Menu
 > レビュワー
 > 奥州亭三景 さんの口コミ一覧。6ページ目
奥州亭三景さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 826
性別
メールアドレス sankei_o@olive.freemail.ne.jp
自己紹介 あたしは見ている映画は数あれど、
思い出せずにREVIEWが出来ません(笑)
我が心の師である、淀川長治氏の”愛ある批評”を目指していますが
ストレスが溜まってるのか、最近は毒舌が多くなりました(笑)
そんな愉快な奴ですが、お見知り置きを

好きな映画ジャンル
 戦争映画、コメディ映画、ドキュメンタリー映画
 スポーツ映画、実話系映画、

苦手な映画
 スプラッタ系ホラー映画
 (子供の頃に失神して以来、トラウマなんです)
 最近のハリウッド系映画

”特に”好きな映画監督
 チャールズ・チャップリン、黒澤明
 80年代前半までのスピルバーグ、ジョン・ランディス
 マイケル・ムーア、井筒和幸、大林宣彦

好きな役者
 懐かしい名前しか出てこないので書きません(笑) 

好きな映画評論家
 淀川長治(本当に評論家の究極な方でした)
 荻 昌弘(視点と分析力、好きな映画への熱弁が素敵な方でした)


表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1234567891011121314151617181920
投稿日付順1234567891011121314151617181920
変更日付順1234567891011121314151617181920
>> カレンダー表示
>> 通常表示
101.  アニマル・ハウス
あーなんで投稿してなかったんだろう?この映画好きなんですよ。典型的なドタバタなんだけど、ランディス特有の派手で大げさな演出とかベルーシのキレの良い演技はやっぱり何度見ても良いですね。
[映画館(字幕)] 8点(2005-07-11 00:09:59)
102.  トロイ(2004)
なんだろうな、中途半端な感じが否めない話になってしまった感が強かったです。パリスが腑抜けなのか勇敢なのかハッキリしないし、アキレスなぞは、徹底した悪役として描いた方がもっと面白くなったんじゃないかと思うんですよね、視点の置き方が散ってしまっているので、壮大なスケールの物語を撮っても、それほど雄大な感じがしなかったんですよ。CGで軍船を大量に並べたり、兵士を水増ししてるのだと思うけど、あまり効果的な感じがしなかったのはあたしだけでしょうか? 戦闘方法については一応文献を調べてはいるのかなぁ、但し、集団戦闘だけですけどね。まぁ、映画で映えるシーンを撮らなくちゃいけないのでしょうから、あまり地味すぎてもいけないですけど、ヘクトルとアキレスの一騎撃ちの際のアキレスの槍さばきは本当に中国の短槍術みたいで、あんなの実戦ではムリだよ、っていうツッコミを思わず入れてしまいました。剣の使い方もお世辞にも徹底していなくて、コーディネーターがどんな指導をしたのか、ちょっと疑問を感じています。  オーランド・ブルームは人気はあるのだろうけど、まだまだ、って気がします。もうちょっとあのヘタレぶりが上手ければ、評価も出来るのですけど、役どころが中途半端なだけでなく、演技的にも中途半端に見えたんですよね。顔がイイだけに勿体無いですね。 
[DVD(字幕)] 5点(2005-06-07 19:06:38)
103.  エネミー・ライン
戦争アクション巨編とか宣伝文句に書かれてるけど、巨編と呼べるほどの物ではないなぁ。 最近のハリウッド映画に漏れず、派手さばかりが目立ち、それで”迫力ある”と思わせるのには閉口。地雷が連鎖的に爆発するシーンは呆れるばかり。ああいう爆発の仕方はしないし、あんな所で派手なアクションを見せる必要性も無いですね。トレーサーも演技が上手いのだけど、演出がぞんざいな感じがしました。 
