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コメント数 2394
性別 男性
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1.  マリー・アントワネット(2006)
フランス政府からヴェルサイユ宮殿での撮影を許可され、一種の「お墨付き」を貰った形になりながらも、フランス国民からは総スカンを食らったという、正にマリー・アントワネットの人生を地で行くアメリカ製フランス宮廷映画は、「ヴァージン・スーサイズ」風のポップな少女趣味と、「ロスト・イン・トランスレーション」風の浅い異国情緒をミックスさせた、全くソフィア・コッポラらしい仕上がり。しかも本物の宮殿や壮麗なセット、絢爛な衣装等をインディーズ風の発色の悪い手持ちカメラで撮影するという、「宝の持ち腐れ」も甚だしい演出。時代感と現代的なポップ感の融合も中途半端。また、彼女の心の変遷が全く伝わってこない脚本も、何が言いたかったのかさっぱり解りません。朝の「儀式」のリピートの最後は、つい頭の中で“It's showtime, folks!”と叫んでしまいました…。もうこの人は映画を作るのは止めて、女性誌の編集者にでもなった方が良いんじゃないの、4点献上。
[映画館(字幕)] 4点(2007-02-03 00:04:46)(良:2票)
2.  マスク2
10年以上昔の前作は、確かに「当時最新のCG」を駆使した快作でしたけど、その最新CGに負けない程の「エフェクト」を発揮してたのがジム・キャリーの「顔芸」。あの芸があってこそのCG効果であり、「マスク」でした。しかして忘れた頃に作られた「マスクの息子」は、キャリーが抜けて今更感漂うCGのみで彩られた上、明らかに子供向けなのに、下品で痛々しいギャグを満載するというチグハグな凡作になってます。主演のジェイミー・ケネディもマスクを被った時より、素顔の時の方が表情が面白いという本末転倒なパフォーマンス(キャリーを意識し過ぎた所為?)。本作のストーリー同様、偉大な父は超えられないという結論ですね。それにしてもアラン・カミングは、もうこの手の映画にしか出ないつもりなのか? 3点献上。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2007-01-19 01:03:28)
3.  真夏の出来事
「群がる男達の為にとんでもないことに巻き込まれる天然系美女」という役柄からすると、この後のキャメロン・ディアスの方向性を決定付けた作品になるのかな?(ハイレグ水着の後姿という、最大のチャームポイントのプッシュも本作から?) で、あんまり評判良くないですけど(本作一番の不幸は、中途半端に「サスペンス」として売られてしまったことでしょう)、各人各様の思い込みと不信感から、取り返しのつかない方向へ転がって行く状況はそれなりに面白かったと思います。ラストの、更に「事件」が起こりそうな予感をさせる終わり方も良かったです。そういうことで、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-06-23 00:00:52)(良:1票)
4.  マジェスティック(2001)
例によって長めの映画でしたけど、私は先のスティーヴン・キングモノ2本より好きですね。アメリカでの公開は同時多発テロ後、アフガニスタン侵攻終結直後のクリスマス・シーズン。劇中同様、米国の右傾化が最高潮に達していた時期です。「対テロ戦争」のお題目の下、アメリカでは「赤狩り」ならぬ「ムスリム狩り・アラブ狩り」の嵐が吹き荒れてました。もちろん製作は9.11よりずっと以前から進んでいたんでしょうけど、恐ろしい程のタイミングです。しかし国中がパラノイア的になっていた為、この映画のメッセージは米国民へ届かずに終わってしまった様です。アメリカがアメリカである所以・「自由」が徐々に、そして確実に侵されていく。イラクでは多くの若者が今も命を散らし、国中の家庭に悲しみが蔓延し始めている。彼らも少しずつ我に返りつつある様ですが、早くローソンの人々に倣って「マジェスティック」を取り戻して欲しいと思います。そういうことで、7点献上。
[地上波(字幕)] 7点(2006-06-02 00:02:17)
5.  マイティ・ジョー
