201. プルーフ・オブ・ライフ
面白かった。こういうクロウが今のところ一番好きです。ただあれだけのプロの仕事を無償というのはやり過ぎだと思う。 7点(2003-12-04 23:44:22) |
202. インサイダー
パチーノ&クロウの演技は素晴らしかった。ただアメリカジャーナリズムのイラク関連報道の出鱈目ぶりを見ていると、せっかくのパチーノの熱演が色褪せて見える。 5点(2003-12-04 23:28:33) |
203. ベイブ
心をこめて「いただきます」が言えるようになりました。(ホントです。)無骨なおじさんがベイブを元気付けようとダンスするシーンが好きです。 7点(2003-12-04 23:00:16) |
204. ケープ・フィアー
前作が純粋なスリラーだとすると、本作はそれをネタにしてアメリカ人の道徳の退廃ぶりを描いた社会風刺映画いう感じ。ノルティがブッシュに似てるだけに今見ると一層風刺的。デニーロのマッチョマンも凄かったけど、ノルティ、当時「タフガイ」というイメージしかなかったのでああいう芸風で驚きました。 6点(2003-12-04 22:48:02) |
205. ハンニバル(2001)
《ネタバレ》 子供、お菓子は欲しがってもあんなチーズみたいな肉欲しがらないと思う。この辺が不自然で最後に醒めてしまいました。ヨーロッパの古層に潜むアメリカンサイコという図式は良かったと思います。 7点(2003-12-04 22:33:23) |
206. ディープ・ブルー(1999)
《ネタバレ》 割合面白かったです。三匹の鮫の死に方が「ジョーズ」1、2、3をそれぞれ順番に踏襲してる気が…偶然?パロディ?トリビュート? 6点(2003-12-02 20:52:58) |
207. ミミック
人を襲うために人に擬態するアイデアがイイ。薄暗い地下鉄駅で、そうとは知らず「すみません、今何時ですか?」と尋ねるシーンはゾクゾクしました。ラストはほとんどエイリアン2。 7点(2003-12-02 20:06:14)(良:1票) |
208. シー・オブ・ラブ
《ネタバレ》 最後の数シーンで今までのもやもやが一気に氷解する、推理ドラマとしてはかなり良く出来てる方だと思います。 「二重人格」「自作自演」「被害者が加害者」のどれでもない「意外な犯人」というのはあまり見た事ない気がします。エンディングのトム・ウェイツ版ニューバージョンがカッコイイ。 [ビデオ(字幕)] 7点(2003-12-01 21:04:14) |
209. ヒート
《ネタバレ》 ひたすらシブくて熱い。カッコイイ。最後まで現実と向き合ってた側に軍配が上がるのも良い。女性との絡みにそれぞれの「現実との向き合い方」が集約されているようで自分は結構好きです。大一番の直前、血も繋がっていない義娘と「家族」のために必死に駆けずり回るパチーノ。現実からの逃避を誓い合った愛人すらからも最後の最後に逃げてしまうデニーロ…逃げてばかりの人生。この時点で既に勝敗が予感されているようです。 かなり好きな映画ですが、ただ、泥棒をスタイリッシュに描いてあるのを見ると「人の物盗んでないでもっと生産的なことやってくれ~」と思ってしまうので1点マイナスです。 8点(2003-12-01 20:33:35)(良:1票) |
210. 48時間
カントリー/ソウルも駆使してこれでもかと言わんばかりに白黒の違いをはっきりさせてるのがイイ。ヒル流ダンディズムと軽妙さが結びついた快作。 8点(2003-11-30 01:05:26) |
211. ミッドナイト・エクスプレス(1978)
脱獄ものの傑作。最後のシーンにあの音楽、さすがに泣けました。自由のありがたさがしみじみ感じられる映画。ただ、逆にアメリカの刑務所に収監されたトルコ人青年の映画を作っても実は結構エグかったりして。本編のヤマ場である「貞操の危機」が初っ端から来そうだ… 8点(2003-11-30 00:35:35) |