[地上波(吹替)] 4点(2005-05-30 11:44:51)
104.  Shall we Dance? シャル・ウィ・ダンス?(2004)
オリジナルの面白さを知ってるので、 リメイクがどのようになるのか少々期待していたのですが・・・ うーん、やはりアメリカ人向けになってますね。 内容はほとんど同じ、台詞からカット割りまで真似てくるとは思わなかった。 リチャード・ギアはかなりオリジナルを研究してたとの噂だけど、 予想通り、オリジナルとはメンタル面でかなり変えています。 勿論、悪いことではなくて、それは文化の違いだから仕方が無いところですが。 そういう意味で、夫婦の関係、同僚との関係などもかなり違いがあるもんだな、と 関心してしまいました。  個人的にはオリジナルで役所広司の演じた中年男の悲哀みたいなものが 気に入っていただけに、リメイクの変な明るさがやはり本質的な面白さを 表現できなかった様に思います。 でも、アメリカでオリジナルの様な感じはあまり受けないのも確かで、 そういう意味では、日本以外の国では比較的受け入れ易いのかもしれません。  ジェニファー・ロペスは多分、有色人種層向けの配役なのかもしれないけど、 申し訳ないけど彼女にワルツは似合わないですね。 確かに彼女は踊りは上手いかもしれないけど 途中に入っていた彼女のダンスシーンで、いろんなダンスをごちゃ混ぜにして 踊ってしまうのは如何なものかな、という感じがします。 オリジナルの草刈の様に感情の起伏とかを もっとドライに見せた方が面白いかもしれないですけど、 それだと多分アメリカでは受けないのだろうなぁ。 (思い起こすと草刈民代は、結構役作りが上手かった)  脇も良くもこれだけ似たようなキャストにしたと感心でした。 しかしこちらもオリジナルに似てるけど、オリジナルとは違った表現になるのは 仕方ない所だけど、改めて竹中、渡辺、田口、徳井という個性的な役者の良さが わかったような気がします。
[映画館(字幕)] 7点(2005-05-20 14:46:33)
105.  僕はラジオ
実話をネタにしている映画で、お涙頂戴でもなく、あざとい部分も無く、劇場公開では損をしてるんじゃないかと思える程、地味な映画です。驚いたのはコーチの娘役の彼女。新人との事だけど思った以上に演技が上手くて、これ一本で終っちゃうと勿体無いかなー、なんて思ったりしました。主演のキューバ・グッディング・Jrとエド・ハリスの演技は当然ながら見事なんだけど、デブラ・ウィンガーを久々に見て、ちょっと感動(ショルタリング・スカイ以降見てなかったので)こんなに落ち着いた感じだったカナ?というのが印象。しかしアメリカには本当にいろんな感動を呼ぶ話があるね。それを素直に出せる環境があるのもうらやましいです。
[DVD(字幕)] 8点(2005-05-07 12:32:55)
106.  モンスター(2003)
凄いねぇ。アイリーン・ウォルノスの記録映像見たことあるけど、かなり忠実に真似してる。 相手を威嚇する時の表情とか、目を剥いて相手を見る表情とかは完全にアイリーンなんですよ。 但し、これは意図的なのかも知れないけど、所々でヘンな美しさを見せてしまって、これが残念かなぁ。多分、女性にしか表現出来ない部分というのを上手く見せているのだけど、かなり哲学的な表現がされてるので物凄く重く出来てしまっていて、それが評価を上げる働きと下げる働きをしてると思います。良い映画であるのは間違いないのだけど、この映画が、アイリーンの供述調書、裁判記録、本人からの聞き取りからシナリオが起されている居る事に注意しなくてはいけないでしょう。彼女は虚言癖があったし、人格障害が見られた事も事実で、その意味ではかなり美化されている個所があると思われます。この映画でシンパシィを感じてしまうというのは危険だと思います。ふと、気が付いたのだけど、この映画、「俺たちに明日はない」に非常に似てるよね。傍観者として見るのが一番良いみたい。
