1. ポセイドン・アドベンチャー(1972)
《ネタバレ》 市販されているDVD、ブルーレイに収録されている吹き替えは90分ほどで、所々字幕スーパーに切り替わってしまいます。 今回、WОWОWさんは素晴らしい仕事をしてくれたと思っています。 私も含め、1976年に月曜ロードショーで放送されたバージョンを求める方も多いかと思いますが、やはり簡略化された字幕スーパーより、プロの吹き替えさんに任せた完全吹き替え版を観たほうが断然説得力があります。 個人的には、アーネスト・ボーグナインは富田耕生さんにやってもらいたかった。 私はアクションでもSFでもパニック物でも、まず第一に人間ドラマを求めます。 この映画には、それが全て揃っています。 セクシーで足の綺麗な女優さんを何人も使っているせいか、不潔さも感じません。 全ての登場人物に愛情を感じさせてくれるので、皆を応援したくなります。 太ったおばちゃん、助かってもらいたかったなぁ。 アーネスト・ボーグナイン、奥さんに対する愛情、ものすごく伝わってきた!。 スコット牧師演じるジーン・ハックマン、若くてメッチャ格好良かった。 そして蒸気で熱くなったハンドルを命がけで回すシーン、私の眼が涙でいっぱいになった。 そして、名セリフ「牧師は正しかったんだ!」 小学生の時にテレビで観たときの記憶が鮮明によみがえった。 当時は、パニック映画の先駆けになった本作ですが、どれも、これを超えることができなかったと思います。 [CS・衛星(吹替)] 10点(2014-02-16 06:11:16) |
2. ボーダーライン(2015)
これは思わぬ掘り出し物でした。 メキシコの犯罪組織を扱っているのですが決して勧善懲悪ではないストーリーに心を奪われました。 始めはよくわからない展開だったのですが、点と点が結びついて終盤へもつれ込んでいく展開に夢中になりました。 さあ、今から続編を楽しむことにしよう! [CS・衛星(吹替)] 8点(2020-01-17 14:19:00)(良:1票) |
3. ボウリング・フォー・コロンバイン
20年前の映画なのに未だに本作が世間に通用するということは、状況は全くと言っていいほど改善されていないということなのかもしれません。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-08-16 04:32:31) |
4. ボヘミアン・ラプソディ
数年前にターミネーターの新作を劇場で見たとき、観客のあまりのマナーの悪さに、もう映画館へ行くのはやめようと思ったが、ネットでの評判があまりにいいので、見に行くことにした。 私はクイーンのCDは全て所持しているくらいのファンであるが、劇場で聴いた音響のスゴさには圧倒された。 映画館へ足を運んで、ここまで感動したことはない。 だが、ドラマ部分は凡庸である。 フレディとメアリーのやりとりなんて、まるで昼メロドラマ。 持病の腰痛が酷くなり、ライブエイドが始まる頃には飽きてきた。 あの観客が本物だったら凄いけど、CGじゃ、ゲンナリする。 ライブエイドのシーンに感動したという感想が多いけど、私はそうでもなかった。 [映画館(字幕)] 7点(2018-12-06 19:31:58) |
5. ポゼッション(2012)
21世紀版「エクソシスト」です。私にはサムライミの匂いが全く感じられませんでしたが、昔観た「エクソシスト」や「悪魔の住む家」を思い出しました。 若い人には、こういったオカルトホラーは、返って新鮮なのではないでしょうか。 無駄のないシナリオで楽しめました。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-06-02 02:06:28) |
6. 星の王子ニューヨークへ行く
《ネタバレ》 肩の力を抜いて観れる映画です。私は、トイレの尻拭き係というのには爆笑しました。 エディ・マーフィーの全盛期の映画ですね。今観ると、ちょっと古いかなと思いました。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2013-01-16 02:54:36) |
7. ボディ・スナッチャー/恐怖の街
今の感性でこの映画に点数をつけるのは少々可哀想かな。 ウィキペディアによると、ラストはドン・シーゲルの構想と違ったらしいけど。 80分で終わってくれたのが救いです。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-01-22 00:33:11) |
8. ボーダーライン: ソルジャーズ・デイ
《ネタバレ》 1作目が凄く面白かったので期待したのですが、これって途中で終わっていますよね。 さらに続編があるのか気になるところです。 殺されたはずの主役がまさか生き残って…。 正直、不完全燃焼ですね。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2020-01-17 21:25:15) |
9. 炎の少女チャーリー(1984)
こういうDVD化されてない作品が衛星放送で見れるのは嬉しい。内容は本当に面白い要素がいっぱい詰まっているんだけど、無駄なシーンが多い。少女に近づこうとするジョンおじさん、どっかで見たことあると思ったら、ジョージ・C・スコットと知ってビックリ。ドリュー・バルモアがとても可愛かったという印象だけが残った作品であります。やっぱりキング原作ということで、どことなく「キャリー」に似ているかな。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2014-12-26 16:52:15) |
10. ポケット一杯の幸福
ベティ・デイヴィスの良品を探して、これだけ高評価だったので期待したのですが、話が綺麗すぎて、私には合いませんでした。展開も最後までどうなるか、観客を裏切ることもなく、テンポが悪すぎます。吹き替え収録されていましたが、日本語部分は90分程度しかありませんでした。それくらい短縮できる映画であり、カットしていい部分が多いのではないかと思います。グレン・フォード演じるギャングのボスまでハッピーエンドに終わるのは個人的に納得できなかったです。 [DVD(字幕)] 5点(2014-08-11 22:06:50) |
11. ホワイトナイツ/白夜
ダンスシーンは今でも通用するくらいのレベル。 だが話がつまんない。 同じように80年代のダンス映画を思い出してみると「フラッシュダンス」とか「愛と悲しみのボレロ」と同じくらいのレベル。 アメリカが正しくてソビエトが間違っているという設定自体が、どうも気に食わない。 結局、飛行機が墜落しなかったら何事もなく済んだ話なんだよね。 ところで、私は海外の役者の演技というものには特に違和感を感じたことはないのだが、今回、イザベラ・ロッセリーニという女優が、凄く下手くそに感じた。 涙は偽物だし、ロマンスは学芸会の演技。 その上、白人の主人公が「男を選べるくらいの美女だ」みたいなことを言って「え?!」って思った。 顔は田舎臭いし、体型も下半身太り。 誰だよ?コイツと思って調べたら、イングリット・バーグマンの娘だった! ロッセリーニ=バーグマンの娘=美人、という方程式だったのね。 顔は確かに似てるかもしれないけど、演技の才能は遺伝しないんだね。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2019-01-14 19:16:40) |
12. ポセイドン(2006)
《ネタバレ》 クソと呼べるレベルで、つまらない映画でした。 ウィッキペディアで「人間ドラマ的部分は省かれており~」という文面に笑えました。 この製作者は、オリジナルを見ていないのでしょうか? 何でもCGで誤魔化そうとする姿勢が許せません。 カートラッセル死んじゃう展開も唐突で、ほとんど印象に残らない作品でした。 ラズベリー大賞にノミネートされる理由がわかります。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2018-05-02 19:53:33) |