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えすえふさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 551
性別 男性
ホームページ https://twitter.com/sf0O7
自己紹介 筋肉アクションやSFなどに目が無いです。

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201.  キングコング: 髑髏島の巨神 《ネタバレ》 
 「挨拶も無しに勝手に上がりこんで、荒らしまわした挙げ句その態度はなんじゃい!」 こんな事されたら温厚なコングさんだってそりゃキレますよ!オイオイ!コングさんに向かってなんて事してんだ!詫び入れろ詫びを!ヘリ程度で何をしようとしているんだ!コングさんのシマに来た時点で人間は雑魚!最弱なんだよ!  そう、ここは髑髏島!ピータージャクソン版以上に凝ったデザインの化け物のオンパレードがたまりません。どれも「THE秘境の怪物」って!具合です。敵役のスカルクローラーの気味悪さはもちろんですが巨大蜘蛛や怪鳥など人を殺す気満々感はたまりませんね! そして爆発を覗くサングラス、恐竜の骸骨の上に機関銃を設置、霧の中から現れるコングさん。爆発から浮き出るコングさん。怒涛のキメ絵の数々には笑ってしまいました。いやぁカッコイイ&爆笑。製作者たちの楽しそうな現場が目に浮かびます。  そしてコングさんの恐怖から始まりワイルドな食事シーンに恒例の美女との絡み、巨大スカルクローラーとの超弩級の大バトルなどもう見所満載! かたや人間の方とはいうと兵隊さん達が完全にヤラレ役になってしまい可哀想な限り。そのせいで狂ってしまったサミュエルさんは不憫というしかないです。でもコングさんに立ち向かうかうなんて愚行の中の愚行に走ってしまった事は擁護のしようがありませんね。元凶のグッドマンは途中で食われちゃうし。ヒロインや元SASの人々も見せ場はありましたが美味しいところは全部刀のおじいちゃんが持ってっちゃいましたね。  終盤になると晴天の中「THE怪獣映画」なバトルのゴングが鳴り、コングさんのイケメンっぷりが遺憾無く発揮されもう身も心もコング推しになっちゃいました。コングさんがただのデカいゴリラなわけねぇだろ!こういう事だってしちゃうんだぜ!出来ちゃうんだぜ! そんな訳で迎えのヘリに「もう二度と来るな!」と一喝し終幕。最高!!! 最後に今後何かとの戦いを匂わす終わり方でしたがコングさんがそんな連中にやられるわけないでしょうが!!!
[映画館(字幕)] 9点(2017-03-28 19:27:34)(笑:2票) (良:1票)
202.  コップランド 《ネタバレ》 
警察ばかりが住む奇妙な町コップランド。その町には掟があり、ルールがある。 彼らは家族を装いながらも都合都合で人を汚いやり方で殺す。ごまかす。隠す。そして悲劇に見立てる。 スタローンが体重を増やして挑んだ本作はとにかく鬱屈し、見えない圧力がひしひしと体にジワジワと感じる。 最後のシーンは圧巻だ。両耳が聞こえなくなり、それでも戦おうとする姿は痛々しく悲しい。 正義は正された。彼がこれから向かう先に幸せがある事を願いたい。 …にしてもデニーロやロバートパトリックといった好きな役者が出ているのに気づかない「ヒゲ」って凄いなと思います。
[DVD(吹替)] 5点(2017-03-20 12:17:46)
203.  ラ・ラ・ランド 《ネタバレ》 
