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小鮒さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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21.  ソウ4 《ネタバレ》 
複雑な時間軸が私にはすでについていけないレベルに達してきていて、よ~く考えれば、きっと、よく練られた話なのだと思うが、「なるほど~」などと簡単に感心できるようなものではなかった。冒頭の病理解剖描写について一言。グロ趣味でもなければあそこまでリアルに解剖シーンを描写しなくてもいいのではないかと思う。この映画を好む人物象って、そ、そうなの??って、なんだか見ている自分がそう思われているのかと、恥ずかしく思えた。
[映画館(字幕)] 9点(2007-12-07 22:41:15)
22.  ナインスゲート
悪魔儀式をテーマにしているが、ポランスキー自身の夢の世界ともいえるかな。米国へ一生入国できないポランスキーという立場を思うと、コルソがポランスキーの分身だろうね。NYからバルカンの依頼で欧州中東各地を旅し、ポランスキー好みの美女と出会い、ミステリアスな関係が徐々に出来上がっていき、最後には夢の世界へ消えていく。映像美、デップらしい味わい。コルソのファッションにも注目だ。紺色のソフトスーツ、旅行バッグはスーツケースなどといった無粋なものではなく、欧州の軍用よれよれ布袋。いつも提げて本を持ち歩くのに使っているショルダーはおそらく仏軍あたりの弾薬バッグ。それをどさっと置いたり。しわくちゃのタバコを吸い、バーでの支払いはしわくちゃの紙幣。酒はウイスキーのストレートかロック。行きつけのホテルを持ち、コンシェルジュとコネを持ち、チップで意のままにコンシェルジュを使う。だが、2枚目007のボンドと違うのは地味であり、恰好つけていないところ。それでも、この男、隙はなく有能。まさに男にとって理想とするようなキャラではないだろうか。そういう目でもう一度映画を見るといい。 さらに、DVDでポランスキー自身の解説が聞けるのだが、様々な場面で特撮というかSFXのような手法を多用していたことに驚かされた。また、ポランスキー自身の映画観がわかって興味深い。
[DVD(字幕)] 9点(2005-11-07 22:41:06)
23.  スペース・カウボーイ 《ネタバレ》 
宇宙モノじゃないんだよ。これの主題は「老い」。  いつかは誰しも歳を取り老いて死んでゆく。死に際に美学、こう歳をとり死んでいきたいっていう願いや希望を描いた映画だね。
[インターネット(字幕)] 8点(2021-11-15 00:24:03)
24.  アラジン(2019) 《ネタバレ》 
いやあぁアラジンってこういう筋だったんだー、お父さんやっとわかったよ。娘がミュージカルのアラジンを彼氏に連れてってもらってから視線が宙をさまようというか夢見る少女みたいに変わっちゃって、まもなく結婚に相成った理由がなんとなく。 まさに夢と希望を与えてくれるような映画だった。 辛く嫌なことばかりな日常も心の持ちようで夢と希望を持って楽しく生きていける、そんな気分にさせてくれる、素敵な映画でした。
[映画館(字幕)] 8点(2019-06-22 23:46:16)
25.  スカイスクレイパー 《ネタバレ》 
スカイスクレイパー。摩天楼といったらやっぱ香港。ピークからの夜景は世界三大夜景だ。 実在する香港のビル群は直線的デザインののっぽビルから構成されているけれど、この映画のスカイスクレイパーは曲線的でなかなか意匠をこらした出来になっている。香港となりのマカオにありスタンレー・ホー氏のグランドリスボアの曲線イメージのほうが近い。もしかしたらスタンレー・ホーもモデルか。とにかくビルの発想、デザインはなかなかの出来だ。 で、香港といったらジャッキーチェン?いえいえ、その前にブルースリーです。ブルースリーの「燃えよドラゴン」!あれでもラスト、クライマックスの見せ場は鏡の間。もちろんこの場面は香港映画である「燃えよドラゴン」のオマージュに違いない。赤いドラゴンはビル管理システムのイメージマークにも使われてた。 ただし、鏡の間という意味では同じで大事なラストシーンで使うのも同じだけれど、緊迫感は燃えよドラゴンにはるかに劣る。 高所恐怖症の私は単にお尻のあたりのムズムズ感を期待して見に行っただけなので、その意味では全く期待通り。  ニューヨークステーキを食べようと思って店に入ったら、ステーキの舌になっていたところにいきなり中華アレンジの西洋中華折衷料理を押し込まれて憤慨しちゃう人、多いだろうな。
