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The Grey Heronさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2676
性別 女性
年齢 61歳
自己紹介 映画は生きる糧のひとつであり、心の拠り所のひとつ。

さらに、
笑わされ、叱咤され、癒され、
映画は掛け替えのない友でもあります。

当サイトに於いて21年目を迎えさせていただきました。
管理人様のご尽力、作品とレビュー多くの出会いに只々感謝です。

今後ともお付き合いの程、宜しくお願い致します。



                                    

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221.  007/ゴールデンアイ
初見。お目当てピアース・ブロスナンのジェームズ・ボンドはスマートなジョークを飛ばす言動に品の良さが漂うのですが、色気が感じられない優等生の諜報員ぶりが物足りません。製作時は冷戦終結で悪≠ソ連のストーリーはなかなかのもので、登場人物も全員個性的。MIPはオナトップ嬢でしょう。名は体を表すという「目立ってナンボじゃい!」のドS熱演はタジタジとなる迫力で、彼女に相応しい最期を用意して欲しかったところです。数々の有り得ないアクションを形にしたスタントチームと制作陣の仕事に惜しみない拍手を贈ります。戦車で追跡シーンに「行け行けー 踏み潰せー」その突破力に大興奮し、お馬さんに大爆笑でありました。シリーズを復活させたというのも頷ける快作です。
[DVD(字幕)] 8点(2020-02-21 23:38:58)(良:1票)
222.  タイム・トゥ・ラン 《ネタバレ》 
お目当てデ・ニーロはカジノを仕切る絶対君主ぶりの迫力と娘に「家族を引き裂いたカジノなど燃やして灰にして」と拒絶されるやりきれなさをきっちり表現する別格の存在感に大満足です。期日までに娘の手術費用30万㌦を届ける為に飼い主の金を強奪したヴォーンの逃走劇は結構手に汗握るもので、アッと驚く展開にビックリです「ええっ?」「これは一本とられましたな」結末に於けるデ・ニーロに「それなら、最初から貸してあげればよかったんじゃないんですか」と思ったのですが、それを言っちゃあおしまいなのでやめておきます。狂犬コックスがバティスタに似ているなぁと観ていたらその人だったというところに追加の1点。
[DVD(字幕)] 8点(2020-02-08 22:10:37)
223.  僕たちのラストステージ 《ネタバレ》 
チャップリン、キートンと並び称される2人組コメディアンの元祖ローレル&ハーディの落ち目になった晩年の物語。心配していた程辛気臭くなく映画製作資金の為のイギリス巡業模様に惹き込まれる。いろんなものを抱えながらも幕が開けば観客(いろんなものを抱えているであろう)を楽しませる、皆の芯からの笑顔に尊い職業だと思わされる。念願叶わなかった切なさを上回る二人の奮闘ぶりが沁みる作品。
[DVD(字幕)] 8点(2019-12-26 09:53:37)
224.  偽の売国奴 《ネタバレ》 
実話ベース。よく練られた脚本で華のある見応え充分の作品。1942年、ドイツ国内の製油所情報をイギリス情報部に流す任務を無理やり引き受けさせられるスウェーデン国籍の実業家エリック・エリクソンの奮闘記。大局観は違えどもやり口はナチスと大差ないコリンズにやはり腸が煮える。作戦遂行の為の疑似カップルに芽生える恋愛模様と二人の正体が何時ばれるのか目が離せず、遂に別れの時を迎えるシーン(リプレイタイム)でのウィリアム・ホールデン&リリー・パルマーにナチスのえげつなさを思い知る。そこから結末までのエリックの冒険譚が長くて悲恋の余韻が消えてしまったのは残念。お待ちかねクラウス・キンスキーは台詞一言ながら、ウィリアム・ホールデンの腕の中で息絶えるという美味しい役どころで存在感がありました。
