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21.  インディ・ジョーンズ/最後の聖戦
インディ・ジョーンズシリーズの中で、この作品が1番好きです。その理由に教授役のショーン・コネリーが良い味出していて、楽しめる。ワクワクさせられるアクションシーンの連続と謎解きの面白さを楽しませてくれるのも好きな要因の一つで、グロいシーンも無いのが良い。スピルバーグはこういう娯楽映画に徹していれば良いものをその後、オスカー狙い見え見えの作品ばかり撮るようになって嫌いになりました。ショーン・コネリーと言えば007ですが、主役だけでなく、脇役でも良い味出して我々映画ファンを楽しませることもできる名優だと思っています。ショーン・コネリーの出ている映画の中でも、本当の意味で楽しめた最後の作品だと思っています。ショーン・コネリーの訃報を聞いてまた1人、映画界は惜しい人を亡くしたと思いますが、例え亡くなったとしても私の心にはいつまでも生き続けることでしょう!
[DVD(字幕)] 8点(2020-11-03 19:32:59)(良:2票)
22.  スパイダーマン:スパイダーバース 《ネタバレ》 
凄い。何が凄いって?スパイダーマンが1人だと思っていたら、何人も出て来て、しかも皆んなそれぞれにどうしてスパイダーマンになったのか?というドラマがあって、単なるアメコミ映画、アニメとかよりも一本の映画としての面白さ、これはもう、映画館で観ないと絶対に後悔します。私自身、スパイダーマンも3だったかな?の一つしか観てないぐらいスパイダーマンについては全く知識も無ければ、アメコミ映画もスーパーマンシリーズぐらいしか観てないぐらい、正直言ってさほど興味ないジャンルなのだが、そんな私がこの映画は興奮しっぱなしでした。前評判に釣られ、本当に?まあ、どうせ貯まった無料ポイントでの鑑賞だからつまらなくても良いかぐらいしか思ってなかったのに、とにかく面白い。スパイダーマンに憧れる少年、マイルスが姿を消すことが自分の力では出来ないてのも笑えたり、ピーターとのやり取りも笑える上に感動的だったり、誰でもヒーローになれるんだという強いメッセージをも感じることができるのも素晴らしい。もう、アニメとか実写とかストーリーがどうとかいうあら探し等せずに思い切り楽しもうぜ!そういう映画と言って良い。
[映画館(吹替)] 9点(2019-03-20 22:13:59)
23.  運び屋 《ネタバレ》 
イーストウッド、単なる犯罪映画ではない家族との関係、繋がりを感じさせる映画作りには感心させられた。犯罪組織とのやり取りも笑える事を放つ。組織の一人に頭痛のタネとか言われたら、医者で見てもらえみたいな事を言って笑わせたりする。そして、命の危険な立場であるにも関わらず、別れた元奥さんの最期を看取る為に家族達の元へ戻ってくる素晴らしさ、お金で何でも買えたけど時間は買えない。この台詞こそこの映画の一番、言いたかった事だと感じることができる。それもイーストウッドが語るからこそ説得力を感じさせるのだ。イーストウッド歳を取っても変わらないかっこ良さ、この映画を見て、あんな風に自分も歳を取ってもかっこ良く生きていくことができたらと思う。この映画はイーストウッドが監督し、自身も主人公を演じるからこその映画であって、他の人ではここまでの説得力は感じないだろう。
[映画館(字幕)] 8点(2019-03-20 21:51:17)(良:2票)
24.  グリーンブック 《ネタバレ》 