[映画館(字幕)] 8点(2018-10-03 23:47:15)
26.  MEG ザ・モンスター 《ネタバレ》 
なかなか面白かった。こういうSF生物パニック物はびっくり箱のようにちょっと驚くような展開を連続的に見させていただくと飽きずに楽しめるもので、そういった意味ではこの映画は次々と細かい「転」が入ってよく練られていると感じた。 できればメガロドンの怖さをもう少し怖く描けなかったかなとも思う。 メガロドンの怖さというのは一つには「巨大さ」である。ダムが怖いというような巨大構造物恐怖症というのがあるように、もっと水の怖さ、深さを感覚的に表現してほしいな。メガロドンの大きさも全然迫力に欠ける。ジョーズと差が無い。大きさを強調するために、でかいサメを見せてさらにでかいサメを登場させるという工夫もみられるが、そういうのではなく、例えば魚体を近接でパンして見せるとか、映像とか撮り方の工夫でなんとかならなかったのかな。 登場人物で特筆すべきは女性博士。Li Bingbing ?つい検索しちゃったですよ。あまりに美人で。あれで45歳くらいだって?ちょっと信じられない美魔女ですわ。ただ彼女も水上の場面と研究室の場面であまりにも化粧が違いすぎて「え?だれこれ?」って思う場面もあったけどねえ。
[映画館(字幕)] 8点(2018-09-20 19:24:42)(良:1票)
27.  ブレードランナー 2049 《ネタバレ》 
ブレードランナーといえば「レイチェル」なわけで、その他ストーリーとか未来風の効果音とかデッカードはそりゃカッコよかったけどそんなの脇役だった。 今作でもやはりそこらは心得ていてレイチェルが「妊娠、出産、帝王切開、腸骨に傷、産道がー」!!おお!女そのものを押し出してきましたねー。 前作で問題になっていたのはどこまでレプリカントなのか?だったような気がするが、結局全部レプリカントなんですかね。 で、レイチェルがデッカードとナニをして出産まで漕ぎつけたってのも作られた記憶なんですよね。 よくわからないけど。  レプリカントという仮定を用いて人間の実存とは何か?考えさせる哲学映画という見方もできる。 これに関してはただ一言。 「われ思う故に我あり」でいいと思います。
[映画館(字幕)] 8点(2017-11-18 22:49:25)
28.  イコライザー 《ネタバレ》 
よくあるアクション物なんだろうなあと思いつつDVDを観た。穏やかにしっとりとした雰囲気で映像は流れていく。冒頭からしばらく、急ぐとか観客の興味を引くためだけのこけおどし的なアクションは皆無なのだが不思議と惹きつけらて見入ってしまった。人はつらい思いをした分だけ他人に優しく、また強くなれると言うが、まさにその言葉のように、娼婦の少女や職場の同僚への優しさがよく描かれているし、、自分の抱えた心の傷の存在も言葉でなく設定と映像で上手く描いている。武闘的な強さはもちろん強烈に描かれているが、それは「オマケ」だろう。ヒスパニック移民、ロシア移民、真面目に暮らす人々と濡れ手に粟のあくどい商売に手を染める移民の屑を登場させ勧善懲悪を描く。ありきたりに見える普通の日々を真面目に生きる姿を淡々と描く。普通の人にとって毎日はほとんどが辛いだけで面白いことも変わり映えもしない繰り返しであり、それを普通に生きることが強いことだと励まされた気もちになった。
[DVD(字幕)] 8点(2015-05-06 08:13:45)(良:1票)
29.  サイド・エフェクト 《ネタバレ》 
この映画は世間一般にはまだ認知されていない精神医療の問題点を組み合わせて、巧みなサスペンスに仕上げている。 昔、日本でも新聞記者が患者として潜入して精神医療の問題点をルポした本があったが、あれを思い出した。元来正常な記者が詐病で入院したのだが、いざ退院しようとしてもさせてくれない。まだ治ってないからと。おまけに薬を飲まされるので正常な人間が正常でいられなくなるという恐怖。 それから抗うつ剤SSRIとかSNRIの副作用のこと。体は起きているが脳は寝ているという状態(だったかな)。副作用でこういう犯罪がありうるんだよということを披露している。 そこにインサイダー取引、司法取引、医師と製薬会社の取引の裏側など、現実に行われているであろう世の暗部を映像化し、それら支流、傍流が次第に大きな本流へとなっていくストーリー展開は見事。
