41. ラットレース
う、牛と心臓に悶絶。なんでもかんでもバカバカしいぞ!!どうしようもなく中身のない映画だけど、爆笑させてもらったので8点。最後までキレてたら満点だったのに。 8点(2004-03-09 13:54:22) |
42. ラブ・アクチュアリー
なんかもう、狙いどころ見え見えでしたが、悔しいけど良かったです。ただ、最近「イギリス映画=リチャード・カーティス」のような風潮なのが気に入らない。イギリスの映画人たち、もっとがんばって欲しい。映画の内容としては花嫁を想う男のエピソードが好きです。ところで、キーラ・ナイトレイは可愛いんだけど、歯を出した笑顔が般若みたいに見えてしまうのは何故だろう。何度数えても9つのエピソード・19人の登場人物にならなんだけど、どこで数え方間違えたんだろう。 8点(2004-02-12 13:04:02) |
43. トレーニング デイ
《ネタバレ》 う~んピカレスクロマン。これだけスリリングでドラマチックでありながら、ある刑事の1日という設定が面白い。好い人の代名詞みたいなデンゼル・ワシントンが演じることに大きな意味があると思う。しかし因果応報の決着のつけ方は複雑です。どうせならとことん悪人でのさばるデンゼルというのも見てみたかった気がする。 8点(2004-02-03 15:09:08) |
44. ロード・オブ・ザ・リング
愚かにも続編ものと知らずに観たため、ラストシーンで全てを裏切られた気分になった。それを除けばおもしろい映画だったが、この時点では続編を観ようという気は起こらなかった。しかし、公開目前の「王の帰還」を心待ちにしている今の自分がいる。先日ようやく本作を観たという知人に感想を聞いてみたところ、「てゆーか弓のにーちゃんと斧のおっちゃんいらないやん」・・・・・・そんなこと考えたことも無かった。ごもっとも。 8点(2003-12-02 13:24:15) |
45. ROCK YOU! ロック・ユー!
古典的なストーリーを現代的なアレンジの音楽や衣装やキャラクターで魅せるのがいいのです。でもやる気のない邦題はいただけない。 8点(2003-11-25 16:41:57) |
46. ゴスフォード・パーク
これはおもしろい。小学校の頃読んだアガサ・クリスティの小説を思い出しました。なんというか、ロマンがあるんですよね。「犯人は誰だ!?」と血眼になるのは面白くないでしょう。映画の筋書きに身を委ねて登場人物たちと一緒に翻弄される方が心地よい。 8点(2003-11-20 23:18:51) |
47. パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
言いたいことは色々ありますが、なんだかんだ言っても好きです。続編はいらない。敢えて作るなら悪役のジョニーが見てみたい。 8点(2003-11-20 14:37:35) |
48. スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け
《ネタバレ》 特別思い入れのあるファンでもないけれど公開されれば観る程度には好きな私が全9作観てようやく気付いたのは、全部同じ話の繰り返しだなってこと。 壮大な一大叙事詩みたいな触れ込みのシリーズですが、どんどん新キャラが加わっていくだけで結局は最初のキャラと舞台とストーリー展開が一番大事なわけですね。「血」がなくてもジェダイになれるって思わせてくれた前作の新しい解釈があっさりひっくり返されたのも残念。そこまでオリジナルのファンに忖度しなきゃいけないなら新作なんて創る意味無くない? 死者と交信できるのも戦闘機破壊できるのも悪者退治できるのも全部フォースのせいってドラゴンボールかよ。こんな強引な設定が無い分、ジェダイの出てこないスピンオフの方が説得力があると思った。 とはいえ単品のエンタメ作品として観ればそれなりに楽しいです。 レンは主役張るには弱いビジュアルだなーとずっと思っていましたが、最後の優しい表情のために彼は存在したのだと納得しました。フィンとポーのレイを巡る掛け合いも微笑ましい。 何よりもレイの力強い眼差しが大好きです。全ての登場人物の中で一番好きなキャラクターかも。 [映画館(吹替)] 7点(2019-12-23 09:52:49)(良:1票) |
