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381.  ロッキー・ザ・ファイナル 《ネタバレ》 
「ロッキー・ザ・ファイナル」このタイトルを初めて聞いた時、いや、もっと遡ればこの映画を製作されると聞いた瞬間から私の中ではもういい加減にしてくれよ!前作で終わったんじゃねえのか!と何しろ前作があまりの酷さにかなりショックを受けていた者として、もう二度と観るものか!て思っていた。しかし、この映画の評判の良さに嘘やろ!てぐらいに考えていたものの、公開が近づくに連れ、やはり気になってこれは映画館で見なくてはならない。映画館で観なくては絶対に後悔するという思いが膨れ上がり見てきました。いやあ、これこそ私の好きなあの第1作「ロッキー」なんだと見ていて涙が止まらなかった。ロッキーの愛妻エイドリアンの死、そんなエイドリアンのお墓の前で並んでいるロッキーとエイドリアンの兄、ポーリーの二人の姿にその瞬間からやばい!涙が出そうで必死に泣くのを堪えていた。ロッキーのエイドリアンへの想い、優しさと記念すべき最初の作品で見られた懐かしい映像、風景、ロッキーが飼っていた亀、エイドリアンと心通わせた思い出のペットショップに二人が初めてデートしたスケート場、フィラデルフィア美術館にあの例の肉のサンドバックに同じく生卵の一気のみ、どれもが本当に懐かしくてこのシリーズのファン、特に1作目を愛する者にはたまらない映像がそれだけで涙を誘う。世間からはもう良い歳して今更何をと笑われ、愛する息子からも冷たい眼で見られそれでも夢を捨てずに愛するボクシングの道へとカンバックする主人公の姿にあれだけ父を嫌っていた息子も父親を応援する。倒れても倒れても喰らい付く、ロッキーの姿に涙なくして見れなかった。クライマックスのボクシングシーンで流れるエイドリアンをはじめとする今は亡きトレーナーで育ての親であるミッキーや1作目と2作目で戦った後、親友となり第4作目でロシア人ボクサーに試合で殺されたアポロの姿、とにかくロッキーファンにとって泣かずにはいられない映像、シーン満載で最後の最後に素晴らしい完結作となるものを見させてもらった思いでいっぱいです。最後にもう少しだけ言わせて下さい。「ロッキー」ファンなら、かつて一度でも「ロッキー」を愛したことのあるファンならこれは絶対に映画館で観るべき作品です。ロッキー・バルボア!フォーエバー!
[映画館(字幕)] 10点(2007-04-20 22:27:04)(良:2票)
382.  皇帝円舞曲
うん!面白いことは面白いんだけど、ジョーン・フォンティーンがちょっとおばさんぽく感じてしまい、残念です。話そのものよりも俳優の演技と会話、やりとりで見せる作品ではあると思うし、犬も可愛いし、それに音楽の使い方、オーストリアのアルプス山脈の景色の美しさといい、見応えのある作品ではあるけど、ビリー・ワイルダー監督の作品の中では特に凄いとも思えず、普通に楽しめるぐらいの作品てのが私の感想でございます。
[ビデオ(字幕)] 7点(2007-04-19 21:18:53)
383.  ホリデイ 《ネタバレ》 
やばい!本当にこれはやばいぞ!ここの皆さんのコメントを読んでなかったら、おそろく、いや、完全に見てないだろうし、観には行ってないと断言出来る。何故なら、それは私は今時のハリウッドの恋愛ものにはあんまり興味がないからである。だったら観るなよ!て言われるかもしれないけど、何故観に行ったか?ここまで評価が高いことに対して、また色んな情報誌でも高評価!本当に?ようし、こうなりゃ自分の眼で確かめて、もしも駄目だと感じたら徹底的に叩いてやろうと思っていたのに、何ということだ!完全にやられちまった。スタートして最初のうちは、やっぱりなあ!て思ったものの、アマンダ(キャメロン・ディアス)とアイリス(ケイト・ウィンスレット)の二人の女性が付き合っていた男に裏切られ、ネットを通してお互いの家を交換するやりとりを始める所から私はもう完全にこの映画の虜になっていた。