アカデミー賞狙いの様な如何にもという映画ではないのが良い。映画の背景にある黒人問題、差別等が解りやすく誰が観ても楽しめる内容の映画です。イタリア系の白人用心棒と黒人ピアニストが旅を続けてる中で雨の中、夜遅くに警察官に車を止められる理由が腑に落ちなかったり、黒人だからという理由だけで白人きりのレストランでは食事さえ出してもらえなかったりする。アメリカ社会の問題点を解りやすく描いてる。その後の酒場のシーンが一番好きです。他にも雪の中、走る二人の車を止め、パンクしている車のタイヤの交換を手伝う警察官を見て、同じ警察官でも最初に出てきた警察官とは全然違うなあと感じると共に困ってる人を助けるのが本物の警察官ではないだろうと思う。この警察官のお陰で無事にマイホームへ帰ってこれたトニーの家族達の前に戻ってきたシャーリーを迎えるトニーと家族達の暖かい歓迎、この映画が多くの方に支持されている理由がここにもあると言っていい。
[映画館(字幕)] 8点(2019-03-07 18:58:19)
25.  女王陛下のお気に入り 《ネタバレ》 
怖い。女の怖さ全開の何だか昔の昼ドラでも見てる様なドロドロした内容に釘付けになる。とにかく3人の女優の演技が凄い。アン王女(オリヴィア・コールマン)に対する2人の女優レイチェル・ワイズとエマ・ストーンの仁義なき女同志の戦い、嫉妬から始まるドロドロした戦いに一瞬足りとも目が離せません。王室を舞台に繰り広げられる女同志、男が絡んで来ての凄まじく醜い人間関係、出てくる女も女なら男も男でロクな奴が居ません。それだけに女3人がお互いの感情を爆発させる瞬間の怖さ、エマ・ストーン演じる侍女アビゲイルがやって来る前はアン王女に気に入られていたサラ(レイチェル・ワイズ)が見せるアビゲイル(エマ・ストーン)への虐め、いたぶりの凄さ、凄いと言えばエマ・ストーンのあれだけ散々、蹴られたり、馬車から落とされようが、本を投げつけられようが自分は間違ってないんだとばかりの態度、演技も素晴らしい。女ならではの嫉妬、凄まじき演技合戦、とにかく圧倒させらた。プライドとプライド、意地と意地の戦い、果たしてアン王女にとってのお気に入りとは何なのか?どの様にして展開していくのか?先が気になって仕方ない。ラストのアン王女の表情、この映画は英国の王室の舞台裏、色んな意味で日本人には無い英国ならではのドラマとして圧倒的な面白さと下卑で有りながらも美しいセット、イギリスの街並みなども見ることができる。一見、お堅い映画の様でブラックな笑い、不気味な音楽などに単なる王室のドラマではない一級品のエンターテインメント映画だ。
[映画館(字幕)] 9点(2019-02-15 18:17:31)
26.  クリード 炎の宿敵 《ネタバレ》 
これは単なる復讐劇ではありません。ロッキー4のあの宿敵、ドラゴの息子対ドラゴに殺されたアポロの息子の対決の構図だが、最初のうちは息子を自分と同じ様に殺人マシーン、まるでロボットの様に扱うドラゴだが息子とクリードの再戦で息子のピンチにタオルを投げ入れるのを見て泣かずにはいられなくなりました。ドラゴにとって宿敵ロッキー、自分がかつて試合で殺人マシーンの様にアポロを殺した事、息子には宿敵であるクリードの父アポロと同じ運命だけは辿ってほしくない。だからタオルを投げ入れたのだ。クリード対ドラゴの息子の再戦の終盤、あのロッキーの音楽が流れてきた瞬間の興奮、ボクシングシーンの迫力、ロッキーファンなら映画館で観る価値十分だし、他にもこの映画のロッキーの姿はかつて十分を育ててくれたトレーナーミッキーの姿と重ねり、ロッキーファンとして懐かしいシーンが次から次へと思い出させずにはいられなくなりました。クリードがボロボロにされても立ち上がる。諦めない姿は自分を愛してくれる家族、母親、嫁にロッキーの為、天国の父アポロに向けてのお父さん、俺は父の期待に応えて強い王者になったよという熱いメッセージを感じる事もできる。この映画の素晴らしさの一つにホームもアウェイも関係なく、勝者に対して讃える素晴らしさがある。単なるボクシング映画でもない。復讐劇でもない。人間ドラマ、家族のドラマである素晴らしい傑作!
