241. アーロと少年
《ネタバレ》 感動する話なのかなぁって思って見てたけど、終盤は切なかったです。 最初は少年のキャラを好きになれなかったけど、少しずつ歩み寄っていく演出は良かった。 ストーリー的には一本道でそれほど捻った展開では無かったけど、アーロと少年の設定は斬新で実験的。 見た目は恐竜だけど人間的なアーロに対して、見た目は人間だけど動物的な少年。 アーロに対する共感は容易かったけど、少年に対する共感は時間が掛かった。 結局、最後まで友人という感覚にはならなくて、ペット的な感覚が強く残った。 それが作品の狙いだったのかどうかよくわからないけど、見終わった後に不思議な気分にさせられる味わい深い作品でした。 [DVD(吹替)] 7点(2017-06-13 17:56:19) |
242. ファインディング・ドリー
幼少期のドリーが愛らしくて、冒頭からもう泣きそう。 お馴染みのキャラも登場して懐かしいし、新キャラも魅力的で良かった。 ストーリー展開は想像通りで意外性は無かったけど、感動的な話だったと思います。 欲を言えば、ラストで感動の再会という構成の方がもっと盛り上がったような気がして、その後のドタバタ劇は蛇足に思えた。 あと、八代亜紀は妙に嵌ってて面白かったです。 [DVD(吹替)] 7点(2017-05-20 13:52:42) |
243. 42~世界を変えた男~
本当はもっと大変だったんだろうけど、トントン拍子に話が進むので、いまいち大変さは伝わって来なかったかな。 それでも、チームメイトとの友情には泣かされたし、いい作品だと思います。 役者としての格が違い過ぎるので、ブランチ・リッキー物語になってしまってる部分もあるけど、それだけの功績があったのは確かだと思う。 あと、チャップマンのその後には笑わせてもらいました。 [DVD(字幕)] 7点(2017-04-19 15:31:04)(良:1票) |
244. ミッドナイト・イン・パリ
序盤はあまりにもつまらなくて眠たくなったけど、深夜零時を過ぎた途端に面白くなった。 ヘミングウェイやダリの人物像が想像通りで、万国共通のイメージなのかなと興味深かったです。 群像劇の場合、個々の登場人物の存在感が薄っぺらくなり勝ちだけど、この手法なら超個性的な群像劇が成立するんだなって感心しました。 当時を舞台にした伝記物だと時代考証がどうとか制約が厳しくなりそうだし、コメディの勢いで贅沢に豪華な登場人物を使い捨てしたのは正解だったと思う。 あと、これだけ好き勝手やっておきながら、ラストは綺麗にラブロマンスで締め括るところが上手いね。 [DVD(字幕)] 7点(2017-04-19 11:18:51) |
245. マシンガン・プリーチャー
神すげーって感じの宗教色の強い作品かと思ったら、まったく逆の展開になってくのがリアル。 面白いという方向性の作品でないのは確かで、サムの行動を肯定も否定も出来ない。 こういった現実があるということを知るだけでも価値があると思いたい。 [DVD(字幕)] 7点(2017-03-09 17:35:44) |
246. ピクセル(2015)
ストーリーとかが凝ってるわけでもなく、80年代のアーケードゲームが懐かしいというだけが魅力の作品。 なので、センチピードとか馴染みの薄いゲームが登場してもいまいち盛り上がらない。 でも、やっぱりパックマンとかドンキーコングはテンションが上がったので、個人的には満足です。 あと、ゲームとは関係の無い大統領いじりが妙に面白かった。 [DVD(吹替)] 7点(2017-03-03 14:18:18) |
247. ヤバい経済学
6つのエピソードそれぞれ面白い考察だった。 冒頭の不動産屋の話は説得力があって勉強になった。 犯罪発生率の話も意外な原因に驚かされた。 内容だけじゃなくて、映像的な演出も巧みで、飽きずに見せる工夫が施されてる。 経済学に限らず、様々な分野でシリーズ化して欲しいです。 [DVD(字幕)] 7点(2017-02-19 13:27:06) |