そんな二人の女性が何と魅力的なことか!この映画を観に行く迄は特に二人のファンでもなければ、二人の出演している映画もほとんど見てない。そんな私でさえ、この二人の女性の女性としての可愛さに最後までニコニコしながら観ていた。また、二人の女性に関わる二人の男優、ジュード・ロウとジャック・ブラックも良い。妻を亡くし、二人の娘の父親であるジュード・ロウが娘二人とキャメロン・ディアスとテントの中で寝そべっているシーン、あれは本当に良い場面だ!ケイト・ウィンストレットと数々の名作を手掛けた老脚本家、アーサーとの触れ合い、何とも心温まる物語に、これは本当に良い映画、昔の良きハリウッド映画でも見ているそんな心地の良さ、更にこの映画、所々で映画ファン、それも私のように昔の映画が大好きな映画ファンにとってはたまらないネタが満載で(サンセット大通り、←ビリー・ワイルダー好きにはたまりません。やアマンダの飼っている犬の名前がチャーリーてチャップリン好きの私にはこれまたたまらない。など)他にもビデオ屋さんでのアイリス(ケイト・ウィンスレット)とマイルズ(ジャック・ブラック)の二人のやりとりも最高!そして、私が一番良かったなあ!て思えた瞬間、それはあのアイリスのガッツポーズ!あの瞬間、私も思わずガッツポーズしたくなり、心の中でガッツポーズしてました。何だかんだと色々書いてみたけど、とにかく観て本当に良かったそう思わせる素晴らしい映画です。
[映画館(字幕)] 9点(2007-04-07 21:37:52)(良:3票)
384.  恋人はゴースト 《ネタバレ》 
おう!これは面白い。ここの皆さんのコメントを信じて借りてきましたが、いやあ、観る前は正直、かなり不安だったんですよ。もしかしたら大嫌いな「ゴースト・ニューヨークの幻」みたいに恋愛ものの中に犯罪ものを取り入れ、主人公にも魅力を感じない嫌なタイプのものかと思っていたら全然、違っていた。これは良い。予想していたよりもずっと良い。まず、何と言っても話が面白い。時間も長くないし、丁度良いぐらいのテンポの良さ、そして、主演の二人、リース・ウィザー・スプーンと相手役の男優、マーク・ラファロが良い。二人のやりとりと会話が楽しい。ある日の晩、雨の中、交通事故を起こしてしまい、死んだことを認めようとしないエリザベス、そんな女に振り回される男達(主人公の親友も良い味、出してる)マーク・ラファロ演じる男が造った庭の美しさ、花いっぱいの美しさ、良いなあ!あんな素敵な風景を眺めながら生活出来たら本当に良いなあ!そう思えるぐらいこの映画は映像も美しくて観ていて気持ちが良い。話としては確かにベタベタのベタベタな展開ではあるけれど、これだけテンポ良く、見せてくれたら文句は言えません。それにしてもこの映画、これだけ面白いのになんでたった七人しかコメントがないの?もっと多くの人に観て欲しいと思える拾い物の一本を見た。そんな気が致します。
[DVD(字幕)] 8点(2007-04-02 21:49:17)(良:2票)
385.  紳士は金髪がお好き(1953)
マリリン・モンローってこういういかにも馬鹿っぽい女性を演じさせたらピカイチだなあ!とそう思えて仕方がないぐらいに本当にどうしようもなく馬鹿な女性を演じつつも、けして、嫌味がなく、可愛い上に異性だけでなく、同姓からも好かれる。「紳士は金髪がお好き」って、このタイトルだけで借りてきてしまった。だってさ、私は金髪の女性に弱いんだもんよ!男なら解るでしょ!って、そんな私ははっきり言ってちっとも紳士なんかじゃない。そんな中、この映画はストーリー自体は特別凄いとは思わないものの、やっぱりマリリン・モンローの魅力だけで最初から最後まで引っ張るだけの力の持った映画だと思う。そりゃあ、この映画の中の男達がマリリン・モンローにメロメロになるのも解るよ!