[映画館(字幕)] 9点(2019-01-13 17:37:16)
27.  恐怖の報酬【オリジナル完全版】 《ネタバレ》 
この映画の最大の見せ場である橋を渡るトラックが揺れる。凄い量の雨、風に揺れる橋、昨今の映画だと全てCGで処理してしまうだろうけど、そうしない映像表現の凄さ、これを見るだけでも大きなスクリーン、映画館で観る価値十分です。森からの脱出シーンの迫力も十分です。一本の映画としてもよく出来ている。ただ、個人的感想を言わせてもらうと、クルーゾー版の方が好きです。あのモノクロの映像からの不気味さ、怖さには敵いません。フリードキン版は見てるけどクルーゾー版は見た事が無い方にもこの作品を切っ掛けにクルーゾー版の方も見てもらえたらクルーゾー版ファンとしては嬉しい。
[映画館(字幕)] 7点(2019-01-09 18:25:54)
28.  ボヘミアン・ラプソディ 《ネタバレ》 
最初にこのタイトルと映画公開すると聞いて、何故今さら?クイーンの伝記映画?ハッキリ言ってクイーンを知らない人達を引き込む為に感動作品にして劇場に足を運んでやろう!という狙いが見えて嫌だし、だから見ないつもりでいた。では何故態々観に行ったか?色んな雑誌、ラジオ、ネットやら何処を見ても聞いても高評価きりなので、それなら観てやろう!本当にそこまでの作品か?確かめる為に観に行ってきた。クイーンファンとして言わせててもらうなら折角、タイトルにもあるクイーンの最高傑作であるボヘミアンラプソディをタイトルの映画を撮るなら完全な形でフルに見せてくれ!確かにクイーンの伝記映画という意味やフレディの苦悩、ボヘミアンラプソディの歌詞からも感じられる母への想い、エイズに冒され、死を覚悟しなくてはならないけどメンバーにも打ち明けられない苦しさ、やっとの想いで自分がエイズであることをメンバーに打ち明けるフレディの苦しさ、色んなものがきちんと描かれているし、1985年に行なわれたチャリティコンサートの躍動感など見所は満載!しかし、クイーンの本当の凄さ、素晴らしさを語るなら態々、そっくりさんを用意してまで無理矢理、感動作品に仕上げる必要など無い。伝記映画を作るなら本物のクイーンの映像でクイーンを知らない人達にクイーンの素晴らしさを見せた方が良いと思うし、この映画はクイーンの曲を知らない人達にアピールする映画の様に感じてしまう。クイーンの素晴らしい音楽、素晴らしいパフォーマンスを知りたいのであればそっくりさんを何人も用意してクイーンとフレディの苦悩を見せなくても良い。本物の映像、ボヘミアンラプソディの完全なパフォーマンスをきちんと描くべきだ!このように不満が有りながらそれなりに楽しめたので評価としては一応6点は付けるがこれ以上の高得点は付けられません。
[映画館(字幕)] 6点(2018-11-13 21:19:35)
29.  カリフォルニア・ドールス 《ネタバレ》 
映画監督の遺作てなると大体は駄作、つまらない物だが、アルドリッチ監督は違う。最後の最後まで自分らしく娯楽に徹しているのが良い。プロレス映画でしかも女子プロレスだ。男臭い映画きり撮ってきた監督らしく女子プロレスだけど男勝りで、どこまでも荒っぽい。レスリングにシーンでの迫力、それに酔いしれる観客席の熱気、エネルギーに満ち溢れている。戦ってる女子レスラー達が美人でないにもかかわらず、見入ってしまうぐらい迫力溢れるプロレスシーン、2人のマネージャーのピーター・ フォークが良い。コロンボとはまた違う魅力で見せてくれる。ところで1つだけ突っ込み入れたくなるのが逆エビ固めなのに間違えて実況しているリングアナ、逆エビ固めっていうのは相手の身体をエビの様に揃って、しかも逆向きに揃ってこそ成り立つものなのに、よく見て実況しろよと言いたくなります。まあ、そんな文句ありながらの最後まで楽しく見ることができたのは監督の手腕のおかげだと思います。ちょっとだけどヌードシーンがあったりと、サービス精神を最後まで忘れないアルドリッチ監督に拍手です。
