941. ベスト・フレンズ・ウェディング
キャメロン・ディアスは年相応のキャラでよいのだが、ジュリア・ロバーツはいい年してやってる事がバカげているので、コメディーから逸脱しておりイタイ人でしかなく笑えない。ジュリア・ロバーツがアラサーで、キャメロン・ディアスが二十歳の女子大生という設定のようだが、実年齢は5歳しか違わない。20代の5~10歳違いってかなり大きな差ではあり、スレた女と初々しい女の新旧女優対決みたいになっているが、当時20代だったと思われる2人も今や40代になってしまい、時の流れを感じさせられた。 年齢差というのは加齢と共に無関係になるわけで、中年になればその凝縮度合とそれまでに形成された内面とで総合的に判断されるんだろう。2人のその後という感じで中年バージョンの続編を作ってみると面白いのかも。あと、シカゴの町並みは相変わらず絵になると確信。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2015-06-03 10:27:31) |
942. 好きと言えなくて
《ネタバレ》 「タイム誌の女」と「プレイボーイ誌の女」どっちか選べと言われたら後者だな。外見どうこうじゃなくて、ボーヴォワールがサルトルに宛てた書簡集の話なんてウザくて出来るかよ!ラブコメ見てる俺なんかにわかるわけね~だろ! [CS・衛星(字幕)] 5点(2015-06-02 17:58:03) |
943. ディック&ジェーン 復讐は最高!
人生のリスク管理上、「家を買うな、子供を持つな、共働きしろ」が3大原則のようですが、それら原則を無視しての当然の家計崩壊、そして復活劇。ティア・レオーニが美人過ぎてかつ根性もあるので、こんな奥さんだったらどんな困難も乗り切れそう。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2015-05-23 10:12:46) |
944. ブーリン家の姉妹
史実とは多少違うようですが、世界史は全く知らないので勉強になりました。同時期の日本の戦国時代とやってる事は変わらないですね。現代の価値観で過去の出来事にモノ申す事の是非はあるでしょうけど、気に入らなければ処刑するのはそういう時代と言ってしまえばそれまでですし、また形を変えても結婚による階層移動及び政略結婚は今でもあるので、普遍的なテーマではあるんでしょうけが。ヘンリー8世は暴君とされているようですが、英国での人気や扱いはどうなんでしょう?信長・秀吉・家康なんてのは現代の価値観から見ればどうしようもない暴君ですけど、日本では各々人気はありますし、今でも歴史と言えばこの3人の呪縛から離れられずに、番組制作されてますが。ナタリー・ポートマンの表情変化を見ているだけでも楽しめますが、歴史モノは海外より日本の方が好みかな。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2015-05-21 12:27:32) |
945. ブローン・アウェイ/復讐の序曲
オスカー直後にこの役を選択したトミー・リー・ジョーンズは新境地を開拓したかったのでしょうけど、吹き替えで見たせいかタダのイカレタ軽いオッサンにしか見えなくて、サスペンスとしての緊張感があまりなかった。U2の歌もマッチしていたし、ラストは爆発とオーケストラ演奏で盛り上げるというちょっと『知りすぎた男』を彷彿とさせる演出で、音楽的効果による盛り上がりはあったのですが、船の爆破も玩具的でふざけているし、演奏会場で派手に爆発させる(それを処理する)という展開なのかと思ったら、何故か爆弾処理はブレーキ踏んだら爆発するという『スピード』というか『新幹線大爆破』のパクリになってしまって話としては小さくなってしまったような。それにしても素性不明の人間が偽名で警察勤務できてしまうというのもちょっとどうなのかと。 [地上波(吹替)] 5点(2015-05-20 12:43:07) |
946. ソウル・サーファー
《ネタバレ》 ラストで主人公の台詞にもあるが、どっかの障害者のインタビュー記事で「障害のない体に戻りたいとは思わない」「生まれ変わっても障害者として生まれたい」というような言葉を目にし、ちょっと驚いた覚えがある。冒頭で、エレミヤ書 29章11節「わたしは、あなたたちのために立てた計画をよく心に留めている、と主は言われる。それは平和の計画であって、災いの計画ではない。将来と希望を与えるものである。」が紹介されるので、キリスト教の教えがテーマであり、それに主人公が救われていく話だろうなというのが想像できて展開に期待した。が、私はキリスト教への理解が十分なわけではないので、主人公の強さの根底にあるものは十分には理解できなかった。というより、そのような描写・説明は殆どなく、サーフィンシーンばかりで、そこに片腕を見せ付けて映像の力で強引に「障害克服してがんばりました」という作品になってしまい、肝心のキリスト教のメッセージが殆ど伝わっていないのではないか?神と主人公の関係も全くよくわからなかったし。結果的にはメサイヤコンプレックスを原動力として再生したようにも思えるし、それを召命とするのであれば、特に否定するものではないが、当時中学生ぐらいであった少女の心に何が起きたのか?をもっと深く知りたいと思った。「家族の支えがあったから」という単純な話でもないだろう。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-05-18 09:46:21) |
947. レベッカ(1940)
《ネタバレ》 存在しない人物によって精神的に追い詰められていくまでの展開はよかったが、死体が発見されてからのネタバレの展開は3流サスペンスかな。旦那と愛するお手伝いさんが犯人で、後妻を追い詰めていたという展開の方がよかったのかも。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2015-04-24 12:00:24) |
