181. ロード・オブ・ザ・リング
とりあえず登場人物の紹介といった内容ですが、かなり完成度の高い作品に仕上がっていますね。 とにかく世界観ががっつり構築された作品で、それを映像や音楽で完璧に再現しているのが凄い。 正直言って本作だけの面白さで言うと、高評価は難しいのだけど、絶対に続編を見なくちゃいけないという気になる。 3時間は流石に長くて疲れたけど、直ぐに続きを見たくなるほどワクワクさせられました。 子供の頃にRPGゲームに嵌った世代としては、至高の映像体験でした。 [DVD(吹替)] 8点(2021-05-19 11:10:12) |
182. バットマン(1989)
ジョーカーがやりたい放題で、バットマンの活躍は控えめ。 後の作品を先に見てしまってたので、バットマンの装備がやや貧弱で心配になったけど、それが逆に良かった。 あまりにも無敵だと面白味がないけど、これくらいの方がハラハラドキドキする。 ジョーカー役はいろいろな俳優が演じてるけど、みんなちがってみんないい。 本作はコミカルなジョーカーだったけど、狂った感じが怖さを強調していて良かったと思います。 バットマンの正体は誰なのか?というのはお約束の設定ですが、きちんと謎めいた登場になってるのが良い。 最終的にゴッサムシティに平和が訪れて、起承転結のあるお伽噺のような仕上がりで好感が持てます。 [インターネット(字幕)] 7点(2021-05-18 16:08:47)(良:1票) |
183. マトリックス
有名な作品なのでタイトルくらいは知ってたけど、見てみたら意外と面白くて驚いた。 動きに違和感のあるシーンが多かったけど、当時のCGの限界だったのか、そういう演出なのか気になる。 あの違和感のある動きが逆に斬新でカッコいい。 携帯電話のデザインがダサいのに固定電話がカッコよく見えるというのも面白い。 仮想現実という設定が無ければ、ただのテロリストだけど、この設定ならどんなに人を殺しても救世主。 イスラム教徒がどんなに人を殺してもイスラム教の設定の中では聖戦となるのと同じ。 結局は信じるか信じないかの差だけど、僕は信じてみたくなった。 このバカげた世界をどうやったら破壊できるのか、そしてどうやったら自由になれるのかを。 [インターネット(吹替)] 7点(2021-05-18 12:00:48) |
184. ストリート・オブ・ファイヤー
ヤヌスの鏡の今夜はANGELがカバー曲とは知らず、本作を見てダイアン・レインの曲だったのか!と衝撃を受けたのが懐かしい。 でも、それすら口パクで別人が歌ってたと知って、もう何を信じたらいいのかわからなくなった。 まあ、そんなことはどうでもいいくらいに爽快でカッコいい作品ですね。 ラブストーリーとしても切なくて好き。 ラストのライブシーンが圧巻で、ダイアン・レインの口パクの迫力が凄い。 94分のPVと思って見てもいいくらいの名曲。 [地上波(吹替)] 9点(2021-05-16 15:55:23) |
185. レゴバットマン ザ・ムービー
相変わらずレゴの映像感覚が斬新で良かったです。 バットマンの世界観で統一されてはいるけど、色々な作品のキャラが登場して賑やかで楽しい。 パロディなので真面目に見ちゃいけないのかも知れないけど、なんだか切なくて心温まるお話でした。 レゴでバットマンごっこして遊んでるような童心に帰れる作品ですね。 [インターネット(吹替)] 7点(2021-05-14 17:33:50) |
186. LEGO ムービー
子供の頃にレゴで遊んだこともなく、何の思い入れも無かったけど、意外と良かった。 レゴの世界観が魅力的で、とても斬新な映像感覚でした。 ストーリーとしては平凡だけど、登場するキャラが豊富で飽きさせないですね。 ラストは丸く収まってハッピーエンドなのかと思ったけど、絶望的なオチに思わず笑ってしまいました。 [インターネット(吹替)] 7点(2021-05-12 18:04:15) |
187. アングリーバード
序盤は主人公の好感度が低くてどうなることかと思ったけど、最終的にはいい奴になって良かった。 バカ騒ぎしてるだけの作品のようだけど、卵を取り戻そうというモチベーションは感動的。 敵の豚も憎めない感じで、侵略戦争してた割に平和な余韻が残るという不思議な作品でした。 [インターネット(吹替)] 7点(2021-05-12 17:42:58) |
188. コウノトリ大作戦!