[DVD(字幕)] 7点(2007-03-29 22:05:39)
386.  有頂天時代
この映画のタイトルにもある有頂天!この場合だと、なるほどね。確かにフレッド・アステアの有頂天ぶりとまた他の人も泣いたかと思えば笑っていたりと本当に有頂天ではある。相変わらずフレッド・アステアとジンジャー・ロジャースのこの二人の踊りは凄い。あの足さばき、踊りの凄みなんて、この二人しか出せないぐらい凄いし、それだけでも観ていて楽しめる。けど、ストーリーがいまひとつで同じ二人のコンビによる作品ならもっと良いのがあるのではないかと私はそう思う。
[DVD(字幕)] 6点(2007-03-25 18:03:23)
387.  私を野球につれてって 《ネタバレ》 
野球とミュージカルという組み合わせ、果たしてどんなものか?て期待よりも不安の方が正直、大きかったけど、どうして、どうして、良いではないか!まずはこの映画の中で描かれている昔の懐かしい雰囲気、野球場の雰囲気、手書きのスコアボード、これぞベースボールって感じが十分に伝わってきて観ていて楽しい。そんな楽しい雰囲気の中でこれまた二人のミュージカルスターであるジーン・ケリーとフランク・シナトラが良い。歌に踊りにとお決まりのパターンではありながらもきちんと楽しませてくれる。「3球三振こそ野球の醍醐味」みたいな台詞に、おう!投げる側からしたら正にその通りで、打つ方からしてみたらそれは違うものの、野球を愛する者の情熱が伝わってきて本当に楽しいです。そんな楽しい場面が幾つもある中で、特に楽しませてもらったのが、フランク・シナトラ扮するライアンに猛烈なほどのアタックをして見せるシャーリー婦人と逃げ回るライアンとのやりとり、一方でもう一組のジーン・ケリーのオブライエンとヒギンスとのやりとりも楽しい。また一つ面白いミュージカルを観れて良かった。
[DVD(字幕)] 8点(2007-03-25 14:06:02)
388.  リタ・ヘイワースの軌跡 《ネタバレ》 
冒頭あの有名な「ショーシャンクの空に」の中でリタ・ヘイワースが登場する映画「ギルダ」のワンシーンが映し出される。そして、今度は女優ニコール・キッドマンのリタ・ヘイワースへの思いが語られる。「リタを見るとうっとりするわ」本当にその通りである。彼女の魅力とは何か?ただ単に美しいだけではない。ただ美しいだけならこれほどまでに同姓にも好かれる事など絶対にないと思う。そして、勿論、スタイルが良いからだけでもないのだ。リタ・ヘイワースの魅力は美しさと上品さの両方を持っているからである。そんなリタ・ヘイワースというハリウッド映画史上最高のセックスシンボルである彼女の波乱万丈の生涯を生前、親しくした親友や映画関係者、更には娘のインタビューを交え語られる。4歳から早くもダンスを習い、13歳にしてスペイン生まれでダンサーだった父と舞台を中心に踊るようになる。その後、15歳で映画界にデビューする。そんなリタ・ヘイワースが舞台に出ていた時も映画に出演している時も誰もが見て思う元気でいつでも輝いていたのとは裏腹に内気な性格で寂しがりやだったというこのドキュメントフィルムを観るまで私は知りませんでした。リタ・ヘイワースが五回も結婚し、その度に上手く行かずに離婚していたという事も知らなかった。映画界で華々しく活躍する一方で人には言えない苦しみと1人の女性としての幸せを願いつつも最後まで苦しんでいたこと、アルコール中毒となってアルツハイマーによって亡くなったことも知りませんでした。僅か58分という短い時間のフィルムの中にこれほどの波乱にとんだ人生を送っていたことを包み隠さずありのままに残しているこの貴重なフィルムを見てリタ・ヘイワースという1人の女優が女優である以上に1人の女性として生きてきた多くの経験に人生そのものを見たそんな気がします。これまた一つ見応えのある貴重なドキュメンタリー作品を観ることが出来て本当に良かったのと私自身、まだ観てないリタ・ヘイワースの出ている映画を観たくなった。
[DVD(字幕)] 8点(2007-03-13 20:30:13)(良:1票)
389.  メリー・ポピンズ
うん!面白いことは面白いし、また映像も音楽も見事ではある。それにこの映画、人間なら誰もが一度や二度、空を飛んでみたい。空が飛べたらどれだけ楽しいことか!て思ったことがある筈です。そんな夢を見事に映像化していて楽しい。アニメと実写の合成、楽しい音楽など見所満載ではあるけど、ちょっと説教臭さが残る。特に後半の展開などは押し付けがましい感じも残るのがマイナス!どうせなら最後まで前半のようなテンポで進めてくれたらもっと良かったのにと思う。まあ、それでも最近のハリウッド映画(特に大作と言われているようなもの)よりは明らかに上だし、楽しめる出来にはなっていると感じた。