[DVD(字幕)] 8点(2019-12-14 02:13:50)(良:1票)
225.   《ネタバレ》 
雨降の光景に美しさを感じる私にとっては雨が人の心を狂わせるとは思えなかった。 娼婦に対する宣教師の言動は、魂の救済という名の洗脳であり、独善さは「ターミネーターT-1000」のように人の心を絶対に分かり得ない姿で、怒りを通り越して空恐ろしさを味わう事に。そのような彼が欲情を露わにするシーンでのウォルター・ヒューストンの役者魂炸裂の演技に息を呑む。部屋での出来事を一切見せない演出からの結末に唸らせられる。娼婦の策略だとするのは考え過ぎだろうか。余韻の深い作品。
[DVD(字幕)] 8点(2019-11-21 16:20:46)
226.  クリスチナ女王 《ネタバレ》 
歴史ものとしてもロマンスものとしても見応え十二分でした。持ち味である凛々しさを存分に発揮したグレタ・ガルボ演ずるクリスチナ女王はまさにはまり役であって神々しいまでの美しさでありました。アントニオ演ずるジョン・ギルバートの線の細さが残念です。 1日中テレビにかじりついていた10月22日、陛下がかぐや姫の「神田川」がお好きだという件が印象深く、本作で女王が葛藤の末に退位した姿に色々と考えさせられました。
[DVD(字幕)] 8点(2019-10-26 02:26:37)
227.  ゼンダ城の虜(1937)
1952年版とほぼほぼ一緒な起承転結。  ロナルド・コールマン>スチュワート・グレンジャー     気障であっても嫌味のない台詞回しが冴えてます。ラストのやせ我慢もきまってます。  ダグラス・フェアバンクス・Jr<ジェームズ・メイソン   チャライだけで史上最高の悪役には遠く及びません。  マデリーン・キャロル <デボラ・カー           美しさでは少し負けているかな。  ソードファイトシーンは1937<1952            淡白でした。コールマンVSメイソンを妄想しながらのリプレイタイムとなりました。  戴冠式は1937>1952                   セット装飾の荘厳さが見事。  1952年版と遜色無い出来栄えで大いに楽しめました。
[DVD(字幕)] 8点(2019-10-22 04:07:17)
228.  タッカー 《ネタバレ》 
完成車がズラリと並ぶ光景を筆頭に画面の得も言われぬ美しさに見惚れてしまった。ストラーロによる撮影というのに納得。流石。タッカーにも藤沢武夫のような人物が居れば会社も繁栄しただろうに。ジェフ・ブリッジスの夢に感染させられたマーティン・ランドー、共に記憶に残るであろう熱演。本作がアメリカでコケたのが信じ難い。「・・・・敗戦国からカメラや自動車を買うハメになる」そのままの時代だったせいなのだろうか。カチンときたこの台詞に-2点。
[DVD(字幕)] 8点(2019-09-30 16:37:31)
229.  WANTED/ウォンテッド(1986) 《ネタバレ》 
レンタルした理由が思い出せず(泣)お目当てもない本作でしたが、これが掘り出し物(嬉) 報奨金稼ぎがCIAの元同僚の依頼を受けてテロリストと対決する。期限内に逮捕出来れば25万㌦、生け捕りでボーナス5万㌦ 理詰めな展開に目が離せず、賞金稼ぎのアウトローぶり、テロリストの極悪ぶりを好演するルトガー・ハウアー&ジーン・シモンズ(驚)に惹き込まれます。 賞金稼ぎのアジトや船での暮らしぶりが男のロマン(死語?)を感じるもので、男性諸氏なら尚更ではないかと。 周りを固めるキャラクターも無駄な人物は居らず作品を盛り上げていました。 勝敗は想定内でしたが、「ボーナスが何だ」に痺れまくりでリプレイタイム。 先頃亡くなられたという(驚・合掌)ルトガー・ハウアーの魅力が発揮されていた良作。 ニューワールド・ピクチャーズの設立がロジャー・コーマンによる事に一番ビックリしています。
