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sayzinさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 2394
性別 男性
ホームページ http://sayzin.tumblr.com/
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481.  記憶のはばたき
少年時代の不幸な出来事を引きずる男が過去と対面し、それを受け入れていくまでを描く癒しの物語。ガイ・ピアース演じる主人公は最後に癒されたようですけど、こう中途半端に放り出されてしまっては、観てる方はとても癒されません。一体ヘレナ・ボナム・カーターは何者なのか? 人間だとすれば死霊に取り憑かれた悲劇の被害者だし、ホラー映画になってしまう。幽霊だとすると、子供の頃の面影がまるで無い(そもそも幽霊が歳を取るのか?)。となると、男の作り出した幻影ってこと? しかし、そこに至る伏線が何にもないぞ。これは演出に問題ありです。ということで、3点献上。
3点(2004-07-29 11:17:59)
482.  わたしが美しくなった100の秘密
最近、静かに流行りつつあるモキュメンタリーの手法をとったブラック・コメディ。ド田舎の町で開催されるミスコンの予選を描きながら、頭の中が空っぽの田舎者(つまりはステレオ・タイプ)のアメリカ人を痛烈に皮肉る。特に日系人に養子にされた白人少女という設定と拒食症(要するに精神障害)の前大会女王は痛烈。そして悪役(?)のデニス・リチャーズよりも、ヒロインのキルスティン・ダンストに最大公約数的なアメリカン・ティーンへの皮肉が込められてると思う(それにしても、今となってはオールスター・キャストだなぁ)。「猟奇的な彼女」を超える大勢の美少女の一斉嘔吐シーンなんて見せ場もあります。面白いのは、ミスコン自体への皮肉は余り感じられないこと。ま、滑稽なのはミスコンじゃなくて「人」ですけどね…、6点献上。
6点(2004-07-29 11:17:14)
483.  アメリカン・スプレンダー
自らの輝きは自分では気がつきにくい。ましてや冴えない日常に埋没し、その冴えない日常をより注意深く観察しているハービー・ピーカーには自分が輝いている等とはとても考えられない。しかし、彼が中退した大学の同窓生が我々観客を代弁した様に、彼は成功者に見える。ここに彼自身にとって最大の皮肉がある。原作コミックのスタイルを突き詰めた本作のスタイルは、ある意味正しい選択だったのかもしれませんが、個人的にはもっと「劇映画」として楽しませて欲しかった。こう本人が頻繁に登場し、一部メイキングの様な部分もあっては、「映画」部分が「再現ドラマ」の様に見えてしまって(ま、実話の映画化は全て再現ドラマなんですけど…)今一つ映画に入り込めなかった。本作は一種の伝記映画になるのだと思いますが、むしろドキュメンタリーと呼んだ方がいいかもしれない。それでも、充分「面白い映画」ではあるんですけどね、7点献上。
7点(2004-07-22 17:38:14)(良:1票)
484.  アンカーウーマン
これって、きっと女性が観てもすんなりとは納得できないストーリーなんじゃないでしょうか。一見「マイ・フェア・レディ」的シンデレラ・ストーリーですけど、私にはセクハラ上司と性悪女の恋愛って感じがして、何かスッキリしません。この物語を昇華させるにはどっちかに死んで貰わなければならないので、こういう結末になったのでしょう。終盤までは比較的地味で嫌味なラヴ・ストーリーとして展開していきますが、終盤の大規模な刑務所暴動シーン、そして涙の演説で締め括る全く予定調和の展開は流石ハリウッド映画。何も考えずに見ればそれなりなんでしょうが、私的には4点献上。
4点(2004-07-22 17:37:50)
485.  サラーム・ボンベイ! 《ネタバレ》 
ボンベイの路上で這いつくばる様に生きるストリート・チルドレンの日常を淡々と描いた、ミーラー・ナイールがカンヌでカメラ・ドール(新人賞)を受賞した出世作。幼い少年が途方に暮れた時、諦めて野垂れ死んだり何かに頼ったりするのではなく、自分の力で生きていくことを選択するのが凄い。しかし、路上は少年に僅かな希望を持つことさえ許さない。彼の周りには売春、麻薬、盗み、死等が蔓延り、公的機関も破滅しかもたらさない。登場人物が全て離散し、少年が再び独りぼっちになってしまう救いの無いラストがインドの現実を表しているのでしょうか…、6点献上。