[DVD(字幕)] 7点(2007-03-03 18:51:55)
390.  世界最速のインディアン 《ネタバレ》 
これは良い。大して期待もせずに観て来たけど期待してなかった分、面白く観られた。まずは何と言ってもアンソニー・ホプキンスが良いんです。年老いてもけして夢を諦めないその姿勢、夢にかける情熱、その全てが観ていて本当に「頑張れ!」て応援したくなるし、応援せずにはいられなかった。ニュージーランドから世界最速の記録更新を目指してアメリカというまるで反対側の世界に乗り込み、その途中で色々ハプニングが発生したり、自分の命の如く大切なマシーンが壊れたり、警察には捕まりそうになるし、それでも街行く人達の協力の下、夢を掴む。これは一人の男の夢にかける夢物語であって、ロードムービーとしても見応え十分、こういうお年よりが頑張る姿に私はやはり弱い。それとアンソニー・ホプキンスに関してはレクター博士のような役よりもこういった感じの役の方が私は合ってると感じるし、好感が持てて好きです。
[映画館(字幕)] 8点(2007-02-25 11:32:48)
391.  リトル・ミス・サンシャイン 《ネタバレ》 
凄く良かった。こういう映画を待っていたんだ!久しぶりにアメリカ映画で心から良い映画を観たと思わせる何とも観終わった後の心地の良さ、それはこの映画の主役達と言える家族達がみんなして、感情移入せずにはいられないからである。今の世の中、勝ち組と負け組とにやたら分けられたりするけど、この映画を観て本当の勝ち組とは何か?てことが解った気がする。それは、けして、まともじゃない。世間から見ればどう考えてもおかしい、変人だらけの家庭に思われるかもしれないけど、それでも一人、一人が負けることを恐れず、最後まで戦い抜く姿は本当に感動せずにはいられない。この映画のタイトルにもなっているリトル・ミス・サンシャインコンテストでのあの周りからのブーイングの中、娘を応援し、一緒になって立ち上がり、そして、ダンスをする家族達の姿に私は泣けて泣けてヤバかった。途中、病気で亡くなってしまったおじいちゃんを病院から連れ出し、会場へと運ぶ家族達、何もかもが心が一つというものを見せてもらった思いで、こういう映画にこそ本当にアカデミー賞作品賞を与えたくなるし、与えるべきだ!おそらく今回もクリント・イーストウッド監督の作品が獲るとは思うが、私は断然、この映画に賞を与えたい。そして、最後にもう少しだけ言わせて欲しい!オリーヴ!あんた最高だよ! 周りのみんなが他の子にグランプリを与えても、私は絶対にオリーヴを選ぶ。
[映画館(字幕)] 9点(2007-02-11 21:11:38)(良:1票)
392.  リリー 《ネタバレ》 
元みかんさんじゃないけど、私もこの映画、ずっと観たくて探しに探して、やっと見つけた時の感動、喜び、期待通り、良いもの観させてもらいました。まずは何と言ってもこの映画の主人公であるリリーが本当に可愛いい。それは見た目だけの可愛さではなくて、一人の女性としての可愛さ、この映画を観れば解ってもらえると思います。とにかくリリーの可愛さ、これは男なら誰もが心からなんて可愛い。健気な心の持ち主なんだと応援したくなること間違いなし!少なくとも私はこの映画のリリーは応援してあげたい。そんな気持ちにさせられました。女性が観てもリリーの可愛さをきっと解ると思う。ピンク色の洋服にエプロン姿でレストランで仕事をしている時のリリー、お客さんに対して、飲み物や食べ物を運ぶリリーのおどおどした姿も可愛いじゃありませんか!仕事中に眼の前で行なわれているマジックショーが気になって、仕方のないリリー、そんなリリーの表情、またリリーが仕事をクビになった後の話も見方によってはかなり幼稚に見えるかもしれないけど、そんなことよりもリリーが出合った人形達との交流によって生まれる愛情、これこそ本当の人間愛、みんなで歌う主題歌「ハイ・リリー・ハイ・リリー・ハイロー」の曲の素晴らしさ、作品全体のこの雰囲気、どれも観ていて楽しい。そんな作品です。それにしてもこの映画、私も含めてもたったの五人しかコメントがないなんて、残念だなあ!もっと多くの方に観て欲しいのに!
