81. ベイブ
《ネタバレ》 豚が主人公? どうせ子供向けでしょ。 ってことで長らく敬遠していた本作をようやく観ました。 予想外に面白かった。動物の命を食って生きているというエグい内容も ちゃんと入っていて、きれいごとに留まっていないのが良い。 最後 暗号を使うのはちょっと宜しくない気もしたけど、それだけで萎えるようなことでもなかったかなと思う。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2020-08-21 15:27:48) |
82. スクール・オブ・ロック
《ネタバレ》 型破りな先生が生徒を変えていく。GTO、ごくせんなど日本にも色々あるが、この先生のダメ度はかなりのものに思う。 なぜ制作が米・独なのか知らないが、ドイツの学校は この映画で描かれているような厳しい印象があるので、こういう開放的な内容が受けるのかも知れない。 吹き替えで観たけれど、歌の場面では無理に吹き替えしないで 原音に字幕を付けていたのが好印象。無理に声優に歌わせている洋画もあるけど、大概良くない。 校長のジョーン・キューザックを「ジョン」と勘違いしていて、男性が女装しているのかと思って視聴していた(恥 [CS・衛星(吹替)] 7点(2020-08-16 17:56:58) |
83. KUBO/クボ 二本の弦の秘密
アニメや雰囲気は中々良かったので、ちょっと平凡なストーリーが残念に感じた。 [地上波(字幕)] 7点(2020-08-13 18:13:50) |
84. 夕陽の挽歌
前半は かなりユルイ。銀行強盗シーンは映画史上最ユルではないだろうか。全てがかったるく過ぎていって、こっちもダル~くなっていく。でもつまらないから、観るのをやめたくなるということではない。 そして後半、段々悲壮感が漂っていき あっけなく終わる。まあ実際、普通の人の普通の人生なんて 映画みたいに派手なことは中々起こらないわけで、リアルと言えばリアル。ユルさがつまらなさに繋がらない、不思議な映画。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-06-29 22:14:58) |
85. 恋人たちの予感
とにかくセリフが多い映画という印象。常に誰かが早口でしゃべっていて、無音の場面が珍しいぐらい。 脚本家・監督が静寂に耐えられない人なのかな? で、字幕に違和感のある部分があったのだが、最後に「翻訳:戸田奈津子」と・・・リスニング力のある人は、なるべく字幕に頼らないことをオススメします。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-06-15 22:48:10) |
86. ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション
つまらなくはないんだけど、驚きもない。スパイ映画のテンプレに沿って、丁寧に作りましたよーって感じ。 130分の映画を160分かけて放送するフジテレビ・・・ [地上波(吹替)] 7点(2020-06-03 21:30:27) |
87. ドライビング Miss デイジー
人種差別とか老老介護といった重いテーマを扱ってはいるが、役者のうまさもあってか 落ち着いて観ることができた。 ホークの家庭を全く描かないところは、仕事に私情を持ち込まないというのを描いているのかな? [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-05-29 16:34:55) |
88. ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル
つまらなくはないんだけど、想定内という内容。 スパイ物って もうやり尽くされてて、目新しさを出すのは相当難しいんじゃないかと、この作品観て思った。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-05-09 12:39:59) |
89. バファロー大隊
《ネタバレ》 主題が「肌の色で罪を決めてはいけない」という正義なので、好意的には見たくなってはしまう。 でも最初から その流れは読めてしまって、ハラハラ感が無い。ラトレッジ軍曹の悲壮感は好演されているが、脚本的にあまり生かされていないように思う。 とはいえ、この内容を快く思わない白人もまだ沢山いたアメリカ社会で、作品を世に出した功績から考えて、6点以下は付けにくい。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-03-26 22:03:04) |
90. 七人の無頼漢
タイトルは「七人の侍」が1954年なので、関連性があるのか無いのかよく分からない。あまり「七人」は意識しないほうがいいかも。 西部劇にハードボイルド・テイストが混ざっているというと、ちょっとずれるのかなあ。男の不器用さが描かれている感じ。 まあ本作の見所は、なんといっても景色でしょう。美しい大自然の中を走るカーボーイが綺麗によく撮れている。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-03-23 21:25:18) |
91. 48時間
