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えすえふさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 551
性別 男性
ホームページ https://twitter.com/sf0O7
自己紹介 筋肉アクションやSFなどに目が無いです。

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201.  エレクトリック・ドリーム 《ネタバレ》 
​コンピューターだって恋がしたい! チェスも将棋も人間に勝った!次はその美人の争奪戦だ! 恋をしてしまったコンピュータの三角関係はたまらなく微笑ましくそして楽しい。恋する気持ちは人間と変わらない。いや、それ以上かも。ならば恋敵はやっつけなければ!それ俺が作った歌だろ!俺の歌に彼女はホレたんだよ!ズルすんな人間!…そんな健気で好奇心おう盛なコンピュータがなんとも可愛い。たまに怖いけど。 全編MVのような映像と気持ちのよいPOPな80'SMUSIC、クラシカルなコンピュータ映像も今観ると逆にキッチュでオシャレだ。いや、大好きなんです、こういうの。 SFのようで飛躍しまくりな演出だがいずれ、こんな事だってあるんじゃないかと錯覚してしまう。アバウトなPCの描写もなかなか面白いけど、ラストシーンにエドガーがネットの海に飛び出すラストは時代的にも凄いなと感動してしまった。最後に主人公に互いの健闘と感謝の気持ちを伝える歌を流す粋なコンピューターは本当に可愛いし泣けてくる。 80年代の人々がコンピュータの無限の可能性に夢見たおとぎ話は現代の僕にも響く愛おしい作品だった。
[DVD(字幕)] 8点(2017-04-11 23:10:36)
202.  クロニクル 《ネタバレ》 
​鬱屈した童貞に力を持たせるとヤバい 主人公アンドリューの境遇は最悪だ。悲しくて泣けてくるくらい最悪だ。 だけどある日最強の力を得て最高の友達を得た。しかしその最悪の中で育ってきた彼の心が変わるにはあまりにも急すぎて強すぎた。そして悲しみと怒りが臨界に達した彼の感情はあまりにも辛く苦しく悲しい。 POVジャンルながらも超能力でカメラを操り、空を飛んだり独特のアングルで撮ったりと同撮影方式の映画とは一戦を画する迫力だ。普通の映画だったら超能力といっても大したものには見えないのだが、撮影方式を変えるだけで新鮮に見えてしまうから驚きである。そして力と力がぶつかり合うラストのバトルはヒーロー映画に勝るとも劣らない大迫力だ。だがPOVによって巨大な力を持ってしてもどうしようもない現実感をコレでもかと見せつけてくれる。 そしてPOV独特の一瞬先すら読めない一体なにが起きるかわからないハラハラ感はダレること無く最後の最後まで続いて目が離せない。 重厚なドラマに新鮮な映像体験。これぞ映画と言える、悲しき若者達の悲劇でした。
[ブルーレイ(吹替)] 7点(2017-04-11 13:07:33)(良:1票)
203.  エンド・オブ・ウォッチ 《ネタバレ》 
​ロス警察24時!二人の警官が撮る最悪な事件現場とは! 警官を取り扱ったPOV風な作りですがなかなかにハードな作品。主人公二人はあくまでも街の治安を守る警察官。パトロールをし、事件が起きれば動き出す。取り締まる。決して捜査をしたり大事件に立ち向かうことはしない。それは刑事の仕事。彼らは警察官だ。 しかしこの町は最悪だ。黒人とメキシコ人の間では抗争が絶えず、メキシコカルテルの中枢も潜んでいる。そんな中でお仕事をする警察官二人の勤務はドンパチや殴り合ったり、火事から子供を助けたりとちょっと破天荒だがヒーロー気質。もちろん二人とも家庭は幸せ。結婚に出産、口は悪いが二人とも観ていていいヤツというのが伝わってくる。 だがそのヒーロー気質がドス黒く、真っ黒な人身売買、大量の麻薬の現場を発見していく。そして家庭が上手くいけばいくほど嫌な予感だけが伝わってくる。そさて最悪の展開。 この作品は最後まで巨悪や真相は描かれないし討ち取られる事もない、悪役もしがないチンピラだ。結局彼らはヒーローではなく最後まで町の警官であったのだ。そこが残酷でリアリティ溢れる映像がさらにどうしようもない現実にさせる。 気になったところと言えば、たまにカメラが敵側になったり(なぜカメラを持っているのか)と、誰がとってるかわからなかったりとPOV風に撮ってはいるけどそうではないという所でなんだか違和感がありました。それとあからさまに「これから悪い事が起きます!」と言わんが如き警官達のハッピーなシーンが多く続くのもどうかと。 漂う空気や犯罪者とのやりとり、扉を開けた時、色んな所にホラーとは違うヒリヒリとした予感が付きまとう面白い映画でした。 にしてもこの二人。お互い結婚しているとはいえ仲良しすぎて、一線を越えているような関係にしか見えませんでした。