[ビデオ(字幕)] 8点(2007-02-10 10:41:16)
393.  ギルダ 《ネタバレ》 
これはもう皆さん、多くの方がご存知であると思われる「ショーシャンクの空に」の中に出てきた作品として、あまりにも有名で、そういや観よう。観ようとは思いつつまだ観てなかった。今回、ようやく借りて来て観たけど、ストーリーなんかどうでも良いぐらいリタ・ヘイワースがとにかく美しい上にミステリアスで、それだけで十分過ぎる作品と言っても良いと思う。酒場で踊るリタ・ヘイワース、歌うリタ・ヘイワース、そんなリタ・ヘイワースのあの黒いドレスの背中は開いてるし、前は前で、あぁぁ~もう、あんまり激しく踊るとそのナイスなおっ○いが、飛び出してしまわないかとハラハラドキドキ、歌い終わった後にファスナーを自分では閉められないのよ!て、お~い!そんなこと言われてしまったらお馬鹿な私は、もう、あっ!何でもないです。まあ、要するにこの映画はストーリーなんてどうでもよくて、リタ・ヘイワースをただただ堪能する作品てことで、ええ、皆さん、宜しいでしょうか?
[ビデオ(字幕)] 7点(2007-02-03 18:28:50)
394.  ナチュラル 《ネタバレ》 
ロバート・レッドフォードが35歳には見えないとか、話があまりにも出来すぎているとか、色々意見はあるとは思う。しかし、そんなことよりも素直に良い映画だと思う。昔、淀川長治さんが日曜洋画劇場でこの映画を放送した時、この映画の事を誉めていたのを覚えている。久しぶりに観て、やっぱり良い映画であるという思いは変わらない。天才と言われ、何をやっても上手く行っていた筈の男が一人の女性に銃で撃たれたことで、野球が出来なくなる。16年というあまりにも長い年月が彼をプロ野球への道から遠ざける。それでも諦めることなくプロを目指し、そして、何度も挫折を味わいながらも栄光の道を掴む。そんな物語に私は共感せずにはいられない。たかが、野球じゃないか!て言う人も世の中にはいるけど、それは違うと言いたい。野球ほど親と子の繋がり、愛情を深く考えさせてくれるスポーツはないと私は思う。16年の時を得て、再び野球が出来ることの嬉しさをこの映画の主人公であるロイ・ハブスは教えてくれている。そんなロイ・ハブスが不振からなかなか立ち直れない中、カブスとの試合で大きなホームランを打つシーンと、最後のパイレーツ戦での大きなホームランを打つシーンなんて、正に野球ならではの興奮で、野球ファンにはたまらない瞬間です。ライトスタンドに直撃した大きなホームラン、その瞬間の花火と湧き上がる歓声、あの花火の美しさだけでもこの映画、私は好きです。
[DVD(字幕)] 8点(2007-01-27 11:26:56)(良:1票)
395.  わんわん物語(1955)
犬好きの人にとってはこの映画の中の犬の可愛さは異常なほど可愛く感じられる映画ではないだろうか?トランプとレディの可愛いこと。特にレディの何たる可愛さ。この映画を観ると犬が欲しくなる。
[DVD(字幕)] 8点(2007-01-11 21:01:32)
396.  上流社会
かなり前に一度、観ているけどどんな作品だったかあまり覚えてなかったけど、久しぶりに観て思ったことがある。グレイス・ケリー、本当にこの女優さん、物凄く美しい。それもただ外見が美しいてだけでなく、内面的なもの、つまり性格も美しさを感じる。物凄く上品でそれでいて、美しいその姿にこの女優さんを好きだという男は当然として、同姓からも好かれるのだということをこの映画を通して改めて思った。話としては特に凄い面白い映画ではないし、だからといってつまらない作品でもない。私はこれがグレイス・ケリーのベスト作品だとは到底、思わないし、皆さんもきっとそうだろう!それでもグレイス・ケリーの美しさと見事な歌声、そして、滅多に観ることの出来ない貴重な映像、水着姿のグレイス・ケリーを観れるのだ!それだけでも良いじゃないか!そんなグレイス・ケリーがプール沿いで見ている夢の中に私も出たいなんてアホなことを考えてしまった男は私だけかな?それとこの映画が最後の作品となった彼女の姿を観てもう二度とグレイス・ケリーのような女優は現れないと思うし、今も現れてないとそう思ってます。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2007-01-08 22:30:48)
397.  キング・オブ・コメディ(1982)
