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パブロン中毒さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 914
性別 女性
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自己紹介 After shutting down my former blog, I'm writing some boring stories at new site. Anyone who's interested in, come along if you'd like to.

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81.  デッド・サイレンス(2007) 《ネタバレ》 
全く怖くないだけでなく、おもしろいとも思えなかった。 自分は不感症になってしまったのかと思った。 だいたい日本人は欧米人に比べれば人形を怖いとは思っていなく、カーネル人形だって日本にしかないもので欧米ではブキミだからあんなもの店頭に置いたりしないというのは知っていたけど、私はこんなに人形が怖くなくていいのだろうか。 というよりやっぱり映画の出来が悪いと思うのだった。 私は「SAW」の1はそれなりに面白く見たし(2以降はバウズマンのセンスの無さがイカんと思って見切った)、このワンとかいう人は才能がある人だなあと思っていたけど、本作を見る限りは全然違ったようだ。 無駄なシーンをだらだら見せて尺をつぶすもんだから、食っている時間のわりに内容がすごく少ない。例えば主人公がブキミな場所に分け入っていくシーンなど、むやみに冗長なうえひたすら異様な効果音で演出するだけで芸がなく、飽きてくる。私は全然怖くない。 怖がらせることが目的でないのなら、ラストのどんでんで勝負という「SAW」と全く同じ作りになるけど、それなら腹話術だの人形だのの要素は要らないと思いますね。先人の傑作をよく見て、演出や編集の基本をちゃんと勉強するべきです。対象をバンバン見せるのは最も芸が無い証拠。若いうちに一発当てたためにチヤホヤされちゃって、基礎的な力がついてない。ダメだこりゃ。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2010-04-10 17:00:44)
82.  フィッシャー・キング 《ネタバレ》 
従来のアメリカ製映像コンテンツの中に「無いもの」ばかりを集めてみました、という実験的な作品なのではないかと思いました。 罪悪感にさいなまれ続ける男。 家族を殺されても復讐したいと思わない男。 セクシーだけど野心家でも高圧的でも威圧的でもなくて尽くしてしまう都合のいい女。 ブスではないがセクシーでなく不器用でもてない天然女。 どうでしょう、他の作品で見かけない顔ぶれですよね。 これらは通常のアメリカ製コンテンツの中では、 とにかく自己を正当化することに熱心で、罪悪感はカウンセリングで処理する。 家族の仇はとことん憎んで復讐する。 セクシーな女性は威圧的に男性を誘惑し、野心家である。 ブスでないのにセクシーでない女は存在しない。 というふうに必ずなります。 なので、ここまで揃うと「意図的」としか思われません。 そして、個人的には「実験」は成功したとはいえない…と思います。 これは「一部のアメリカ人」には大ウケしたかもしれないが、9割がたのアメリカ人には理解されず、パッとしないまま20年近く経って忘れられていくタイプの作品なのです。 そして、失敗の原因は一つではないがまずジェフ・ブリッジスというあまり個性的とはいえない俳優を主役に据えたこととか、ギリアムの笑いはどちらかというとダークなシチュエーションでこそ生きるタイプのものであるとか、ジャックとパリーのどちらも死なないハッピーエンドにしてしまったこととか、「聖杯」についての話とストーリーの関係があまりにもわかりやすすぎる…。ジャックに金髪の白人を使うなら、ニック・ノルティくらい個性的な俳優でなければダメですし、「12モンキーズ」でのダークな笑いのキレの良さを考えると今回はほのぼの明るすぎますね。 最初から最後まで「籠の小鳥を見守るがごとき神の視線」が感じられ、つまり「人間が何をしていてもカミサマにとっては可愛くて仕方がない」ということを意識させたかったのでしょう。 それはいいのだがギリアムはやはりダークなもののほうが本領を発揮できると思われます。実験的に作品をつくるとやはりこういうことになりますね。  受賞は女優に対してではなく現実には存在しない「都合のいい女」に対する男性陣からのエールだったと思いますよ私は。「やっぱりね」という感じです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-04-07 17:10:12)
83.  もしも昨日が選べたら 《ネタバレ》 
