1. ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー
《ネタバレ》 前作よりも制作費がアップし、見所も多くなった。バトルシーンの見せ方も工夫がなされ、特にラストの歯車の上での戦いは、あの不朽の名作「ルパン三世・カリアストロの城」を彷彿とさせ、なかなか面白かった。監督さんは日本の特撮やアニメにかなり精通しているらしいので、もしかしたらもしか!? ですね。 敵の白塗りの王子が、どうしても「デトロイトメタルシティ」に見えて仕方なかった(笑) 王女がなんでわざわざ半漁人の彼を騙したのか?そもそも逃げて隠したの彼女なのにね。不思議。 全体的には前作よりもキャラに深みも出て、尚且つアクションシーンもそれなりに楽しめたので良かったです。 [DVD(字幕)] 5点(2019-08-15 08:38:55) |
2. ヘルボーイ
《ネタバレ》 新作が近々公開されるということで視聴してみた。主役であり本作の主人公であるヘルボーイ。しかしながらその能力、その活躍ぶりは正直言って、あまりパッとせずでしたね。俺が作った特殊な銃も、序盤で良い感じに使った後は、もう何の意味もない!右手のデッカイ石の手も、ただただ殴るだけ。原作は知らないけど、もしブッたまげるような特殊能力がないのなら、もう少し工夫を凝らした見せ方をして欲しかったかな。それに敵側のハゲ頭の大将さん!あんたどんだけ凄いのかと思ってたら、へっ!?あっさりとなにやられてんねん!あれには腰抜かしたわ(笑) で、そのハゲから出てきたラスボスも手榴弾であっけなくジ・エンド。なんだかな~でしたね。結局、機械仕掛けの暗殺者が一番目立ってたよ。であとは炎の彼女さん。着ている服が燃えないのは、防火仕様だから、ていうことでいいんでしょうか?(笑) いくらでも面白くなりそうなのに、脚本や全体的なセンスのなさでボロボロな仕上がりになってしまった。2作目も借りてきたけど、観るまで時間がかかりそうだよ。(^_^;) それでも新作はリニュアールされて、全米の方ではまあまあな評価らしいから、そこそこは期待できるかも。 [ブルーレイ(字幕)] 4点(2019-08-13 13:12:20) |
3. ペンギンズ FROM マダガスカル ザ・ムービー
マダガスカルシリーズを全部観て、ペンギンズが好きになったので鑑賞してみた。ん~別につまらなくはないんだけれど、格別面白いということもない。やはり彼らペンギンズは、マダガスカルの主要キャラたちをサポート&振り回すからこそ、その存在感が引き立つんだな~と実感した。TVシリーズは観ていないけど、そっちの方がしっくりくるのかも。 タコとのボート?チェイスシーンはアイデア満載でめちゃくちゃ面白かった!がしかし、結局クライマックスまでそれを越えるようなシーンが出てこなかったのが残念。 [ブルーレイ(吹替)] 4点(2019-04-25 11:58:29) |
4. ペット
《ネタバレ》 ●”ペット”という設定を生かしきれていない。●ペット(動物)らしいところとそうでないところの線引きが曖昧。例えば、人間たちは外でいったい何をしているんだろう?という可愛らしい疑問を持ったかと思うと、保健所とか工場とか、やたらと人間界のことを知ってたりするところ。そもそも散歩で毎日外を出歩いているんだから、人間が何をしているんだろうという疑問自体がオカシイ。●動物たちがいとも簡単に車を運転したりする描写は正直やめてほしい。なんのための動物たちなのか意味がわからん!手塚治虫が観たら悲しむよ。●お話もなんだか、ペット版トイストーリーみたいで工夫が感じられない。どうせなら家の中だけで作ったほうが良かったかも。派手な演出は難しそうだけど、そこをアイデアでなんとかするのがクリエーターでしょ。とにかくワチャワチャやってればいいでしょ的なノリも、それを感じてしまったら、夢から覚めた気分でなんか虚しくなります。●ウサギの子分たちわんさかと出てきますが、全員ただのお飾りで誰一人としてもうちょっと活躍なしの見せ場なし。川に飛び込むのって普通ワニだろ!もうちょっと連携プレーとかあってほしかった。結局ポメラニアンのギジェットだけが一人で大立ち回りして見せ場を作っただけ。タカにいたっては必要性すら見い出せなかった。 [DVD(吹替)] 4点(2016-12-29 15:20:42)(良:1票) |
5. ヘイトフル・エイト
宣伝文句の「タランティーノが仕掛ける密室ミステリー」に期待したけれど、ミステリーなんてほとんどないやん!いつものバイオレンスやん!てかレザボアドックス!?て観終わって最初に浮かんださ~www つまんないわけじゃないんだけど、これといってタランティーノの新たな代表作の誕生!てわけでもないのが残念だった。総じてお決まりのタランティーノ映画でした。 [DVD(字幕)] 5点(2016-09-04 18:19:38) |
