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プロフィール
コメント数 2394
性別 男性
ホームページ http://sayzin.tumblr.com/
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1.  アマデウス ディレクターズカット
サリエリの、ひどく屈折した神への復讐計画。病床に伏すモーツァルトを追いつめていくサリエリ。しかしモーツァルトの口述筆記こそは、サリエリが神の言葉を書き綴ることを許された初めての瞬間。その至福の前では復讐心など霧散してしまう。神に選ばれし天才の前では、凡庸なる者はただ平伏すことしかできない残酷さ。それを理解する才能だけを与えられる残酷さ。憎むべき才能を愛してしまう残酷さ。20分伸びて3時間になった本作は、余りの悲しみに涙が溢れてしまう程の残酷物語に変貌。そして全編を彩る、どんな映画音楽も敵わないモーツァルトの調べ。昔は、ただ面白い映画としか感じなかったもんですが、この映画はあらゆる事が圧倒的でした。評価アップの10点献上。
10点(2002-09-15 17:02:45)(良:1票)
2.  E.T. 20周年アニバーサリー特別版
「エクソシスト」も「地獄の黙示録」も観に行きませんでしたが、「E.T.」は観ずにはおれませんでした。前回は技術的な問題でなかなか姿を現さなかったE.T.ですが、今回はオープニングからくっきりとしたシルエットで登場します。流石にアニマトロニクスの部分とCGの部分では違和感が拭い切れませんが、E.T.の「微妙な笑顔」が素晴らしく良くなってます。銃をトランシーバーに変更した所は、一部「トランシーバーを構える」シーンになってしまい、ちょっと不自然。ほんの少し追加されたシーンは違和感なく収まってます(むしろあった方が良いかも…)。そして改めて感じたことは、映像と音楽が生オケのようにシンクロしていること(特に後半)。この感動にこの音楽は欠かせません。もちろん10点献上。
10点(2002-06-02 01:54:00)
3.  スモーク(1995)
ロバート・アルトマンのような辛辣な視線も、ポール・トーマス・アンダーソンのような溢れる激情もない、例えて言えば近所のスナックに来る常連客のような連中が織りなす日常の群像劇。なのに登場人物達それぞれのエピソードと人となりが脳細胞の一つ一つに染み入って、深く静かに感動させてくれる名作。ポール・オースターの生活者への愛情溢れる脚本とウェイン・ワンのオーソドックスで暖かみのある演出と映像、うまい役者達の、そこにいれば声をかけたくなるような演技。雑踏の効果音等もブルックリンの街角にいるような気にさせてくれる程のこだわり。人と人との繋がりの大切さを教えてくれる素晴らしき日常生活に、10点献上。
10点(2001-10-14 16:52:24)(良:3票)
4.  E.T.
スピルバーグの映画技術の(当時の)集大成。随所に才能あふれるカメラワークが駆使されています。「未知との遭遇」以来の星空の美しさもgood。ところで、低いカメラ位置について子供の視線で撮影されていると言われていますけど、私は、子供の視線と言うより大人を写さないための手法だと思っています。E.Tを追い続けるピーター・コヨーテ(の顔)が初めて画面に登場するのは、自分の中の少年を告白した時でした(あと写るのはお母さんだけ)。当時の印象ですけど10点献上。
10点(2001-07-19 15:57:54)
5.  マイ・フェア・レディ
以外にも私のベスト1がこの映画です。これってヘップバーンのシンデレラ・ストーリーでもあるわけだけど、男(レックス・ハリソン)が意地を通し続けるっていう映画でもあるんです。私は後者の部分に思い切りはまって感動しました。大好きなのに好きと言えない男とそれを解ってくれる女。理想です。そして映画としてもミュージカルとしてもその様式美は一つの完成形であると思っています。総合芸術として10点献上。
10点(2001-07-16 15:49:09)
6.  ダイ・ハード
perfect! くだらないとか感動するとかっていうことじゃなく、映画として完璧。登場人物のキャラクター、無駄のない脚本、プロットの周到さ、意外性…、とにかく面白い。これを越えるアクション映画は半端なことじゃ作れない。ジョン・マクティアナン、今までの所これで燃え尽きてる。文句なく10点献上。
10点(2001-07-16 13:00:58)(良:1票)
7.  カプリコン・1
↓いや、びっくり。【BUNYA】さんはまったく私と同年代。当時、テアトル東京で「面白くなかったら料金返す」とか言って、嘘発見器まで用意してたイベント覚えてますか? 小さかったからかもしれないけど、確かに感動的に面白かったことを覚えています。ビデオのない当時は、その後も名画座等で何度も観ました。しかし、その後のピーター・ハイアムズには裏切られ続けています…。ノスタルジーも含めて10点献上します。