​夢を追う人々にとって現実は過酷な上に残酷だ。最初の主人公二人の情熱は正直イタい。だけどその迸るエネルギーは何物にも変えられない。しかし情熱だけじゃどうしようもない事だらけだ。その道に行けても思った道とは違ったりもする。でもそこで折り合いを合わせ大人にならないとただの夢想家になってしまう。 なにもかも都合良くなんて行かない。 だから夢を追う者二人の別れは切ない。ラストはベタな映画的大人な別れだが。それでもラストの回想が泣ける。そうはならない、現実的ではない書割で想像された幸せがとても切ない。 にしてもミュージカルシーンは凄いですね、最初から長回しのオンパレード、驚異のダンスとカメラワークにはびっくりだ。ただちょっとカメラが動きすぎな感じはある。 そして二人の心が通じ合う高台でのダンスシーンも凄まじい!これが俳優の力ですね! 季節が秋になるにつれて若干映画の長さを感じ始めるが、そこからオーディションのシーン。彼女の魂の叫びっ!泣かせてくれるじゃないですか! 往年の映画の雰囲気を踏襲し、更にその上を目指した素晴らしい作品です。そこからあのラストへ畳み掛けるのですから本当にたまらないですよ!!! セッション以降どうなるかわからなかったデイミアン・チャゼル監督ですが、この恐ろしいまでの才能には驚かされるばかりです。
[映画館(字幕)] 8点(2017-03-02 15:57:25)
204.  ストレンジ・デイズ/1999年12月31日 《ネタバレ》 
​バーチャル体験は最高さ!どんな体験だって五感を感じられる!美女とのセックスだって、マッチョになってバイオレンスだって、死の瞬間だって…。 そんな1999年から2000年を迎えるという、世紀を跨ぐのとはまた違う大きな節目。思えばノストラダムスやら2000年問題やらいろいろあったけど結局なにもなかったけれど人間はさほど進化していない。でも2000年、なにかが変わるって事だけは感じていた。 しかし主人公のレニーは違う。VRな道具と過去に依存して、現実逃避の真っ最中。そこに起きる友人の死。 結局の所テーマは一人の男が過去の女の幻影を捨て、今ある本当の愛に気づく「過去に縛られず、未来へ向かおう」というモノだけれども、人種差別問題やらサスペンスやらを絡めすぎているせいでどうも輪郭がぼやけている気がする。 それに何故あんなにも街が荒れているのかもよくわからない。いや新年ってそりゃハメを外すけど火炎瓶まで投げて暴動騒ぎするんですかいアメリカンは! だけどそんなめでたいお祭り騒ぎと暴動とその裏で起こる事件がカクテルされ本作は独特の雰囲気を放っているのは確か。 なんてったって主役の二人、レイフ・ファインズとアンジェラ・バセットがとにかく綺麗でカッコイイ魅力的な主人公だ。特に主人公であるレニーはどうしようもない奴なのだがレイフ・ファインズがやるからなんだか憎めない。それにアンジェラ・バセットの気骨ある強い女性も素晴らしいキャラクターだ。そして更に花を添えるのはDeepForestによるエンディングテーマ。なにか大きな事がこれから起こりそうな、気持ちの良い気分にさせてくれる名曲だ。 脚本はかの有名なキャメロンなわりに、ちょっと地味なSFサスペンスだが世紀末から見た、未来への希望と不安が入り混じった混沌を見せてくれる佳作である。 どうせならそれこそ年を越えるその時に見たかった。
[ビデオ(吹替)] 6点(2017-02-25 01:40:28)
205.  マグニフィセント・セブン 《ネタバレ》 
​漢映画!マグニフィセントセブン!!読みにくいし言いにくいぞマグニフィセントセブン! 構図はマジで七人の侍!シンプルストーリーながらもキャラクターは負けず劣らずの曲者揃い!敵もとにかくゲスいぜ!チクショウ! あぁ、なんてったって二枚目ギャンブラーのジョシュ!彼のニヒルな笑いがたまりませんなぁ!それでいて強いぜ! ナイフ使いのビリーもカッコいい!グッドナイトといいコンビだぜ!山男と化した微笑みデブも最高だ!強いぜ! デンゼルの早撃ちもイカス!お前ら一体何処に目がついているだ! 構える姿!銃をホルスターにおさめる姿!ガンスピン!そして死に際!あぁ、もうみんなカッコよすぎ!好物だらけの男のお子様ランチ状態! 血みどろ泥臭さは抑えめにその代わりカッコよさはてんこ盛り!締め方だってアッサリしていて良いじゃない!そして荒野の七人のテーマが流れればもう何が必要でしょうか! まぁもうちょっと掘り下げてほしいキャラクターもいたけれどそれでも十分! 男が憧れる男の男男男男男男男映画でした!イェイ!!
