21. レディ・プレイヤー1
《ネタバレ》 ゲーム・アニメ・特撮・SFなどのサブカルチャーで育った世代にとってはニヤリとするシーン多し。 また名作映画を押さえていればオマージュにピンとくるため更に楽しめる。 IOI施設内の労働者用ポッドがシン・エヴァに出てくるアスカとマリ用の部屋っぽくて既視感があった。 音効のベースにはBTTFがあり、ゼメキスの名前も出てくる。 製作時のスピルバーグは70歳を超えたところだと思うが、現役世代かのようにゲームやVRの世界観を描き出すのはすごい。 本人がそういった世界が好きなのもあろうが、きっとスタッフの声を謙虚に取り入れる才覚があるのだろう。 とりあえず「オレはガンダムで行く!」が素晴らしかったので満足度が高かった。 [インターネット(字幕)] 8点(2021-05-01 21:08:34) |
22. モアナと伝説の海
《ネタバレ》 展開がやや早過ぎるが、分かりやすく飽きずに観れるという点ではいいのかも。 モアナとマウイの口喧嘩に賢さを感じた。脚本家の、このバランスの取り方は見事。 (逆に子供と年配の方はそのシーケンスがあまり理解出来ないかも) シンプルに冒険劇として割り切ったシナリオも首を傾げるところが少なくて良かった。 吹き替えで見たがモアナの声優が素晴らしかった。 CGの出来も素晴らしかったが、ちなみに、海のアレを見たとき「アビスだ!」と思った。 スターウォーズのルークがライトセーバーで手を落とされるアレも出てくる。 [地上波(吹替)] 8点(2020-03-23 20:23:28) |
23. ゾンビーワールドへようこそ
純粋にエンターテインメントに振っていて出来がよい。 冒頭のシーンから「この映画はホラーではなくエンタメですよ」と説明的な前振りが盛り込まれてるのも頭いい。 ゾンビホラーが苦手な人もこれなら見れると思う。 デトロイトロックシティ・ミーツ・ゾンビ。 [インターネット(字幕)] 8点(2019-10-25 20:19:31) |
24. アメリカン・スナイパー
戦争をやってる男には勝てないと思った。 どれだけ必死に生きてるか、何を守ろうとしてるか、そのために己を鍛えられるか…。 にしても、イーストウッドの映画の作り方のうまさはもう、確立されてるなあ。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2018-05-02 21:07:55) |
25. ソイレント・グリーン
《ネタバレ》 某ベンチャー企業が試作製造中のソイレントという完全栄養食の存在や、 沙村広明の漫画にネタとして登場するのを見て、これはSFの教養として必見なのでは?と思い鑑賞。 CGの無い時代に制作されたものであり、特撮もそれほど使われてはいませんが、 ディストピア未来の世界観を巧みに表現していると感じました。 原作とやや違いがあるようですが、原作未読でも楽しめました。 設定がいくつかあるようですが、見ていれば分かるようなものが殆どで、 必要であればレビューサイトを見れば分かるでしょう。 公営安楽死施設は、おそらく木城ゆきとの銃夢に登場するエンドジョイに影響を与えているのではないでしょうか。 エンディングがやや香港映画のような尻切れ感がありますが、クライマックスではちゃんと刑事物の側面として落ちているので、鑑賞後の余韻は十分ありました。 SF好き、また、SF教養が欲しい方は見て損は無いと思います。 [インターネット(字幕)] 8点(2015-01-26 11:57:24) |
26. バタフライ・エフェクト/劇場公開版
《ネタバレ》 メイド・イン・ヘブンを彷彿とさせるシーンがある。 まぁ、そんなに声を大にして言わなくても、ごくありふれたカットではあるんだけど、 記憶と世界線というテーマであのシーンには、琴線が震えた。 メイド・イン・ヘブンが好きな人、 ドロヘドロの八雲の話が好きな人、 ブラムの東亜重工の中でのシボとキリィの再会の話が好きな人、 銃夢でイド・ダイスケとの再会で褒めてもらいたかった話が好きな人、 AKIRAで金田がケイに「そっちへひっぱられてはダメ!」って言うシーンが好きな人 などなどは好きだと思います。 [インターネット(字幕)] 8点(2013-12-17 03:39:57) |
27. ミッション:インポッシブル
《ネタバレ》 アクション要素強め。 キーとなる人物の動機や背景はちょっと説明不足? 後半にいくと盛り上がりのために邪魔な人物はサクサク殺されるところがちょっと雑。 でもそんなことを思いながらもアクションには没入してしまう。 [インターネット(字幕)] 7点(2023-08-29 09:01:52) |