9点(2004-11-04 21:10:34)(良:1票)
107.  ファインディング・ニモ
ディズニー作品という事で毛嫌いする人が多いのだけど、ディズニーには無いテイストがありますよね。それがピクサーのいい所だと思います。まぁ、技術的にはCGの使い方の上手さ、特殊効果の丁寧さ、水の映像表現の巧みさなど、見るべき点は多いですが、ストーリー的にはちょっと面白みに欠ける気がしました。前作の「モンスターズ・インク」の方が圧倒的に面白いの。多分、物語の中に道徳的な観念を入れる事が面白みを無くしている要因の一つだと思うのだけど、同じ事は前作でもやっているのにこの差は何だろう、と考えるとやはりシナリオの出来の差かなぁ、と思わずにはいられません。 声も上手いよね。ナイジェルのジェフリー・ラッシュ、ギルのウィレム・デフォーっていうのはちょっと表情まで本人達の姿がにじみ出るようでそれが物凄くいい味出してると思うなぁ。 日本語吹替えの起用はディズニー作品の中にあっては本当に上手いです。これは「トイ・ストーリー」の時から思っているのだけど、ピクサーの映画の場合、話題性より演技を求めてる所がある為かもしれない。結果、それが話題になるって気がしますね。 音楽センスもいつも結構良いのだけど、今回はそれ程でもなかったかな。
6点(2004-09-20 15:24:19)
108.  U-571
やっぱり、「Uボート」見てるから、どうしても奇麗事の多い話に見えて面白みがありませんですね。まぁ迫力という意味では今のハリウッド大作でありがちな、ド派手な演出使ってるから派手ではありますが、潜水艦にあれだけ至近で、あれだけの数の爆雷が爆発してながら、船体が持ち堪えてしまったり、魚雷1本を艦首に受けて、あんな派手な轟沈する駆逐艦見せられると気落ちします。エニグマが連合国に渡った経緯でイギリス軍が激怒するのも頷けます。ああいう所で脚本家の配慮の無さと認識不足がでてしまったかな。あれじゃアメリカ軍の功績大ですものね。まぁ、普通に見れたけど、演出で開いた口が塞がらなくなったのでこの点数です。 
4点(2004-09-20 14:17:17)
109.  アトランティス/失われた帝国
どーも、ディズニーは「ライオンキング」以来パッとしない。パクリと言われても仕方ないですよ。出来もお世辞にも良いとは言えなかったし、シナリオ展開も雑にしか見えませんでした。ラピュタとナディアのどちらの比率が高いかというと、ナディア自信がラピュタ的なイメージから企画されてるドラマ(勿論、庵野秀明独特のラピュタでは想像も出来ないセンスのネタも満載だけど)なんで、企画的にはラピュタ、ネタのパクリ具合はナディアなのかな、なんて思います。 役者(声)は意外と上手かったと思います。ただし、これは英語の方の話で、日本語吹替えはもう、笑うしか無い状態です。海外のアニメにネームバリューや話題性だけで有名タレントが吹き替えをする事はよくある事ですけど、日本ほど声優という存在の発達している国でそれも無いんじゃないでしょうかね。平幹二朗はまだわかるんですよ。あの世代は吹替えやナレーションなんてのをこなす人が多かったし、声だけの表情作りにも長けてるから。でも、他は残念かな。敢えて言えば、柴田理恵はオーバーアクトだけど絵には合ってた、長野博もオーバーアクトだけどこっちは完全にミスマッチと感じてます。木村佳乃はかなり無理して声を作ってる感じがするのは気のせいかな?そういう意味ではキッチリと台本通りに演じてるのだけど今ひとつ面白みや感情が移入できるまでの表情が感じられませんでした。  
3点(2004-07-28 03:09:27)
110.  ロンゲスト・ヤード(1974)