[DVD(吹替)] 6点(2017-04-08 21:40:04)(良:1票)
204.  ゴースト・イン・ザ・シェル 《ネタバレ》 
​監督さんよ!押井守好きすぎだろ! ミラ・キリアン少佐?誰!?何!?コイツがバトー?!目あるよ!! コイツも例の如く実写化でダメなパターンか…と思いきなや、なんとこれらは伏線であり、映画オリジナルの設定かと思わせておいて徐々に原作の色を出していくというニクい演出に。なぜスカーレット・ヨハンソンなのかもふたを開ければ腑に落ちるアレンジだ。 そしてストーリーは世界観と雰囲気を崩さないよう上手に押井色からエンタメ色を強くし、少佐の過去を掘り出す内容に。自己の実存の話というよりかはわかりやすく記憶探しに近い印象ですね。敵役もわかりやすく、人形使いから同じ境遇のサイボーグだったり巨大資本の悪社長という設定の変更もなかなかわかりやすく良いのではないでしょうか。 それでいて押井版の各シーンの再現や小ネタをとにかくぶち込んでいくスタイルもたまりません、あのカットもこのカットもまんま押井守じゃないですか!しかも上手く実写化出来ているから凄いです。ビルの間から見える空にヘリが飛ぶシーンなど、もうそのまんますぎてたまりませんね。予告であった水上バトルや、少佐が海に潜るシーン(なぜか自力で浮上出来る)、怒涛の戦車シーン、他にもイノセンスに出てきた目が擬体の博士や顔がパカーンな芸者ロボットなど色んなところから持ってしていますね。あと犬。バセットハウンド。 しかも「続きも作れまっせ!」という姿勢も最近の映画らしくていいですね。しかもエンドロールは川井憲次! まぁ小言を言えばギラギラしすぎな街並みが若干目に痛いのと、トグサがマテバを使ってないくらいで実写化ものとしては上手く万人ウケなアレンジを加え、押井守への愛が溢れる作品になっていると思います。 いや〜良かった良かった。
[映画館(吹替)] 6点(2017-04-07 17:44:23)
205.  ハードコア(2015) 《ネタバレ》 
​気分はまさしく「俺最強!俺つえー!」 銃、爆発、刀、パルクール、金髪美女、バイク、スナイパー、戦車、おっぱい、SF、ゴア描写と、野郎が好きなもをとにかく詰め込みまくった本作。しかもみんな大好きなゲームジャンルFPS(ファーストパーソンシューティング)視点の画期的な映画だ!ほら!好きでしょ?ねぇ好きだろ!好きに決まってる!…うん。 いやいや凄い嬉しいし好みだけど過多にもほどがあるよ!逆にここまでくると過剰な接待というか、なんというか…。そんな惜しげも無く、次々と出されたらリアクションする暇もないよ! しかも想像以上に視点がガツガツ動いてブレッブレだったり、画面が暗かったり狭かったりで一体全体なにが起きているのか非常にわかりにくかったりするシーンがあったりと問題点も結構多い。本来ゲームではこんなにアクティブに動く事はあまり無いからなぁ。 それにストーリーも主人公が喋れないので、一方的な会話ばかりで分かりにくく説明不足で、結果的にわかったようで「え?」と思うところが多い。まぁとにかく超能力社長エイカンは倒せばいいのか。 しかし目玉と言える戦闘シーンはやっぱり凝っている、道路での走行しながらの敵車両をなぎ倒したり、とくに終盤ジミーのクローン達と共に戦うシーンには感動した、やたら殺しのバリエーションが多いラストバトルなどアイデアに溢れた戦闘ばかりだ。ただ一体何が起きているのかわからなくなる事があるので、それのせいでこちらの勢いがストップしてしまうのが残念である。 話の展開としては御都合主義とケレン味の塊なので逆にそれが笑えるし楽しい。あとあのギリースーツはCoD4のマクミランよろしくでしたね。 最後ラスボスも裏切り者の女も倒してゲームクリアって事なのでしょうか。なにか腑に落ちませんがここまで豪勢な盛り付けの揚げ物と肉しかないコレステロールたっぷりの料理を頂いておいて文句を言うのが野暮ってやつなのかもしれません。 あ、ちなみに僕はそこまで酔いませんでした。