248. ウォーム・ボディーズ
《ネタバレ》 骸骨が不憫過ぎて、どう考えてもハッピーエンドとは思えないんだけど、いい話でした。 ホラーは苦手で、特にゾンビ系のグロテスクな映像は駄目なんだけど、この作品は許せる範囲のグロさで良かったです。 人間の女の子に恋するゾンビという設定が斬新で、銃で撃たれて血を流してるのに喜ぶというよくわからない状況を作り出したことが素晴らしいと思います。 [DVD(吹替)] 7点(2016-09-17 12:50:08) |
249. ヴァンパイア(2011)
これは悩ましい作品ですね。 映像としては大好物なので甘い点数にしておきますが、物語としては消化不良。 アデレイド・クレメンスがやたら魅力的だったので、がっつりラブストーリーにしてくれた方が良かったな。 いっそ彼女を助けたところでエンドロールならすっきりしただろうけど、ちょっと蛇足という印象の終盤でした。 それでも、今見終わったとこなのにまた見たくなってるので、かなり中毒性のある映像です。 [DVD(字幕)] 7点(2016-08-28 16:50:17) |
250. ベイマックス
《ネタバレ》 敵の正体がバレバレだったり、予想通りに娘が生きてたり、ストーリー展開はかなりベタなんだけど、ベイマックスが可愛いから許す。 ベイマックスの愛らしさを際立たせる為に敢えてストーリーは捻らず単純にしたんだと解釈しておく。 でも、ベイマックス2.0はいまいち可愛いと思えなくて、後半はちょっと失速気味。 アクションシーンを盛り込むより、ヒロとベイマックスの交流に重点を置いて欲しかったかな。 まあ、ラストは泣いてしまったので低い点は付けられないんだけど、号泣させておいてベイマックスをあっさり復活させちゃう辺りは脚本家がアホ過ぎる。 ヒロが研究を引き継いで、亜空間に救出に向かうくらいの後日談は欲しかった。 再会したときにはヒロがおじいちゃんになっててもいいくらい。 [DVD(吹替)] 7点(2016-08-25 09:46:40) |
251. スチュアート・リトル2
前作でペットから家族に格上げされたはずのスノーベルが毛むくじゃらの雑巾に格下げになってたのは気の毒だけど、面白かった。 新キャラのマーガロが魅力的で、終盤に向けて盛り上がる展開だったと思う。 大きさは心で決まるは名言ですね。 [DVD(吹替)] 7点(2016-04-30 12:31:59) |
252. スチュアート・リトル
《ネタバレ》 序盤で丁寧に家族としての絆を深めて行く過程を描いていたので、離れ離れになってしまう後半が盛り上がったね。 スチュアートのキャラも好感が持てたし、偽者のお父さんとお母さんもいい人だったし、スノーベルもいい奴で良かった。 スノーベルがペットという扱いだったのが腑に落ちなかったけど、最終的にはみんな家族になれたような気がするので心地好かった。 [DVD(吹替)] 7点(2016-04-29 18:49:07) |
253. アナと雪の女王/エルサのサプライズ
短編だけど、本編の魅力が凝縮された作品に仕上がってますね。 新キャラのちっちゃい雪だるまたちも可愛かった。 あと、マシュマロウが元気そうで良かった。 [地上波(吹替)] 7点(2016-03-21 10:08:56) |
254. フライト・ゲーム
《ネタバレ》 序盤、まだ何も始まってないのに何か起きそうな緊張感が凄い。 まあ、映画なんだから何もないはずはないんだけど、謎の脅迫メールから最初の犠牲者までの流れは完璧。 誰が犯人なのか疑心暗鬼にさせる構成は見事です。 犯人は爆弾も持ち込めるし、機長も暗殺できるし、何でも出来る完璧超人なのに正体を現した途端に小物感が漂って少し残念でした。 あと、銃を受け取ったら残りの弾が何発なのかはきちんと確認した方がいいね。 残弾数を知らずにハイジャック犯と戦うのはリスキーだわ。 [DVD(吹替)] 7点(2016-03-19 12:47:31) |
