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181.  戦場にかける橋 《ネタバレ》 
日本人とアメリカ人にイギリス人、それぞれの軍人の置かれている立場、誇りのようなものが上手く描かれていて感心させられる。その各、国の軍人魂、心の叫び、ラストで一人だけ生き残ったクリプトン軍医の叫び「狂気だ」こそが正に戦争というものの恐さを語っている。あの例の音楽がいつまでも耳に残って離れなくなりそうです。デビッド・リーン監督による大作の中の一つであり、名作の名に相応しい映画であることは否定しませんが、個人的好みからしたら「アラビアのロレンス」や「ライアンの娘」の方が好きです。それにしてもこの監督は長い映画を撮ってもダレルことなくきちんとした映画を撮れる監督であることがこの映画でも証明されていて、恐らく大作を撮ることに関しては世界でもナンバーワンの映画監督かもしれない。
[DVD(字幕)] 7点(2010-12-19 17:16:40)
182.  美女と野獣(1991) 《ネタバレ》 
「美女と野獣」これが逆の立場だったら果たしてどうだったか?どれだけの人が観るであろうか?と色々考えてしまったりする。明らかに「美女と野獣」だから良いのである。美女に対して野獣という組み合わせ、共に美女や美男子だったら嫌だ。鼻に付くし、勝手にどうぞ!お好きなようにしやがれ!となる。だから「美女と野獣」で成功である。美しい音楽と美しい映像美、全てが美しいのである。勿論、ベルの野獣に対する愛と野獣のベルに対する愛、お互いの愛の美しさ、それを見て共感する周りの人達、ところがである。最後の最後に来て、何故?野獣のままでいれば良いものを美男子の姿へと戻してしまう?ハッピーエンドでそりゃあ、良いでしょ!でもね、何か納得いかないのである。ベルが愛したのは野獣の姿でも心優しい男である。顔や姿ではないはずである。そう思うと最後が私には好きになれない。それまでは凄く良かったのに残念である。よって最後に来てそれまでは9点にしたいぐらいなのに、あれで大きくマイナスである。
[DVD(字幕)] 6点(2010-12-18 13:50:55)
183.  ミス・ポター 《ネタバレ》 
冒頭のあの湖の映し出されるシーンの息を呑むほどの美しさ、まずは映像の美しさに眼を奪われる。ピーター・ラビットの話そのものも興味深く見られる上にとにかくどの場面も映像が素晴らしく美しい。それだけで見ていても楽しめる。更にポターが描く世界、所々で本の中の動物が動いて見せたりするのも楽しい。やたらうるさくてリアルな描写を売りにしているようなものがよく見られる最近の映画とは違う落ち着いた感じ、上品さも感じられるのも良い。ポターが愛した土地の景色、湖の美しさ、19世紀のイギリスの町並みの美しさ、この映画は全てが美しい。ちょっと切ない感じのするドラマ的な中でのラストも心温まる。全く期待してなかっただけに余計、楽しく観ることが出来た。そうか!なるほど。この映画の監督さん、あの「ベイブ」の監督か!どうりで映像も美しわけだ。更に動物の画き方も見事である。納得である。
[DVD(字幕)] 8点(2010-12-17 21:44:57)(良:1票)
184.  ヘアー
ロックとオペラ、そして、戦争告発みたいな内容に予想してなかったほど飛び交う言葉の過激なこと!ミュージカル映画というよりは社会派のドラマとして観るべきなのかもしれないような?何とも複雑な感じが漂う。監督のミロス・フォアマンという人は社会派の監督というイメージが私の中にはあり、そういう意味でも強烈な戦争批判を歌に乗せて描くというこれまたかなり政治色の強い映画に感じられた。期待したほどの映画ではなかったけど、それでも普通に楽しむことは出来たので一応、この点数ですがミロス・フォアマン監督の才能を持ってすれば、もっと凄い映画になっていても不思議でないような気がする映画でもある。