確かにベタな話でしたけど、想像してたよりはずっと楽しめました(「猿人ジョー・ヤング」は未見)。何故なら、ジョーの躍動感溢れる映像が凄く良く出来てたから。エイプ・スーツに一生を捧げたリック・ベイカーの着ぐるみとアニマトロニクス、そしてCGの組み合わせはベストな手法だったと思います。CG一辺倒では、今現在に至っても本作のクォリティは出せません(ジョーはジャクソン版のコングより出来が良いと思う、マジで…)。シャーリーズ・セロンは、とても野生に暮らしてる人間には見えませんでしたけど、そもそもこんな美人にリアリティは求めてません(それにショートカットが一番似合う!)。逆に最も足を引っ張ってたのは、ビル・パクストンのパッとしないルックスだったと思います。そういうことで、私的には充分6点献上。
[DVD(字幕)] 6点(2006-05-03 00:01:41)
6.  マダガスカル
キャラクターのデザイン・設定は流石に手馴れたもの。(日本語の「アニメ」ではなく)カートゥーンの雰囲気をちゃんと3Dに起こしてあるし、それぞれの性格分けも的を射てる。全編に仕掛けられた大量の映画パロディも、ベタながらそれなりに楽しませてくれる。そして前半は充分面白い。しかし物語の本題である筈の、マダガスカルに流れ着いてからがあんまり面白くない、つーか、あっさりし過ぎ。主人公一行のサヴァイヴァルや文明と自然のギャップ等がそれほど描かれず、キツネザル達にも未開度が足りない。「この素晴らしき世界」をBGMに、自然界の掟「弱肉強食」を見せたシーンが本作最大の「毒」でした。文明社会も資本主義というイデオロギーの元では、弱肉強食であることに変わりはないんですけどね…、5点献上。
[DVD(字幕)] 5点(2005-12-24 00:05:09)(良:1票)
7.  マーサ・ミーツ・ボーイズ
単純なラヴ・コメディではなく一捻りしてある物語展開ながら、個人的には印象薄。やっぱり何人かの方が指摘されてる通り、役者に華の無い所為だと思う。私は男ですから、三人の男の側で物語を追うことになりますが、マーサに一目惚れさせる程の魅力を感じることがどうしても出来なかった。それに、この女はどー考えても鬱系の自己中。同じ役でも、例えばケイト・ハドソン辺りだったら全然違ってたかもしれませんが…。また、男の側も自信過剰な友人二人に共感は抱けないし、プリンス系の顔を持つジョゼフ・ファインズにラヴ・コメは似合わないとも思う。そんな訳で、5点献上。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2005-09-20 00:07:49)
8.  マイ・ビューティフル・ジョー
確かに「マイ」は余計。何で原題のまま「ビューティフル・ジョー」で行かなかったんですかね。配給会社は「マイ」を付ければヒットするとでも思ってるんでしょうか? で、「氷の微笑」以降、結構色んな役に挑戦してるシャロン・ストーンですけど、その中でも本作のハッシュは、取っ換え引っ換えするカツラでシャロンの素材の良さを存分に発揮し、疲れたシングル・マザーという如何にもな役柄もあって魅力的。ラストは「んな、アホな」という展開ですけど、ジョーの別れた奥さんの性格、義理の父親の物言い、良い物を着てる冴えない友人等で、それなりに納得させて貰えます、5点献上。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2005-06-12 00:07:17)
9.  招かれざる客(1967)
(つい長くなってしまった…) 公民権運動の熱が未だ冷めやらぬ時代に、超リベラルなテーマに挑み、それをよりにもよってロマンティック・ホーム・コメディとして提供した意欲作であり、現在に至るまで唯一無二(あくまでも私的なアメリカ映画での基準に於いてですけど…)の名作(何と現在、コテコテのコメディとしてリメイクされてる!)。「西海岸」の「リベラル派新聞社」の「社長令嬢」と、結婚暦があること(前妻とは死別)だけが欠点の「三高(死語?)エリート医師」。これだけの条件が揃っても、「アメリカでは」白人と黒人の結婚には障害がつきまとう。それぞれの父親が結婚に反対するのも、相手の人種の所為ではなく、結婚後に確実に訪れる「人種が原因となる苦難」を心配してのこと。黒人メイドにさえ、世話をしてきた白人令嬢を黒人には嫁がせたくないと思わせる社会。ここに差別・偏見の根本がある(それは現在でも余り変わってない様ですが…)。しかしそんな七面倒臭いことより、とにかく笑って泣けるヒューマン・コメディとして凄く完成度の高い作品だと思うので、これはどなたにもお薦めしたいですネ、8点献上。