[DVD(字幕)] 8点(2018-04-21 14:40:49)
30.  リメンバー・ミー(2017) 《ネタバレ》 
主人公ミゲルが迷い込んだ死者の世界の映像美に圧倒させられた。死者の集まる世界の中での自分だけ生きているミゲルが出会うヘクターとのやりとりの中で家族の大切さを知るミゲル、憧れていたひいひいじいさんがヘクターの作った曲、映画のタイトルでもあるリメンバー・ミーを自分だけの物にしようと企み毒殺した事を知る。ヘクターが本当の家族だと知った後にミゲルとヘクターが見せる表情が素晴らしい。ヘクターの願いを叶えようとするミゲル、ヘクターがどの様にして死んだのか?彼は愛する娘、ココの事を一度たりとも忘れた事などないのだ。ヘクターの生前の顔だけ写ってない写真が映し出される度に泣けてきて仕方なく、そんなヘクターが最後に報われる救い、希望に満ち溢れた素晴らしい映画です。この映画、大人は自分の今、生きている家族、亡くなってしまっている身内の思い出など絶対に忘れられない大切な思い出に涙し、子供は死者の集まる世界感を見て冒険映画として楽しむ。そんな内容に監督をはじめとするこの映画に関わった人達の子供から大人まで皆に楽しんで貰いたいという思いが伝わってきました。
[映画館(吹替)] 9点(2018-03-24 02:41:29)
31.  チャップリンの替玉
チャップリン映画の中ではメッセージ性の強い作品ではなく、単純に楽しむ為の映画だと思う。例のエスカレーターのシーンやエレベーターのシーンはチャップリンが私にかかればなんだって笑いの道具、場所に変身することができるんだよと、まるで今の映画に対する皮肉を込めてる様にも思えてしまいます。何度も言う様に決して、メッセージ性のある映画では無いのにやがて訪れる下品なだけの笑いをネタとする映画に対して、喜劇とは何か?と言っている様です。それにしてもこんな昔にエスカレーターやエレベーターが存在していたことも凄いがそれを使って笑わせるチャップリンの喜劇俳優としての素晴らしさを見ることができる。
[CS・衛星(吹替)] 7点(2018-03-20 21:50:41)
32.  グレイテスト・ショーマン 《ネタバレ》 
ミュージカル映画に何を求めるかでこの映画の評価は決まると思っている。ストーリーばかりを追い求めたり、テーマ重視の人には強く薦めることは出来ないがミュージカル映画は感じる映画として観る人は絶対に楽しめる映画だ!私がミュージカル映画に求める物は何度も繰り返して聴きたくなる音楽、楽曲の楽しさがこの映画の一番の魅力だ。オープン二ングの主人公バーナムのカッコ良いダンスから引き込まれていく。ストーリーは確かに大した話ではないし、単純と言えば単純かもしれない。でもそれで良い。ミュージカル映画に複雑な話、重たい話やらテーマなど要らない。ミュージカル映画とは本来、楽しくあるべきという答えがこの映画にはある。感じることが出来るし、音楽の楽しさと素晴らしさを身体全体で表現して見せてくれる登場人物、素晴らしいセットにサーカスのシーンの楽しさ、空中ブランコのシーンなんて本物のサーカスでも見てるみたいな興奮を味わうことが出来ただけでも大満足です。映画の終盤で主人公が建てた劇場が放火によって全焼してしまう後にバーで落ち込んでいる姿を見て、仲間達が次から次へと励ますシーンに感動させられた。お金がない。それならばとテントを張り、広場でショーをと考えてそれをやり遂げるバーナムと仲間達、最初は変人扱いされてるバーナムとその仲間達の素晴らしい歌とダンスに酔いしれた街の人たち、黒人だろうが白人だろうが太ってようが背が異常に高かろうが低かろうが関係無い。皆、同じ人間だ!この映画は観る者を音楽の力で幸せにする映画だ!