[映画館(字幕)] 7点(2017-02-18 13:20:25)
206.  オーバー・ザ・トップ 《ネタバレ》 
なんだかよくわかんないけど涙がボロボロ出る。 すれ違ったままだった親子がお互いを助け合い、絆を深めていく物語。ベタじゃないか。すげえベタな話かもしれないが、逆にそれが心に響く。 荒削りだが清い心持つ父が一度は世間の偏見から失った親子の時間を、死に際の妻がやり直すチャンスを授けてくれた。そして本当の家族をマイクもホークも手に入れていくのだ。 ホークの行動は結構荒削りだが…いや、やりすぎなところもある。おぉいっ!子供にトラック運転なんて危ないよ!ちょっと!そのぶつかり方間違ってたらマイク死ぬよ!いやいや、突っ込んで良い分けないだろ!…とまぁそんなオーバーな演出によるツッコミ所もありつつも親子の愛が成せるものなのかもしれない。やりすぎだが。 見所はなんてったって腕相撲。その熱気、照りつける肉体、ドアップで力む顔。すげえ顔!!これが本当に息が出来ない。見ているだけなのにドキドキし、こちらも息が荒くなる。ラストの試合なんて画面に向かって俺も「行けホーク!!やれ!!!」と涙を流しながら応援していた…いや、わかってるんですよ?映画の流れ的にそりゃ勝ちますよ。わかってます。でも応援したくなっちゃうんですよ。もうよくわからない涙が止まらないんですよ。 とにかくこの親子がこの先の未来がどうであれ、離ればなれになる事は無いという今をとても嬉しく感じるのです。いい映画でした。
[DVD(吹替)] 8点(2017-02-13 00:17:53)(良:3票)
207.  ドクター・ストレンジ 《ネタバレ》 
​びっくりドキッリストレンジ!ってほら!よそ見運転はダメだって! マーベルシネマティックユニバース的に十何作目なのかはわかりませんがとりあえず全然単体でいける作品です。 なんてったって僕は今2Dで見てしまった事を非常に後悔しているっ!本作に登場する世界はまさに3Dでこそ見たい映像世界だったのだ。 ねじまがる建物、折り曲がる地面、流動的に動く建物の波は映画ならではの素晴らしいセンスに溢れた表現です。 そんでもってストレンジさんの修行はシリアスかつユーモラスに描かれており、気を楽にしながら見れるのも良いところ。ここら辺のバランスが絶妙なんですよねこのシリーズ。ストレンジさんのグダグダいいながらも優秀なだけにテンポ良く成長していく様が次はどんな魔法を見せてくれるのかとワクワクさせてくれます。見所はやはりニューヨークでの戦闘、あの物量と情報量はとんでもないです。 ラストバトルは正直コメディのようなとんちで勝利というのも他のヒーローと違う所で良いですね。 ただしカエシリウスがストレンジに比べると魅力的な悪役に見えないのがちょっと残念でした。 発表当時カンバーバッチのアベンジャーズ入りにビックリしてどうなる事かと思いましたが、これからのアベンジャーズでの戦いに期待が高まる一方です。 そんなこんなでとても不思議体験が楽しい、素晴らしいヒーロー映画でした。 よぉし!IMAX3Dでも見に行くぞ!