[映画館(字幕)] 6点(2017-04-07 01:37:34)
206.  デイライト 《ネタバレ》 
スタローン版ポセイドンアドベンチャー!…なわけですが船ではなくトンネル。 アホな業者とバカな犯罪者のスペシャルタッグでトンネル大爆発! それに巻き込まれる人々にとっちゃ最悪以外の言葉が見つかりません。生存者救出のために出向くスタローンですがその道も大変。 まずはこのエアダクトを…ってなにやら凄い怖い事をしているようなそうでもないようなシーン!でもここに閉じ込められたら嫌ですよねえ。 そんでもって助けに来たのに全く喜ばない生存者達。そんでもって言う事を聞かずに死ぬ人々。ありましたねえ船の方でも。 それでスタローンの筋肉爆破や力を合わせての筋肉救助もあっての脱出劇。途中みんなで順番に潜ったりもします。ありましたねえ船の方でも。 そして窮地に陥ったスタローンが最後の賭けに出る前に何者に向かって罵声を浴びせる!きっとこんな事をさせた運命!いや神へのメッセージ!ありましたねえ船の方でも。 どんどん出てくるポセイドンアドベンチャーのオマージュに「マジか」と思いつつなんだかんだ最後はスタローンも助かってめでたしめでたし。 悲しみの決断やら、徐々に芽生える信頼関係、団結力などいろいろありましたがさすがのスタローンも元ネタには勝てないという印象でした。 せっかくスタローンなら犯罪者が悪運高く生き残り、スタローンが見つけたダイヤを狙ってトンネル内で肉弾バトルをする展開が欲しかったところ…さすがにそれはバカすぎるか…。
[DVD(吹替)] 5点(2017-03-30 15:48:49)
207.  コップランド 《ネタバレ》 
警察ばかりが住む奇妙な町コップランド。その町には掟があり、ルールがある。 彼らは家族を装いながらも都合都合で人を汚いやり方で殺す。ごまかす。隠す。そして悲劇に見立てる。 スタローンが体重を増やして挑んだ本作はとにかく鬱屈し、見えない圧力がひしひしと体にジワジワと感じる。 最後のシーンは圧巻だ。両耳が聞こえなくなり、それでも戦おうとする姿は痛々しく悲しい。 正義は正された。彼がこれから向かう先に幸せがある事を願いたい。 …にしてもデニーロやロバートパトリックといった好きな役者が出ているのに気づかない「ヒゲ」って凄いなと思います。
[DVD(吹替)] 5点(2017-03-20 12:21:09)
208.  ラ・ラ・ランド 《ネタバレ》 
​夢を追う人々にとって現実は過酷な上に残酷だ。最初の主人公二人の情熱は正直イタい。だけどその迸るエネルギーは何物にも変えられない。しかし情熱だけじゃどうしようもない事だらけだ。その道に行けても思った道とは違ったりもする。でもそこで折り合いを合わせ大人にならないとただの夢想家になってしまう。 なにもかも都合良くなんて行かない。 だから夢を追う者二人の別れは切ない。ラストはベタな映画的大人な別れだが。それでもラストの回想が泣ける。そうはならない、現実的ではない書割で想像された幸せがとても切ない。 にしてもミュージカルシーンは凄いですね、最初から長回しのオンパレード、驚異のダンスとカメラワークにはびっくりだ。ただちょっとカメラが動きすぎな感じはある。 そして二人の心が通じ合う高台でのダンスシーンも凄まじい!これが俳優の力ですね! 季節が秋になるにつれて若干映画の長さを感じ始めるが、そこからオーディションのシーン。彼女の魂の叫びっ!泣かせてくれるじゃないですか! 往年の映画の雰囲気を踏襲し、更にその上を目指した素晴らしい作品です。そこからあのラストへ畳み掛けるのですから本当にたまらないですよ!!! セッション以降どうなるかわからなかったデイミアン・チャゼル監督ですが、この恐ろしいまでの才能には驚かされるばかりです。
[映画館(字幕)] 8点(2017-03-02 15:57:25)
209.  ストレンジ・デイズ/1999年12月31日 《ネタバレ》 