[ビデオ(字幕)] 8点(2005-04-19 00:04:55)(良:1票)
10.  マン・オン・ザ・ムーン
アンディ・カウフマンというコメディアンには全く馴染みが無く、この映画を通じて初めて知りました。活躍(?)したのは70年代中頃から80年代前半とのこと。これは日本で言うと、「8時だヨ!全員集合」すら俗悪番組とされた時代に、たった一人で、本気とも冗談ともつかない「めちゃ×2イケてるッ!」か、悪意を持って素人をコケにする「ロンドンハーツ」的なお笑いを実践してた感じでしょうか。そう考えれば、いくら先進的なアメリカン・ショー・ビジネスでの話としても早すぎる。没後20年近くを経て、ようやく彼の目指したお笑いにコンセンサスが醸成され始めた感じでしょうか。彼が自分の人生そのものをヤラセの冗談にしてしまったのは解りましたが、映画はそこから何を導き出したかったのかが今一つ解りませんでした、5点献上。
5点(2005-03-08 00:18:35)
11.  マシニスト
個人的に、もうこの手のサイコ・スリラーには食傷気味。大体、鑑賞中はオチを見破ろうと身構えてしまって、純粋に映画を楽しめなくなってしまったし(ま、これは自身が悪いんですけど…)、余程のオチを持ってこられても感動しなくなってしまった。で、本作は、雰囲気的には「メメント」に近い記憶を巡る物語。そしてこの映画の謎は、「地獄の黙示録」のマーロン・ブランドみたいな男が何者かではなく、激ヤセのクリスチャン・ベールを誰が陥れようとしているのかでもなく、「なぜ彼は眠れなくなってしまったのか」の一点のみ。ここをポイントに鑑賞すると面白いかもしれません、6点献上。
6点(2005-02-03 00:07:41)
12.  マイ・ドッグ・スキップ
「子供」と「犬」の映画という時点で覚悟はしてたんですけど、案の定タイトル・バックからして「感動の名作」という匂いがあからさまに漂ってきて、デパートの1階を歩いた時の様にむせ返りそうになってしまった。BGMが途切れることなく流れ、時には静かに時にはうるさい位に、ノスタルジーと犬の愛くるしさだけしかない映画を盛り立てます。この演出手法は「サトラレ」に匹敵する位あざといですけど、個人的には犬畜生の思い出よりも祖母に対する愛情の方に泣ける。ま、普段余り映画を観ない彼女かなんかと観るのには最適の映画ではないかと思います。という訳で、5点献上。
5点(2005-01-16 00:07:01)
13.  マッカーサー
一見、戦争映画的な感じもしますが、ジェリー・ゴールドスミスの名曲「マッカーサー・マーチ」ほど勇壮な物語ではなく、ダグラス・A.マッカーサー米陸軍元帥の後年を描いた、生真面目な伝記映画といった仕上がりになってます。従って映画の中に物語的ポイントは無く、有名なエピソードをさらっと流しただけで終わってしまったという印象です。特にGHQ時代なんか、ほんのちょっとしか描かれてません。ましてや、何事も単純化してしまうハリウッド映画の例に漏れず、平和憲法制定のシーンには目が点になってしまいました。余り戦争自体にスポットを当ててないのに、政界進出部分もカットしてあるのが解せませんね。ま、アメリカ近代史上最も優秀だと言われている軍人を知る為の入門編としては良いかもしれません、5点献上。
5点(2004-11-26 00:11:17)
14.  マイ・ボディガード(2004)
話自体は悪くない。しかし本作は、監督と主役の選定(と邦題)に失敗してると思う。もう、トニー・スコット弄り過ぎ! スペイン語に被る英語字幕がコミックの擬音語の様な扱いで、完全に演出の一部になってるのは新しいとは思いましたけど、「スパイ・ゲーム」等の彼の前作群が大人しく見える程の落ち着かない編集は、復讐に「燃える男」のハードボイルドな物語に全くそぐわない(この脚本なら私はマイケル・マンを推薦します)。そしてデンゼル・ワシントンも善人の部分が前に出過ぎて、殺人マシンと化す「死の芸術家」には見えない。それぞれの素材は悪くないのですが、例えればフランス料理の手法で和食を作ってしまった様な感じでしょうか。ということで、惜しげもなく水着姿を披露したダコタ・ファニングちゃんに、5点献上。
5点(2004-09-12 00:07:37)(笑:1票)
15.  マーダー・ライド・ショー