[映画館(字幕)] 8点(2013-09-27 23:25:17)(良:1票)
30.  007/スカイフォール 《ネタバレ》 
007に期待する事と言えば、美しい海外風景、あっと驚くような斬新な追跡&逃走シーン、スパイ特有の小道具、ボンドガールなど、様々な要素を思いつくのだが、今回の007は残念ながらそのうちのいくつかの魅力が薄かった。007は困難な課題をその超人的な知識と能力、MI6の技術力で軽々と打ち砕いていく爽快感が欲しいところなのだが、最近の007は現実的というか、人間ぽい苦労がにじみ出るような存在になってしまい、そのあたりがちょっと物足りない。アクションもスケール感が乏しくなり、機関銃バリバリの戦争ものっぽくなってしまい、本来の魅力と少しずれた方向性に走っているのが心配だ。だが、そうは言っても、やはり007らしさは残っていて、マカオのシーンなど、実際にはあんな場所は無いと思うのだが、上手く雰囲気を出していて、まあ、そこそこ面白い映画だった。次回作に期待したい。
[映画館(字幕)] 8点(2012-12-06 21:47:33)(良:1票)
31.  4デイズ 《ネタバレ》 
多人数の命を救うためなら無実の女、子供を拷問してもいいのか?と問うてくる。これは困った。映画の中では対立する2つの考え方を示している。結果的には拷問に失敗し大都市が破壊されることになるのだが、それでも「人間として間違ったことをしてまで助かることに意味は無い」「拷問をして得た情報は誤った使えない情報」という考え方を示している。考えさせられた。
[DVD(字幕)] 8点(2012-03-12 07:00:20)
32.  SUPER8/スーパーエイト(2011) 《ネタバレ》 
怪物の正体がなかなか明らかにならないところはトレマーズに似ている、機械が自律的に組み合わさって宇宙船になるところはトランスフォーマーのようだ。宇宙船のデザインはスペースバンパイアに似ている。モンスターはギーガーデザインのエイリアンとプレデターとETの混血みたい。モンスターの動きは米版ゴジラ。ストーリー中のスパイスはゾンビ。劇中使用曲は80年代ポップ、マイシャローナは70年代かな。きっと他にもたくさんそういうものを散りばめてあるんだろうな。この映画自体が少年たちが劇中で撮影していたゾンビなわけであるから、思えば、このスーパー8という立派な映画を製作するまでに成長した映画監督も昔はこうだったのだろう。時とともに人は成長し、時代は移り変わるのだということ、時の流れ、成長、そういったことを映画の存在自身が感じさせてくれる。懐メロポップスは私自身の昔のことを思い起こさせてくれ、自分の生きてきた楽しく輝いていた青春時代から今に至るまでの「自分の歩んできた道」が映画の間中、頭に満ちていた。 私にとっては青春ムービー。いい映画だった。
[映画館(字幕)] 8点(2011-07-09 07:39:24)
33.  ナイト&デイ 《ネタバレ》 
不死身さ加減が素晴らしい。こういう「死なない設定」のヒーローとしてはインディジョーンズとかボンドとかがあるが、なんだか安心して楽しめ、精神衛生上大変楽でよろしい。世界中をロケしてくれて、様々な雰囲気を紹介してくれているのも嬉しい。不死身で頼りがいがあるのに、親思いで、女性に一途。理想的な彼氏だよなあ、女性にとっては。米国でこけたそうだが、その理由がわからんな。戦死者が生きていて・・・っていう設定だろうか。
[映画館(字幕)] 8点(2010-11-25 20:56:27)
34.  シャッター アイランド 《ネタバレ》 
途中で主人公自身が患者「かもしれない」と匂わせはするが、そこを様々な場面を提示することで「いやそうではない」と聴衆にアピールもする。が、結局は多くの聴衆が予想した通り、捜査官自身が患者という結末であり、そこを失望以外の感情で迎えろというほうが無理だ。しかし、精神疾患診断の曖昧さと、精神病院に収容された後の医療者側の絶対的権限を広く知らしめ、そこに潜在的にある恐怖をうまく現わしている。個人的にはその「精神病院強制収容の恐怖」を前面に出したらよかったのにと思う。
[DVD(字幕)] 8点(2010-09-23 21:54:21)