49. ファインディング・ドリー
《ネタバレ》 ドリーはいい奴だけどなんとなくイラッとするキャラクターだなーという印象だったが、それはつまり前作の本質を理解していなかったんだと今作で気付かされた。 いや、というより私はまるきりマーリン目線になってしまっていたわけだ。 障害を抱える者、他と違う個は、世間一般からなかなか理解されない。当事者は孤立し、ますます生きにくくなっていく。 それでも彼女にはルーツがある。彼女を理解し支える者が現れれば、必ず輝ける。 マーリンだけじゃ駄目だった。ニモがいたから、マーリンは気付き、ドリーを受け止めることができた。 つまりこれ、障害者支援の理念だよね。ピクサーはタブーに切り込んだと思う。 ごめんねドリー、イラッとするなんて感じて。 完全に大人に向けたメッセージになっているけれども、本作を観た子どもたちがニモとなって、大人たちの差別とか偏見をぶち壊してくれることを願います。 [映画館(吹替)] 7点(2016-07-18 22:55:43)(良:2票) |
50. ジュラシック・ワールド
《ネタバレ》 IMAX3Dで観ました。楽しかった! あのテーマとともにパーク全景が映し出されるところは心臓バクバクしたし、ラプトルと並走する場面なんかキューンとしちゃいました。主人公かっこよすぎでしょ! もう少し兄弟の活躍があってもいいんじゃないのとか、一部の恐竜がまるでヒーローのように扱われるラストなど、ストーリーとしては前作の方が丁寧なつくりだったのは否めないけど、なんてったってエンターテインメント映画の最高峰のクオリティはそのまま。 いたるところに前作リスペクトが感じられ、(でも結局開園しちゃったのかよという根源的な矛盾はあるが)最初からのファンにも優しい心遣い。 これはもう、楽しんだ者勝ち! [映画館(字幕)] 7点(2015-08-29 21:42:11) |
51. アナと雪の女王
《ネタバレ》 もはや超有名なエルサの『Let it Go』ですが、確かに名曲ではあるのですが、ディズニー=アラン・メンケン世代としてはなんというかポップすぎてディズニーのおとぎ話の世界には違和感がある気がする私は考えが古いのかな。あのシーンの映像が素晴らしいだけに、メロディーラインが耳に馴染みにくくてバランスが悪いと思いました。 本編ですが、従来のディズニーの常識をいろいろ覆しています。 でも一方で、主要人物が死ななきゃ奇跡が起きないとか、ハッピーエンドへの持って行き方が強引で最後の最後で物語にのめり込めなかったりとか、その辺りがやっぱりディズニーなのであります。 エルサの「良い方向への覚醒」をきちんと描いてくれていたら感動もひとしおなのですが。中盤での彼女の苦悩がよく表現されていただけに残念です。 ディズニーだからと期待のハードルを上げるのか、下げるのか、観客によって見方はいろいろでしょう。私はもう少しだけ頑張ってほしかった。 [映画館(吹替)] 7点(2014-03-17 08:39:40)(良:1票) |
52. モンスターズ・ユニバーシティ
《ネタバレ》 実はサリーがちょっと嫌なヤツだった・・・というのはきっとネタバレなんだろうね。 一方で会社じゃ報告書ひとつろくに提出できないお調子者のワゾウスキが、夢を叶えるために人の何倍も努力した少年だった。って、いい裏話じゃないですか。 どんなに努力してもどうにもならないものがあるけれど、夢は一人で叶えるものじゃないよ。 それに気づけた二人。世界中の子どもたちに希望を与えてください。 [映画館(吹替)] 7点(2013-07-22 22:34:56)(良:1票) |
53. 宇宙人ポール
