181. ブリット
マックイーンがマスタングでサンフランシスコを疾走する。ある意味それが全ての作品なんだが、マスタングの対比としてノロノロ走るVWビートルの存在もアクセントになっているのを見落としてはならない。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-03-25 11:32:36) |
182. ミッドウェイ(2019)
1976年版と比べると相対性が欠如しており、日本側の描き方が雑かつ量も少ない。内容的には米国人の安っぽいヒューマンドラマで歴史的に興味がある自分にはやや不満。映像的に楽しみたい人向けかな。ただし、ウクライナ問題の真っ最中に見ると「戦争とは何か」といった本質的なテーマについて多少は考えるようになるという副産物はあるのかも。 [インターネット(字幕)] 4点(2022-03-24 01:23:40) |
183. SING/シング
こういう動物キャラが日本人ウケするとは思えないのだが子供が見ると違うのか。吹き替えはまあまあ頑張ってたかな。 [地上波(吹替)] 4点(2022-03-13 16:59:53) |
184. ゴッドファーザー PART Ⅲ
因果応報の殺戮が只管展開されていくだけなので、あとは「見せ方」が問題となるわけだが、ちょっと過剰演出かなという印象。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2022-03-09 01:25:58) |
185. ゴッドファーザー PART Ⅱ
他人を信用できずに協力関係を築けない人は大物にはなれないんだよね。そういうマイケルの小物ぶりはそこそこ表現できていると思います。まあ2世が小物になるってのは世の常だけど性格が拍車をかけていますね。 <追記>16年ぶりに再見。なんかずいぶんヒドイ事書いてたんだな。って事は、当時よりは大らかな心で見られたのかも。デニーロが近所の奥さんの悩み相談からスタートしているのがちょっとウケた。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2022-03-04 01:36:32) |
186. ゴッドファーザー
役者の演技や音楽は良いと思いますが、それ以外に感じるものはないですね。ヤクザモノにしては「粋」じゃないんだよね。マフィアの現実見せられれても、日本人の私には響くものはあまりないです。別にカッコイイとも思わない。ヤクザモノなら高倉健の任侠モノを観てた方がいいし、「家族愛」に触れたいなら山田洋次でも観てたほうがいいかな? <追記>17年ぶりに再見。印象は変わらず。昨今の「ジェンダー」的視点から言えば、女性達はかなり蔑ろにされているようには思えた。DVされてたのがロッキー奥さんだった事に今更ながら気が付いた。で、ダイアンキートンはまだ芋ねーちゃんって感じで、年取ってからの方がいいな。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2022-03-04 01:30:22)(良:2票) |
187. アパートの鍵貸します
予定調和なワリには、ラストの心変わりが唐突でなんだかなあという印象。若きシャーリー・マクレーンはブサカワな感じが魅力的でよかったけど、役柄には共感できないね。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2022-03-02 14:27:32) |
188. イーグル・ジャンプ
予定調和なほのぼのコメディで少々の感動もあり作品としてはよくまとまっている。山際淳司に『たった一人のオリンピック』という小説があるが、それを思い起こさせる内容。大人になってからイチから五輪を目指すという事がどういう事なのか、『クールランニング』とは違って「先進国」の代表として「笑い者」になる事への葛藤と挑戦?等がわかる。その後IOCは主人公の活躍?を面白く思わなかったのか参加ルールを厳しくして五輪に出場させないようにしたようだが、そういう「闇の部分」も本作では垣間見える。 [地上波(字幕)] 6点(2022-02-17 10:47:46) |
189. クール・ランニング
万人ウケする良作なんだろうが、予定調和でイガイ性や緊張感はないね。実話だから仕方ないが。 [地上波(吹替)] 6点(2022-02-15 10:49:16) |
190. アトミック・ブロンド
冷戦終結でスパイモノは成立しにくくなるという点で、ベルリンの壁崩壊時に時代設定するというのはプロット的にはよいと思うのだが、変にオシャレ?なテイストにしてしまったのでちょっとリアリティーが欠如してしまったのが残念。もっとガチでハードな感じでやった方がよかったのではないかと。あとは回想方式というのも緊張感が欠如してしまって、折角の体を張ったアクションも結局無事に生き残って聴取されているという現実から一歩引いて見てしまうという難点がある。ラストへのもって行き方上こうなってしまったのだろうが、もうちょっと工夫できたのではないかと。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-01-03 15:42:24) |
191. リービング・ラスベガス
仕事と家庭の両方に失敗したら、全てを許してくれて文句も言わない娼婦のヒモになって酒三昧の日々。そんな恵まれた逆転人生はリアリティーがなくファンタジーでしかない。という意味では、ある種の「男の夢」を見させてくれる作品ではあるが、映画作品としては冗長で中身がなく、それを延々と見せられてもねえという感じ。こういうのは体験するものであって、第3者的に見るものではないんだろうな。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2022-01-01 18:21:50) |
192. フレンチ・コネクション2
《ネタバレ》 ハックマンは頑張ってはいるが、内容的には盛り上がりに欠ける。「ガソリン放火」は先日大阪で起きた事件を思い起こさせてちょっとツライ。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2021-12-31 10:10:11) |
193. ミッドウェイ(1976)
良くも悪くも日米を相対的に描いており中立性が感じられるものの、双方共に描き方があっさりしていて物足りなさはある。やはり、日本サイドからガッツリ描いてくれた方が、作品としては面白いんだろうな。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2021-12-19 16:44:58) |
194. トラ・トラ・トラ!