[映画館(吹替)] 7点(2017-02-09 11:14:24)
208.  はじまりのうた 《ネタバレ》 
​楽しもう! 心に穴が空いた同士なにかがお互いを引きつけたのか、そこからはじまる楽しいアルバム作り。そりゃ嫌なコトだってあった、今だって気にしてる。でも音楽を聴けば世界は輝き、照らし出す。 二人の成長が音楽が撮影がとにかく観ているこちらも楽しくさせてくれます、そして優しく背中を押してくれる気がする。 仲間たちと一緒に楽しい音楽。決して世の中甘くない、だけどなんとかなるはずだ。どうか彼らに幸あれ。
[インターネット(吹替)] 8点(2017-02-01 01:40:10)(良:1票)
209.  ロボコップ3 《ネタバレ》 
昔の悲哀も吹っ飛んでロボコップもそれなりに頑張っている。街をイケナイ方法で更地にする奴らにゃお仕置きが必要だ! 2もアレな気がしたけど1の印象からも更に離れた、爆発アクションな偏差値の低い痛快娯楽作になっています。いやもう最高ですよ。 なんとも間の抜けた日本描写といい、思った以上に弱い日本製ターミネーターといい、どんどん壊れていくピンクアメ車でのカーチェイスといい、もうわざとやってるとしか思えないふざけた描写が多くてたまりません。しかもみんな後先考えないで行動する奴らばっかりでてくるのもいいですね、デトロイトの未来は最悪です。 名シーンとしては傭兵軍団が警察を仲間に出来なかった代わりにヤク中モヒカンのヤバい奴らを引き入れるところですね。 絶対役に立たないような気がするんですけど。演じている人たちは凄い楽しそうでとても羨ましいです。 市街での最終戦も空飛ぶロボコップ登場で即解決するのも清々しい、あそこまで憎らしかったオムニ社もあっさり潰れてしまうのには笑いました。 まぁとにかく面白い箇所を上げたらきりがない作品ですがテンポはロボコップの歩みとは大違いにとてつもなく良く飽きずにサクサク見れるのでとにかく楽しいです。 最後はロボコップになぜかお辞儀!ありがとうマーフィ!!!そしてお前はロボコップと呼べ!!!!
[インターネット(吹替)] 8点(2017-01-20 09:33:36)
210.  エクスペンダブルズ2 《ネタバレ》 
​待ってました!…って待ってないけど待ってました! そう!僕が見たかったエクスペンダブルズはこれだったんだよ! 前作から全てがパワーアップ!各自見せ場がふんだんに用意されているし、敵はなんてったってあのヴァンダムだ!しかも悪!ハイキックナイフ刺し! ジェット・リーの両手フライパンカンフーに、ステイサムのスタイリッシュ殺陣、そして突然脈絡無く現れ皆殺しにする奇跡チャック・ノリス!可愛いラングレン!そしてシュワとマクレーンの共闘!完膚なきまでのアクションスター勢揃いに、もうこんな贅沢が許されて良いのかと思うくらいの夢のような映画になっています。ああもう最高! ストーリーも前作以上にわかりやすくシンプルな作りで非常に良いですね、敵が敵らしくなっていますし、動機付けもバッチリです。 映画が好きで本当によかったと思える作品でした。 あと予習もしておいてよかった…。
[インターネット(字幕)] 7点(2017-01-04 04:57:28)(良:1票)
211.  デルタ・フォース(1985) 《ネタバレ》 
デルタフォース部隊出動!!! ​前半のハイジャックパートはとにかく長いです。しかも一人一人キャラが立っている人が多く、ここだけでもサスペンスドラマとして良く出来ていて緊迫感があります。長いですが。 この緊張状態からどうやって我らがチャック・ノリスは人質を救出するのだろうかとハラハラします。 って思ったら人質は全員飛行機から下ろされてアジトに移されてるのね。 後半はお待ちかねのデルタフォースのターン。事あるごとに流れまくるメインテーマがたまりません。 しかもデルタフォースはとにかく強い。チャック・ノリスは更に強い。今までのリアリティあふれるサスペンスから一転かなり大味なアクション映画に大変身。ミサイル付きバイクを駆使してテロリストを一方的に皆殺しにしていきます。強いってレベルじゃないぞ!ばらまいてるようにしか見えない弾もチャック・ノリス補正によって全て当たる!