[DVD(字幕)] 8点(2019-09-19 14:00:01)
230.  明日に別れの接吻を 《ネタバレ》 
冒頭裁判シーンで被告席に居ない事でその末路が分かるジェームズ・キャグニーは残忍さに加えてしたたかで狡猾な小悪党を持ち味全開で魅せてくれます。溜めに溜めてから果てる妖怪みたいな表情は余人には出せない名人芸。(ムックリ起き上がってくるのではないかとハラハラしました) 手堅い演技の脇役の面々皆を霞ませてしまうキャグニーの「小さな巨人」ぶりを改めて思い知らされる一品。
[DVD(字幕)] 8点(2019-09-07 19:24:51)
231.  キスメット 《ネタバレ》 
千夜一夜物語。テクニカラーの極彩色にワクワクさせられる。乞食役でも気品溢れる台詞回しのロナルド・コールマンにウットリ。ただ、ニセ大公での衣装のダサさに物言い。007ゴールドフィンガーの元ネタかと思わせるマレーネ・ディートリッヒの金ぴか100万㌦脚線美による踊りでのビジュアル命な姿に苦笑。冒頭で人物相関図が示された起承転結は分かり易く丸く収まった結末に大いに満足出来た良作。
[DVD(字幕)] 8点(2019-09-02 15:40:08)
232.  Gメン
ギャング映画で悪の限りを尽くしてきたジェームス・キャグニーが本作ではGメンとしてギャングと闘っています。義理人情に厚く反骨心に溢れる「シャキッと」した持ち味全開のキャラクター。闘う相手がマッケイ親分なら名場面目白押しとなったのでしょうが、レゲットとコリンズの頭悪そうな輩ではいまいち盛り上がりません。ギャング映画が激しい暴力描写で世間から非難を浴びていた時代に再興の先駆けとなったという本作に+1点。
[DVD(字幕)] 8点(2019-08-24 18:46:39)
233.  地獄への道 《ネタバレ》 
タイロン・パワー、ナンシー・ケリー両名の線が細くロマンス部分が物足りない点を、ジョン・キャラダイン、ランドルフ・スコット、ブライアン・ドンレヴィ、ヘンリー・ハル、ドナルド・ミーク、そして初めて魅力を感じたヘンリー・フォンダという面々の味わい深い好演が補っており、見応えあるドラマになっています。義賊から只の賊になったジェシーの最期は天罰として仕方なしと受け止めます。なので、ラストの編集長演説は蛇足でした。印象深いのがスタントマンならぬスタントホースの存在で、崖からのダイブ並びにショーウインドーをぶち破るシーンに「生きてられるのか?」仰天。秀作ウエスタン。
[DVD(字幕)] 8点(2019-08-12 19:34:30)
234.  欲望の谷 《ネタバレ》 
南北戦争復員兵のジャックが営む牧場地を巡る大牧場主ウィルキンソン一家との対決を描く西部劇。善玉グレン・フォードの騎乗姿、ガン捌きの身のこなしが超カッコいい。どちらかといえば穏やかな彼が三下マトロックに牧童を殺され堪忍袋の緒を切らしての凄まじい反撃っぷりに目を瞠る。欲望に塗れた悪玉ウィルキンソン一家を演ずる、エドワード・G・ロビンソン、バーバラ・スタンウィック、ブライアン・キースのフィルム・ノワールを思わせるキャスティング。善悪対決よりもこの三人の人間関係が味わい深い。焼打ちに遭い炎上する屋敷でのロビンソンとスタンウィックの対峙は本作リプレイタイム。「逝きなさい」「よくも裏切ったな、助けてくれ、死にたくない」を無言で表す二人の迫真の演技に見惚れるばかり。この後ビックリの展開だけどロビンソンはこのシーンにてお役御免の感あり。勧善懲悪の結末が心地良い。名カメラマンであるルドルフ・マテ監督らしい牛馬怒涛の大暴走シーンを始めとするカメラワークも冴えた異色且つ傑作西部劇。
[DVD(字幕)] 8点(2019-08-12 02:29:25)
235.  飛べ!フェニックス 《ネタバレ》 