ただの荷物から赤ちゃんに変化していく過程が丁寧に描かれていて良かった。 キラキラプリンセスの成長を想像した瞬間はちょっと泣きそうになりました。 家族愛を描いた良い作品ですね。 [インターネット(吹替)] 7点(2021-05-12 15:40:26) |
189. シャーロック・ホームズ/シャドウ ゲーム
相変わらず殴り合いと爆破と銃撃戦というホームズじゃない感が凄い。 それで面白くなるならいいけど、イマイチ面白いとは思えなかった。 手の込んだ暗殺計画なんて仕込まなくても簡単に殺しちゃえばいいのにね。 ラストのオチも必要だったかどうかよくわからない。 もし続編を作るつもりなら、次作の冒頭で使えたのにモッタイナイ。 どうやってもつまんないし、これで終わりということなんだろうか? [インターネット(吹替)] 4点(2021-05-12 10:00:06) |
190. シャーロック・ホームズ(2009)
《ネタバレ》 俺の知ってるホームズじゃない感が凄い。 殴り合いじゃなくて、推理で事件を解決して欲しいんだが、そういう方向性の作品ではない。 爆破シーンとか凄い迫力で感心したけど、ホームズに爆破が必要なのかはよくわからない。 協力者が居ないと成立しないトリックにはがっかりだし、そんなにいろいろと仕込んでたら誰か気付くだろ。 あと、わんこで実験するのも好ましくはない。 続編を見たいと思うレベルの作品ではなかったけど、モリアーティ教授と聞いてしまったら見ないわけには行かなくなってしまった。 [インターネット(吹替)] 4点(2021-05-11 16:39:36) |
191. オール・ユー・ニード・イズ・キル
《ネタバレ》 この設定ということを知った上で観賞したので、設定に関する驚きは無くて残念。 でも、ネタバレが無かったら、そもそもこの作品を見てなかっただろうから仕方ない。 この設定の作品をいくつか見て来たけど、設定の使い方としてはシンプル。 もっとトラップを仕込んだり、先回りして先手先手で戦うのかと思ったけど、経験値を積み重ねるという正攻法。 武器やバッテリーを事前に送り込んでおくような賢い設定の使い方は無かったものか。 何回目?みたいなやり取りはこの設定の面白味だと思うけど、何百回とか言われるとうんざりする。 もう少し1回1回を大切にするようなシナリオにした方が心に響いたような気がする。 映像がゲームやってるような感覚で、緊迫感が無かったのも勿体なかった。 現代や過去の戦争を舞台にした方がリアリティがあって良かったかも知れない。 設定がこれで、映像がゲーム感覚だと、ほんと恐怖感がゼロになってしまう。 終盤の設定解除もどうかと思う展開で、単なるアクション映画に成り下がってしまった。 いちばんハードルが高いはずのラスボス攻略が1プレイで攻略できてしまうなんて糞ゲーとしか言い様がない。 何回か失敗して、やっと成功するというゲームバランスの方が感動的だったのかも知れない。 ラストのオチもルール違反だと思うけど、ハッピーエンドにするにはこうするしかなかった感じかな。 [インターネット(吹替)] 6点(2021-05-11 16:03:55)(笑:1票) |
192. インビクタス/負けざる者たち
ラグビー映画のつもりで見始めたのにマンデラ物語が始まって驚いた。 でも、心に響く言葉がいくつもあって、それはそれで良かった。 序盤は当時の出来事を淡々と描く感じで、落ち着きのある雰囲気が好印象。 終盤に向けては選手も応援する国民も徐々に盛り上がって行ってとても感動的でした。 ラグビーが国民の心を1つにして行く光景に自然と涙が零れました。 とんでもない大差で負けていたけど、日本もこの大会に参加していたことが少し誇らしかったです。 [インターネット(吹替)] 8点(2021-05-07 11:33:45) |
193. ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー
