど片手にゆらし(揺らすのはワインか?)飲んで気持ちワリい気分です。 でもカジノのようなビッグでゴージャスな上流階級の雰囲気をスタイリッシュに楽しむことが出来ると思います。ゴッドファーザーのアダルティーな雰囲気に比べたら、まるで3歳児のオモチャだって!?、、、まあそうなのかも知れませんが、、、任務が完璧に進み、計画が見事になされてゆく様は、とてもカッコ良く感じます。 
[DVD(吹替)] 6点(2011-04-03 03:16:04)(良:1票)
8.  オペラ座の怪人(2004) 《ネタバレ》 
「オペラ座の怪人」。ゴス風な幻想性に満ちた題材ですが、 この作品からは怪奇的な雰囲気をあまり感じられないのが残念です、、、、 ナルシスティックな変態ファンタジーになってしまってます。  最初の物語が始まる場面は素晴らしいです。 古い写真からモノクロフィルムに、そして当時の記憶が甦るかのようにカラー映像になる場面は素晴らしいです。 命を吹き返したかのようにシャンデリアの灯りが次々に灯される場面で美的なテンションが最大になります。 オペラ座の建築や装飾、貴族の服装など美術的な面はとても優雅で良いです。 また、舞台裏の仕組みを見ることができるのは楽しいです。 「オペラ座の怪人」の音楽はとても良いです。「ジャ~ン♪ジャジャジャジャ~ン♪」とても重厚感があって優雅でシビれます。 そのメロディーに歌も入りますが女性の歌声が奇麗です。 大きなシャンデリアが落ちてくる場面はCG映像でなければ出来ないようなゴージャスで派手な美しさがあります。先にも書きましたが、主要登場人物がナルシストで変態な感じです。 ロマンチック過ぎてゴージャスなので、本来ある影の部分が掻き消されています。 地下の水牢も明るくて色鮮やかですが怪奇映画の暗さはどこへやら。 ファンタジーとしては美しいです。 魔法にかかったようにファンタジックで、怪しげな石像が色鮮やかに照らし出される光景は凄く奇麗です。 燭台を握った手の彫刻が蝋燭の火で道を形成して、それがどんどんと閉じてゆくところは綺麗でうっとりなファンタジー。 でもそれらは怪奇な幻想世界ではなく、ディズニーのファンタジーからの拝借ものだと思います。  怪人はイケメン過ぎてあまりに本来の姿を偽ってます。 仮面を取った時に醜いはずの顔があまり醜くないのはそれだけ偽ってます。 女性が怪人の仮面に手を触れたときの怪人の怒り様はカッコ良かったですけど。 昔からオペラ座に怪人が潜んでいるなんて、とても幻想的な話。  それをゴージャスさで偽ったために本来ある魅力が失われた感じはしますが、 ファンタジーとして美しい世界だったのでまぁ 良いのでしょうか。
[DVD(字幕)] 5点(2007-12-23 05:29:53)
9.  オクトパス IN N.Y. 《ネタバレ》 
巨大タコショボ過ぎ。 物語が始まったとたん、いきなりか~! このタコが~!
[DVD(字幕)] 2点(2010-01-10 03:25:26)
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