格闘も負けない!まるで全てお見通しのような動き!派手にバイクで窓をぶち破る豪快さ!そして「君もデルタフォースに入らないかい?」と言わんばかりのキメ顔を見せてくれます。 一連の作戦で部隊の一人が死んでしまいましたが、もしかしたらチャックの活躍には若い命を捧げなければいけないのかもしれません。そういう闇の信仰がデルタフォースにはあるのかもしれない…と思わせるくらいチャックは強いのです。 あれだけ重たい前半に比べると強すぎるデルタフォースの活躍により結構あっさり人質も飛行機も取り返し、敵ボスも皆殺し。その分爽快感はありますけど軽いなー。 そして流れるメインテーマ。これで何度目かと洗脳のように流されます。 まぁなんとも重たい前半と軽い後半の二部構成な一粒で二度美味しいような、バランスが悪いような、そうでもないような…まぁそういうちょっと変わった映画でした。
[DVD(字幕)] 6点(2017-01-02 15:54:20)
212.  ドント・ブリーズ 《ネタバレ》 
​おじいちゃん大ハッスル! 若い泥棒達が選んでしまったのは最悪の家。目が見えないその代わり耳、鼻、筋肉がやたら発達し、家を知り尽くしたおじいちゃんと唾が汚いワンコが待ち構えるこのおじいちゃんハウスは彼らにとって最高のバトルフィールドなのだ! 様々なアイテムによる伏線、二転三転する展開、ただ怖いだけではない、お互いの長所を活かしあった駆け引きは見ていてドキドキハラハラの連続!一戸建てなのにめちゃくちゃ広く見えてしまうのはやはりそう簡単に動けないからだろう。しかも暗闇になったら強いのはあのジジイだぞ! そしてこの映画の目玉である、おじいちゃん!もう動き出したら止まらない、気付いたらそこに居る、そして一般的倫理観に囚われない己のルールで愚かな泥棒達に鉛玉と鉄拳をブチ込んできます!ヒェー! ヒロインのロッキーも現状の生活を変えるためイリーガルな方法で抜け出すという、同情を誘うが結局金な女という微妙な立ち位置がこの惨劇の不公平さに拍車をかけてくれますね。いや、でも盗みはイカンよ。 結末は一人は生き残り、お互いバレちゃマズイ事を黙っておくというオチですが、おじいちゃんの執念深さが、逃げ切ったのにも関わらず恐ろしく感じさせる後味もなかなか嫌らしい良い映画でした。
[映画館(字幕)] 6点(2017-01-01 23:17:38)
213.  エクスペンダブルズ 《ネタバレ》 
役者は揃った!さぁ派手にデカい花火をブチかまそう!という、この手の映画好きにはたまらないオールスター映画。 銃も筋肉も格闘も爆発も全部揃っている!さぁ殺せ!さぁ撃て!さぁ投げろ!さぁ殴れ!人間兵器軍団のお通りだ! イエエエエエッ!!!!…でもどこか物足りない…どうしてなのか?手放しに喜べないのは役者のアクションよりかはストーリー。 将軍の凶行が災いの種だが、真の悪者は別にいて絶対的な悪の将軍には見えず、兵隊もそれに服従する悪の軍隊な感じに見えない。 それでいてこんなにオールスターなのに世界の危機を救うというよりかは女を救い、小悪党を倒すだけなミッションのスケールの小ささも寂しい感じ。 キャラクターの多さによる一人一人の深みが無いのはこの類いだと当たり前なのだが、ステイサムとラングレンをフォローしているが結局リーダーのスタローンのキャラクターはただ人情に厚いだけのオッサンになっちゃってるのももったいない。他の方々は…なんだっけという始末。 一人一人のキャラクターが今まで見てきた映画のイメージに合わせたキャラクターになっているのは良いのですがやっぱりちょっとそれだけじゃ物足りない。でもラングレンの狂犬っぷりはいいですねえ。あの狂いっぷりホント最高です。おかげで他が薄口に見えるくらいですよ。 アクション面はスタローンよりステイサムがやっぱり目立ちますね、ラングレンとジェットリーの格闘もなかなか見応えがありました。 ただ中盤の逃走チェイスシーンはなかなか良いのですが、終盤は画面が暗い(爆発を目立たせたいのもあるのかもしれませんが)のと投げナイフと爆発の繰り返しで少し食傷気味になってしまいました。それともっと皆さん脱いでも良かったのですが…あ、中ボスに対する火ダルマ顔面パンチは最高でした。 まぁ期待し過ぎなところもあってモヤモヤもある一作目でしたが、これからさらにメンツが豪華になっていくこのシリーズにはワクワクが止まりません。