212. ROCK YOU! ロック・ユー!
中世騎士の競技など滅多に見れないのでそれだけでも面白かったです。 サクセスものの王道を行くストーリーも爽快でした。 8点(2003-11-29 02:35:34) |
213. 遊星からの物体X
密閉空間で互いに不信感を募らせていく…という話は色々ありますが、最もよく出来ている部類だと思います。今では珍しくないSFXも当時新鮮だった。前基地の凍りついた死骸は、北斗の拳「たわば!」系の元祖ですよね。 7点(2003-11-29 02:24:56) |
214. アザーズ
あらゆる面でよく出来たホラー映画だと思いました。豪壮なゴシック洋館のムードをここまで活かしきったのは見事。 光を浴びれない子供達の描写は、どこか子供時代のノスタルジー…台風前夜とか、夏休みの夜更かしとか…を刺激するものがあって良かったです。 同じオチで有名なシャラマン監督の映画がありますが、あっちはこのオチが無くても物語が成立するのに比べ、こちらはあらゆる要素がオチに収束される。密度の高いシンプルな構造美。映像的美しさも相まって個人的にはこちらに軍配です。 [DVD(字幕)] 10点(2003-11-29 01:52:09) |
215. 英雄の条件
壁に残っているはずの銃弾を調べればすぐ解ると思うんだけど…どうなんだろう? おそらく軍人の冤罪が晴らしにくい現状に一石を投じた映画だと思う。ドラマも素晴らしい。ただしアメリカの動向はちょっと…という事で2点ほどマイナス。 6点(2003-11-27 21:54:12) |
216. オーバー・ザ・トップ
腕相撲…と甘く見ていたせいか、今にも血管のぶちきれそうな迫力にビビった記憶が。ある意味見ていて最も力の入った映画かもしれない。ロードムービー仕立ても気持ちよく、割合好きな映画です。 7点(2003-11-27 21:43:58) |
217. グラディエーター
世界遺産コロッセウムの在りし姿の再現が素晴らしい。 ラスト、幻想シーンから現実に戻るにあたって観衆はしんみりせずに熱狂の真っ只中であってほしかった気も。クロウがシブイ。 9点(2003-11-27 21:12:12) |
218. バートン・フィンク
《ネタバレ》 夢を具体的に表現するのにこういう手法があったかと唸った。 ラストシーンがもう少し続いていたら次のようになってたと思う。 海辺の情景がホテルに掛っている絵と同じ構図になる→はっと目覚めて半覚醒状態で壁の絵を眺めていた事に気付く→今までのは夢で自分は蒸し暑いホテルで今だに進まない原稿を書いている…いわゆる「夢オチ」ですが、夢そのものを表現しようとする点が今までの映画と違う。 起きてしまうと内容が中々思い出せない、何か妙に気持ちよかった気がするけど…という「夢」を観客は覚醒したまま味わえる、それがこの映画の醍醐味だと思います。(炎の中驀進するデブさんは夢のフラストレーション解消機能?) 最後のオチまで描かないのは、無論、目覚めてしまうと思い出せないから。エンドロールは夢から覚めようとしているウツツの状態。目覚めるのは劇場の明かりが点いた時です。 …では何処からが夢か?というとそれははっきりしない。とりあえず「壁でろ~ん」が、もう夢に入っている事を暗示するのみ。考えてみれば「目覚める事」とは対照的に「眠りに入る瞬間」を意識できる人はまず居ない。その辺まで計算されているようで、見事だなと思います。 8点(2003-11-25 21:15:38) |
219. ブレア・ウィッチ・プロジェクト
大劇場ロードショウでなくアート系ミニシアターで見たい感じ。終盤あれだけ恐慌を来した状況でわざわざビデオ撮りながら動き回ってるわけがなく、端からリアリティーはないと思います。こういうホラ吹き加減が何か好き。アイデアがイイ。ほどよく想像力を刺激してくれる点でも良。 8点(2003-11-25 00:43:43) |
220. ダイ・ハード
《ネタバレ》 素直に楽しめるアクション映画。舞台が高層ビルオンリーというのもイイ。「CUBE」のような閉じた世界で話が展開するものは何か好きだ。敵がテロリストをパロった単なる銀行強盗というのがある種痛快なんだけど、当時のアメリカは一時の平和だったんだなぁ…としみじみ。 8点(2003-11-24 22:49:41) |