10点(2001-07-10 17:27:23)
8.  羊たちの沈黙
ダイハードに並ぶ、映画としての完成度の高さがあると私は思ってます。怖いとか感動するとか以前に、ホント面白い。また、映像が、そして俳優がその面白さを倍加させる好例です。【チャーリー】さんへ。トマス・ハリスの原作は脚本かと思う程、映画と同じです。まんま映画化されています。小説の映画化という意味でも好例だと思います。従いまして文句なく10点献上。
10点(2001-07-08 10:23:00)
9.  ユナイテッド93
何の思想も感じられない無機的な再現ドキュメンタリー。しかし不謹慎を承知で書けば、とてつもなく面白く、且つ、とてつもなく良く出来た再現ドキュメンタリーです。この映画にはテーマなど不要。我々は2001年9月11日に何が起きたのかを充分すぎるほど知った上で鑑賞することになるので、作品の持つ緊張感はファースト・カットからダイレクトに伝わってくる筈です。「何かとんでもないことが起きようとしている不安」が、「未曾有の事件」に移行し、否応なしにあの時の「混沌」の中へと再び放り込まれる。私はラストのフェード・アウトまで食い入る様にスクリーンを見つめ続け、気がついたら111分が経過してました。本作を観るという行為は映画鑑賞と言うよりも、9.11の追体験に近いです。鑑賞中は何度か鳥肌が立ってしまいました。これを「今」作ったことの是非と「映画」としての良し悪しは置いといて、もの凄い力を持った作品であることは間違いありません、9点献上。
[試写会(字幕)] 9点(2006-08-07 00:27:59)
10.  クラッシュ(2004)
まだ10ヶ月を残してますが、まず間違いなく私的2006年度No.1作品はこれになるでしょう。一つ一つは単純なエピソードながら、練りに練ったであろう脚本・編集構成に全く抜かりが無く、抜群に面白い群像劇に仕上がってます。役者も正に適材適所(ドン・チードルの印象的な顔で、少し「トラフィック」を思い出した)。物語は確かに人種的偏見を扱ってるんですけど、問題の根本は人種ではなく、「信用」と「思いやり」の欠如。人を見たら幼児誘拐犯と思わざるを得ない社会や、他人を思いやることがまるで「損」でもあるかの様な風潮は、単一民族国家のつもりでいるどっかの島国も変わりありません。この映画は個人と社会、愛情と憎悪、共感と反感、偶然と必然、不運と幸運、美徳と醜行といった、ぶつかっても決して混ざり合うことのない糸で織られた複雑な文様のタペストリー。そこに浮かび上がった余りにも不完全な人間の姿は、しかし、この上なく愛おしい、9点献上。
[映画館(字幕)] 9点(2006-03-03 00:03:35)(良:1票)
11.  ラ・マンチャの男
ドン・キホーテとは、負け戦に挑む愚か者のことでも、現実から逃避した狂人のことでも、もちろんディスカウント・ストアの名前でもなく、高邁な理想に生きた誇り高きラ・マンチャの領主。彼の眼はまやかしの現実を見透かし、その向こうに潜む真実を見抜く。彼の折れた槍や曲がった剣は、腐った日常に首まで浸かった現実主義者(例えば私)の心を的確に貫く。現実、戯曲上の現実、そしてアロンソ・キハーナの妄想という多重構造的ストーリーが呼応し合う物語のダイナミズム、名曲と名台詞の数々、ソフィア・ローレンの大胆な演技と美貌、ピーター・オトゥールの「アラビアのロレンス」以上の名演と、見所満載の傑作ミュージカル。映画版の唯一のマイナスは、アーサー・ヒラーの凡庸な演出か。同じ舞台劇の映画化でも得意のライト・コメディではなく、大胆にもミュージカルに挑むとは、彼自身ももう一人のラ・マンチャの男だったのかもしれません、9点献上。
9点(2004-12-15 00:17:28)
12.  シュレック
これは面白い! 【びでおや】さんご指摘のように、むしろ酸いも甘いも噛み分けた大人の方がより楽しめる筈。「アンツ」ではジェフリー・カッツェンバーグの対抗意識が間違った方向に行ってしまったようでしたが、本作は違います。「毒にも薬にもならないお伽話」の痛快な逆説をベースに、ディズ○ー(ランド)の「夢の世界と呼ばれる異常性」と「究極の商業主義」を笑い飛ばし、更にはフィオナ姫の存在で、薹が立っても幼稚な現代女性への最高のパロディを展開。シュレックのキスで解けるのは魔女の呪いではなく、メディアに操られていた自らの呪縛。あばたもえくぼ。恋心に美醜も体重も関係ありません、勇気を出して自らの足で塔を降りましょう! ってことで、大満足の9点献上。
9点(2002-07-07 00:41:15)(良:1票)
13.  サンセット大通り