28. ロッキー・ザ・ファイナル
《ネタバレ》 カメラワークとポスプロがそれまでに比べてモダンに美麗になっている。良し悪しはおいといて。 相変わらずノーガードの殴り合いで試合がまともに見れない…。 リトルマリー家族との関係性の持ち方、息子、失職、ボクサーとしての復活、この作品を通して描きたかったことはなんなのだろう? 退役ボクサーの日常と、その周辺で生きる人々の悲喜交々が描かれている。 大きく大胆な成功譚はもう生まれない。 たた、老いてなおチャレンジすることは美しいと、そう言いたかったのだろうか。 たとえ勝つことができなくても。 一度栄光を掴んだとて人生は続いていく。老いと共に。 全員を幸せにはできない。それでも手は尽くす。可能な限り助け合う。 今作は一見、ボクシングと勝利を底に敷いた作品かと思いきや、むしろそんなものは連作上の縛りから最低限添え付けただけのサイドストーリーで、 1948年のイタリア映画『自転車泥棒』のように、勝利から切り離された人生においても、前を向いて歩いていく人々の姿が描かれているのかもしれない (言い過ぎ)。 [インターネット(字幕)] 7点(2022-07-03 07:31:09) |
29. トップガン マーヴェリック
《ネタバレ》 友人は全編通してすこぶる満足したようだが、私には前半はその物語の進まなさにかなり不安になっていた。 しかし、それを耐えると後半の畳み掛けるような展開と音響と映像のパンチ力にかなり満足し、前半で帰らなくてよかったー!と安堵したのだった。 所々に「その挿話いる?」というシーンがあったものの、最後に大きなカタルシスが得られたのでヨシ! 私のレーティングは7.5、元映画関係者の友人は8.5という評価だった。 トータルでは見応えのある映画なのでできれば誰かと一緒に言って感想で盛り上がることをお勧めする。 個人的なキーワード - マクロスプラスから逆輸入? - 国威発揚? - ザ・ハリウッド。文芸性とかいいから、考えないで感じて。 - Kawasakiで併走 - 敵機のマニューバがヤバい - 敵機の近接はやはり目視でも確認 - デッキのクルーがカッコいい - 伝家の宝刀トム走り - 展開の様式美、そして顔のアップ多め - ラブシーンとダイバーシティに今時の配慮 - やっぱりドッグファイトは目まぐるしくて把握が難しい - クビになりそうで、やっぱりクビにならない男 - プレイングマネージャー、バッター、オレ - デンジャーゾーン、エンディングの後半で鳴らして欲しかった… - やっぱりビーチスポーツで青春、その姿にかつての自分を重ねるトム - 敵陣地の混乱に乗じるシーンが割とガバガバ - トマホークこえー!ヘリのガトリングに狙われるのこえー! - in position! - do you copy that? - わかってても体をこわばらせて自分もGに耐えようとしてしまう - 予告編に使いやすい笑い用カットもちゃんとある - 前作もそうだけど、どうやって撮ってるの? - 戦闘機ファンは見て損しないと思う - 前作をこすってるシーンが多め。予習しておくとなお楽しめる [映画館(字幕)] 7点(2022-06-13 22:19:41) |
30. インクレディブル・ファミリー
《ネタバレ》 前作に引き続きアイディア満載で見てて飽きさせない。 ただ、前作に比べるとややご都合主義的なところがあるかなあ…。 カットしたシーンが多かったりするのかな? それでも映像が気持ちいいし、やっぱり声優陣の演技が素晴らしいので良作だと思う。 [インターネット(吹替)] 7点(2022-01-04 02:10:04) |
31. おいしいコーヒーの真実
《ネタバレ》 無人の輸送機がうまく開発されたら、スタバ行くかわりにこの人たちのコーヒーを直接買い付けたい。 コーヒーが手元に届くまで6層の中間業者がいるとは。 フェアトレードは、将来、技術によって解決されるのではないか…。 [インターネット(字幕)] 7点(2020-02-10 17:03:05) |
32. ソーシャル・ネットワーク
