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タコ太(ぺいぺい)さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1400
性別 男性
自己紹介 投稿にあたっては
①製作者の映画愛を信じて基本的に0点は付けていません。
②レビュー作品の「あらすじ」は率先して書いています。

※「ぽこた」からニックネームを変えました。サブネームの「(ぺいぺい)」は継続です。(2024.2.28)

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721.  北斗の拳(1995)
やっと観ることが出来ました。封切りのときは少しは話題になりましたからね。 で、私は原作の大ファンです。勿論、連載第一回から毎週読みましたし、コミック化されたものも全て買って大切に保管してますし、TVシリーズは毎週録画して、今でも保管してます。ですから、愛着心も先入観もバリバリです。 でも、そんな私なのに、正直な話コレって意外に楽しめました。原作を知らなければ、むしろ途中放棄だったかも。確かにミスキャストっぽいし、ストーリー違うし、セットはチープだし… でも、映画化の際に原作が制作者によってアレンジ(ま、程度ってものがあるけどね)されてしまうのは当たり前みたいなもの。割り切って見てしまえば、確かにB級はB級なんだけど、B級としての面白味はキチンと押さえてあると思うのですよ。マルコムやクリスが出てるってのも良かったし、ゲイリー・ダニエルズの足技は本物だしね。 ということで、それほど極端な低評価は出来ません。何より、大作やら話題作の中にだって、コレ以下の作品が結構あるでしょ?
5点(2005-01-20 01:24:34)(良:4票)
722.  ロズウェル
カイル・マクラクランが好きで、UFOネタも大好きなので5点献上。俳優陣も充実しているし、エイリアン登場シーンは、ちょっと前に公開されたエイリアン解剖実写フィルム(?)より良く出来てる。でも、興味のない人や予備知識のない人にとっては、どうにも消化不良なエンディングかも。観る人によって評価が極端に分かれますね。本来はTV作品ということですけれど、だとすれば豪華キャストかも。あ、それから、カイルをはじめとする出演者たちの老後のメイク、いいですね。ちなみに、少し前に好評だった「ロズウェル・星の恋人たち」とは関係ありません。
5点(2004-12-12 18:46:06)
723.  ノー・グッド・シングス
率直な感想としては「面白くないことはない作品」です。そんな曖昧な表現しか出来ないですね。この内容なら、もっと面白く出来たんじゃないの?コメディタッチで仕上げるとか?豪華すぎちゃって、逆にもしかしてミスキャスト?ところで家出少女の話はどうなったの?捕まってる間、インシュリン1本で足りるかなぁ?などなど、ツッコミどころは満載。なんとも中途半端になってしまった感は否めません。原作を読んでいないのでストーリーそのものには触れたくありませんけれど、短編小説だからってちょっとねぇ~、って感じてしまいました。あ、ちなみにレンタル屋さんの表示には「エロティック・サスペンス」ってあったけど、一体どこが??
5点(2004-11-28 01:46:41)
724.  ステップフォード・ワイフ(2004)
キャスティングに期待して試写会で観たのですが、少しばかり煮え切らない様子で… 映像は美しいし、BGMもいい感じです。ストーリーも決してつまらなくありません。でも、何か中途半端なんですよ。何かこう素直に楽しめないと言うか。この作品は、おそらく評価が真っ二つに分かれるんじゃないでしょうか。公開まで3ヶ月程あるのでネタバレは自重します。きっと、「この作品、すごく良かった♪」っていう意見も出ると思います。 ちなみに、30年前のTVドラマ(キャサリン・ロス主演)のDVDが発売されたようです。そちらの方も是非観てみたいと思います。ハヤカワ文庫の原作本も読んでみようかなぁ。そうしているうちに、もう少しこの作品が好きになるかもしれないです。
5点(2004-11-16 21:58:45)
725.  π(パイ)
モノクロームの世界で展開する不可思議な世界。躍動するBGM。視覚と聴覚で味わう作品とでも言えば良いのでしょうか? 孤高の天才の苦しみを表現するのであれば、宗教や株式に登場していただく必要はなかったと思えます。額面どおり、あくまで宗教的な主張を込めて制作したとすれば、まぁそれはそれなりに楽しめますが、結末は今ひとつ納得できないものです。あまりに個人的なものではないかと… 私としては、「現実感を喪失しつつある、つまりは壊れつつある数学者が、一筋の救いの光を求めて苦悩するドラマ」と受け止めたいところです。 ただ、それでも思いのほか斬新さを感じられなかったので、5点献上に止めます。