[DVD(字幕)] 6点(2010-12-16 21:38:25)
185.  3人の逃亡者
えっ?何?犯罪映画か?というようなスタートが一転して喜劇的になって、更に親と子のヒューマンドラマ風になるという何とも贅沢な映画である。それはそれで面白いけど、ちょっと欲張り過ぎかな?まあ、それでも面白く見られるし、何と言ってもあの女の子の可愛さ、これがこのおかしな犯罪コメディの中で安らぎを与えてくれている。
[DVD(字幕)] 7点(2010-12-13 22:18:48)
186.  飾窓の女 《ネタバレ》 
いやあ、恐いわ!あのガラスに映る謎の女、しかもこれがまた美女で何を考えてるのか解らないから余計、恐い。犯罪学教授のエドワード・ロビンソンの怯える表情にこの女の恐さが見事に表されている。殺人を実行してから死体を捨てるまでの何とも言えない恐ろしさ、異常なほどの緊迫感といい、夜に観るような映画じゃないな!あのショーウィンドウに飾られた肖像がを見ている場面での絵に描かれている女によく似た女に声をかけてからの悪夢のような展開、ジョーン・ベネットの顔が肖像画と重なって浮かび上がってくるシーンも一度、見れば絶対に忘れられなくなるほどの印象を残す。フィリッツ・ラング監督作品、今の所、見た限り全くハズレなし!この監督の作品、まだまだ見足りない。出来るなら全作品見たい。
[ビデオ(字幕)] 8点(2010-12-12 22:08:20)
187.  愛が微笑む時
「愛が微笑む時」ってタイトル通り、正しく愛が微笑んでいるような映画である。幽霊となってからの四人の表情の豊かさとロバート・ダウニー・Jrの演技の上手さとのバランスの妙、作品全体を包み込む優しさ、色んな愛が感じられる良い映画を観た気持ちになりました。ところで、とらやさんのコメントを見てなるほどと思ったことがある。人間、生まれてくる時もたった一人、死んで行く時もたった一人でございます。何と寂しいことではごさせいませんか!天に軌道がある如くと、私は寅さんが「男はつらいよ・口笛を吹く寅次郎」の中で言う台詞が頭に浮かんできて、この映画のあの四人の死者達が一人、一人、バスの中へと天国へと旅発つ姿を観ると寅さんって当たり前だけど凄いこと言うよなあ!と感心させられるし、おっと、話がそれてしまっているのでもう一度、この映画についての感想を言わせてもらうと、この映画は人間的な優しさ、愛情に満ちていて本当に「愛が微笑む時」の皆の顔付きの素晴らしさ、人を思いやることの大切さを色々教えられたそんな素晴らしい映画です。こういう映画が私はもっともっと観たい。最後にこの映画の素晴らしさを教えてくれている皆さんに「ありがとう」て気持ちにさせられました。
[DVD(字幕)] 9点(2010-12-11 10:59:16)(良:1票)
188.  トイ・ストーリー2
あれ?何だか変です。おかしいなあ!このシリーズ3作目が個人的に最高で、最初のも面白いし、大好きであるがこの2作目に限ればけして、つまらなくはないが思ったほど楽しめない。何故だろう?確かに相変わらずおもちゃたちの会話や友情というものに共感させられる一方で腑に落ちない。バズの偽者が沢山、出来きたり、新しいおもちゃが加わることでスケール感もアップしてはいる。それなのに、素直には楽しめない。どうやら私はこのシリーズを観る順番を間違えてしまったのだろうか?最初に3を観てから1、2の順に観たのたが、期待が大きかったのか?期待しすぎなのか?もう一度、最初から順に観ればきっと評価も変わるような気がする。
[DVD(吹替)] 6点(2010-12-10 21:00:47)
189.  トイ・ストーリー 《ネタバレ》 