「肉弾鬼中隊」(1934) に大きな影響を受けていると思われる本作は、生き残りを懸けた男達の人間模様に於いてアルドリッチ節全開にして見応え十二分。一押しはリチャード・アッテンボロー。ジェームズ・スチュワートとハーディ・クリューガーの間に立っての物事の本質を見極めた調整役で、プロペラが回った際の感無量な姿にこちらも感無量「本当にお疲れ様でした。良かったですね」 着陸シーンが無かったので-1点だけど贅沢言ったらダメですかね。
[DVD(字幕)] 8点(2019-08-03 18:38:54)
236.  嵐の三色旗 《ネタバレ》 
原作未読。乱世の中で、私の中の永遠のヒーローである岩清水弘による「君のためなら死ねる」を体現したロナルド・コールマン(今作では髭無し)の抑えた演技の中に溢れる切なさに身悶え。祭り会場の如き熱気に包まれた処刑場に「自由・平等・博愛」が聞いて呆れるフランス革命の黒歴史を初めて知る事となりました。迫力満点の映像による見応え十二分の秀作。
[DVD(字幕)] 8点(2019-07-28 19:23:12)
237.  最高のルームメイト 《ネタバレ》 
両親を亡くした幼児マイケルを引き取った祖父ロッキー75歳。以後30余年に亘る二人の成長物語。毒舌家だけどここ一番の時に孫を正しく導く慈愛深い姿が沁み入ります。「ママが死んだのは熱を出した私のせいなの」ポツンと呟く娘に見失った自分を取り戻したマイケルに泣けてしようがなかったです。コロンボ役以外でも味わい深い演技を見せてくれるピーター・フォークの名優ぶりを堪能しました。瑞々しいジュリアン・ムーアも印象的。本邦未公開が信じ難い秀作。
[DVD(字幕)] 8点(2019-07-17 01:01:06)
238.  ホワイト・ドッグ 《ネタバレ》 
「殺すのは簡単だが、それでは解決にならない」一念での奮闘が報われたかと胸熱になった途端の狂気の顔つきに、子供時分に大人達が口にしていた「所詮は畜生やからなぁ・・・」が浮かびました。ポール・ウィンフィールドの遣る瀬無さ極まる姿にもらい泣きしそうに。作品に格調をもたらす音楽はモリコーネ流石の仕事ぶり。孫を連れた見た目温厚な好々爺のレイシストが、幼犬時から黒人使用人に命じて虐待させて黒人への憎悪を植え付け黒人殺人犬に仕立て上げる。洗脳のおぞましさは犬のみならず人間にも当てはまるホラーの枠を超えた考えさせられる秀作です。本作はNAACPの猛抗議によってパラマウントが公開に尻込みして上映禁止となり、サミュエル・フラーがフランスに移住したといういわくつきの作品でもあります。
[DVD(字幕)] 8点(2019-06-29 23:35:04)
239.  泥棒貴族 《ネタバレ》 
掘り出し物の傑作。脚本、キャスティング、音楽、舞台セット、全てが絶妙の小粋なクライムコメディ。最後の最後まで騙されてしまったのが心地良く余韻に浸ります。本作のMVPと言えるハーバート・ロムが絶品でありました。余談ながら、本作のリメイクがモネゲームと知り心底仰天。傑作を超絶愚作に貶めた罪深さにあの時の煮えくり返る思いが甦ります。
[DVD(字幕)] 8点(2019-06-24 00:16:18)(良:1票)
240.  決断の3時10分
終始物静かなベンは西部劇悪漢キャラらしからぬ存在。ダンの心を見透かすように金で釣ろうとするネチネチぶりに血圧が上がる。甲斐性なしを突かれて金に転びそうになるダンを応援し続けて血圧が上がる「踏ん張れ!」 グレン・フォード、ヴァン・ヘフリンのキャスティングが絶妙 力が入りっ放しの展開を経た結末に釈然としないものを感じていたものがラストショットに消し飛んでしまった。乾いた心にまで沁み入ってくる雨模様が絶品。 異色であり上質の西部劇を堪能しました。
[DVD(字幕)] 8点(2019-06-10 22:04:53)
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