(ネタバレ注意) 今となっては特に目新しい題材ではなく目新しい作りでもありませんが(古~い映画に詳しい人は色々と楽しめるらしい)、ラストの三段落ちには正直唸った。ウイリアム・ホールデンが死ぬのは最初に分かっていること。そしてグロリア・スワンソンの狂気も最初から分かっていたこと。しかし、執事が監督になることによって狂気と哀愁が増幅されるラストになっていたとは! いみじくもカメラの前に立つスワンソンに、実はスワンソン以上に過去にしがみついていた執事が「アクション!」をかける。狂人が演出する狂人の演技、こりゃいくら何でもブラック過ぎる…(その他諸々、ビリー・ワイルダーって人は相当性格悪いのか?)。この映画、ただ事じゃ済まされません、9点献上。
9点(2002-06-06 00:11:27)
14.  ブリジット・ジョーンズの日記
この話、主人公を男性に置き換えてみると面白いですよ。優しさだけが取り柄の冴えない独身男が何故か同僚の美人OLといい仲になる。その時、学生時代の冴えない女友達とも再会。男は一時的に有頂天になるも綺麗な薔薇には刺があって、すったもんだの揚げ句OLとは破局。すると自分のことを理解してくれていた女友達が急に愛おしくなって告白。しかし誤解から彼女が出て行ってしまう。男はパンツ一丁で雪の中を追って行き往来で絶叫、「お前を愛してるんだーっ!」。途端に誤解は氷解してハッピー・エンド。…そう、主人公が男性だと非常に古臭いラヴ・ストーリー。この一見オーソドックスなラヴ・コメディの凄い所は、女がまんま(!)これをやったこと、更には男にさえ共感させてしまうこと。輝かしき男性社会の終焉と現代女性の幼稚性を感じさせるに充分でした。女優で初めてデ・ニーロ並の役作りをしたレニー・ゼルウィガーの快挙も併せてエポック・メイキング的な映画ということで、大負けに負けて9点献上!
9点(2002-04-07 17:57:38)(良:2票)
15.  初恋のきた道
チャン・ツィイーのアップ、アップ、またアップ。ただひたすらチャン・ツィイーをアップで追い続けるチャン・イーモウ監督、あなたは解ってらっしゃる。その可憐さと言ったら筆舌に尽くしがたい(衣装も最高!)。これだけの可憐さを「演じられる」女優が何人いるだろうか?(彼女の無言の演技だけで何度も涙が出てくる。ただ可愛けりゃいいってもんじゃない) 既に現代では決して見られなくなってしまった、女性の可憐さ、可愛さ、いじらしさ、そして恋することの素晴らしさがここにあります(それが何十年経っても変わらないってところがミソなのさっ!)。これじゃあ、つい9点献上しちゃうよ!
9点(2001-11-17 19:45:01)
16.  バック・トゥ・ザ・フューチャー
これはSF映画ではありません、コメディ映画の最高峰なんです。全てのタイム・パラドックスが「笑い」の要素としてのみ存在し、ハラハラワクワクさせながらも全てちゃんと「笑い」で落としていきます。この考え抜かれた普遍的な「笑い」の前には、今のところどのコメディ映画も霞んで見えます。この映画のお陰で未だにカルバン・クラインのブリーフ履いてます。ただ、公開当時ラストシーンをCMに使った日本の配給会社の担当者の常軌を逸した馬鹿さ加減に-1点。9点献上。
9点(2001-11-06 20:09:49)(良:4票)
17.  オズの魔法使
何度かリメイクされているものの、この映像化を越える作品が現れることはまずない(と思わせる)。特にどんなに特殊メイクやCGが発達しようともあのキャラクター達は越えられない。それに、ジュディ・ガーランドの愛くるしいお下げ髪、「総天然色」の効果的使い方、名曲の数々…。技術とイマジネーションの融合体である「映画」という芸術は、こんなにも昔に完成されていました。9点献上。
[映画館(字幕)] 9点(2001-10-25 22:33:06)(良:1票)
18.  カッコーの巣の上で
当時の精神医療の問題を提起しながら魂の解放を謳う重量感たっぷりの感動作。「17歳のカルテ」や「ショーシャンクの空に」が子供じみて見える程の圧倒的な完成度。今はなきハリウッドの良心が作り上げたとしか思えない映画です。演出のミロス・フォアマンと神がかり的な演技を披露する出演者全員に、謹んで9点献上。
9点(2001-10-07 18:09:11)
19.  ギャラクシー・クエスト
アメリカで量産されるくだらないパロディ映画の一本と思ったら大間違い。久しぶりにいい物見せてもらいました。ドリームワークスがその名の通り本気で作ったSF、そしてファンタジー・エンターテインメント。何でこういう映画を大きく公開しないのかなぁ?  B級パロディ映画の姿を借りた超A級映画です。個人的趣味で9点献上。
9点(2001-08-25 18:27:42)
20.  風と共に去りぬ
何の予備知識もなく真っさらな気持ちでこの映画を観てみたいもんですね。ビビアン・リーやセルズニックのサイド・ストーリー、「映画史上不朽の名作」的な評価、これらを知ってると良い映画だとやっぱり思っちゃうもん。確かに映画としてすごいと思いますけど…。スカーレットとレットの恋愛を縦軸に南北戦争当時のスペクタクルを絡めた大河ドラマに、うん、9点献上。
9点(2001-08-08 16:22:37)
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