35.  シャーロック・ホームズ(2009) 《ネタバレ》 
「礼儀正しく感じの良い英国紳士」的なキャラは米国人は好まないってことかな。ホームズ像を、ちょっと「毒」があるふうに仕上げている。その根底には英国人の「snobby」なところがきらいっていう米国人感情があるんだろうねえ。皮肉ってるのかな。ストーリー的に、推理映画として理路整然と・・・なんてむきを期待してると大外れ。ホームズを「ヒーロー」として押し出した映画。英国人がこの映画にどのような印象をもつのか興味がある。
[DVD(字幕)] 8点(2010-09-16 22:18:23)
36.  クローサー(2002)
カッコいい!冒頭のアクションは007を思わせるような軽快であっと驚くような展開。女性もスタイルよく、アンジェリーナなんたらより、遥かに品が良く、若くてきれいだ。close to you のBGMも学生映画作品っぽいというか、知った曲をうまく使っていて、センスの良さを感じた。いいねえ、香港
[DVD(字幕)] 8点(2010-08-02 22:32:26)
37.  ソウ6 《ネタバレ》 
「生きる意志」というお題目を前面に押し出し、米国の弱肉強食な医療制度問題を批判したつくりには賛同。が、なんとなく、それって、「きれいごと」だなと思えてしまう。ホントに見せたいのは残虐シーンでしょ?って・・・・。高尚な理念を散りばめてはいるけれど、殺されていった保険会社の社員にそれほどの罪があるか?体制の問題を個人の問題として押しつけているわけで、そのあたりは「ジョン」らしくない。無理がある。生かすか殺すかを決めるのに健康状態だけではなく、生きる意志を考慮すべきと、保険会社のあの社員にあの話の流れのなかで説けるほどの人間なら、それくらいわかってるはずだが。映画の作り手にとってはそういった倫理的お題目は結局「お化粧」に過ぎないか。
[映画館(字幕)] 8点(2009-12-05 23:19:09)(良:1票)
38.  スター・トレック(2009) 《ネタバレ》 
SFモノは一昔前の映画評論などでは「時間があれば観てもいいんでは?そこそこの娯楽作だよ」な~んて感じにいい加減に評されたものでした。一人前の映画作品扱いされていなかった、そういう時代もあったな。このスタートレック、そういうSF=子供向け扱いの時代からの題材。時は流れ、カーク船長は代替わり、マッコイも。スポックだけどうにか登場してくれたのですが、実に月日の流れは早いものと実感させられました。そういう現実の月日の流れと、映画の過去、未来とが、なんとなく重なり合うイメージで作られているところがいいいですね。映像は綺麗で迫力がありました。宇宙ものの映像は、私が思うに、「構造物や現象の巨大さ、スケールを大きくみせる点」がポイントなのですが、そういう意味で、よく出来ていました。
[試写会(字幕)] 8点(2009-06-11 23:53:45)
39.  チェンジリング(2008) 《ネタバレ》 
実話であると断られなければ、あまりにも常識外れの展開に現実味が失われそうなほど。母が気の毒でならなかった。実子の行方が気にかかるが、おそらくシリアルキラーの手にかかって殺されたのだろう。死刑囚が呼び出したのはおそらくそれを白状するためだったのだろうが、気の毒で話せなかったということなのだろう。
[映画館(字幕)] 8点(2009-03-16 21:33:23)
40.  007/慰めの報酬 《ネタバレ》 
007の魅力は、まず第一に連続的に繰り広げられる激しいアクションシーンにある。空間的なスケールとスピードと絶対絶命度が劇的なわけだが、SFヒーロー物と異なり現実感、臨場感が伴っていることが必須条件だ。そういう観点で今回は出来が良い。何度死んでいても不思議ではない状況をさらりと切り抜ける格好よさはまさに期待通り。魅力の2番目に挙げられるのは世界紀行映画だということ。国際色豊かに物語が進み、インディジョーンズ的(本当はインディがまねしたほうかもしれませんが)に楽しめる。 ボンドガールが絡む好色的な描写は私はもともと好きではないので、今の役者になってから以前のロジャームーアのような「ねっとり」した感じが消えて、ハードボイルド色が少しはっきり出てきたところも好感触だ。
[映画館(字幕)] 8点(2009-01-18 01:15:01)
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