どこをとっても浅くて薄い、まさにアメリカンな作品。 ベッキンセールとウォーケンという2人のヨーロッパ人を使いながら、圧倒的なアメリカパワーでその存在を薄めてしまった。 しかしながら、ここでのウォーケンは相当良く(というか他が薄すぎるという相対的な理由かも)、彼が出ていなければ最後まで見なかったと思われる。 軽薄としか言いようがない作品だが、そこそこのスターを使って資金も付いているのにここまで底の浅いものを作れるとは、逆にスゴいような気もしてくるなあ。ただですら薄いアメリカンコーヒーを倍に薄めて飲んだような気分です。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2010-04-04 17:03:53)
84.  バックマン家の人々 《ネタバレ》 
あー、なんですな、コレを語るには下世話な言葉の連発になってしまいますので、嫌いな方はパスしてください。 一応見終わって何を思ったかといいますと、「子供をもつのは素晴らしいことなので、無計画にどんどん作ろう!」ちゅーことですね。 原題は「親業」ですが、その前に、「作る」ちゅー過程がなければならんでしょうが。 そこのとこはどうなっているかというと、老いも若きもとにかく避妊はしない。 この作品世界では、子供というのは「ハプニング」でできることになっています。 計画出産をしようとしている唯一のカップルはおかしなことに、妻のペッサリーに頼っていることになっていて、夫のほうが妊娠させたくない側ですから、ペッサリーの穴に怒るより、あんたがコンドームをすればいいだけの話でしょうが(怒)。ペッサリーとコンドームと、どれだけ装着の手間が違うと思っているねん。こんなヘンな話はないので、妻がわざと穴を開けたことにしたいためのご都合エピソードでして、バカバカしくて見てられない。 そしてまた、この唯一の計画出産カップルは、「計画出産」というポリシーを不自然なものと「気付いて」「転向」することになっています。…あのなあ。 私は「ビューティフルマインド」とか「アポロ13」とかけっこう面白いと思ったんだよなあ。 冒頭だけ無意味にウッディ・アレンの真似を入れてみたりしてもコレは全くダメ。 そらあーた(ロン・ハワード)やアメリカ人(の大部分)がハプニング出産礼賛者で、若い頃にワンワンニャンニャンやって無計画に子供を作っているから少子化とは無縁なことはよくわかったが、そんなものを「ねっ素晴らしいでしょう」と押し付けるのはやめてもらいたい。 「神さまにお任せする」ということで無計画に子供を作っても、まともに育児をしてもらえない子供が増えるんじゃないのかい?それも神のご意思だからOKなのか。 そして声を大にして言いたいけれど、「なんでそんなにコンドームが嫌いなんだよ」。 使えよ、コンドーム。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2010-03-26 17:40:07)(笑:1票) (良:1票)
85.  アレキサンダー 《ネタバレ》 
確かに長いです。 それはオリバー・ストーンが「観客にもカレの遠征の長さに辟易してもらいたい」と思ったからかもしれません。「長~い遠征」=「長い尺」というまんまな行き方がストーンの発想らしいです。 オリバー・ストーン流に、英雄アレキサンダーの異常に長い遠征の理由を示して見せた作品。 それは、「ママが怖すぎて故郷に帰りたくない」というのが最も強力な動機で、「戦争中毒」というのが次に来るみたいです。バトルのアディクトであり、アドレナリンがドバッと出るもんだからやめられなくて繰り返す、ランナーズハイみたいなものです。 なるほど~、というのが率直な感想で、「そういう見方もアリ」かもしれません。 インドまで来たときに、彼の兵隊が「もういやだ」と言ったので仕方なく帰ることにした、というのは有名な話で、これをどういうふうにとらえてアレキサンダーと彼の遠征を解釈するかというのは面白い題材です。 そして、ストーンが思ったアレキサンダー像というのは「ママが怖く」て、そのわりにけっこう粗暴な若者で、コマカいことにはあんまりこだわらず立ち直りが早く、あんまりエバらない。というような感じでした。「偉大な王」はストーンにかかると町の人気者的になっちゃいますけどこれでいいのか。 …私は正直「コリン・ファレルなんてさっ」とバカにしながら見てました。コリン・ファレルが「大王」だといわれても「眉毛つながってんのに英雄だってさっ」などと悪口も言いたくなるというものです。 だが、そのうちになぜか「これでいいのかもしれない」と強引に納得させられる気持ちが芽生える。 ドロドロ血まみれで吠えまくりバカまるだしのコリン・ファレル。子犬の目をしたコリン・ファレル。 アレキサンダーにコリン・ファレルを使う意味とは「バカ」とか「無垢」を強調したいからでしょう。 ならばキューブリックに撮っていただいて、「バリー・リンドン」風にブラックな笑いを醸し出すと良かったと思います。それしか面白くする方法はない。オリバー・ストーンに笑いを期待するのはムリというものですよね。 あと、撮影で動物を殺していないかどうかすっごく気になった。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2010-03-15 14:55:29)