5点(2004-10-17 12:59:17)
726.  失踪(1993) 《ネタバレ》 
犯人が最初から登場しているだけでなく、犯行の練習を積むところ(これが結構不器用だったりして…)とか描かれたりして、重苦しい内容の割には軽い気分で鑑賞できる作品。ちょっと犯人の人間味を出し過ぎてるような? しかし、やってることは凶悪そのもの。到底許されるもんじゃあない。娘に愛されたいがために、何も関係のない他人の命を奪い去るとは。しかも、苦痛を与えつつじっくりと殺すとは… 全体として、まずまず面白く出来てはいるものの、犯人のインパクトが弱い。犯行理由が弱い。主人公も妙に中途半端に弱い。あと一歩かな?(原作を観てみたいなぁ。)  PS:最後の殺人、あれは過剰防衛でしょ~。気持ちは解るんだけどねぇ。。。
5点(2004-10-13 00:55:56)(良:1票)
727.  撃鉄 GEKITETZ ワルシャワの標的
セガール作品、長らく低迷気味だと思っています。でも、この作品は久しぶりにまとまっているのではないかと。ストーリー的には決して目新しくもなく、合気道アクションも少ししかありません。でも、全編通じてスピード感と緊張感は感じられます。ただし、ラストシーンはちょっといただけないかな?一体なんだったの、セガールの活躍は?って感じでしょうか。時間が来たからハイ御終い!ってな終わり方だなぁ…
5点(2004-10-10 00:52:52)
728.  エスケープ・フロム・アフガン
ありがちですが、レンタル屋さんでDVDのジャケットだけ見て借りることのないよう進言したい作品。つまり、ジャケットの絵柄と、作品の内容が大いに違うのです。(B級戦争アクション映画を期待して観始めたら途中リタイア?) で、作品そのものは、非常に地味です。思いっきり地味です。そしてチープです。どう見ても低予算です。ただ、見たこともないような(失礼?)役者さんたちが暗い画面の中で繰り広げる世界は、ついつい実写ドキュメンタリー?と思わせるほど、ある意味リアルです。しかも、テーマはスゴク重い。日本人で現地の情勢に疎い私にとっては、なんだかニュース映像のようでもありました。メッセージ性、強いです。 そんなわけで、評価はスゴク難しいです。同じテーマを大作として作ったらどんな感じになるんだろうなぁ?、
5点(2004-09-12 15:07:43)
729.  ヴァイラス(1999)
本格的B級SFホラー?って感じの作品。キャスティングが立派過ぎて逆効果ですね。もし、もう少しB級的キャストだったらもっと納得できたかもしれません。何より設定が変!一応説明は理解できるんだけれど、そこまで高度な知性体ならそんなことするかぁ??と思うことしきりです。何から何までどこかで見たような場面の連続なんだから、いっそのことコメディ色を前面に押し出して、パロディ作品にした方が豪華キャストが生きたかも? ただ、そうは言いながらも、私は今回の地上波鑑賞が二回目… 実は結構好きなんですよぉ。。。(汗)
5点(2004-08-12 23:33:44)
730.  クリープ 《ネタバレ》 
POV作品も随分と増えました。本作は後発作品と言って良いでしょう。それにしては捻りがないのです。どこまでも直球勝負。思わせぶりな凶器が開始間もなく登場。思ったとおりそれが凶器、というのもストレート過ぎる気がします。  早い段階でジョセフの異常性が明らかになり、その時点で何となく結末が見えてしまう作品。それが何よりストレート。どんでん返しが欲しかった。アーロンも撮影が終わり帰ろうとしたまでは良かったものの、ジョセフの執拗な誘いを断れずに一杯飲んでしまったところで「あーあ」という感じ。クルマのキーを失った段階で死亡フラグが立ちあがり始め、アンジェラの電話を信じなかった段階でフラグ確定。そのあたりもストレートに過ぎるところです。  決して退屈などしないで集中して観ることが出来たのにも関わらす満足感は伴わない。勿体なさを感じる作品でした。  それにしても被害者の多いこと。ビデオ時代からDVD時代まで。一体何本(何人分)「トロフィー」があるのやら。隠してるなよ、アンジェラ!というのが最終的な感想です。
[インターネット(字幕)] 4点(2024-04-26 12:08:11)