自分でも意外だったけど、ルパン三世を思い出してしまった。犯罪者と一匹狼の刑事との協力っていうプロットもそうだし、音楽や風景描写なんかにも似た点が感じられた。 エディー・マーフィーの演技が初々しいなあと思ったら、デビュー作なんですね。まだ大人しめだけど、彼らしさはちゃんと出てました。 ストーリー自体は特に目新しさは無いけど、肩の力を抜いて見れば 普通に楽しめる映画。 [地上波(吹替)] 7点(2020-03-04 21:59:14) |
92. リメンバー・ミー(2017)
《ネタバレ》 これ見た子供って「偉人扱いされている人も、クズ人間である可能性がある」ってのを学ぶんだろうか? 自分の子供の頃を振り返ると、そういう趣旨の作品って あんまり出会わなかったような・・・。ある時点までは 汚い現実を知らずに生きていくのも ありかなあと思うが、現代社会がそれを許さないのかね。子供であっても、ある程度人を疑う能力が必要なのか・・・ [地上波(吹替)] 7点(2020-02-23 20:32:32) |
93. 地上最大のショウ
《ネタバレ》 一応最後まで見続けることは出来たけど、やっぱりちょっと長いと感じた。特に色恋沙汰は冗長かな。 CG入れまくりの現代映画と違って、苦労して撮影してるのはアリアリと感じられるところは良かった。 内容を楽しむというより、資料的に知るという要素のほうが強いかな。 一番印象に残ったのは、パレード中に半透明になりながらブランコに乗るヒロインでした。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-12-24 13:20:14) |
94. エグゼクティブ・デシジョン
《ネタバレ》 特に目新しく感じるところはないが、王道のフライトパニックものとして普通に楽しめた。 「スーパーマンがミス一つせず完璧に解決」って奴じゃなくて、それなりにヘボいこともするところが好感が持てる。 [地上波(吹替)] 7点(2019-09-23 21:12:05) |
95. 日の名残り
派手な演出はないものの、「執事」という一般的な日本人には馴染みがない職業人の「人生を垣間見る」という点において、きっちりと仕事をしていただいた感が強い。そしてやはり、ホプキンスの好演が大きな魅力になっていた。 起伏があまり無いからこそ、複数回の鑑賞に耐える映画だと思う。音楽には環境音楽というのがあるが、環境映画とまで言うと言い過ぎか・・・ [CS・衛星(吹替)] 7点(2019-07-18 14:19:32) |
96. 突撃隊
《ネタバレ》 戦士としては優秀だけど、上官に逆らって失敗する。でもその責任を取るかのように、命をかけて突撃し、トーチカを攻略する。 原題は「地獄を通り抜けたものが英雄である」なのか、「英雄とは呼ばれても、所詮は人殺しであり 地獄が待っている」なのか含蓄がある題だが、邦題は・・・ 最後の突撃シーンを除いては、舞台で再現できちゃいそうな低予算ぐあいですが、ちゃんと最後まで観られますね。 [試写会(字幕)] 7点(2019-04-22 09:44:05) |
97. 決断の3時10分
《ネタバレ》 「敵同士だったのが、同じ時間を過ごす内に お互いを認め合うようになる」ってプロットが、きれいに描かれてますね。 西部劇というと早撃ち等のガンアクションがメインのものも多いけど、本作は心理面に注力してるのがよく分かります。男の美学を映すハードボイルドものですね。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-04-22 09:26:59) |
98. ヴェラクルス
西部劇にありがちな単純な勧善懲悪じゃなく、主役の悪い部分もちゃんと描いてるってのが好感が持てる。この時代、真っ正直じゃ生きづらい時代だろうし。しかし、グイグイ引き込まれる面白いストーリーかというと、そうでもない。淡々と観ていられる感じ。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-04-10 07:21:38) |
99. ブリッジ・オブ・スパイ
《ネタバレ》 冒頭に"based on"ではなく"inspired by"とあったので、ほぼフィクションなのかと思って観てました。鑑賞後に確認したら、裁判結果も2対1の交換に成功したのも事実だったんですね。ということは、結果以外の交渉過程がほぼフィクションということなのかな? まあ国家機密に当たることなので もちろん暴露することなど出来ないし、制作陣も元から知らないってことでしょう。 で、これも当たり前だけど、ソ連と東独はひたすら悪く描かれる。米国側の暗部も一応描かれているけど まあ全体的には「米国は正義」ってなっちゃいますよね、そりゃ。 この事件自体を知られたこと、また俳優陣の良演技で 満足感は得られました。(ドイツ語・ロシア語?部分が全く字幕なしだったのはちょっと不満) [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-03-25 23:19:11) |
100. ミルドレッド・ピアース
《ネタバレ》 ヴィーダとベラゴンが醜悪過ぎて、やり過ぎに思えてしまう。まあ出来の悪い子ほど可愛いともいうし、そういう甘やかし過ぎの親を批判する意図があるのかも知れないけど。もう少し、可愛げがあるところを見せた方がリアリティが出たのではないか。 とはいえ戦争中にこれだけのクオリティの映画が作れるんだから、日本が負けるのも当たり前だよねえという感想も持っちゃいますね。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-03-22 21:21:13) |