6点(2004-07-22 17:37:25)
486.  オードリー・ローズ
「エクソシスト」以降のオカルト映画ブームの最後に輪廻転生映画ブームというのがあり、70年代後半、生まれ変わりをテーマにした映画が日本でも何本か公開されました。本作もその内の一本。映画的にはオカルトやホラーというよりもサスペンス・ミステリー調に仕上がっているので、特別オカルティックな展開や特撮もなく、比較的地味~にストーリーが展開していきます。ラストでアンソニー・ホプキンスは「魂は救われた」と語り、マーシャ・メイスンも「魂は生き続けている」と手紙に書いて、何かハッピー・エンドの様相を呈していますけど、私的にはとても納得できない悲劇的な結末だと思います。それにしてもロバート・ワイズって、良く考えたら昔からジャンル映画の監督だったんですよね。ということで、哀れな女の子に4点献上。
4点(2004-07-22 17:36:57)
487.  最‘新’絶叫計画
一体どーゆー観客層に向けて製作されたのか不明。前作にも増して、とにかくギャグがどーしょーもなくくだらなさ過ぎる。子供向けならこれでいいのかもしれないけど、こう下ネタばかり連発されては低年齢層にも観せられない。ということは、観る人いないじゃん(とか言う私が観てるか…)。大体、オリジナルからしてつまらない「ホーンティング」を基本ストーリーに持ってきたのがそもそもの間違い。相変わらずヒドイ扱いを受けるヒロインには好感度大だけど、唯それだけ。前作はまだ少しは笑えるシーンもあったけど、今回のはやっつけ仕事以外の何物でもないでしょう、2点献上。
2点(2004-07-15 23:35:14)
488.  キリング・ミー・ソフトリー
優れた作品が極端に少ないジャンルでありながら、不思議と廃れることの無いエロティック・サスペンス物の一本。ヘザー・グラハムのボリューム満点のオッパイがたっぷり楽しめるにも関わらず、「さらば、わが愛/覇王別姫」に遠く及ばない官能度。きっと陳凱歌には愛の表現方法には異常も正常も無く、様々な手法があるということが解ってなかったのでしょう。ま、それ以前に物語自体が非常に安っぽく、ちっとも面白くない(原作未読はいつもの通り)。従って、これは誰が作ってもこの程度の映画にしかならなかったでしょう(エイドリアン・ラインなら少しは違ったかな?)、4点献上。
4点(2004-07-15 23:34:29)
489.  ギター弾きの恋
久しぶりに胸がキュンとなりました。それは映画にではなく、もちろんショーン・ペンにでもなく、本作のサマンサ・モートンにです。大きな目をパチクリさせながら嬉しそうに食べ物にかぶりつく愛らしい姿は、正に「君に、胸キュン。」(古~)。(聾唖者の役ですけど)まるでサイレント映画の様な彼女の演技(と衣装とヘア・スタイルとメイク)は、私の観た彼女の映画の中では最高でした。しかし、非常に小心者の天才ギタリストの擬似伝記映画自体からは、何を伝えたかったのか良く判りませんでした。また、ウディ・アレンが何故こういう映画にしたのか全然ピンときませんでした、5点献上。
5点(2004-07-15 23:34:05)
490.  プロポーズ
ハッピー・エンドの予想がつくラヴ・コメディだし、独身男の持つ結婚のイメージが類型的でもありましたが、男性にとってのマリッジ・ブルーと結婚に追い詰められていく様子には中々共感できる部分があり、個人的には面白く観れました(ま、結婚生活に期待と不安を持つことは男女に違いはないでしょうけどね)。クリス・オドネルのプロポーズも良~っく解ります。相手が好きなのは間違いないし、結婚したい気持ちにも間違いはない。でも、今一つ心の中では踏ん切りがついていないことが表情に出てしまう。女性はこういうことに敏感ですからねぇ。私も気をつけないと…、6点献上。
6点(2004-07-15 23:33:42)
491.  スパイダーマン2