731.  アタック・オブ・ザ・キラートマト 《ネタバレ》 
テイスト的には1978年と言うよりも更に古のアメリカ製娯楽映画の感がありますね。現代の感覚から見てしまえば、面白くないしクダラナイし下品です。ただ、それでもコアなファンがいるからには意味があるのだろうと考えてみれば、矢張り時代背景とお国柄なんでしょうね。  思えば本作よりも予算がかかっていながらも本作よりずっと低俗極まりない作品は多々ある訳で、それは今の時代を生きる日本人である自分の価値観に照らし合わせているからこそそのように思える訳で、勿論同じ時代に生きる同じ日本人でも千差万別の価値観を持ち合わせていて当たり前、いわんや半世紀近く前の海の向こうの人々をや、ってな具合でこの作品の作り手がどんな思いで映画を撮ったかなんて少なくとも私には解りゃしません。近代アメリカ文化(サブカル含む)をちゃんと研究している訳じゃありませんから。なので、こういう作品は評価が難し過ぎます。私には切って捨てられない。  とグダグダと書いてしまいましたが、実は正直楽しめました。くだらないし時間の無駄だったけれど、観ている最中は楽しめてしまいました。歪んだ楽しみ方かも知れませんが。  なので最低点は付けられず、アイディアと主題歌を評価して4点献上します。ただし、シリーズの他の作品は観ないでしょう。その時間があったら他のZ級が観たいので。
[インターネット(字幕)] 4点(2024-02-16 12:08:21)(良:2票)
732.  プリズナーズ・オブ・ゴーストランド 《ネタバレ》 
この世界観は決して嫌いではなく、第一印象としては寧ろ好きな分野と言うか好感を持って受け止めました。シチュエーション的に、あるいはビジュアル的に好きなパートはいくつもありました。しかしながらその反面、受け入れ難い描写も多々あり、監督を始めとする日本人スタッフが作り上げた作品とは思いたくない部分もありました。  つまり、個人的には極めてツギハギ感のある作品という印象で、あたかも狙っているかの如く、B級時々Z級感を醸し出すべく用意した具材をゴチャ混ぜにして繋いだという感じでした。そして、その中心を成す線上で、敢えて日本文化や歴史観を蔑んでいると言うか貶めているとでも言いましょうか。  意欲的なファンタジーホラーあるいはファンタジーサスペンスと言うべきかも知れませんが、個人的にはシニカルでダークなコメディとして理解しています。もっとハッキリとした方向性を見せて欲しかった。ニコラスさんをもっと魅力的で感情移入出来るようなキャラに仕立てて欲しかった、といった感想です。残念。
[インターネット(字幕)] 4点(2023-12-28 10:22:15)
733.  ZOOMBIE ズーンビ ネクスト・レベル 《ネタバレ》 
まさかの「ズーンビ」続編。と言っても、本作の後にはスピンオフ的作品の「シーワールドZ」もあり、更にはネット上では「3」の製作決定との情報もあったりして、アサイラムのヒットシリーズ?になりつつあります。と言うか、しつつあります。  本作は「2」ですが、時系列的には「ズーンビ」の前日譚ですね。ここで使用された新薬が発端となり「ズーンビ」や「シーワールドZ」に繋がっていくという具合です。  前作同様の、と言うかアサイラム作品のお約束どおりCG(時として着ぐるみ)は超チープで笑えるレベル。この見栄えに引いてしまう方には鑑賞出来ない作品という点では前作同様です。が、観始めて最初っから感じたのは前作より進化しているということ。何が?と言われると言葉に詰まってしまうのですが、出演者の演技に始まり相変わらずグダグダのシナリオや演出等々、確かにB級あるいはZ級作品であることに変わりないにしても、前作を超えた何かしらの見応えがある出来になっています。  ただし、あくまでもこの手の作品をワーワーと文句言いつつも爆笑出来る方、端的に言い換えればこの手の作品が「好き」な方にしかお勧めは出来ません。私は正直なところ「好き」なので大いに楽しめました。馬鹿馬鹿しいながらも大真面目に作っている(であろう)ところに惹かれます。  なので5点献上!と言いたいところですが、やはり狂暴化して暴走しているにせよ野生動物への乱射と虐殺はビジュアル的にはNG感の方が勝ってしまい、マイナス1点の4点を献上します。
[インターネット(字幕)] 4点(2023-12-26 11:55:46)
734.  シンクロニック 《ネタバレ》 