86.  ジョン・カーペンターの要塞警察 《ネタバレ》 
リメイクのひどさにさんざ悪態をついたのち、ちゃんと全部見ました。 オモロイわ~。 「要塞警察」の正当なリメイクは「ゴースト・オブ・マーズ」だったというべきですね。 カーペンターは、「要塞警察」では逃がせなかったウィルソンを、アイス・Tを逃がすことで逃がしてやったということです。 低予算短期間でこんなオモロイものを作れるとは、今さらしつこいけどカーペンターはスゴい。 このカーペンター独特の音楽、ベンベベベベン、ベンベベベベン、ちゅうお約束のベースノートがイカしているぞ(なんとなく笑えるけど)!カレ独特の「間」もこの時から健在だ。いきなり子供は死なす、黒人警官が主人公、掟破りとはカレのことさっ。 カーペンターの「間」って、いったいなんなのかと考えるに、現実の出来事ではマヌケな間って必ずありますよね。フツーにドラマや映画を作るときには「間」を摘んでドラマティックにしますけど、そのほうが見やすいですけども、リアリティを損ねるには違いないです。「間」を摘むほど、「舞台」に近くなります。カレはドラマに照れているうえ、「舞台」も嫌いなんだと思う。なおかつこの「間」は笑いも狙っています。 さて、「要塞警察」鑑賞中、私はゲラゲラ笑いました。登場人物の全員がシリアスであるにもかかわらず、いや超シリアスであるほど笑いを誘うようにちゃんと設計されています。 たとえばウィルソンですけど、こんな状況でも女に色目を使いつづけるという、もう「救いようがないほどバカなアメリカ男の生きざま」とかね。まるでそれが「義務」であるかのように、女を口説き続ける姿は、笑えるしなんだか憎めなくなってくる。「この期にいたってまだ口説いてるよ」あ~あ。あと、この状況でいきなり「シリアスじゃんけん」とかね。ほかにも笑いどころ満載。 ゲラゲラ笑ってください。カーペンターもそうしてほしいと思ってます。きっと絶対。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2010-03-14 18:56:20)
87.  I SHOT ANDY WARHOL 《ネタバレ》 
8bitさんご指摘ありがとうございました。原題で検索していませんでした。 そういえばジョン・レノンを撃った男の映画もありますねえ。 いかにもヒラリー・スワンクがやりそうな役柄ですがオファーが無かったんでしょうか。 この女性は単に「頭のおかしい人」ということで済まない何かがあるということですね。映画にする価値があると。 私も単に「ビョーキの人」ということでヴァレリーを評価してそれだけでいいのかという気持ちがあります。それはいったいなんなのか。 「労働を拒否する」「他人の寄付で生活する(物乞い)のが当然である(そして恥じない)」「自分の主張は絶対に正しい&他人に広めたい」…さてさて、これは何かと似ています。というか同じです。いろんな宗教の創始者の人生に。 ヴァレリーのしていたことは、基本的にキリストや釈迦と同じです。これは「教祖様」の取る態度なのです。教祖様と乞食は紙一重です。 私は実は、彼女の主張が「男性撲滅」であったことについては、あんまり重要じゃないのではないかと思っています。それよりも、「教祖と同じ生活態度を意識的に選んでいた」ということのほうを重視したい。 私の評価はこうです。まかりまちがえば、または時代が違えば、教祖になったかもしれない人間が途中で失敗したケースであると。 まあ彼女の思想が「男性撲滅」である限り、成功する可能性はありませんけども(女はみんな男が好きですからねえ)、内容が違えばヴァレリーには一大教祖になる素質があった。だから「内容」はあんまり重要ではないと思うのです。キリストにせよ釈迦にせよ、最初は周囲の人間から大顰蹙をかって嫌われていたに違いないのです。ヴァレリーと同じように。 そして、人間界にはときどきこういう人が出るのだと思う。成功することは稀なので、おおむね精神病院で一生を終えたり、野垂れ死にしたりするのだと思う。ヴァレリーはそのうちの1人…という目で見たらどうかと思うのだった。 作品としては地道な作りに好感がもてる。ただウォーホル役はもっと貧弱な体格の役者にするべき。 カレの貧弱な肉体と、その肉体が作り出したアートが無関係であるはずはないからだ。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-03-13 13:35:28)
88.  鬼ママを殺せ 《ネタバレ》 