脚本、演出、カメラワーク、照明、どれを取っても全体的に品質は高い。しかし、WebやSNSの興亡の歴史を知らないものが見ても楽しめるものか、また、facebookを使っていないものが見ても楽しめるだろうか、そこが気になった。どのWeb企業もそうだと思うが、成功者は成功すべくして成功したように見えるが、それはあくまで結果論だと思っている。当時、friendster, myspaceなどSNSはしのぎを削っており、当サービスがいかにしてタイミングを掴んだのかなどが個人的には気になるが、そこはあくまでエンターテイメント性を求め、よりドラマチックなストーリーに焦点を当てたのだろう。とは言え、IT企業を描いた映画の中ではピカイチの出来栄えであるから、この世界で食っていく人は見ておいて損は無いと思う。 [インターネット(字幕)] 7点(2017-05-26 02:35:11) |
33. ミッドナイト・イン・パリ
《ネタバレ》 絵が綺麗で、キャストの演技も自然な感じ (日本のドラマでは相手のセリフの途中で自分のセリフを入れたりしない。 日常では普通にあることなのに)。 最後まで種明かしがないのも良かったし、最後のシーンがとても良かった。 [インターネット(字幕)] 7点(2017-01-03 04:07:17) |
34. キャスト・アウェイ
ボールにあそこまで泣かされるとは。 [インターネット(字幕)] 7点(2016-07-19 02:02:50) |
35. ゴッドファーザー<最終章>:マイケル・コルレオーネの最期
《ネタバレ》 毒殺したら検死でバレるんじゃね?とか金属ならまだしもセルフレームのメガネをあんなふうに皮膚に刺せるか?とか気になるところがあってせっかくのクライマックスにそれほど集中できなかった...。 ソフィアコッポラの演技は風評ほど悪いとは思わなかったし、色気のある美しい眼差しだった。まあ確かに死に際には物言いがつくかもしれないが。 恥ずかしながら、誰が誰だかちゃんと顔を覚きれず、それでも物語が進行するのでシーケンスがよく理解できてない。 あと最後のシーンはもはや自己模倣になっているがアレでいいのか?ビンセントはどうしたよ。 [インターネット(字幕)] 6点(2024-03-19 15:31:55) |
36. トップガン
《ネタバレ》 展開が早く2時間分のダイジェストを見ているようでした。 音楽の入れ方もわかりやすく、主人公の心情も簡単に読み取れます。 空中戦で何が起きているか全然わかりませんでした。 ただ、なんだろう、戦闘機ファイトとバイクとネイビーと友情はカッコいいなあ、と思いました。 [インターネット(字幕)] 6点(2022-05-29 19:48:17) |
37. ダークナイト ライジング
《ネタバレ》 あれだけの銃火器を持っていながらなんで親玉と徒手空拳で殴り合うのか...。そしてキャットウーマンは必要だったのか...アン・ハサウェイを見たかっただけじゃないのか...。 それでも今作でもバットポッドの横回転はめちゃカッコいい。アルフレッドの忠臣ぶりも健在だ。 ラストシーンが意味深。 [インターネット(字幕)] 6点(2021-11-04 12:11:11) |
38. バットマン ビギンズ
《ネタバレ》 このシリーズをダークナイトから見始めたのたが、それが悪かったのかダークナイトほど光るものは感じられなかった。いや、完成度は高いと思いますが。 ノーラン的には続編ありきで出発してて、本作はあくまで経緯や成り立ちの説明に費やすつもりで撮ったのかも知れない。 私は最初、ノーランという監督はリアル志向の監督かと思っていたが、リアルを感じさせるファンタジーが好きな童心を持った人なんだな、と見方が変わった。 悪い意味ではなく。 [インターネット(字幕)] 6点(2021-11-03 18:17:42) |
39. インセプション
インスパイア元の作品から想起したシーンを映像化するのはここらが限界、という印象を受けた。 そして、映像化で手一杯でストーリーと演出が疎かに…というか、登場人物にルール説明させてたら、スムーズな接続を構築するのはまあ無理なんではないか。 映画に地の文があればなあ…。 映像美はよかった。そこはさすがノーラン監督。 渡辺謙は英語がすごくうまかった。 [インターネット(字幕)] 6点(2020-09-27 12:22:33) |
40. 世界一キライなあなたに
《ネタバレ》 ちょっと物語の進みに必然性が感じられない部分が気になって、あまり入り込めなかった。 キャストの演技はバッチリ。 絵も綺麗。 ラブ多目。 社会的テーマは多分、道具でしかなくなっている感じ。 でも泣いた。 原作はもしかしたらもうちょっとテーマ性あるのかも。 [インターネット(字幕)] 6点(2018-07-14 14:40:06) |