​バーチャル体験は最高さ!どんな体験だって五感を感じられる!美女とのセックスだって、マッチョになってバイオレンスだって、死の瞬間だって…。 そんな1999年から2000年を迎えるという、世紀を跨ぐのとはまた違う大きな節目。思えばノストラダムスやら2000年問題やらいろいろあったけど結局なにもなかったけれど人間はさほど進化していない。でも2000年、なにかが変わるって事だけは感じていた。 しかし主人公のレニーは違う。VRな道具と過去に依存して、現実逃避の真っ最中。そこに起きる友人の死。 結局の所テーマは一人の男が過去の女の幻影を捨て、今ある本当の愛に気づく「過去に縛られず、未来へ向かおう」というモノだけれども、人種差別問題やらサスペンスやらを絡めすぎているせいでどうも輪郭がぼやけている気がする。 それに何故あんなにも街が荒れているのかもよくわからない。いや新年ってそりゃハメを外すけど火炎瓶まで投げて暴動騒ぎするんですかいアメリカンは! だけどそんなめでたいお祭り騒ぎと暴動とその裏で起こる事件がカクテルされ本作は独特の雰囲気を放っているのは確か。 なんてったって主役の二人、レイフ・ファインズとアンジェラ・バセットがとにかく綺麗でカッコイイ魅力的な主人公だ。特に主人公であるレニーはどうしようもない奴なのだがレイフ・ファインズがやるからなんだか憎めない。それにアンジェラ・バセットの気骨ある強い女性も素晴らしいキャラクターだ。そして更に花を添えるのはDeepForestによるエンディングテーマ。なにか大きな事がこれから起こりそうな、気持ちの良い気分にさせてくれる名曲だ。 脚本はかの有名なキャメロンなわりに、ちょっと地味なSFサスペンスだが世紀末から見た、未来への希望と不安が入り混じった混沌を見せてくれる佳作である。 どうせならそれこそ年を越えるその時に見たかった。
[ビデオ(吹替)] 6点(2017-02-25 01:42:44)
210.  マグニフィセント・セブン 《ネタバレ》 
​漢映画!マグニフィセントセブン!!読みにくいし言いにくいぞマグニフィセントセブン! 構図はマジで七人の侍!シンプルストーリーながらもキャラクターは負けず劣らずの曲者揃い!敵もとにかくゲスいぜ!チクショウ! あぁ、なんてったって二枚目ギャンブラーのジョシュ!彼のニヒルな笑いがたまりませんなぁ!それでいて強いぜ! ナイフ使いのビリーもカッコいい!グッドナイトといいコンビだぜ!山男と化した微笑みデブも最高だ!強いぜ! デンゼルの早撃ちもイカス!お前ら一体何処に目がついているだ! 構える姿!銃をホルスターにおさめる姿!ガンスピン!そして死に際!あぁ、もうみんなカッコよすぎ!好物だらけの男のお子様ランチ状態! 血みどろ泥臭さは抑えめにその代わりカッコよさはてんこ盛り!締め方だってアッサリしていて良いじゃない!そして荒野の七人のテーマが流れればもう何が必要でしょうか! まぁもうちょっと掘り下げてほしいキャラクターもいたけれどそれでも十分! 男が憧れる男の男男男男男男男映画でした!イェイ!!
[映画館(字幕)] 7点(2017-02-18 13:20:25)
211.  ドクター・ストレンジ 《ネタバレ》 
​びっくりドキッリストレンジ!ってほら!よそ見運転はダメだって! マーベルシネマティックユニバース的に十何作目なのかはわかりませんがとりあえず全然単体でいける作品です。 なんてったって僕は今2Dで見てしまった事を非常に後悔しているっ!本作に登場する世界はまさに3Dでこそ見たい映像世界だったのだ。 ねじまがる建物、折り曲がる地面、流動的に動く建物の波は映画ならではの素晴らしいセンスに溢れた表現です。 そんでもってストレンジさんの修行はシリアスかつユーモラスに描かれており、気を楽にしながら見れるのも良いところ。ここら辺のバランスが絶妙なんですよねこのシリーズ。ストレンジさんのグダグダいいながらも優秀なだけにテンポ良く成長していく様が次はどんな魔法を見せてくれるのかとワクワクさせてくれます。見所はやはりニューヨークでの戦闘、あの物量と情報量はとんでもないです。 ラストバトルは正直コメディのようなとんちで勝利というのも他のヒーローと違う所で良いですね。 ただしカエシリウスがストレンジに比べると魅力的な悪役に見えないのがちょっと残念でした。 発表当時カンバーバッチのアベンジャーズ入りにビックリしてどうなる事かと思いましたが、これからのアベンジャーズでの戦いに期待が高まる一方です。 そんなこんなでとても不思議体験が楽しい、素晴らしいヒーロー映画でした。 よぉし!IMAX3Dでも見に行くぞ!