6. ベアリー・リーサル
幼い頃から暗殺者として育てられた少女がある日、ハイスクールライフを体験していく。アサシンとしてのスキルが、高校生活においてどう化学反応を起こしていくのか?そしてそこをどれだけ楽しめるのか?鑑賞前の率直なおもいでした。ところがその期待していた化学反応はあまりなく、ただただダラダラと思春期の少女の心理を追うばかり。正直言って期待ハズレでした。 [DVD(字幕)] 3点(2016-02-14 08:36:05) |
7. ベイマックス
《ネタバレ》 かなり日本のアニメや特撮モノの技法や文化、伝統を取り入れていて、親近感が持てた。ロケットパンチがあんなに感動的なシーンに使われるなんて・・・゚(゚´Д`゚)゚ とにかくアニメならではの動きやアクションが楽しいし、ちゃんと何をやっているのか分かるとこが良い!サブキャラ達の持ち味もそれなりではあるけれど、活かされているのもまたいい!吹替版で鑑賞しましたが、ベイマックス役の川島得愛さんが、も~最高の一言!あの声あのトーン、たまりません!日常生活でイライラしたり嫌なことがあっても、一発で癒されます!あぁ~目覚まし時計に欲しいわ!(≧m≦)// [DVD(吹替)] 7点(2015-04-25 10:23:14)(良:1票) |
8. ヘラクレス(2014)
《ネタバレ》 あれ?ファンタジーなヘラクレスじゃないのねw 生身の人間ヘラクレスなのね。まあね、別にそれはそれでアリとは思うよ。でもね、最高潮に盛り上がるクライマックスが、単純な火事場の糞力って・・・どうなのよ。そこがヘラクレスらしいって言えばそうなんだけど、な~んか呆気なさ過ぎて物足りなかったな~。ただロック様は意外といい役者(雰囲気が)になっていて、今後の作品が楽しみになりました。それと占い師の描き方が良かった。彼がこの作品のキーパーソンになっている。運命なんかクソ食らえ!己の力で変えて見せろ!そう受け止めました。 [DVD(字幕)] 4点(2015-03-08 17:54:07) |
9. ヘルプ 心がつなぐストーリー
《ネタバレ》 DVDで鑑賞したので、ボーナストラックの未公開シーンを見ることができた。そこで監督が口にしていたのは、作風に合わないからカットした、でした。作風。そうなんですこの映画、他の人種差別映画と違ってトーンが比較的明るいんです。登場人物がほとんど女性ということもあって、暴力的なシーンもなく、差別問題も女性ならではの視点で描かれていて、愛情・嫉妬・家事・育児、見栄に虚栄、そしてユーモアと非常に生活色が強くて、親近感が持てました。好きなシーンもたくさんありました。主人公スキーターがブスって言われて泣いていたのを黒人メイドが、ブスは心がブスな人のこと、て慰めるシーン。執筆の協力を頼まれてエイビリーンが言う台詞、あたしが怖いのは法律よりも人の視線です。牧師が言います、自分の敵を愛せたならそれが勝利です。施設に入れられた大奥様がチャリティーオークションで、ミニーのチョコパイを娘名義で落札したシーン。クビにされて家を出て行く時に、柱の傷、スキーターの成長の印を見るコンスタンティン。そしてラスト、エイビリーンが無実の罪を着せられて、それに反抗したために職を失い去って行くシーン。ここで彼女は言う、自分の敵を愛せなんて難しい、まずは真実を、胸の内を語ることだ、と。隠し事をしてまで無慈悲な愛など出来ない、てことですかね。それはまさシーリア・フットそのものの気がします。私が本作で一番好きな登場人物です。ちょっと頭のネジが緩そうに見えるけれど、心が汚れておらず、差別という言葉自体彼女の辞書には存在していない。だから何でも話す。自分のことを隠さずに、黒人メイドのミニーに。それは主従の関係というよりも、もはや親友のようだ。そんなシーリア・フットのシーンはみんな、お気に入りです。本当にいい映画でした。実話かと勘違いするくらいでした。それ程感動した作品ですが気になったところも。まずオシッコの後、手を洗ってない。向こうじゃ普通なの?それからトイレは嫌がっているのに、子供を抱っこさせてキスさせてたり、口の中に入れる食べ物を作らせたり、その辺りの差別加減が私には少々疑問でした。で主人公と恋人のシーン。いりますかねこれ?別に恋人が主人公を励ますわけでもなく、むしろ逆だったしね。私はいらないと思いました。最後にもう一度、これ、実話じゃないんですよね?驚きです! 監督が男性、ていうのも驚きです!! [DVD(字幕)] 8点(2013-06-16 18:25:07)(良:2票) |