《ネタバレ》 ぎゃっはっは!今年の初笑いです。 アメリカ人もこんな映画ばっかり創ってくれていればいいものを。 現場に残された液体をなめてペッとか、死んだ鳥が手の中で甦ったと思いきや・・・!とか。あ~思い出しても笑えます。こういう映画館で思いきりよく笑える作品がもっと増えてほしいです。 [映画館(字幕)] 7点(2012-02-16 19:57:46) |
54. ダイ・ハード4.0
《ネタバレ》 禿げ上がっても反抗期の娘を抱えるオヤジになってもセルフパロディでおちょくられるようになっても、相変わらず無鉄砲で言葉遣いも乱暴でめっぽう強いマクレーン刑事。ブルースかっこよすぎです。頭を空っぽにしても楽しめるアクション映画って、ここ最近観てないし。大掛かりな事件を起こすわりにみみっちいコソ泥という悪役のスタンスも、安心して観ていられる要因の一つですね。観終わった後スカーっとした気分になるから、このシリーズ好き。 [映画館(字幕)] 7点(2007-07-16 01:31:39) |
55. シン・シティ
《ネタバレ》 かっこいい。ヒーロー以上に個性的な悪役を演じた俳優たちに拍手を送りたい。特にペッツ・デルトロ。のけぞる度に「ア゛~~」とか唸るのがケッサク!ところで、強烈なキャラクターが暴れる本編に対し、最初と最後のジョシュ・ハートネットはあまりにも役不足だと思う。なんでバンデラスじゃないんだ。 [映画館(字幕)] 7点(2005-10-12 09:36:39) |
56. ナイトメアー・ビフォア・クリスマス
今までビデオでしか観たことのなかったこの作品が、より美しい映像でリバイバル上映だなんてこれは観ないわけにいきません。ということで公開初日からシネコンで観てしまいました。土曜日の夕方で、初日なので指定席です。……いやぁ~~~初めてですよ、観客2人という映画。ものすごくVIPな気分でしたね。もう1人のお客さんもエンドロールが終わるまで立ち上がらなかったところを見ると、彼もコアなマニアなのだろう。やっぱり田舎の映画館はいいなぁ。潰れないことを切に願います。 とこれでは感想になっていないので。バートンのオタクっぷりを堪能する映画ですね。楽しいです。不気味なはずのモンスターがユニークで愛らしい。でも吹替えしか上映していなくて、吹替えで観るミュージカルはやっぱちょっとツライ。かなり無理やりな日本語でした。良い音楽だろうに、その良さが伝わってきませんでした。ダニー・エルフマン自身の歌声が聴いてみたかったです。個人的にオマケの2本の方が爆笑してしまったのでちょっと厳しい点数になりました。 7点(2004-10-29 11:07:41) |
57. コールド マウンテン
作品の出来以前の問題として、今この時勢に戦争というものの無意味さ・悲惨さを直球で映像化したスタッフを賞賛したい。奴隷解放運動などという大義名分があっても、兵士たちの残虐性に何の違いがある訳でもない。戦争は人間から愛する人を奪い、人間性を奪うだけなのだ。こんなに良い問題提起をしておきながら、お約束のラストでお茶を濁してしまったのがもったいない。名作になり損ねた作品。 7点(2004-05-23 02:53:39) |
58. セブン・イヤーズ・イン・チベット
静かだけど作り手のメッセージが沁みてきました。これを観てジャン・ジャック・アノー監督が好きになった。いつも俺様演技なブラッド・ピットが珍しく良い演技をしてたな。 7点(2004-03-30 22:38:00) |
59. あの頃ペニー・レインと
甘酸っぱい邦題に惹かれて何気なく手に取った作品でした。タイトル通りの素敵な青春映画ですねえ。時代はちょっと違うけど、私も憧れたことがあったな。この時代のロックを知らなくて残念。 7点(2004-03-18 15:46:57) |
60. マウス・ハント
冒頭の、遺体がびょーんとマンホールへ・・・っていうのでヤラレました。あとはまぁ普通の良心的なコメディ映画です。ドタバタコメディのパターンなんてみんな一緒なんだから、問題は最初にどれだけインパクトの強いギャグをかましてくれるかでしょう。ウォーケン起用、私は馬鹿ウケでしたが、これだって彼を知らない人から見ればごく普通のギャグだと思います。 7点(2004-02-19 11:32:35) |