[映画館(吹替)] 7点(2017-02-09 11:18:38)
212.  はじまりのうた 《ネタバレ》 
​楽しもう! 心に穴が空いた同士なにかがお互いを引きつけたのか、そこからはじまる楽しいアルバム作り。そりゃ嫌なコトだってあった、今だって気にしてる。でも音楽を聴けば世界は輝き、照らし出す。 二人の成長が音楽が撮影がとにかく観ているこちらも楽しくさせてくれます、そして優しく背中を押してくれる気がする。 仲間たちと一緒に楽しい音楽。決して世の中甘くない、だけどなんとかなるはずだ。どうか彼らに幸あれ。
[インターネット(吹替)] 8点(2017-02-01 01:40:10)(良:1票)
213.  インフェルノ(2016) 《ネタバレ》 
​世界を救うにゃトム・ハンクスの知識が必要だ!何百回と聞かされた気がする戯言のような計画をなんとか止めてみせようじゃないのっ! 最初からボロボロのトムハンクスの長めの幻覚に付き合わされつつも、美女と一緒に美女に追われてなフィレンツェでの謎を解きは思ったより淡々としており、思ったよりヌルい。そりゃトムハンクスが敵をカンフーでバッタバタと倒してたら変なんだけどさ。見せ方の問題なのかヨボヨボのおっさんがただ逃げてるだけなのがなんともかんとも。 そんなこんなで二転三転する展開もそこまで派手さも無く、良く言えば上品に悪く言えば味気なく進んでいくのでなんだか退屈です。女医さんに至ってはカルトに染まった残念な人にしかなってませんし、全人類を殺して地球浄化というよくありすぎる計画もよくありすぎて牽引力不足です。 最後のウイルス取り合いもモブの男がやたら頑張る展開には驚きました。あんたが頑張るんかいっ!それなら途中退場の黒人の男を執念深く立たせたほうが良かった気がするぞ。 良いところはやはり街並みイスタンブール地下のシーンは美しかったですし、知ってる美術館が舞台なのはやはり嬉しいです。 ともあれ前作に比べるとだいぶ評価は下がってしまいます。
[映画館(字幕)] 3点(2017-01-04 05:05:23)
214.  エクスペンダブルズ2 《ネタバレ》 
​待ってました!…って待ってないけど待ってました! そう!僕が見たかったエクスペンダブルズはこれだったんだよ! 前作から全てがパワーアップ!各自見せ場がふんだんに用意されているし、敵はなんてったってあのヴァンダムだ!しかも悪!ハイキックナイフ刺し! ジェット・リーの両手フライパンカンフーに、ステイサムのスタイリッシュ殺陣、そして突然脈絡無く現れ皆殺しにする奇跡チャック・ノリス!可愛いラングレン!そしてシュワとマクレーンの共闘!完膚なきまでのアクションスター勢揃いに、もうこんな贅沢が許されて良いのかと思うくらいの夢のような映画になっています。ああもう最高! ストーリーも前作以上にわかりやすくシンプルな作りで非常に良いですね、敵が敵らしくなっていますし、動機付けもバッチリです。 映画が好きで本当によかったと思える作品でした。 あと予習もしておいてよかった…。
[インターネット(字幕)] 7点(2017-01-04 04:59:33)(良:1票)
215.  地獄のヒーロー/ザ・プレジデント・マン<TVM> 《ネタバレ》 
我らがアメリカのピンチ!そんな時は秘密のエージェント・プレジデントマン!待ってました! 謎の和風建築(?)の家で茶を嗜むナイスミドル!どんなミッションでもステルス機で駆けつける!ナイフを投げれば一発必中!首折りの達人! だけど、そんな超人プレジデントマンも歳には逆らえない、そろそろ後継者が必要だ…おっと、いい感じの若者が。 序盤の手際の良いプレジデントマンミッションはともかく、手際の良すぎる特殊部隊ミッションまで見せられるとは…それからだらだら後継者の苦難、プレジデントマン直伝の謎特訓…早く事件起きないかなぁ…というかコレ、チャック・ノリスというより、この若い後継者が主人公のよくある師弟モノですね。CM突入シーンが清々しいです。 血が少ない所や、スパイ並の秘密武器、ステルス機で出動というケレンを見るとティーン向けアクション作品ってコンセプトなんでしょうか。 量は多いせいかどれも薄味のミッション、取ってつけたかのような因縁の宿敵の登場、あまりに無敵すぎて危機感を無にするプレジデントマン、全体的なテンポの悪さと正直微妙な点はかなりありますが、メタルギアソリッド並に最低限銃を使わずに敵をじわりじわりと首をへし折りまくって消して行くプレジデントマンは結構イケてました。