記録映画のようでエンタテイメント性はないが、史実に基づき結構細かく丁寧に作られているし、演じる役者も似せているので歴史の勉強として見るにはよいかもしれない。1点気になったのは、山本が近衛(演者がちょっと老けてるのも気になったが)に説明したのは「半年か1年の間は随分暴れてご覧に入れる」であって、作中台詞では半年ぐらい多めになっており、ちょっと時間軸が違うかなということかな。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-12-12 16:52:01) |
195. ゼロ・グラビティ
夢か訓練というオチかと思ったんだが。映画館の3Dで見たら「楽しい」のかもね。映画に何を求めるか?にもよるだろうけど。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2021-11-14 00:04:15) |
196. 007/スペクター
長い事で評判が悪いようだが、TV放映は正味100分程度なので40~50分程度はカットされており、ストーリーが少々わかりにくかった。ボンドガールに華がないのも難点。出来栄えとしては良くも悪くもシリーズモノとしての安定感はあると思うが、もう冷戦終結しちゃうとスパイの活躍機会も減ってしまい、悪役の設定が情報ネットワークの支配というショボイというか映像化しにくいテーマになってしまって、ストーリー的には盛り上がりに欠ける。 [地上波(吹替)] 5点(2021-10-10 01:07:50) |
197. アウトブレイク
臆病な私は、感染の瞬間のシーンはその度に「アーッ!」って叫んでしまいます。イチバン叫んでしまったのは、病院で試験管が割れて顔に血が飛び散るところですね。 <追記>17年ぶりに再見。コロナ流行の状況で見るとそれなりに臨場感を持つ事も可能であり見方も変わる部分もあるが、ご都合主義のエンタメ要素が思ったより強いので拍子抜けする部分もある。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2021-10-09 17:19:45) |
198. フレンチ・コネクション
昔ならではの実録系のシブイ映画。多少の緊張感はあるものの、今となってはやや地味か。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-07-22 10:56:10) |
199. ボウリング・フォー・コロンバイン
犯罪抑止のための銃によって、犯罪が起きているという皮肉。じゃあ銃を持つのを辞めれば犯罪は減るのか?それも怖くて出来ないというのが実情でしょう。犯罪及び防衛の手段である銃をなくす事よりも、銃を持たなければならない理由である犯罪を減らす事の方が重要。それには学校や家庭での地道な教育しかないと思います。アメリカはその辺の道徳教育が遅れているのでは?と思います。 <追記>17年ぶりに再見。あらためて見直すと、突撃取材系のエンタメ作品として見ればそれなりに面白いが、ドキュメンタリーとしては客観性に欠如していて問題の本質は伝え切れていない印象。アニメでいい加減な説明はあったが、もうちょっとマジメにアメリカ建国の歴史や「抵抗権」等々を考慮すれば、銃を所持する事はアメリカ人にとっては「正義」であり、規制反対派にもそれなりの言い分はあるわけで、その辺がキチント伝わっていない印象を受けた。そもそも公平に伝える気もないのだろうけど。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-06-28 01:35:12) |
200. スパイ・ゲーム(2001)
《ネタバレ》 レッドフォードはリタイヤするから無茶できたのか?それともリタイヤするのにあえて無茶したのか?どっちなんでしょうか??? <追記>18年ぶりに再見。時制が行ったり来たりするので回想シーンも多く、リアルタイムな緊張感には欠けるものの、正義感のある若手と冷酷なベテラン上司との出会いと決裂、そして冷酷上司は引退間際に負い目と人情が出てしまって3000万の老後資金を使って一芝居うって部下を助けるというある意味キレイな話。ただし、政治的な観点というか時代背景を考慮して見た場合にレッドフォードの台詞にあった「善悪のわかりやすさ・わかりにくさ」というCIA当人のある種の「嘆き」が、冷戦終結後のスパイモノの混迷をいみじくも象徴しているようにも思えた。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-06-13 16:46:44) |