948. レインマン
学生時代に劇場で見て以来の再見。当時はそんなに感動しなかったので、中年になってどうかなと思ったが、あまり変わらなかった。弟の心変わりのようなものがうまく表現されていないというか、本当に兄を引き取って一緒に暮らしていく覚悟のようなものが感じられなかった。兄に特殊な才能もなくて、カネも稼げなかったらどうなんだろうか?という疑問も残る。本人もよくわからず、感情的に一緒に暮らしたいという判断をしたのかもしれないが。結局まわりの大人が冷静な判断をしたという事なのだろうけど。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2015-04-07 10:12:55) |
949. フライド・グリーン・トマト
黒人解放→女性解放という時代の移り変わりを描きたいのだろうけど、原作では同性愛がテーマらしいので、同性愛解放までは作品として描けなかったというのが91年当時の限界でなんだろうか。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2015-03-27 12:22:20) |
950. スリーデイズ
ドンキホーテを引き合いに出して、「理性より正義。それが独りよがりだと狂気。が絶望に生きるよりマシ」というコンセプトはいいいんだが、内容的にはご都合主義的逃亡劇。 [地上波(吹替)] 5点(2015-03-27 10:00:30) |
951. 素敵な人生のはじめ方
人生には諦めも必要で、現実を見据えてある程度の妥協もしつつ、それでも人生を生きなければならないわけで。ただ、「諦めない・前向きに」ってスローガンには違和感を感じるな。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2015-03-23 12:46:16) |
952. マックQ
ジョンウェインに関しては全く思い入れも興味もないので、何となくミスキャストだなあ程度の印象しかないのですが、ラストの浜辺のカーチェイスは確かに見ごたえありますね。アレって実際やると結構難しいのではないのかと。というのも、昔、父親が同じ事してタイヤが浜辺に埋没して大変な事になったというのが幼少期の記憶としてあるので。 [ビデオ(吹替)] 5点(2015-03-15 10:33:28) |
953. ベスト・キッド(2010)
こういう落ち着いたジャッキーも悪くはないかな。ストーリーとしてはありきたりだが。 [DVD(吹替)] 5点(2015-01-16 08:25:34) |
954. ペイルライダー
《ネタバレ》 ちょっと脚本が雑。金塊持っての挑発行為とか、ワザワザ雑貨店でコーヒー飲んで店壊すとか。娘が惚れちゃう設定もいるのかと。まあイーストウッドはカッコイイんだけれど。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2014-09-26 08:34:16) |
955. 猿の惑星:創世記(ジェネシス)
CGに頼りすぎで中身が薄くなってしまったような。息抜きのパニック映画としてはよいのだろうけど。 オリジナルの衝撃に比べてしまうと、どうしても二番煎じになってしまうのは仕方ないかな。 [地上波(吹替)] 5点(2014-09-21 16:37:51) |
956. ベスト・キッド4
若かりしヒラリー・スワンクは中々魅力があってよいんですけどね。西洋風の城が寺になったり、滅茶苦茶な禅が登場したりと、宗教描写がパロディーになってる事で内容的にはオフザケ映画になってしまった。 [地上波(吹替)] 5点(2014-08-29 10:18:19) |
957. あなたに恋のリフレイン
結婚生活に多少のガマンは必要なんだが、価値観や生活スタイルや社会的身分が違っていたり、その事による犠牲が大きかったりするとうまくいかないもの。本作は実話らしくちょっとスケールが大きいけど、似たような犠牲が原因でこんなハズじゃなかった離婚ってのは結構多いような。が、双方の環境や状況が変われば同じ人と再婚ってあるのかな。 同窓会ってのは基本的に成功者の集まりなので、不遇な男が行きたがらないのは当然で、それを責める妻ってのもちょっと鈍感なんじゃないの?って気もしたけど。 [地上波(吹替)] 5点(2014-08-28 10:51:32) |
958. 理想の女
《ネタバレ》 いい女は2種類しかいない。全てを知り尽くした女と何も知らない女。なんて宣伝文句につられて期待したんだが、騙されたような。中盤で「実は母娘でした」って展開から男としはちょっとシラケタかな。結局は母娘の話になってるんだが、娘を捨てた理由もよくわからないし、妙な形で和解しちゃうのも唐突な印象受けるし。「AはBだが、CはD」的な説教クサイ台詞の挿入もクドくて、自分はこういう格言が響かない人生を送ってるんだなあという気づきはあったので、それはそれで収穫ではあるけど。 [地上波(吹替)] 5点(2014-08-15 10:55:03) |
959. 永遠に美しく・・・
題材は面白いのでドタバタコメディーにるすより、もうちょっとトゲのあるシリアス系にしてもよかったんじゃないのかなあ。男女の老い方の比較についても弱いので、もっと鋭くやってもよかったのかも。冒頭、男は起たないって事で非難されますが、現代は薬もありますけどね。(公開当時にはなかったものが開発されている事に時代を感じます) [地上波(吹替)] 5点(2014-08-13 09:43:54) |
960. 最後の恋のはじめ方
マニュアルもある程度は必要でしょうけど、最後は勇気でしょうね。 [地上波(吹替)] 5点(2014-08-12 10:40:21) |