[映画館(字幕)] 9点(2018-02-23 19:07:30)
33.  チャップリンの寄席見物
チャップリンの暴れぷりもちょっと、度が強過ぎると素直には楽しむ事が出来ない。だからと言って、つまらなくはないし、最近の下卑なアメリカコメディよりは楽しめる。チャップリンにとってはそれほどの作品ではないがチャップリンらしい皮肉はこの作品からも感じることが出来る。
[CS・衛星(字幕なし「原語」)] 6点(2017-08-25 20:56:35)
34.  スーパーマンII/冒険篇 《ネタバレ》 
ヒーロー物、SFアクション映画と言えば今では当たり前の様に派手なアクションシーンと特撮の映像により迫力ある大作感を見せる。そしてヒーローとヒロインとの恋等ありと、それもスーパーマンという映画の大ヒット、存在有ればこそである。続篇となると大抵は前作を下回る駄作になるのだがスーパーマンシリーズ第2作目は1昨目に負けないぐらい面白い。始まって直ぐのエッフェル塔でのシーンの緊張感、スーパーマン登場のシーンのかっこよさ、ロイスのピンチにお待たせとばかりにやって来るスーパーマン、悪役3人との対決も見応え十分です。今じゃCGが当たりだったり、顔を隠し、正体を隠そうとするのが当たり前の中で顔を隠さず、人間味溢れるヒーローの姿を見せてくれるスーパーマンのかっこよさ、単なるヒーローとは一味違うスーパーマンが私は好きだ。そしてやはりスーパーマンと言えば絶対にクリストファー・リーブ以外考えられれません。どんな時もヒーローであり続けると共に一人の人間としても紳士的な姿を忘れないヒーロー、スーパーマンの魅力がそこにあるのがこのシリーズの良さです。クリストファー・リーブ亡き後のスーパーマンには無い人間的魅力がクリストファー・ リーブにはある。1作目以上にスリリングなシーン、それもCGだけに頼ることなく楽しませてくれる2作目が私はシリーズの中でも一番好きです。ロイスとの二人のシーン、あの滝をバックにしてのシーンで少年が落ちるシーンでロイスから姿を消し、少年を助けるスーパーマンに対してのロイスの台詞、ウルトラマンシリーズの様な感覚を覚える。色んな意味でスーパーマン映画の楽しさが見られる続篇です。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2017-06-17 17:15:03)(良:1票)
35.  怒りの葡萄
土地を失い、住む場所も失い、職までも失いとこんなにも残酷な話はない。それなのに単なる残酷なだけの話でない活き活きとした描写、登場人物が笑ってる場面の多さに救われる。この辺りがジョン・フォード監督の人間味、温かさを感じることができる。大人以上に本来なら切ない筈の子供達が見せる楽しそうな表情、一家を支える強き母親の存在が大きい。希望を感じさせてくれるラストにジョン・フォード監督の人間的な魅力が詰まっている。モノクロの画面、リアルな描写、今の時代でも通用する映画だ。
[DVD(字幕)] 8点(2017-06-11 11:22:10)
36.  チャップリンとパン屋 《ネタバレ》 
チャップリンの暴れぷりが凄い。面白い。最初の客とのやりとりから始まって、二人目の女性客に相手にもされないチャップリンも面白い。パン屋で働いているチャップリンが他の仕事仲間のストライキにより、パンを焼く事になってしまうチャップリンのその後の店長やらウエイトレス、客とのバトルでの暴れぷり、色々なチャップリンが見れるという意味で満足です。
[CS・衛星(吹替)] 8点(2017-05-14 12:40:35)
37.  美女と野獣(2017) 《ネタバレ》 