《ネタバレ》 序盤はハン・ソロがハン・ソロっぽくなくて、どうかなぁって思ってたけど、チューバッカが登場した途端にハン・ソロ感が増したように感じる。 ランドも雰囲気が似てたし、よく頑張ってたんじゃないでしょうか。 ベケットがスキッフガードの変装をしてたので、後のランドのスキッフガードに繋がるような裏話があるのかと思ったけど、単なる偶然なのかな? ストーリー的にはあんまり面白いとは思えなかったけど、懐かしいキャラが登場するのは嬉しいもんですね。 ハン・ソロとキーラの関係がどうなってしまうのか気になるけど、続編はいらないような気もする。 [地上波(吹替)] 5点(2021-03-05 23:56:52) |
194. キング・オブ・エジプト
映像は派手だけど、内容はつまんない。 エジプトの神々の内輪揉めを2時間見せられてるだけの作品。 神が変身ヒーローみたいに描かれてるけど、力関係がご都合主義で面白味が無い。 太陽神ラーが弱過ぎるし、ハトホルの能力でセトを操れない理由がよくわからない。 原題のままゴッズ・オブ・エジプトでいいのになんでわざわざ改変したのかもよくわからない。 [地上波(吹替)] 3点(2020-12-26 16:34:35) |
195. ミリオンダラー・ベイビー
《ネタバレ》 チャンピオンになるまでのサクセスストーリーと思って見てたので、終盤の展開は心が痛かった。 ハッピーエンドじゃなきゃ駄目とは言わないけど、後味の悪い作品なのは間違いないね。 社会問題に対する問題提起のつもりなら、その後の結末も描くべきなのかも知れない。 姿を消して問題解決とは思えない。 [地上波(字幕)] 5点(2020-12-04 18:41:05) |
196. オリエント急行殺人事件(2017)
俺の知ってるポワロじゃない。 見てるうちに違和感が解消されて慣れてくるのかと思ったけど、最後まで草刈正雄の印象しかなかった。 余計なアクションシーンとか過剰な演出はあったけど、ラストは切なくて感慨深かった。 ナイル殺人事件も見てみたいと思えたので、そんなに嫌いじゃないのかも知れない。 [地上波(吹替)] 6点(2020-12-02 21:11:17) |
197. ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生
前作もそれほど面白かったわけではないけど、魔法動物が愛らしくて、世界観は好きでした。 でも、今作は魔法動物の活躍も減って、なんだかよくわからない魔法合戦が始まったので、がっかりです。 映像だけは凄いので、スピンオフで魔法動物の活躍を描いた作品を撮ってもらいたい。 [地上波(吹替)] 3点(2020-11-14 09:49:27) |
198. ジュラシック・ワールド/炎の王国
前作で子役を男の子にして失敗したので、子役を女の子に戻したのは正解だと思う。 序盤は恐竜を単なるモンスターとして描いてるのでつまんないけど、中盤辺りから生物として描き始めるので、ちょっと切なくなる。 その効果でラストにジレンマが発生するわけだけど、決断を子役に丸投げしてしまうのはどうかと思うよ。 どっちを選んでもバッドエンドなんだろうけど、大人が責任を持って選択するべきだったのかも知れない。 結果的に続編がありそうな結末になってるけど、もう作らない方がいいのかも知れない。 [地上波(吹替)] 5点(2020-09-04 15:03:41) |
199. それでも夜は明ける
原作がこういう内容なんだろうから仕方ないけど、理不尽な奴隷体験を延々と見せられるのは苦しい。 いい人も登場するけど、ほぼほぼ嫌な人ばっかりで、気分が悪かったです。 その後の奴隷解放運動を描いた方が作品としては面白くなったんじゃないだろうか。 そもそもそういう時代だったんだから仕方ないとしか言い様が無くて、この人はまだマシな境遇だったと思える。 終盤の展開も手放しでハッピーエンドを喜ぶ感じではなくて、農園に残された人たちのことを思うと後ろ髪を引かれる想いでした。 [DVD(吹替)] 5点(2020-06-11 14:01:56) |
200. ダム・キーパー
短編なのでほとんど説明はないけど、なんとなく映像だけで世界観が理解できる。 ストーリーもシンプルだけど、奥深いメッセージ性が感じられる。 キャラクターは愛らしいのになんだか恐ろしい展開で驚いたけど、最終的にはハッピーエンドのようで安心しました。 もしかたら、とんでもない被害が出てたのかも知れないけど。 [インターネット(吹替)] 7点(2020-05-10 14:48:18) |