ダニー・デビートはさあ…なんか、撮るほうには向いていないような気がしますね。 役者さんとしてはもちろんおいしいキャラで、「撮ってください」と言わんばかりの人物です。 だが「おまけつき結婚生活」といいコレといい、どうしてここまで不発にしてしまうかねえ、と私は出演者に同情してしまいます。 ビリー・クリスタルという、観客を笑わせないほうが難しいような役者を得ながらこのていたらくだ。…クリスタルは相当がんばっていました。こんなダメダメな脚本でも、全力投球していたと思います。なんだかスゲーかわいそうです。 だいたい、「ママを列車から捨てろ」という題名と内容が全然合っていないじゃないか。 あそこでは、殺しかねたママが絶妙のハプニングにより列車から転落するべきなのです。 その後は、転落したママの存在を世間から取り繕っていくことにより、新たな笑いが取れるじゃないですかあ。それで、実際にはママは死んでいなかったということでもいいし、何らかの偶然でママの死体が運ばれて絶妙のタイミングで発見される、ということでもいいのです。ママの死体が偶然ミンチになっていてソーセージになって2人の口に入る、というグロいオチでもかまわないのです。 …とにかくなんのオチもないこのシナリオで、いったいどうするつもりだったのかダニー・デビート。 冒頭の複線はなかなか良くても、いつもまとめられない。「不発」という言葉はカレのためにある、ような気がするのだった。もうカントクはしないほうがいいと思います。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2010-03-11 17:52:18)
89.  アサルト13 要塞警察 《ネタバレ》 
どうしてリメイクなんて考えたんだろうと不審に思うほどに、まったくの別モノですね。 リメイクちゅーのは、そもそも元ネタに対する愛から生まれるもののはずなのに、本家のほうの作品のことを、本気で愛しているとはとーても信じられません。 私は「要塞警察」を最後のほうしか見ていませんけども、それでもこれがバリバリのカーペンター印だってことはすぐにわかる内容だったし、カレが表現したかったものもよくわかる。 リメイクの作り手は、カーペンターとは比べ物にならない凡庸さしか持ち合わせず、TVサスペンスと変わらない内容に仕上がっています。なまじリメイクなどといって話題を呼ぼうとするからカーペンターのような奇才と比較されざるを得ず自滅するのです。リメイクという看板をはずすべきですね。 だいたい、主役刑事の挫折の過去などどーでもいいんです(それもいかにもとってつけたようなショボいものですし。)なおかつ、襲い来る敵との因縁とか正体なんて、もっとどーでもいいんです。それが要塞警察だったのに、そこんとこをそんなにはっきり説明しちゃってどうする。「8人よりも33人の部下と家族のためだ」とか言わせちゃってさあ…ダメダメだ。閉じ込められた恐怖も、理由もなく襲われる不条理感も、倒しても倒しても湧いてくる敵のブキミさも、生き物のように移動する車も、ぜんぶだいなしっ。 それよりも、あのクールな女刑事はどこへ行った。女といえば、リメイク版では、寒さカンケーなく露出度の高い格好をさせられて完全添え物扱いでした。精神科医に超美人は必要ないでしょう、いいかげんサービスとか願望をやめてリアリティを考えてもらいたいアメリカ人はさあ。なんのために秘書がエロくて網タイツにならないといけないのかね、外は大雪だというのに。 さて、女の扱いをテキトーにしていると、それは国家であっても企業であっても戦国大名であっても勝ち組にはなれないのが歴史の法則です。もちろん映画もそうです。 皆様これからは「女の扱い」がどーなっているのかをチェックしながら映画やドラマを見ていくことで、ダメダメな作り手を見分けましょう。有り得ないよなあ真冬に下着姿でウロウロと。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2010-03-09 20:26:57)(笑:1票) (良:1票)
90.  ダーク・ハーフ 《ネタバレ》 
はい、ぜんぜんおもしろくないですね。なんにもひっかからないです。 どうしてこういうことになるかというと、特に作り手が無能だからというわけでもないがやっぱりカレの場合はゾンビを出さないとおもしろくならないのです。 そして、どうすればおもしろくなったのかと考えますに、おそらく「自分の知らないうちに何かをしでかしている」とか「肉体を持ってしまった虚像の扱い」に集中して見せ方を工夫すべきだったのでしょう。…見たところ、な~んの工夫もしてありません。とーてものっぺらとしたシロモノで、ロメロは消しゴムでクレジットから名前を消したいと思っているに違いありません。 キングに寄りかかって、つまりはウルトラスーパーなストーリーテラーの力を過信して映像になっているものがいっぱいありますけど、やっぱりそういうことではダメで、キングものの場合は原作者を怒らせるくらいにカスタマイズされていないとおもしろくならないです。つまりキューブリックしか達成した作り手はいないということになりますけど。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2009-12-12 17:46:20)