(ちょっと長文) 前作をコミック化したタイトル・バックからパワー全開。サム・ライミも超大作に慣れた所為か、彼独特のダイナミックさを残しつつも前作のB級的演出は少し影を潜め、より堂々とした風格を作品に与えています。今作で特筆すべきは脚本だと思う。大義と愛情、欲望と自己犠牲、そして現実と理想の間に苦しむ極普通の青年の物語を基本に、ストーリーはピーターとMJ、そしてハリーの三人の間だけで進んでいく(Dr.オクトパスは完全に物語の外)。この暗く小さな青春映画は、しかし「CASSHERN」の様にはならない。シリアスなシーンをダラダラ見せる愚は犯さず、絶妙なタイミングでアクションやユーモア溢れるシーンに切り替え、よりテーマを浮かび上がらせることに成功している見事な脚本です(と同時に、物語が完結していないにも関わらず、ちゃんと一本のヒーロー映画になっている!)。本作で一気に核心へと迫った三人の関係に、次作ではいよいよ決着がつきそうな予感。その期待値も含めて、8点献上。
8点(2004-07-03 22:41:51)(良:3票)
492.  ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
「秘密の部屋」にほぼ最低評価を下した身としては、かなり勇気のいる鑑賞でしたが、いや、驚いた。これまで単なる動く挿絵でしかなかったのに、本作は無駄なエピソードやキャラクターを極力排した、「アズカバンの囚人」を巡る一本のちゃんとした映画になっている。原作からこういう話だと思ってたら、(↓)やっぱ相当脚色されてるんですね。原作ファンには賛否両論ありそうですが、「映画ファン」にとってはこの作り方こそ正解。世界観と映像、そして大人の階段を上るハリーの心が一気にダーク・サイドへ方向転換したのも奏功したのでしょう(ただ、子供向けとしてはダーク過ぎる様な気も…。それにホグワーツの地形まで変わってしまったのもどうかと…)。自身にとってこの方向転換は結構衝撃的だったので、驚きの7点献上。
7点(2004-07-03 22:40:22)(良:1票)
493.  パッション(2004)
ローマ法王が「極めて正確だ」と述べたとか述べないとか。地獄行き決定の無神論者の私には正確かどうかは判りませんが、「極めてリアル」には感じられました。まず、歴史物でいつも違和感を持っていた英語を排したことが大きい。そして描写にも容赦の無かった鞭打ち(この辺は「ブレイブハート」にも被る)。「ここまで見せる必要があるのか?」という問いももっともだと思いますが、ここには底無しの寛容と底無しの残虐、つまり人間が描かれていると思います。全人類の苦役がこの程度のことでは軽過ぎると思ってしまった罰当たりな私は、もちろんキリストのパッションを感じることは出来ませんでしたが、代わりにメル・ギブソンのパッションはひしひしと感じました。それにしても、手の穴だけがどうして残ってるの? 6点献上。
6点(2004-07-03 22:39:53)
494.  ドニー・ダーコ 《ネタバレ》 
もっとSFチックな映画を想像してたんですけど、ドニー自身の壊れていく様子を描く内的映画でした。そして役者が意外にも豪華だったので驚きました。それにしても皆さんの高評価にもびっくり。それは、私にはとても深読みする様な映画には見えなかったからです。これって見たまんま以外の解釈なんてあるんでしょうか? こりゃどう見ても単純な夢落ちでしょう。そしてドニーは単なる統合失調症です(胸から伸びる「アビス」みたいなヤツは実際の患者の幻覚にもあるそうです)。何か全てのアイテムが意味あり気ではありますけど、全てまやかしでしょう、5点献上。
5点(2004-07-03 22:38:24)
495.  セイブ・ザ・ワールド
破天荒な男に堅物の男が巻き込まれ、反目し合いながらも最後は友情を確認し合う、そして家族は大切だねってゆー、アメリカ人が好きそうな毒にも薬にもならないファミリー向けコメディ映画(オリジナルの「あきれたあきれた大作戦」は未見)。アクション・コメディと謳われてますが基本的には「コメディ」なので、「アクション」で楽しめる部分は皆無(特にパラシュートのシーンなんか、オリジナルと何ら変わらないであろう合成映像)。昔の映画主題歌(「死ぬのは奴らだ」「男と女」「雨にぬれても」等々)も取って付けただけの様な感じで全く映像と合ってませんでした。ということで、4点献上。