人間の前では単なるおもちゃの存在であるものの、おもちゃ同士の間ではまるで人間のように心を持つおもちゃたちの存在こそがこの映画を素晴らしいものにしている。ただ遊んで欲しいと願うおもちゃたち、大人になるに連れ、そんなおもちゃの存在が邪魔になってきて物を大切にしない人達がこの世には沢山、存在する。そんな大人達に対して物の有り難さ、大切さを教えてくれているようで何とも考えさせられる上に魅力的なおもちゃの会話、友情の前に感動せずにはいられない。最初は嫌な奴だとバズに対して思っていたウッディがバズを同じ仲間として受け入れる。その姿に同じおもちゃである以上、例えそれがどんな立場にあっても相手を受け入れて、共に戦い、おもちゃを大切にしない悪ガキのシドから逃げて、自分達のことを心から愛してくれているアンディの元へと戻っていく姿に真の友情というものを思い出さしてくれていて、友達の大切さ、有り難さを知ることが出来る。アニメだからって、子供向けだからってこの映画の奥の深さには関心させられるし、頭が下がる。こういう素晴らしい作品にはアニメだからというような区別など一切無しに評価したいし、嫌な事件ばかり起きる今のこの物騒な世の中で一人でも多くの方がこの映画を見て、笑い、感動し、楽しむことが出来ればもっともっと良い世の中になるばずである。実のことを言うと私自身、このシリーズ、初めて観たのが今年公開されたシリーズ3作目でして、それまでは正直、あまり観たいとも思わずに馬鹿にしていたけど、誰もが絶賛していたので観て感動してしまい3回も映画館で観てしまうほどであり、そんな中でのこのシリーズ第1作目の観賞である。たかがおもちゃの世界だなんて馬鹿には出来ない映画として、私はこのシリーズが大好きになった。次の2作目を観るのが凄く楽しみである。
[DVD(吹替)] 9点(2010-12-09 21:43:47)
190.  がんばれ!ベアーズ 《ネタバレ》 
今から何年も前にまだ私が小学生の低学年だった頃、日本でもこの映画と同じように野球を題材にして子供達の成長を描いた「がんばれ!レッド・ピッキーズ」というドラマが放送されていたけど、あのドラマが大好きな私にはこの映画も同じような気持ちにさせられて愛しく思えてきてたまらない。野球は大人と子供の心のキャッチボールである。大人から見たらまだまだどうしようもないガキどもが野球という素晴らしいスポーツの楽しさを知る。この映画はそんな映画としてとにかく観ることが出来る。あれだけ負け犬のような腐った心しかなかった子供達が勝つ喜びを知る。この勝つ喜びは今まで負け続けて一度も勝ったことのないベアーズの子供達にとっては大きな励みになることであろうし、逆に今まで負けたことがほとんどないヤンキースのチームメート、特に監督の支持に従わず、飛んできたピッチャーゴロを取っても一塁に投げなかった少年、ここで初めて自分の本当の気持ちを監督にぶつけるその姿は痛いほどよく解る。勝つことも大事だけど、ただ勝てば良いんじゃないということをあのヤンキースのピッチャーの姿から見て取れるし、またチームメイトの勝利を優先する為に補欠でいることを選ぶ少年、色んな姿がこの映画を見ていると仲間意識の大切さを教えられるし、この映画は単なるスポコン映画でない色んな人生に対する教訓を子供達の姿を通して大人は教えられるそんな素晴らしい映画である。
[DVD(字幕)] 9点(2010-11-28 11:38:08)(良:1票)
191.  天使とデート