冒頭のサスペンスホラー感からするとちょっと予想し難い展開。ヒューマンドラマ要素を絡めたファンタジーSFですね。  ドラッグの効果で松果体がタイムトラベルし、おのずから身体そのものも時空を移動する。移動の瞬間に居る場所によって移動先の時代が決定される。接触している物(生物を含む)も同時に移動する。移動した後は7分後に同じ場所に居れば元に戻れる等々。やはり正統派のSFと言うよりファンタジーと表現した方が受け入れやすいでしょうね。  ファンタジーと割り切って観れば、細かな疑問や矛盾を気にせずに楽しめる作品であるとは思いますが、主人公の不治の病、親子の軋轢とそれによる夫婦間の不和、人種問題等々、尺に対してエッセンスを詰め込み過ぎの感が否めません。そこが一番のマイナス要素かも。もっとも長尺にすべき作品とも思えませんが。  個人的には、愛犬を犠牲にした主人公が許し難いという、テーマとは関係のなさそうな理由でマイナス評価。限りなく3点に近い4点献上です。
[インターネット(字幕)] 4点(2023-12-15 15:42:43)
735.  デス・ライナーズ 《ネタバレ》 
人間の記憶力を増強し、経験や思い出を五感を伴いつつ再体験することが可能になるという新薬。医学は単に命を長らえるためだけではなく、もっと人生そのものを豊かにするために発展・貢献すべきとの発想。  そんな薬があれば嬉しい?いやいや、幸せな追体験は歓迎しないでもないけれど、誰だって嫌な思い出もある訳で、もしかしたら嫌なことの方が覚えていがちだったりするもの。それを五感を通じて再体験させられたら堪ったもんじゃない。なので個人的には冒頭の段階で「その価値観違うだろ」みたいな気持ちに。  そして治験開始。参加するのは経済的に問題を抱える学生中心なのは現実と同様かも。閉鎖された研究所で、集まった若者たちは互いの人生に共感しつつ友情や愛を育む?という青春ストーリーかと思いきや、物語は副作用による予知能力?(後の方で必ずしも予知ではなく不安の共有みたいな解釈も出て来ますが)の登場で思わぬ惨劇へと方向転換。そして激しい副作用で錯乱・狂暴化した最初の被験者パスカル登場。何故か殺人マシーンと化した男。  結果、アナ以外の被験者を始め、新薬の開発責任者やスタッフたちも全滅。吹雪が止んだ後に残ったのはアナとパスカルだけ。そしてパスカルは去って行く。という駆け足で唐突なエンディング。アナは駆け付けた警察に救助されるのかな?そして続編?  何とも尻切れトンボ。え?そこで終わり??って言う感じの大急ぎの幕引きに、唖然としてエンドロールを眺める自分が居ました。基本的なプロットは目新しさはないまでも決して悪くないだけに、もう少し何とかなるでしょ?と、勿体ない感が残る作品でした。
[インターネット(字幕)] 4点(2023-11-20 11:09:24)
736.  フィフス・ウェイブ 《ネタバレ》 
遅れ馳せながら鑑賞。既に皆さんのレビューで書き尽くされている感があり、敢えて語ることもあまりなく…。SF作品としては相当問題ありですね。ご都合主義もここまで来るとぐうの音も出ないと言うか。  リック・ヤンシーさんによる原作のヤングアダルト小説三部作は2018年に完結していますが、映画版の方はどうなるのでしょうか?原作未読ですが、600ページ近い長編の第1作を映画化した結果が本作と考えるに、2作目も3作目も同じようなギクシャクした展開で引っ張られてしまいそうで期待は薄いような…。  殺戮シーンとかをもう少々抑えめにして、完全にお子様向け作品にした方が良かったですね。であれば、この断片的で整合性や合理性に乏しい作品も、単にアクションや特撮を楽しむ娯楽作品として評価されたかも知れません。  唯一の見どころ、大好きなクロエちゃんの頑張りに+2点の4点献上します。
[インターネット(字幕)] 4点(2023-10-24 11:15:25)
737.  エリア0 《ネタバレ》 
米軍が回収したビデオテープ、という前提です。冒頭、そしてエンドロールには研究者や体験者が登場しインタビューに答えます。ドキュメンタリータッチです。  映像はビデオカメラを片時も離すことが出来ない自閉症の少年が撮影したという設定です。ですから、録るな!と言われても撮り続けていることは不自然ではないのだ、ということでしょう。それにしても、最年少者の扱いがぞんざいな気がしないでもないところですが。でも、そうでなければ客観的な映像は撮れませんから仕方ないです。  で、肝心の内容は、ブラウン山にはエイリアンが現れ人類を誘拐する。謎の光が出現すると電子機器等は正常に作動せず(アナログビデオは動くようです)ナビは使えずエンジンも止まり途方にくれた人々は車外に出て攫われる。そして一部の人間は何故か地上に戻される。というところです。  ですから、モキュメンタリーなんだから当然と言えば当然ですが、内容的にはある程度一般的に知れ渡っているものと変わりなく、新たな展開や考察は登場しません。要するに、如何に見せるかが本作の見所と言う訳です。  そういう観点で観ると、肝心のエイリアンによる誘拐シーンも含め、残念ながら特に印象には残りませんでした。登場人物の行動(特に父親)が必要以上に感情移入し難いということからは、モキュメンタリーとして余計に不自然さを感じてしまいます。全体的に、TVの特集番組等でも既視感のある再現フィルム的な雰囲気に留まっています。甘めの4点を献上します。