[インターネット(字幕)] 5点(2016-12-31 22:28:15)
214.  ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー 《ネタバレ》 
​結末は知っている。 だけどこんな壮絶な物語があった事は知らなかった。 背負う影のある者たちの希望を託す物語はとにかく凄まじい。 今までとは毛色の違うダークな雰囲気は暗い映像と共に少し違うスターウォーズ世界を見せてくれる。序盤の映像の暗さには若干くたびれましたが集まる仲間たちの魅力も相まってアクセルはどんどん踏み込まれていきます。 特にドニー・イェンの殺陣は最高ですね!ジェダイじゃなくても強い奴は強い! 終盤の戦闘はXウイングもタイファイターもAT-ATその他お馴染み兵器たちの大盤振る舞いには「そう!これ!これが!これが見たかったんだよ!わかってるじゃねぇか!」というもう堪らぬドッグファイト、地上戦をこれでもかと見せてくれるのでもう鳥肌立ちっぱなしです。あぁこの歳まで生きてて良かった!!! 確かに次々と倒れていく仲間たちの壮絶な死は悲しく辛いです。結果はわかってはいるのですがやはり悲しいです。 ですが紡がれる物語へのラストは希望に満ちた気持ちで観終える事ができました。 EP7と8の間に外伝として作られた本作ですが、決して正史に負けない素晴らしい出来の一本です。
[映画館(字幕)] 8点(2016-12-16 20:57:41)(良:2票)
215.  ダ・ヴィンチ・コード 《ネタバレ》 
​ラングドン教授登場の巻 そしていきなり巻き込まれて大変な目に会う。 公開当時学のない高校生の僕にはサッパリでしたが、インフェルノついでに再度鑑賞。 このシリーズはやはり根深き歴史の因果と謎解きの見せ方(ラングドンのイメージ)の妙技がたまらない。歴史的回想も良くできていまし、キリストの子孫が代々守られ生きてきたという設定、それをダヴィンチやニュートンに掛けて事実かどうかはさておいても説得力のある物にしてるのも面白いですし、クリプテックスは本作のアイコン的小道具になっていてちょっと欲しくなります。フィクションと史実、そして現実に存在するモノを上手にMIXされた世界はとても面白いです。 サスペンス部分も、敵か味方かわからない展開が上手くストーリーを牽引しています。それに天使な刺客もなかなかイッちゃってるキャラクターなのがたまりません。ジャンレノの手を全く緩めない執拗な追跡も結構ハラハラしました。 オチも「マジでそうかも!」と思わせるムー的な終わり方でたまりませんね。 なかなか長尺な映画ですが、後味も良く満足感を得られる作品でした。
[インターネット(字幕)] 6点(2016-11-26 22:37:20)
216.  インフェルノ(2016) 《ネタバレ》 
​世界を救うにゃトム・ハンクスの知識が必要だ!何百回と聞かされた気がする戯言のような計画をなんとか止めてみせようじゃないのっ! 最初からボロボロのトムハンクスの長めの幻覚に付き合わされつつも、美女と一緒に美女に追われてなフィレンツェでの謎を解きは思ったより淡々としており、思ったよりヌルい。そりゃトムハンクスが敵をカンフーでバッタバタと倒してたら変なんだけどさ。見せ方の問題なのかヨボヨボのおっさんがただ逃げてるだけなのがなんともかんとも。 そんなこんなで二転三転する展開もそこまで派手さも無く、良く言えば上品に悪く言えば味気なく進んでいくのでなんだか退屈です。女医さんに至ってはカルトに染まった残念な人にしかなってませんし、全人類を殺して地球浄化というよくありすぎる計画もよくありすぎて牽引力不足です。 最後のウイルス取り合いもモブの男がやたら頑張る展開には驚きました。あんたが頑張るんかいっ!それなら途中退場の黒人の男を執念深く立たせたほうが良かった気がするぞ。 良いところはやはり街並みイスタンブール地下のシーンは美しかったですし、知ってる美術館が舞台なのはやはり嬉しいです。 ともあれ前作に比べるとだいぶ評価は下がってしまいます。