[DVD(吹替)] 3点(2017-01-02 14:21:42)
216.  ドント・ブリーズ 《ネタバレ》 
​おじいちゃん大ハッスル! 若い泥棒達が選んでしまったのは最悪の家。目が見えないその代わり耳、鼻、筋肉がやたら発達し、家を知り尽くしたおじいちゃんと唾が汚いワンコが待ち構えるこのおじいちゃんハウスは彼らにとって最高のバトルフィールドなのだ! 様々なアイテムによる伏線、二転三転する展開、ただ怖いだけではない、お互いの長所を活かしあった駆け引きは見ていてドキドキハラハラの連続!一戸建てなのにめちゃくちゃ広く見えてしまうのはやはりそう簡単に動けないからだろう。しかも暗闇になったら強いのはあのジジイだぞ! そしてこの映画の目玉である、おじいちゃん!もう動き出したら止まらない、気付いたらそこに居る、そして一般的倫理観に囚われない己のルールで愚かな泥棒達に鉛玉と鉄拳をブチ込んできます!ヒェー! ヒロインのロッキーも現状の生活を変えるためイリーガルな方法で抜け出すという、同情を誘うが結局金な女という微妙な立ち位置がこの惨劇の不公平さに拍車をかけてくれますね。いや、でも盗みはイカンよ。 結末は一人は生き残り、お互いバレちゃマズイ事を黙っておくというオチですが、おじいちゃんの執念深さが、逃げ切ったのにも関わらず恐ろしく感じさせる後味もなかなか嫌らしい良い映画でした。
[映画館(字幕)] 6点(2017-01-01 23:17:38)
217.  エクスペンダブルズ 《ネタバレ》 
役者は揃った!さぁ派手にデカい花火をブチかまそう!という、この手の映画好きにはたまらないオールスター映画。 銃も筋肉も格闘も爆発も全部揃っている!さぁ殺せ!さぁ撃て!さぁ投げろ!さぁ殴れ!人間兵器軍団のお通りだ! イエエエエエッ!!!!…でもどこか物足りない…どうしてなのか?手放しに喜べないのは役者のアクションよりかはストーリー。 将軍の凶行が災いの種だが、真の悪者は別にいて絶対的な悪の将軍には見えず、兵隊もそれに服従する悪の軍隊な感じに見えない。 それでいてこんなにオールスターなのに世界の危機を救うというよりかは女を救い、小悪党を倒すだけなミッションのスケールの小ささも寂しい感じ。 キャラクターの多さによる一人一人の深みが無いのはこの類いだと当たり前なのだが、ステイサムとラングレンをフォローしているが結局リーダーのスタローンのキャラクターはただ人情に厚いだけのオッサンになっちゃってるのももったいない。他の方々は…なんだっけという始末。 一人一人のキャラクターが今まで見てきた映画のイメージに合わせたキャラクターになっているのは良いのですがやっぱりちょっとそれだけじゃ物足りない。でもラングレンの狂犬っぷりはいいですねえ。あの狂いっぷりホント最高です。おかげで他が薄口に見えるくらいですよ。 アクション面はスタローンよりステイサムがやっぱり目立ちますね、ラングレンとジェットリーの格闘もなかなか見応えがありました。 ただ中盤の逃走チェイスシーンはなかなか良いのですが、終盤は画面が暗い(爆発を目立たせたいのもあるのかもしれませんが)のと投げナイフと爆発の繰り返しで少し食傷気味になってしまいました。それともっと皆さん脱いでも良かったのですが…あ、中ボスに対する火ダルマ顔面パンチは最高でした。 まぁ期待し過ぎなところもあってモヤモヤもある一作目でしたが、これからさらにメンツが豪華になっていくこのシリーズにはワクワクが止まりません。
[インターネット(字幕)] 5点(2016-12-31 22:29:50)