アニメの実写は難しい。大抵の場合、アニメを実写にすると駄作になる。それは何故か?原作を利用しての金儲け主義に走る。弄くり過ぎるなど色々ある。美女と野獣の実写と聞いて、何故だ?と疑問を感じる人が沢山居るはずだし、私自身はアニメの美女と野獣に対して、それ程の思いも無ければベル役のエマ・ワトソンに対しても特別な感情も抱いてないし、彼女の出てる映画を一つも見てない。だから全く期待せずに観に行った。評判の良さを確かめたかっただけで全く期待せずに観たせいか?アニメより楽しく観れた。野獣がアニメよりも野獣的な上に人間的な一面、ベルへの愛を感じる事もできた。牢屋に閉じ込められたベルの父親とベルを助ける野獣、御屋敷からベルを逃がす優しい野獣、人間、顔より心だという野獣の姿を通してのメッセージ、他にも時計やらカップやら他の登場するキャラクターが踊る場面での楽しさ、ガストンが塔から落ちてざまあみろ!と良い気持ちになることもできた。呪いが解けた後、元の人間の姿に戻れた皆が見せる楽しそうな表情、アニメとは違う実写ならではの美しい映像とストーリーと音楽の素晴らしさ、実写だからどうとか?アニメに比べたら長いとかエマ・ワトソンがどうとか?もうどうでも良いと思うぐらい一本の映画として楽しむ事ができた。
[映画館(字幕)] 8点(2017-04-28 19:38:07)
38.  幌馬車(1950) 《ネタバレ》 
指名手配の男達が現れて、銃を放つファーストシーンから画面が切り替わり、川を渡る馬車への流れがジョン・フォード監督の西部劇だなあって感じることができる。モノクロの映像美、写し出される空の色、景色、街並みとどれを取っても西部劇ぽさを感じられるのが良い。駅馬車や荒野の決闘に比べると地味ではあるが、ジョン・フォード監督らしい作られた様な景色ではなく、そこにある景色を美しく見せてくれる映画として、こんな西部劇も有りだと感じる事ができる。この監督が撮る西部劇には全くと言ってよい程、外れが無い。馬車を見送る二人の男の表情の素晴らしさ、ちょっとした場面でさえも印象に残る映像を見せる上手さ、川を渡る沢山の馬車、ハワード・ホークス監督の赤い河を彷彿させるシーンもあったり、ジョン・フォード監督が西部劇の神様と言われたり、色んな監督に尊敬されてるのも解ります。
[DVD(字幕)] 8点(2017-04-10 19:17:21)(良:1票)
39.  アッシャー家の末裔 《ネタバレ》 
怖い。怖い。古い屋敷に立ち込む沢山の煙り、家の中では沢山ローソクに火が灯ってる。そんな状況の中で何度となく繰り返し現れる。忍び寄る妻の痩せ細く、今にも死にそうな表情と肖像画、主人は主人でこれまた不気味で何を考えているのか分からない。サイレント映画だから当然、音など無いのだが、いや正確に言うとバイオリンやらピアノやらの音などは聞こえるのだが、それ以外の静かな音、例えばローソクの灯、屋敷の外の真っ白な煙り、川の水、空の色等、全てが音として聞こえてきそうな程、怖いし、不気味です。風の音までもが奏でるピアノの音に混じって聞こえてくる気がしてならない怖ろしさ、モノクロ映像が、これまた余計にこの映画をより一層怖くしている。下手に血を流さなくても、映像だけで怖がらせる事に成功している。サイレント映画だから伝わる怖さ、ホラー映画の見本のような映画だ。
[DVD(字幕)] 8点(2017-04-04 21:33:10)
40.  チャンプ(1931)
チャンプと言えば、大抵の映画ファンはリメイク版の方が見てると思われるし、有名かもしれない。このオリジナルを見てしまう取り敢えずリメイク版のチャンプは泣かせよう。泣かせようて狙いとオーバーアクトが鼻に付いて好きにはなれません。私にとってのチャンプと言えば、オリジナルのチャンプです。ボクシングシーンでの息子の為にフラフラになりながら戦う父と声に出しながら応援する息子と戦いを終えた後のやり取りは感動的です。父と息子のドラマの代表作の一つに挙げられる映画です。
[DVD(字幕)] 8点(2017-04-02 10:16:26)
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