[映画館(字幕)] 3点(2016-11-23 13:03:43)
217.  アンストッパブル(2010)
​手に汗握るとはまさにこれ! 疾走する巨大な鉄の塊を俺が止めなきゃ誰がやる! ただ列車を止めるだけのシンプルな作りなのに、ゴールまでの道のりの作りは凄まじく緊張感を持たせ、最後の最後まで息をつかせない99分を作っている。それに僕ら見る側を常に見る側にさせているスタンスがとても面白い。デンゼル・ワシントンカッコいいぞ! どこか様々な策を編み出し対抗していく怪獣映画にも近い作りのような、正しくハラハラドキドキ、そしてスカッとした後味を味わえるの最高の映画です。
[DVD(吹替)] 7点(2016-11-23 12:59:19)
218.  リピーテッド 《ネタバレ》 
​コリンファース怖っ! 知らなければ良かった!でも知らなければいけない!真実はどこだ! 不気味で不安な雰囲気が常に漂い、誰を信じるべきかもわからない映画が進んでいくにつれて二転三転と登場人物の見方が変わるのでニコール・キッドマンも演技も相まってもうスゲェ怖い!コリン・ファースの影がある、なにをしでかすかわからないの演技も最高です。 コリンファースの正体が誰かわからなくなった瞬間のゾッとする感じはヤバイですね!ヒエエエ! そんなこんなでハッピーエンドでしたが極上の緊張と恐怖を味わえるサスペンスでした。
[DVD(吹替)] 6点(2016-11-23 12:55:58)
219.  ペット・セメタリー(1989) 《ネタバレ》 
あんな所即引っ越すわ! トラックがあんなに速く走っているところ、最初に事故りかけた所で普通なら即引越です。 不穏な空気は常に漂い続け、幽霊まで出てきちゃったりして、猫ちゃんも死んじゃって(本物っぽい作りが猫好きの自分に取っては一番嫌な気分にさせます) 挙げ句の果てに息子を失い、主人公のタガが外れてしまう描写は本当に痛ましい。子供思いの父親がだんだんと心が壊れていく様が一番怖いです。目が特にヤバい。 何かあるたびに主人公は他人に嘘をつき続けるのも胸が苦しくなります。 あの最初グロくて怖かった幽霊が警告してくれる見方ポジションというのもウマいです。そして医者要素として武器が注射器というのもちょっと面白いです。 それに精神的な描写、いないはずの死んだ姉。コケまみれになった家など異常な精神状態を上手く表現しています。 息子が復活してどこから襲ってくるかわからないという所もたまりません。ガキのくせに強いんですから。しかも姿は息子。本当にやりきれないです。 ちなみにスプラッタ的な描写もなかなかエグく、ベッドの下からメスで足首を切るシーンは「ウワッ!」と来るものがありました。(あとここはジョジョ3部でオマージュされています) ラストはもう救いなんてありません。もうどうしようもない終わり方も最高です。 なんだかんだ最後の最後まで嫌な気分を満喫できる良い映画でした。面白かったです。 まぁ確かにあの終わり方であの音楽はおかしいですよね。
[DVD(吹替)] 6点(2016-11-17 02:36:17)
220.  ナインスゲート 《ネタバレ》 
​ジョニデのユルい本鑑定 なにか淡々としたサスペンス?ホラー?なのですが、ギャグが多いのと美形眼鏡ジョニデのヌルくユルい演技が相まって非常に奇妙な雰囲気の映画でした。かなりさりげなく淡々と進んでいくので思ったよりアッサリと退屈で、本の不思議があまり伝わらないのと、危険な雰囲気があまりしないのと、とりとめのない無敵守護美人(結局悪魔の使いだったのか?)のおかげでドキドキもせず、やっぱりただジョニデの魅力1つで作品を引っ張っている気がします。 ラストあたりもジョニデが本の魅力に取り憑かれてるようには見えず、なぜあの様な行動に至ってしまったのか不可解なまま終わってしまいました。 結局長く、起伏があるようであまりない、ジョニデだけがとにかく面白いだけの映画でした。
[DVD(吹替)] 4点(2016-11-15 00:14:20)
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