あたしがアメラグ(古いね、どうも)に興味を持った恐らく最初の映画。 とにかくテンポの良さ、判り易さを公開当時も感じていて、全く知らない筈のスポーツで何故これだけ面白く感じるのかが不思議な映画でした。今見るとディテールはあまり凝ってないのが判るのだけど、それでも不思議と惹きつけられる魅力があって、なんとなくそれをあの当時も感じてたのでしょうね。バート・レイノルズの魅力を見せつける為の映画なんですけど、何故かあたしはエディ・アルバートのいやらしさも好きだったりします。刑事コロンボのゲスト出演の時も思ったのですけど、若い時と歳をとってからの演技が同じ筈なのに物凄く変わって見えるというのはちょっと凄いんじゃないかな。
8点(2004-06-05 21:47:42)
111.  サボテン・ブラザース
いいよね。典型的なバカ映画。SNLで名を馳せたチェビー・チェイス、スティーブ・マーチンそれと落ち役のマーチン・ショート。あれだけアクの強い役者が3人もいて、出来上がりはランディスの望みの通りのB級映画に仕上がっているのはすごいね。オープニングの3人の歌(テーマソング)がまたイイ!!さびの所なんか、忘れたくても忘れられないです。エンドクレジットも良くみると面白いよ。
9点(2004-05-03 18:17:49)
112.  ラブ・アクチュアリー
物凄く良かったですよ。 アンサンブル形式に複数の恋の物語を繋げてひとつの物語にしているのですけど、 これが判りにくくて、最初に見ると戸惑うかもしれないですね。 この手の映画は最近ではあまり見られなくなっているので それにどれだけ慣れているかと言う事が実は勝負になってくるのですが、 あんまり肩肘張らずに気楽に見たほうが良いでしょう。 オープニングとエンディングで語られるメッセージと空港での人々の再会の挨拶が実はこの映画の基本であって、それを物語として”こういう愛の形もあるよ”と見せたのが映画の中身なんでしょう。 それと、ぜひ注目して欲しいのが音楽、冒頭の落ちぶれたロック歌手の歌から始まって ビートルズにつながり、ラストはマライア。全編ラブソングというこの構成には参りました。 クリスマス前からクリスマスまでの物語なので、残念ながら日本での公開が遅れた事が悔やまれます。 「フォー・ウェディング」「ノッティングヒルの恋人」「ブリジット・ジョーンズの日記」という ハリウッド映画と違った独特な雰囲気の映画を作る、ワーキング・タイトルらしい映画ともいえます。 残念ながらこの映画はPG-12指定なんですよね。 映画の撮影シーンとしてセックス描写があるためだと思うのですが、 お子さんがいる方も出来れば一緒にご覧頂きたいです。 あたしって英国映画に水が合うみたい。(笑) 
9点(2004-05-03 18:16:15)(良:1票)
113.  ワイルドキャッツ
簡単に言ってしまえば「がんばれベアーズ・フットボール編」でしょうか。ゴールディ・ホーンが40歳の時の作品ですか。いい老け方してますよね。もっとコメディエンヌとしての表情が全面に出るのかと期待してたのですけど、思ったほどでは無くて残念でした。 フットボールのシーンについてはやたらにゴールディ・ホーンのフィールドゴールのフォームが綺麗でビックリでした。他は・・・うーんお世辞にも上手いとは言えないかな。ま、プロでは無いから良いですけどね。 最後にオマケ。以前ビデオで見たときにはきちんとボカシが入ってた筈だけど、DVDではしっかりスナイプスの・・・が見えます。良いのか、こんなの売って(笑) 
6点(2004-05-03 18:10:13)
114.  シンドラーのリスト
「プライベート・ライアン」と比べたら断然こっちの方が良い。でも偽善的な感じは否めないし、もっと他にもユダヤの英雄には居るのにそれをネタにしなかったのはどうなんだろう?杉原千畝やユダヤ人を海外に出国させた外交官達も映画化したらあたしはスピルバーグを大いに評価したい。
6点(2003-11-29 23:37:16)