255. her 世界でひとつの彼女
かなり斬新なアプローチのSF作品ではあるけど、違和感なく受け入れることが出来た。 実体が無い方がよりリアリティを感じるということなんでしょうか。 ストーリー自体は典型的なラブストーリーではあるけど、設定の斬新さのお陰で最後まで興味深く鑑賞出来ました。 ラストはどうなってしまうんだろう???という期待感が膨らみ過ぎて、ちょっとがっかりさせられたけど、なかなか奥深い作品だと思います。 作品の魅力の9割は林原の演技力によって支えられているような気がするけど、他の声優さんのバージョンがあったなら、また雰囲気が変わって面白いかも知れないと思った。 [DVD(吹替)] 7点(2016-02-18 18:12:25) |
256. プリティ・プリンセス2/ロイヤル・ウェディング
《ネタバレ》 手紙1枚でプリンセスになることを決めちゃった前作と比べれば、紆余曲折を経て女王になる今作は決断に重みがあったと思う。 王位を継承して国を治めるという強い意志も感じられたので、応援したくもなった。 全体を通してラブストーリーに軸足を置いた構成だったのも好感が持てる。 前作で中途半端に恋仲になったマイケルをばっさり切り捨てたのも正解だったと思う。 小ネタのさけるチーズを冒頭からぶっ込んでくれたのも嬉しかった。 あと、ジュリー・アンドリュースが歌い出した瞬間、作品の質がワンランクアップしたような気がする。 [DVD(吹替)] 7点(2016-01-30 03:39:37) |
257. ジャックと天空の巨人
《ネタバレ》 お伽噺をそのまま映像化するんじゃなくて、新解釈を加えるというのは最近流行りのパターンですな。 最新のCG技術と相性の良い題材だったようで、映像的な迫力があって見応えがあった。 話が小気味好く転換していくのも良かったし、ラストのオチも綺麗に纏まってた。 ロンドンの雨が多い理由にも納得。 [地上波(吹替)] 7点(2016-01-29 23:21:58) |
258. ボビー・フィッシャーを探して
《ネタバレ》 最近ボビー・フィッシャーのドキュメンタリー番組を見たところだったので、チェスに人生を捧げるような鬱展開を危惧したけど、予想に反して爽やかなラストシーンに安心した。 前半はボビー・フィッシャーと同じ過ちに陥りそうで心配したけど、ジョシュはジョシュの道を見付けたようで良かったです。 [DVD(吹替)] 7点(2016-01-25 18:28:47) |
259. 悲しみが乾くまで
《ネタバレ》 この作品は2つの葛藤によって構成されている。 まず1つは、死んだ親友の女房とやるか、やらないか。 もう1つは、クスリをやるか、やらないか。 結論としては、ハル・ベリーは我慢できても、ヘロインは我慢できない。 僕ならハル・ベリーですら我慢できないだろうから、絶対にクスリには手を出さないでおこうと思う。 登場人物がいい人だらけで、この環境で更生できないとしたらクズ過ぎる。 希望のあるラストシーンではあったけど、安易に更生しましたよって感じにはなってなくて説得力がありました。 [DVD(吹替)] 7点(2016-01-22 13:23:12) |
260. スーパーサイズ・ミー
実験内容がちょっと極端なので、結果に関しては当たり前としか言い様が無いけど、様々な立場の意見を上手く編集して、飽きさせずに見せる工夫には感心した。 結果的に社会を動かす原動力になったようなので、価値のある実験だったのかも知れない。 なんだか無性にビッグマックが食べたくなっちゃったよ。 [DVD(字幕)] 7点(2016-01-18 12:36:56) |