91.  ザ・コア 《ネタバレ》 
アーロン・エッカートはさあ、悪いけど脇役顔だと思うんですよ。演技が下手とかいう以前に、主役を張ってはいけないと思う。このごろはなにか間違えて主役をやっているけどもさ。 とにかく私は好きじゃないんです。そして、今回に関しては、ヒラリー・スワンクの色気の無さに救われた気がします。これで帰りの艇内でいちゃいちゃされようものなら、最後まで見ませんて。 スワンクは要するに女性兵士とか女性警官とか女性消防士(?)とか、制服職業が向いてることがはっきりしました。もちろんナースとかスッちゃんは除く。 ヨケーな色気が邪魔になるような場面で、スワンクは輝く。なのに、間違えて妖艶な美女とかになってはいけない。 この手のサバイバルパニックを見ているときに、思うことは「誰が生き残るのか」「どういう順番で何人が死ぬのか」ということだけになります。だって、作戦が成功することはやる前から間違いないし(人類絶滅というエンディングは絶対無い。除くキューブリック)、誰か1人は生き残ることも間違いないので、観客の関心事はこの2点しか残っていないのです。 それでですね、エッカートが生き残ったことはどう考えてもおかしいわけです。こいつが一番死んでもいいはずでしょう。船の設計者が運転も可能であるなら、設計者が最後になるはずです。彼だけがいろんな事態に対処できるからです。そうでなければ、運転者が最後、その次が設計者です。クジ引きなんてありえませんぜ。 そんなわけで、エッカートを生かすためにリアリティを無視してクジ引きとかやるわけですけど、もうバカバカしくてやってられないぜ。 それでエッカートが犠牲になってスワンクだけが帰還するなり、二人で心中するなりというラストなら、まだ作り手の常識もなくはないが、ダメだこんなことじゃ。 あとなあ、ブルース・グリーンウッドの船長が必ず死ぬだろうってことが、乗船前からわかってしまうようなのはいけませんぜ。それじゃつまりませんぜ。 黒人を必ず殺すようなのはイカん。あの人こそ最重要人物のはずなのにねえ。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2009-12-12 17:27:33)(笑:1票)
92.  今日も僕は殺される 《ネタバレ》 
最初のほうだけ見て一旦中止し洗顔歯磨き等に励んでいる間にいろいろ考えまして、「イアンは病院のベッドで昏睡状態である」という結論になり残りを見ます。 ああ~、最初の30分くらいはワクワクしたんだけどもなあ、こんなものかなあ。がっくり。 「寄生獣」という長編マンガを思い出します。あれは果たして英訳されて海外に出たのだろうか。 しかし、「寄生獣」を見たとしか思えないですよね~。あの手。 そういう意味でビジュアル的に「なつかしい」感じもしました。 それにしても出だしは良かったんだからもうちょっとなんとかならんかったものか。 それと愛の力で変身したとかそういうのはあまりに手垢がついたテーマで、ダメだと思います。こういうのを作るときは、美しくまとめようとしてはいけないように思います。この手の作品は「なんでやねん」と思ったまま終わってしまうくらいでも、いいのではないかと思う。 …これってラストのとこからすると、なんとなく続編が出そうな気がする。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-12-06 18:33:51)
93.  リベリオン 《ネタバレ》 
なかなかがんばっているところもあると思います。 エミリー・ワトソンを使うとかその使いどころもツボを心得ていると思います。 ただ、この作品でとても苦しいのは「無感情」を映像で表現しなければいけなかったことで、そこはちゃんとできているとはいえないです。小説やマンガならなんでもないことでも、人間を写すとなると、「無感情」を描くのはほとんど不可能に近いことなのでしょう。 重要なテーマとして選択の問題があって、「無感情=平和」を選ぶか「感情=戦争や犯罪のリスク」を取るのかということですが、ここのところが追求しきれていないと思います。これこそが最も深いテーマであるべきで、残る作品にしたいならアクションに割く時間と労力を振り分けてでもそこを追求したほうがいいです。見ている誰もが「ふと、考え込む」くらいに。アクションなど添え物にすぎなかった「ブレードランナー」のカルト的栄華しかり、です。 そこんとこの手抜きが、イマイチこの作品を軽いものにしてしまっていて、B級でも「ブレードランナー」のようなカルトファンはつかないだろうなあ、などと思います。クリスチャン・ベールは独特の暗さがあってなかなかいいです。カレにこういう孤高なイメージは当たっていて、その後に演じた多くの暗い役柄にもつながっているように思う。白人で瞳がダークカラーの俳優さんはトクしている気がする。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2009-11-24 22:48:39)(良:1票)