まずは言っておくけど、ストーリーそのものは特別どうってことはない。でも良い。エマニュエル・ベアールの存在が全てを語っている。この映画は誰が何て言おうが、とにかくエマニュエル・ベアールの美しさ、もう、本当にこの世のものとは思えないぐらいとにかく美しい。いや、美しいなんてもんじゃない。美しすぎる。ただただその美しき正に男にとっての彼女は天使そのものである。正に女神のような存在である。その美しさを堪能する。この映画のエマニュエル・ベアールを見ても何とも思わない。何も感じないようでは男失格である。男である以上は誰が見ても間違いなくその美しさに見入ってしまうはずである。どんな映画?て聞かれたら「エマニュエル・ベアールを見る映画」と私は答える。この映画に対してストーリーに対する文句、ケチなど不要である。ただただエマニュエル・ベアールを見て、なんて美しいんだろう!と酔いしれる。そのようにして見るべき映画である。これ一本で私の頭の中では生涯、エマニュエル・ベアールという女優の名前は忘れることはないでしょう!タイトル通りエマニュエル・ベアールの天使とデートしているような気持ちにさせられた。
[DVD(字幕)] 7点(2010-11-27 22:29:36)(良:3票)
192.  未来は今
コーエン兄弟の作品の中では異質な感じが漂うのたが、それでもやはりこの頃のコーエン兄弟は面白い。人を食ったような変な人間が変なことをしている。それを見て楽しんでいる大人達、タイトルの「未来は今」というのも何となく良いし、コメディとしての面白さもファンタジーとしての面白さも人間の可笑しさも含め、この映画にはある所が好きです。例のフラロープのシーン、ティム・ロビンスの馬鹿馬鹿しさ、悪役のポール・ニューマンは流石の演技で楽しませてくれる。犯罪が絡まないコーエン兄弟も珍しいけど、はっきり言って賞を意識し、実際アカデミー賞を獲得し、評論家達にも受けの良い「ノーカントリー」よりもこういう笑い所のあるコーエン兄弟の作品に私は惹かれる。
[DVD(字幕)] 8点(2010-11-23 17:25:51)
193.  周遊する蒸気船 《ネタバレ》 
ジョン・フォード監督と言えば西部劇、アクションの監督というのが一般的な考え、意見であろうが、そんな中でこうもまた笑えてホロリとする喜劇を撮っているというのには驚かされる。死刑宣告を受けて絶望の中にいる甥っ子に対して何とか生きる望み、夢を託そう!何か楽しいことを見つけてあげようではないか!という船長の心意気、優しさ、インチキ臭いやりとりで汽船レースを優勝してしまうという何ともこれまたハチャメチャさの中に肉親への愛情が感じられる。ジョン・フォード監督作品の中ではけして、傑作という部類には入らないかもしれないが、作品全体を包むユーモアと優しさにジョン・フォード監督の人間味を感じ、こういう映画もまた撮れるそんなジョン・フォード監督が私は好きでたまらない。
[ビデオ(字幕)] 8点(2010-11-20 23:00:35)(良:3票)
194.  スイート・チャリティ 《ネタバレ》 
フェリーニの原作とは思えないほど何だか同じものが題材とは、いやはや、あのどうしようもない悲劇的な「カビリアの夜」をミュージカル仕立てにするとこうも印象が変わるものなのか?あの映画は勿論、フェリーニらしいという意味では見所もあるけど、やっぱり私はこっちの作品の方が好きです。何といってもシャーリー・マクレーンの魅力でどんなに悲劇的でも歌がある。歌さえあればそれで幸せであるとばかりにとにかく歌って踊って、また歌って、そして、踊るのオンパレード!シャーリー・マクレーンの笑ってる時と泣いている時の表情の違い。その表情の素晴らしさ、好きになってしまう相手の男には好きになってもらえず、それでも一生懸命なシャーリー・マクレーンの何たるいじらしさ、微笑ましいこと!あの都会の町並みのど真ん中でくねくね踊る後ろ姿が何だか妙に可笑しくて、またあの変な衣裳も面白い。そうそう、この映画のあのラストに関してはハッピーエンドじゃないけど、だからこそ引き立つ女の健気さと哀しさ、だけど、それでも必ず彼女はいつか幸せになれる。そう願いたくなるような終わりにこの映画の持つ要素が凝縮されているように思えます。それにしてもシャーリー・マクレーンて不思議な女優さんだ。けして、美人だとは思えないのに見ているうちにどんどんと美人に思えてくる。そして、可愛く思えてくる。こういう女に男は弱いものである。この映画を見てシャーリー・マクレーンの魅力を改めて感じることが出来た。