4点(2004-06-17 23:10:48)
496.  イノセント・ボーイズ
原題は「侍者達の危ない生活」って訳だから中身通りだし、天衣無縫に思春期のエネルギーを発散しまくるガキ共に対し、この邦題も中々マッチしています。本作の真の主人公は(クレジットの順番からも判る通り)かなりヘビーなリアルを生きているティムとマージーで、フランシスはその語り部。だから比較的「普通の子」であるフランシス自身のストーリーは物語から省かれ、それをアニメ・パートが請け負っているのです。確かに物語的には非常にありがちなものですが、日本の陳腐な青春ドラマではあり得ない、この見せ方(トッド・マクファーレンのアニメも凄く本格的に仕上げてあります)と結末には好感が持てました。それにしてもジェナ・マローンちゃんって、どんな映画に出ててもホントにスケベそうに見えるなぁ…、6点献上。
6点(2004-06-17 23:09:41)
497.  姉のいた夏、いない夏
既にこの世に存在しない幻を追いかけ、その過程で現実を知り大人になっていく少女。定番中の定番の成長ストーリーでありながら、本作には真実探求のミステリー的面白さも、出会いと別れのロード・ムービー的面白さも無い。本作では主人公の旅は、姉の昔の恋人に会った時点で終了してしまっているのです。あとの物語は文字通り蛇足でしかない。姉の恋人が旅に同行したのも、ただ単に18歳の娘とヤリたかっただけ(と、私には見える)。この旅で彼女が成長した様には全く見えない。一番良かったのは、タイトル・バックのキャメロン・ディアスの腰振りダンスでした、4点献上。
4点(2004-06-17 23:08:43)
498.  グリーンフィンガーズ
何故か近年日本で公開されるイギリス映画はダメ人間の奮闘をテーマにしたものばかりで、一つのシリーズと化している感さえあります。本作もその一連のシリーズ(?)として、究極のダメ人間・囚人を主人公とした人生再生コメディとなってます。どこまでが実話なのかは知りませんが、塀の中から女王陛下謁見までのサクセス・ストーリーが爽やかに、そしてシニカルに描かれています。しかし、作りも近年のイギリス映画らしく、かなり軽いノリ。物語から主人公達の努力が相当省かれてるから、成功のカタルシスも相当小さい。ラストの行進は中々良かったですけどネ…、5点献上。
5点(2004-06-17 23:07:47)(良:1票)
499.  地球の静止する日
流石は名匠ロバート・ワイズ、本作は半世紀以上も昔の作品ということを全く感じさせません。上空からの俯瞰で描かれる円盤の着陸シーン、そして円盤の側面に忽然と現れる扉と階段(凄いセット!)。目的の判らない一見紳士的な宇宙人と不気味なロボット。ここから一気にミステリーとサスペンスを存分に楽しめるストーリーが展開していき、お約束の美女の悲鳴も忘れてません。この映画が名作として伝えられているのは、そのメッセージ性にもあるのかもしれませんが、私は映画としてのクオリティの高さ故であると思います。ということで、クラートゥ・ボラーダ・ニクトー、7点献上。
7点(2004-06-17 23:02:17)
500.  21グラム
「アモーレス・ペロス」同様、運命に翻弄され、それに抗うことさえしない人間の弱さを徹底的に描く人間ドラマ。一つの交通事故に交錯する三つの人生が…って、あれれっ? これ「アモーレス~」と全く同じモチーフじゃないですか?! それに、新鮮味の無いスティーブン・ソダーバーグにクリソツの映像と演出。時間軸を無視した編集構成も単純な話を複雑に見せたいだけで、そこにニコラス・ローグの「ジェラシー」の様な知的面白さを見ることは出来ない。知った役者ばかりが出ていて、その全員が熱演だった分「アモーレス~」より観応えはありましたけど(ベニチオ・デル・トロのこの貫禄は凄い)、映画、そして物語自体からは胸に迫ってくるものがありませんでした。特に、移植を受けてまで生きようとしながら、生を授かった途端に生に執着しなくなるショーン・ペンのキャラクターの描き方が弱いと思います。という訳で、ちょっと長くなりましたが5点献上。
5点(2004-06-11 16:12:23)
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