94.  愛に迷った時 《ネタバレ》 
すんごい豪華キャストに名匠ハルストレムということで、いやでも期待が盛り上がったのだった。 が、「えっ。」という感想なのだった。そのイミは「えっ、これだけ?本当にこれだけ?」の「えっ」なのだった。 脚本がダメダメで、すべてのエピソードが中途半端に終わるんです。途中でジュリア・ロバーツが大騒ぎしたのはいったいなんだったのけ?意味ないじゃん? あまりにハラが立つので私が言いましょう。昼の街中で他人の亭主と平気でキスをするような女は、頭が足りないお子様状態か、カタギではない女です。しかし、どうやら相手の女は仕事仲間ぽいですから、フツーの勤め人らしいです。そうしますと、堂々と不倫をしているそのワケは、「よしんば誰かに見られてもかまわない。この人と一緒になる。」という本気状態と思われます。 本気状態で不倫をしているカタギの女が、相手の妻に見られてモメているからといって、おとなしく引き下がるはずはありません。これ幸いと、自分を認めさせに出てくるはずです。なので自然とエディの行き先は女のところになるか、逆に自宅に女が出入りするようになるのです。だからこういう場合妻のほうが出て行くのは損なんですよねフツーは。 それがそれが、本気のはずの相手の女は一切出てこず、話に絡んできませんから、これはもうエディが殺してしまったと思ったほうがいいくらいです。女が出てこないことで話が破綻しています。 そして、ほんとうなら相手の女が話に絡むはずなので、もっとドロドロするのが当たり前で、「夫の浮気を乗り越える方法=あきらめた夢に再挑戦する」なんてユル~い締め方になるはずはないのだ。 なんていうかこういう作品は、人気女優の観客動員力に乗っかって一発稼ぐために作ったとしか考えられないですね。そしてその金で本当にやりたいものを作ると。 やたらに馬を出してほのぼの感を煽ろうとするなど馬に失礼です。馬で行くならちゃんと馬のことを描いてもらいたいものだ。ダメだこういう映画は。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2009-11-24 21:57:57)(良:1票)
95.  ウェルカム トゥ コリンウッド 《ネタバレ》 
とてもとても残念な作品です。千原ジュニアのCMで「残念な映画」と言ってもらいたいくらいだ。 なんでかというと、私はサギと泥棒の映画が大嫌いで、極力見ないようにしているのだが、今回は「サギと泥棒」が無ければ本気で面白いと10点をつけたいくらい笑えるからです。 ソダーバーグとクルーニーがくっつくと、もれなく「サギと泥棒」映画を作っていまして、彼らがそんなに「サギと泥棒」が好きであることに驚きうんざりしてしまうのですが、私はそれ抜きで笑えるものが見たいのです。 確かに「サギと泥棒」でなければ出せない笑いがあるかもしれませんが、逆に「まぬけな犯罪者たち」に飛びつくのは笑いの作り手としては安易ではないでしょうか。「まぬけな一般人」より「まぬけな犯罪者」のほうが笑いやすいのは当たり前じゃないですか。 メイシーが呼び出しベルを放り投げるところとか、赤ん坊ネタはすべて良かったです。ならば、犯罪を持ってこなくても笑えるものは作れませんか。なぜって私のように「サギと泥棒」が嫌いな人のために~。 そして強調したいけど、「他人の持っているものを承諾なしに奪う」という行為に対して、成功すれば英雄扱いでもしかねない勢いの「ソダーバーグ×クルーニー」節には感心しない。 そこには「盗まれるやつがまぬけ」「騙されるやつがバカ」という特異な世界観が確かにあって、逆に成功すると「スマートでスゲーやつ」と本気で尊敬するという価値観があり、そのウラには「まじめにコツコツ働くやつは腰抜け」という本音も隠れている。 私はそういうのを布教することはやめてもらいたいのだ。映画の中くらいいいじゃないか、とは思えません。本作では10万円盗んで器物損壊しただけで「失敗」なのかもしれないが、基本的な哲学は「オーシャンズ」と同じでしょう。 でも、「ソ×ク」が今後犯罪路線を捨てるなんてことはまず有り得ないでしょう。せっかく笑える映画が作れるのに残念な二人だ。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-11-22 13:51:20)
96.  アイム・ノット・ゼア 《ネタバレ》 