[DVD(字幕)] 8点(2010-11-16 22:41:45)(良:1票)
195.  靴をなくした天使 《ネタバレ》 
なるほどね。ヒーローは誰でもなれるか!なかなか夢のある良いことを言うなあ!本当は人の命を助けて大金を獲得できたのに、それを別の男がヒーローであると世間に言われるどうしようもない惨めなというより哀れな男の哀しさを身体全体に染み込ませるダスティン・ホフマンの人間臭さ、人前に出て大雑把に取り上げられるなんて嫌だと思っているのに、大金が貰えると知った途端に自分がヒーローであると名乗り出ようという姿に人間のエゴ、金がかかれば人は変わる。それはもう一人の偽のヒーローに名乗りを上げるアンディ・ガルシアにしても金はいらないけど、ヒーローとして世間に認めて欲しいというこれも人間的欲求、本心である姿、ところが、次第に自分のしていることがマスコミ、メディアに大きく取り上げられていくうちに違う。大勢の人間を騙し続けることの辛さから自殺しようとする。それを助けるダスティン・ホフマンとのビルの上での会話、やりとり、二人して仲良く飲むコーヒー、コーヒーは眼を覚ますから(頭も冴えて良い)なるほどね。ビールだったらまずいよね。そして、ここでアンディ・ガルシアに対するダスティン・ホフマンの言う台詞「最後までヒーローでいろ」がこの映画で一番、言いたかったことではないだろうか?ところで最後まで気になって仕方ないのだが、結局は息子を映画に連れて行けなかった父親、一体、何の映画を観に連れて行くつもりでいたのかなあ?それが解らないのが負に落ちずてことで8点以上に出来ない。それでもなかなか面白く観ることが出来た。
[DVD(字幕)] 7点(2010-11-14 21:36:05)
196.  名探偵登場
名探偵登場とあるように確かに名探偵が何人も出来来て、一人一人を見ている分には楽しめる。勿論、きちんとしたパロディ仕立てで楽しませてくれてはいるものの、やっぱりこれは元のネタに詳しい人とそうでない人では楽しめるかどうかという難点が感じられる。作品全体の雰囲気作り、結構、凝ったセットやら色んな意味で工夫されている点を評価しつつもそれでもやっぱりこの点数が私には限度です。それにしてもピーター・フォーク、まるでコロンボの柄の悪い奴みたいです。
[DVD(字幕)] 6点(2010-11-08 22:01:25)
197.  想い出のオードリー・ヘプバーン
う~ん?オードリー・ヘプバーンのドキュメンタリー映画てことで興味が沸いて借りてきたけれど、やっぱり1時間ちょっとの短い時間の中だけでオードリーの全てを見せるのには無理が感じられます。生前、オードリー・ヘプバーンがお世話になった監督さんやその他、俳優陣のコメントに関してもえっ?何故?この監督が出てこないの?という不満もある。はっきり言ってオードりーファンの為の作品です。オードリーファンならまずまず楽しめると思うので一応は6点てことではあるものの、それ以上の点数は付けられないし、特別にファンでもない人がこれを観ても、これだけでオードリー・ヘプバーンの全てを理解出来るのか?少なくともオードリー・ヘプバーンの素晴らしさを知ってもらうのならばこの作品より「ローマの休日」を1本そっくり観てもらう方が断然、良いと思うし、解る筈です。彼女の残した全ての作品、そのスクリーンの中での美しさ、可愛さ、笑顔に泣き顔も全てがオールド映画ファンにとってはいつまでも心の中に残り、そして、これからも生き続けて行くことでしょう!