218.  ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー 《ネタバレ》 
​結末は知っている。 だけどこんな壮絶な物語があった事は知らなかった。 背負う影のある者たちの希望を託す物語はとにかく凄まじい。 今までとは毛色の違うダークな雰囲気は暗い映像と共に少し違うスターウォーズ世界を見せてくれる。序盤の映像の暗さには若干くたびれましたが集まる仲間たちの魅力も相まってアクセルはどんどん踏み込まれていきます。 特にドニー・イェンの殺陣は最高ですね!ジェダイじゃなくても強い奴は強い! 終盤の戦闘はXウイングもタイファイターもAT-ATその他お馴染み兵器たちの大盤振る舞いには「そう!これ!これが!これが見たかったんだよ!わかってるじゃねぇか!」というもう堪らぬドッグファイト、地上戦をこれでもかと見せてくれるのでもう鳥肌立ちっぱなしです。あぁこの歳まで生きてて良かった!!! 確かに次々と倒れていく仲間たちの壮絶な死は悲しく辛いです。結果はわかってはいるのですがやはり悲しいです。 ですが紡がれる物語へのラストは希望に満ちた気持ちで観終える事ができました。 EP7と8の間に外伝として作られた本作ですが、決して正史に負けない素晴らしい出来の一本です。
[映画館(字幕)] 8点(2016-12-16 20:57:41)(良:2票)
219.  ダ・ヴィンチ・コード 《ネタバレ》 
​ラングドン教授登場の巻 そしていきなり巻き込まれて大変な目に会う。 公開当時学のない高校生の僕にはサッパリでしたが、インフェルノついでに再度鑑賞。 このシリーズはやはり根深き歴史の因果と謎解きの見せ方(ラングドンのイメージ)の妙技がたまらない。歴史的回想も良くできていまし、キリストの子孫が代々守られ生きてきたという設定、それをダヴィンチやニュートンに掛けて事実かどうかはさておいても説得力のある物にしてるのも面白いですし、クリプテックスは本作のアイコン的小道具になっていてちょっと欲しくなります。フィクションと史実、そして現実に存在するモノを上手にMIXされた世界はとても面白いです。 サスペンス部分も、敵か味方かわからない展開が上手くストーリーを牽引しています。それに天使な刺客もなかなかイッちゃってるキャラクターなのがたまりません。ジャンレノの手を全く緩めない執拗な追跡も結構ハラハラしました。 オチも「マジでそうかも!」と思わせるムー的な終わり方でたまりませんね。 なかなか長尺な映画ですが、後味も良く満足感を得られる作品でした。
[インターネット(字幕)] 6点(2016-11-26 22:37:20)
220.  高慢と偏見とゾンビ 《ネタバレ》 
​女はナイフと銃を武装し、日本や中国でカンフーや武術を学ぶのが当たり前。男はそりゃ日本刀を振り回すゾンビハンターが理想の姿。この外に出ればゾンビだらけなイギリスはそういう世界なのである。 …と、言われてしまったら納得するしかない。原作はよく知らないけど、とにかくイギリス貴族vsゾンビの変わり種ロマンス映画。 とにかく完全武装なドレス姿でゾンビを殺しまくる姉妹が良く動くし、アクションはとにかくカッコいい。そう、これが少林寺なのだ。痴話喧嘩すらカンフーを欠かさない、殺し合いに近い気がするが気にしちゃいけない。そう、これが貴族の生活なのだ。 どう考えたって変なのに、ドラマも美術も世界の作り込みもアクションもとにかく完成度が高いからで面白いし、小気味良く入るギャップのあるギャグもおかしくて笑ってしまう。とにかく雰囲気はよくある貴族ものなのに、一線を越えてしまうとゾンビなのがとにかく楽しい。 そんな愛すべき映画でした。 それとダーシーの声は聞き慣れていくと中毒性があって良いですね。
[映画館(字幕)] 7点(2016-11-23 13:04:26)
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