ボブ・ディランそれは私にとっては「地獄の黙示録」の怪しいオープニング曲を歌ってる人。 そしてあまりに多くのアメリカ人に愛されてるらしい人。カレを大嫌いだという人がいない人。 そういう人やモノってあやしいと思うことにしましょう。圧倒的多数の人が好きだと思うものなんて、あやしくなくてなんなんでしょう。 そんなボブ・ディランのことを大好きな人たちが作ったコレですけど、まーウィキペディアくらいは引いてから見たほうがいいでしょう~。そいでないと確実にワケがわかりません。 ウィキペディア済みであっても、さらにワケのわからないリチャード・ギアのパートですが、ようするにボブ・ディランが好きだったというビリー・ザ・キッド幻想ですよね。 ここのパートと、黒人少年のパートは完全に「ボブ・ディランの勝手な妄想」なわけで、この作品では「妄想」もカレの人格の一部だとしているのですね。 まっそうやってディランて人は面倒をケムにまいて生きてきたらしいので映画もそういう感じなので、私は「ケム」部分を「これはケム」として認識したうえで「だいたいこういうことがあった」部分に注目してしまいます。 特に、ほかのパートと比べて非常に浮いているのがヒース・レジャーのパートで、ほかの役者に比べて体格もリッパすぎるし、やっていることがあまりに「生々しい」です。ツマとの不仲だの親権だの裁判だの離婚判決書だのと、「ビリー・ザ・キッド」を夢見る吟遊詩人的世界とはかけはなれています。 私はこれがカレの本質であって、あとのものは全部情けないヒース的部分を「ケム」するためだと言ってもいいのではないかとすら思う。もしもこの作品にヒース部分が無かったとしたら、「ザ・夢見る吟遊詩人」で済んでしまいそうではないか。 口から出まかせの言葉をテキトーにアドリブでギターに乗せたら「すごい詩を書くやつ。」と尊敬されてしまった…と言ってはファンに殺されそうですね。 なんでか知らないけど欧米では「詩が書けるやつ」がスゲーという伝統文化があります。なんか女にモテちゃうというような。たぶん識字率がけっこう低いとかディスレクシアの人がたくさんいるということと関係あるのかも。私は「詩が書けるやつ幻想」と呼びたいが、この作品を見るかぎりボブ・ディランはそれを利用して、そして被害者にもなったのかもしれぬ、と思いました。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2009-11-21 17:55:04)
97.  噂の二人 《ネタバレ》 
シャーリー・マクレーンっていいですね~。いいわ~。 いや、ちかごろ経年変化により女性の好みが変わってきたもので。あっ私もいちおう女なんですけど、それはそれとして、ガリガリのモデル体型の女優さんって、なんか味気ないなあ~と思うこのごろ。 ここでのマクレーンは、なんといってもマーサの持つインテリジェンスが隠しても隠し切れず出てしまうその感じ、いいですわー。そしてまた、二人の女優の演技の質の違いから、古き良きスター映画時代からリアリティを追求する時代への通過点を感じさせます。ヘプバーンはこの作品では今までと違うものが要求されているのにスター映画の行き方を捨てられないためにどうしたらいいかわからず、単に「抑え目の演技」になってしまっています。引き換えマクレーンは「俳優の顔が大写しになる」映画の時代が終わりかけていることを知っていて、新しい演技を意識しているように思われます。人びとがよりリアルで、よりナチュラルな映像世界を求め、映画の表現は変わっていくだろうということを予感しているかのようです。マクレーン本人はこの時点ですでにたいへん知的な女性だったのだと思います。まっその後あっちの世界の人になっちゃったりしますが、マーサを演じる女優としては、すばらしいです。 それでまあ、やっぱり私はヘプバーンにほとんど興味が無いんですが、しげしげと見ますと、あんまり美人じゃないですね。なんというか動物顔。色気はゼロです。色気ならマクレーンのほうが全然ありましたね。そんでもって、演技というほどのことは別にしないですね。セリフを読んでいます。 や、セリフ読んでるだけでも全然OKな場合もあるわけです。「ローマ」なんかまさにそうです。ヘプバーンの容姿で、セリフ読んでいれば、成立してる場合もあるわけです。それはそれでいいんです。でも今回は違うよなあ。ちょっとなあ。 これ当時としては相当いい脚本だし、別のちゃんとした女優を当てたら、マクレーンといい勝負で、すごく面白い作品になったと思うよなあ。もったいないなあ。 まーとにかくマクレーンが良かったです。あと、ムダを省いた潔い演出には拍手。 ぜひともカラーで見たかった作品です。緑の美しさが、より哀しみを誘ったことでしょうねえ。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-11-19 15:05:19)
98.  最‘狂’絶叫計画 《ネタバレ》 