[DVD(字幕)] 6点(2010-10-31 22:43:27)
198.  イントレランス 《ネタバレ》 
映画の父、神様的存在とまで言われるアメリカ映画界のグリフィスというこの監督さん、映画でなければ表現することが出来ないようなカメラのスピード感、例えばこの映画で言うなら全編四つの話から成り立つその画き方においても小説で表現するには難しいほどのものを見せている。現代編の中での青年のあの死刑が行なわれようとしている場面、迫り来る死刑執行を救うべく妻の乗った車を追うカメラワーク、更にあの有名な例のバビロン宮殿の広場、大勢の人間の群れ、移動撮影やらとにかく映画的、これは紛れもなく映画としての可能性、それを遥か昔のこの時代に撮ってることが何よりも凄い。面白い映画だとかつまらない映画だとかもうそんなことなどこの際、この映画における映画は娯楽であると共に芸術でもあり、勿論、動く映像、活動写真であるということを証明している点において、なるほど、この監督が映画の父であると言われる理由が解るそんな映画でもある。とにかく映画ファンとしては一度は観ておきたい。観ておきたかった映画としてもこの映画は色んな意味でその存在価値の大きさを感じさせるそんな映画である。とりあえず最初は8点かな?でももう一度、観れば9点、何度も観ると満点にしても良いとさえ感じてしまう。昔の映画好きとしてはこの監督、D・W・グリフィスという名前は絶対に忘れてはならない。この監督の他の映画もまだまだ観たい。
[DVD(字幕)] 8点(2010-10-29 20:36:11)
199.  終着駅
タイトルからしてもっと良い映画だと思っていただけに不倫ものにしてもその過程というものにいま一つ理解出来ないという難点、最近の映画みたいにやたら無駄な台詞、長いだけで面白くも何ともないものよりはマシですし、イタリアの美しい町並みやらその他にも映像を眺めている上では飽きない作品になってはいる。ただ、この映画の主人公の特にイタリア人男、モンゴメリー・クリフトが暗い。イタリア人ってもっと陽気な感じがするのだが、そういう俳優をキャストにすればもっと楽しめる映画になっていたようにも思えます。古典的なそつのない映画としてそれなりに楽しめる映画ではあるものの、この監督の実力からしたら不満の残る出来栄え!
[DVD(字幕)] 6点(2010-10-24 11:10:59)
200.  マンハッタン
ウディ・アレン自身が出ている映画よりも出てない映画の方が私としては好きなのだが、これももっと違う俳優が主演の方が良いと感じるのはやはりあの風貌が苦手なのかもしれない。監督としての才能は認める。とにかく絵が凄く綺麗である。しかもマッハッタンをここまで美しく、白黒で一枚一枚のまるで風景画でも見ているような錯覚さえ起こさせてしまうほどの心憎い上手さ、白黒の画面、美しいニューヨークに奏でるジャズ、ピアノの音、好きな要素が沢山、散りばめられていて、それだけでついつい見入ってしまう。話そのものよりも完全に美しい映像美と音楽に酔いしれた。ただ、それでも6点が私には限度です。ウディ・アレンが自分の都合の良いように監督としての立場というものを利用して撮ってるように思えるし、それに四十二歳には見えなかったぞ。もっとふけてるように見える。あれだけ頭の後ろがハゲてきていて、見た目もちっとも男前ではないのに、若い女性にモテル。俺の方が絶対にかっこ良いはずだと思った男達がこの世にどれほどいるだろうか?私もその中の一人だ!て書いてみたところで誰も解るばすがない。ウディ・アレンの良さが解るにはこの監督の他の映画ももっと沢山、見て知る必要があるのかもしれない。まあ、とにかく私には映像、音楽だけは完璧!なそんな映画です。それにしてもやはりこの映画のウディ・アレン、どう見ても四十二歳より上に見えて仕方がない。
[DVD(字幕)] 6点(2010-10-16 20:55:20)
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