2000年に完成していたものの、余りの残虐性に配給元が公開に二の足を踏んでお蔵入りしかけたという曰く付きのホラー映画(それを発掘、昨年アメリカ公開を実現したのが「華氏911」で勇名を馳せた、【anemone】さん言う所のキワモノ買いのライオンズ・ゲート)。初っ端からかなりテンションの高いキャラが登場してきますけど、話自体は「悪魔のいけにえ」。従って妙に懐かしい感じもしますが、ロブ・ゾンビはビデオ・クリップ風の演出で非常にモダンな映画に仕上げてます。お久しぶりのカレン・ブラックがイメージ通りの役で出てきたのも嬉しい。クライマックスは変態一家から「TATARI/タタリ」風のキャラに主人公(?)が移り、一気に不条理感が爆発。これは「テキサス・チェーンソー」より楽しめるのではないでしょうか、6点献上。
6点(2004-09-12 00:07:14)
16.  抹殺者
欧米では小説の題材として良く取り上げられる、キリスト教の根幹を揺るがしかねない歴史的発掘物が巻き起こすエスピオナージュ物の一本。アントニオ・バンデラス演じる元軍人の牧師が大活躍のアクション映画なのかと思いきや全然違い、この牧師、ユダヤ教のラビにまでボコられてしまう始末。が、新鮮なイスラエル・ロケと、教皇庁にパレスチナも交えた政治的状況も描いてあって、私は中々面白く観れました。それにしても、いくら何でもこの映画に「抹殺者」は無いんじゃないの(一体、本作の中の誰が抹殺者だったの?)。「聖骸」くらい付けられなかったんでしょうか、5点献上。
5点(2004-06-11 16:11:24)
17.  マリー・アントワネットの首飾り
きっと、もっとドロドロした恨みや執念、そして危険と隣り合わせの復讐というものが物語の根幹である筈なのに、何か全てがとんとん拍子で運び、周りのキャラクターも実にあっさりとした描かれ方。枢機卿にしてもマリー・アントワネットにしても敵役という描かれ方じゃなくて、これじゃ完全に被害者だし、対するジャンヌも悪人なのか善人なのか解らない。そして何より、苦渋に耐える女という部分よりも妖艶な悪女という部分が勝らなければならない主人公に、ヒラリー・スワンクは明らかなミス・キャスト。ま、「首飾り事件」のお勉強という意味で観て損は無かったと思いたい、4点献上。
4点(2004-05-25 23:10:37)
18.  マスター・アンド・コマンダー
何かピンと来なかったなぁ。ストーリーは非常に単純な海洋冒険活劇だと思うんですけど、本作には娯楽映画の構成要素が完全に欠落しています。そのくせ、艦長の苦悩や乗組員の人物設定、いくらでも弄り様のある少年仕官の物語等について話も膨らんでいかない。全ての素材を唯ぶち込んだだけで、生煮えの状態で出された煮物の様です。もっと単純なヒーローモノでも良かったと思います。ところで、舞台設定をいつの時代にしようとも、悲惨なリアリズムが戦闘シーン演出の定番と化してしまったのが「プライベート・ライアン」のもたらした功罪ですね。という訳で、5点献上。
5点(2004-03-12 16:49:51)(良:1票)
19.  マチルダ(1996)
それなりに有名な童話の映画化らしいですけど、原作の所為なのか、脚本の所為なのか、ダニー・デビートの所為なのか、別の意味でかなり微妙な仕上がりです。マチルダ一家は全員思い切りデフォルメされたろくでなし。校長先生もほとんど怪獣扱い。本来ならファンタジーの筈なんでしょうが、私にも馬鹿映画にしか見えません。もしかしたら子供の空想と言うか、子供から見た世界観みたいなものをそのまま描くと、綺麗事じゃなしに、子供にとって学校や家庭はこういう風に見えているのかもしれませんね、5点献上。
5点(2004-01-04 12:25:47)
20.  マトリックス レボリューションズ
これって結局、スミスがウイルスで、ネオがワクチンだったって事? これが電脳空間での救世主としての使命? 最後は初期化してお終い? 「究極の選択」はどこへ行ったの? なんで純粋プログラムの人達は初期化されても無事なの? そいでもって、マトリックスの外の状況は全く進展なし。モーフィアスよ、これがお前の信じていた結末なのか? 天井見上げて呆けてる場合か? (そんなに深いとも思えん)凝った設定等こちらは全く興味なし。ただ面白い劇映画が観たいだけ。映像センスも「リローデッド」で出尽くしてしまったので、シリーズで初めて画期的映像が無いというのも痛かった。「スター・ウォーズ/ジェダイの復讐」や「GⅢ/イリス覚醒」並みに尻すぼみのシリーズで終わってしまったという印象です、4点献上。
4点(2003-12-29 22:00:26)
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