かなりおもしろかったです。笑いながら見られます。 このあと1と2も見てみましたが、あまりに下ネタがきつくて私には向いていませんでした。3の監督さんは限度を心得ているし笑いのセンスがあるし、私はかなり好きです。小ネタもいちいち面白いです。 アンナ・ファリスっていいですね~。今回は「リング」に合わせて金髪になっていましたが似合います。 例によって多少のダメ出しをさせてもらうと、「8mile」を組み込む必要はぜんぜんなかったではないか。これはもう単に作り手の趣味で入れたのでしょうが、邪魔している以外の効果はなかったし。あとは、タビサのコケが不満ですね。重要なコケが2回あったのですが、どちらも不完全なコケで、がっかりです。あれは少女と別人が演じたのではないかと思われますが、コケ慣れていないみたいです。 子役の少年が可愛い!ドツき回されてもけっこう平気というキャラがとってもいいです。それから、大統領ネタもいいですね。どうせならパパ・シーンにやらせたかったところですが、それはムリというものでしょう。マイケル・ジャクソンも意外性があって良かったですね。一番好きなシーンをあげるなら、たくさんあって難しいですが、アーキテクトVSシンディ(フロムマトリックス)でしょうか。メーターを見ないでコインを入れるところからもう好きです。おっさんが床にカタカタ足をつけながら振り返るところなんかたまりませんね。 他にも気の効いた小ギャグがいっぱいで楽しいです。女性の方は、1と2を見ないで3だけ見ることをおすすめします。4もあるらしいですが、CSで放送されるまで待つか~。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-11-02 16:20:27)
99.  ハンニバル・ライジング 《ネタバレ》 
ホメたいところもあるのですがまずはダメ出しをはっきりしてからにしたいと思います。 コン・リーが日本人だって?? 冗談やめてくれよ。んで原爆で家族が死んだって? んなわけないだろコン・リーが。 勘弁してくれよ本当に。東洋人なら誰でもいいって態度はさあ。サユリとかさあ。 一言も日本語をしゃべれないコン・リーに日本人をやらせるというのは、日本人バカにしてると私は思うからね。日本で売らないつもりならともかく、やめてくれよ本当にこういうの。 私はさあ、島田陽子でも許しましたよ。丁度いいじゃあないですか。コン・リーじゃ若すぎるしさ。往年のSHOGUNファンの外国人も喜んでくれるしさあ。いいじゃないですか島田陽子で。 それからなあ、究極のチカラを手に入れるために「東洋の神秘」が必要だったっちゅう設定はどうかと思いますよ。ベスト・キッドじゃないんだからさあ。だいたいヨロイカブトや真剣を海外に持ち出すか?あんまりイージーすぎて開いた口がふさがらない。そして基本的にですね、日本人の中年女だったら、エロで年下の美青年を虜にするなんてことはありえないわけです。岡本かの子は例外中の例外ですから、まずそういう日本人の女はいません。 日本人の女にエロを期待されてもダメなのです。そこんとこわかってないよなあ。 そんなことで、「東洋の神秘」を出したことと若すぎてエロすぎるコン・リーを出したことと、もひとついえば、すべてが時系列なものでまるで「あらすじ」を見せられているように感じられるところがダメです。なんというか、未熟な作り手と思われます。私が作り手なら、老婆になって盲目のムラサキが、介護人に回想を語る場面でつなぎます。そしてもちろん、その聾唖(のふり)の介護人は…なのです!こっちのが良かったと思いませんか。 しかし唯一、ウリエルくんはイイ!!というかウリエルくんだけが、みっけものでした。この子は凄みがあるし、アクションもイイ。よくこんな子を探してきたなあ。 さて常々私がハンニバル・レクターにふさわしい俳優だと主張しているイギリスのジェレミー・ブレットですが、ウリエルくんが中年になったらまさしくカレの風貌になりそうではないですか。ついつい喜んでしまいました。間違ってもアンソニー・ホプキンスのような町工場のオヤジ顔にはなるわけはありません。だれだホプキンスを起用したヤツは責任者出て来い~。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2009-10-30 21:50:58)
100.  スルース(2007) 《ネタバレ》 
とてもつまらなかったです。 実をいうと監督とキャストにつられて録画する気になったのですが、俳優としてはともかくブラナーは作り手にはあまり向いていないのではないかと思いました。 老獪でリッチな作家、浪費家で尻軽な妻(出ては来ないが)、美形で貧乏な若い男、ああなんというつまらない設定でしょう。 ここからどういう新味が出てきて、見るものを退屈させない展開へ導くというのでしょう。それはとうていムリというものだ。元ネタがどうとかいう言い訳は関係ない。 それになあ、あのハイテク屋敷はダメだ。大失敗。 そこに住む人に対する想像力をすべて拒絶するハイテク仕様の家。そこを狙ったとはいえ、ヨケーに舞台ぽくしてしまって少ないリアリティをさらに少なくした以外の効果はなかった。 ブラナーが出るものはともかく、ブラナーが作ったものはもう見る気がしないですね。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2009-10-29 14:49:51)
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