これはタイトルにこそコメディとあるが、けして笑える映画ではないし、むしろ恐い映画である。何しろロバード・デニーロの演技が凄すぎる。どう考えてもパプキンという男は物凄く嫌な奴だし、普通ならこんな嫌な奴に感情移入など出来っこない。それなのにこの物凄く嫌な男に対して共感を覚えてしまうのは、ロバート・デニーロだからこそであって、ロバート・デニーロにしか出せない空気、この映画は自分が憧れを抱き過ぎた為についその憧れの人物になりすますという物語だが、この主人公の気持ちが私には解る。好きな人物に対しての憧れ、そうなってみたい。人間なら誰もが一度はそう思ったことがある筈です。そんな人間の本質というものを描いている所などいかにも人間社会の矛盾さ、やるせなさ、人間の心の中の闇を描かせたら現在のアメリカ映画界においてこの人の右に出る監督はいないのでは思えるマーティン・スコセッシ監督らしさを感じるし、作品自体は特別凄い作品だとは思わないものの夢と狂気の世界を両方描いているこのブラックな世界、マーティン・スコセッシ監督のセンスの良さが見て解る作品です。
[DVD(字幕)] 7点(2007-01-04 11:45:54)
398.  カバーガール
これはもうリタ・ヘイワースを観る。それが一番の目的のつもりで借りてきた。いやあ、この女優さん、本当に凄い。物凄く美人でしかもナイスバディ、更には歌も上手くて踊りも上手い。言うことないです。この映画を観て彼女が好きになる男は私だけではないと思うし、いや、これでも駄目というならそれはもう男じゃないと言いたい。そんなリタ・ヘイワースの一つ一つの仕草がこれまた可愛いのなんのって、最初に出てくる所から物凄いオーラを感じる。アメリカ映画全盛期の頃の良きミュージカルの雰囲気十分の華麗なるダンスシーンの数々、話としてはそれほど大した話ではない。しかし、これはストーリーを楽しむというよりもリタ・ヘイワースにジーン・ケリー、その他の俳優達の華麗なるダンスと美しくて華やかな舞台を楽しむ為の映画だと思う。こういう優雅なタッチの作品はやはり観ていてそれだけで楽しめるので好きです。
[ビデオ(字幕)] 8点(2007-01-01 20:08:57)
399.  三十四丁目の奇蹟(1947) 《ネタバレ》 
もう直ぐやってくるクリスマス!もう、ある程度の年齢にもなるとクリスマスなんかどうでも良いわ!それよりもその後の正月のことで頭が痛くなる。お年玉の心配でおかしくなる人が、沢山いるのではないだろうか!そんな中で観た。やっと観た。噂通りの良い映画ですねえ!人間、歳を取ると次第に何でも疑ってかかる悪い癖が出てくるものです。えっ?違うって?それはお前だけだって?そうかなあ?ちょっと話はそれるけど例えばどんなに強い強いと言われ、実際、本当に強いことは承知の上で敢えてディープインパクトを本命にしない。消すつもりでいる奴ら(自分がそうです。)いや、そうは言うもののやっぱり最低でも2着は外さんだろう?なんてどこかで弱気の虫が出てきたり、例え買うにしても本命にはしない。どんなに強いディープでも中山では不安あり、少なくともJCより状態が良いなんてことは無いと疑ってかかる私でさえも、この作品のサンタさんの存在だけは信じていたい。本当に心からそう思う。ナタリー・ウッド演じる娘がモーリン・オハラ演じる母と抱き合うシーンの感動的なこと。私もこの映画を観て、サンタさんに手紙を書きたくなりました。何だかえらく話がそれてしまった気がするけど、なにわともあれ、本当に良い映画でした。
[DVD(字幕)] 9点(2006-12-19 21:39:09)(良:1票)
400.  チャップリンの醜女の深情け
チャップリンの初期の頃の作品では比較的、長い時間の作品です。とは言っても最近の無駄に長い映画なんかに比べたら全然、短いです。そんな中でこれもまたチャップリンが大暴れ!悪役のチャップリンもこれまた喜劇俳優としての天才的な身のこなし、後ろへの倒れ方なんて、本当に凄いです。後半のドタバタぶりなんて、どことなくキートンの映画のようです。チャップリンの女性に対する愛情表現の仕方、仕草などは悪役を演じていても単なる悪者みたいには描かれてない所も流石です。作品全体としては傑作とは言えないけど、これはこれでチャップリンの可笑しさが楽しめる作品として評価の出来る作品だと思います。少なくともやたら下品なネタで笑いを誘うとする今時のアメリカンコメディなんかよりは断然、上です。
[DVD(字幕)] 7点(2006-12-15 20:42:37)
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