[インターネット(字幕)] 4点(2023-09-26 17:19:48)
738.  スレンダーマン 奴を見たら、終わり 《ネタバレ》 
あまりにお馬鹿な4人に感情移入不能。と言っても、そうじゃなきゃ物語が先に進まないので仕方ないところですね。そして、お約束通りにどんどんと墓穴を掘っていく展開。  もう少し無理なく自然体でお馬鹿が出来ないものか?と一旦感じ始めてしまうと、脚本と言うか演出と言うか、有名都市伝説の映画化にあたってのアレンジがあっさりし過ぎていること(殆ど元ネタ)に面白味を見出せず、一つひとつの場面を観れば丁寧におどろおどろしく描いているように思える割には全く恐さのない(予測可能な)作品でした。  都市伝説の映画化、難しいですね。
[インターネット(字幕)] 4点(2023-08-14 00:20:45)
739.  キャビン・フィーバー(2002) 《ネタバレ》 
ホラーあるある的な登場人物。ダメなんです、こういう人たち。まるで感情移入出来ず。そもそもどうみても長期旅行を楽しめるような仲良し5人組には見えないし。  それぞれのカットごとに観ていけば、ビジュアル的には丁寧に作られているように見えるし、物語の流れ的にも既視感はあるものの破綻しているどころかキチンとしているようにも思えるし、お約束的サービスカットも一度ならず登場するし…けれどもどうにもチグハグ感を感じてしまって楽しめない。  多分、チグハグと言うよりツギハギ感を感じてしまうからだと思います。ここはこう撮ろう、そこはこう演出しよう、みたいに部分部分でアイディアを絞り出して頑張った結果、どこがどうよろしくないということよりも全体的には上手く纏まらなかったかのように思えてしまいました。  シリーズ化されているようですが、正直なところ類似のシチュエーションの他作を観るのが先かな?と思ってしまいました。  ちなみに、原題は「閉所性発熱」とか訳すようでコロナ禍でも症例があったようですが、往路では四駆で渡河したりしてやっと行き着く山奥の一軒家のように描いていながら、何なら近隣の民家も徒歩圏みたいだし、そんな環境に5人(訪問者を含めればそれ以上)も居て発症するもんだろうか?などとタイトルにも疑問を感じてしまいました。一人ひとりの感情の変化とそれに伴う行動がテーマ故のタイトルなのでしょうけれど。
[インターネット(字幕)] 4点(2023-07-28 15:53:45)
740.  地獄へつゞく部屋 《ネタバレ》 
ひとことで言えば「古き良き時代のモノクロ怪談映画」と言いたいところですが、本作はホラーと言うよりホラー風味を効かせたミステリー。最後の最後にネタバレしてしまえば、幽霊や呪いに殺されるなんてことは全くなく、恐ろしいのは飽くまでも人間と言ったところでしょうか。  とは言え、作りは王道を行く幽霊屋敷モノ。お約束通りに登場するバケモノ(らしきモノ)や勝手に閉まるドア。不気味な管理人。秘密の部屋や恐怖の地下室。遭遇した美女の悲鳴(キャーッ!)。それらがモノクロの画面で展開していく様は、只管に時代を感じノスタルジックな気分に浸らせてくれます。  CGも特殊効果もなかった時代にどうやって人を怖がらせるのか?遊園地のお化け屋敷を手本としたのも時代背景あってこそなのでしょうね。1959年という時代を感じながら観てこその作品と言うべきでしょう。なので、リメイク版の「TATARI」との単純な比較も出来ないと思います。  難を言えば、人間による完全犯罪(到底完全性は見出せませんが)モノという〆括りではなく、飽くまでも呪いあってこその事件という作りにして欲しかったです。ホラーだぞ~!と持って来ておいてホラーではないというあたりで1点減点しました。
[インターネット(字幕)] 4点(2023-06-29 11:12:54)
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