115.  チャップリンの独裁者
純粋な人だったから出来た映画じゃないかと思います。トーキーであることを忘れさせるほど無口な床屋の滑稽な演技と観客を圧倒してしまうラストの演説。最後にハンナに宛てるメッセージは実は母親へのメッセージであると言うのは有名な話ですけど、そこにこそ彼が言いたかった何かがあるんじゃないかと思います。彼のトーキー映画としては秀逸であると思います。
10点(2003-11-29 23:24:07)
116.  スター・ウォーズ/帝国の逆襲
仕方が無いのだけど、エピソードが進むにつれて映像技術が進化して同じ話なのに出てくるメカもなんかちょっぴり進化して(笑)、そういった中でこの作品は本当に面白かったです。特撮好きならわかるホスの戦いの映像の凄さはルーカスの映像にかける情熱がスタッフに伝わってるのが良くわかる。ただ、ちょっと2時間の中で細かいエピソードを詰め込みすぎたかな、って感じはどうしてもしてしまうのが今思えば残念かな。シナリオの節目で、後(3作目)に繋がる台詞とか多くて、そのくせ3作目の公開まで時間が掛かり過ぎたので、大事な所を忘れていて、3作目を見たとき、話を繋げるのがたいへんでした。
10点(2003-11-29 23:17:33)(良:1票)
117.  ブルース・ブラザース2000
前作を踏襲している点で前作を見てないと、当時の彼らが18年でどうなったとかいう部分のネタがわからないんだけど、そう言う事を差し引いて見ても面白い。ネタとしてはかなりSFファンタジー的な要素が入って困った部分もあるけど、ブルースブラザースだからOK(笑)。基本的には18年経っているけど、同じ事を繰り返しているっていうのがミソなんだろうね。ジョン・グッドマンやジョー・モートンも見事にベルーシの代役を果たしたね。ブルース・モービルも念願の「潜水」やったし、エイクロイドも満足したんじゃなかろうか。
8点(2003-11-29 23:09:33)(良:1票)
118.  RONIN
内容的には面白くなる要素はあるし、途中の計画の段階の面白さはあるのだけど、最後は結局派手さが前面に出てしまったのはちょっとばかり残念ですね。皆さんがおっしゃってる通り、カーチェイスは面白いんだけどそれ以外が浮いて見える感じがありました。
6点(2003-08-06 12:29:31)
119.  マイ・ビッグ・ファット・ウェディング
これって別にギリシャに限った事ではないなぁ、と楽しみつつ見てました。別にスペインでもイタリアでも成立するのだと思うけど、敢えてギリシャなのがまた滑稽に見えるんだろうね。でも、日本だって名古屋の嫁入りとかあたしの住んでいるとこみたいな田舎に感覚が似ているんじゃないかな。(笑)そう思うと余計に楽しかったですね。まぁ、表現としてちょっとばかり行き過ぎている感がしないでもないけど、これは映画なんだからOKでしょう。主演の女優はこれがまた演技が物凄く上手いなぁと思いました。凄く自然に見えて不自然な雰囲気を出したり、その逆を見せたりとこの辺の上手さは舞台出身者に多い気がすると思って調べてみたら、「セカンド・シティ」に所属してたっていうじゃないですか。なんとなく納得でした。大当たりする映画じゃないですけど、コメディとしてもちゃんと誰が見ても判る作りをしてあって、良質な映画だと思いますね。
8点(2003-08-05 19:41:19)(良:1票)
120.  北京のふたり
いささか設定に無理があるし、法廷劇にしたかった訳でもなさそうだし、サスペンスと言うほどの緊張感は無いでしょ。被告と弁護人の恋愛になるわけでもなくて当然ながら派手なアクションなんて望めない。政治的に何か訴えるものがある訳でもない。本当に中途半端なんですよ。でも困ったことに中途半端に面白いんですよ。(笑)敢えて言うなれば、ものすごく偏った映画ですよね。なんか出てくる中国警察官が70年代の映画に出てくるアメリカの片田舎の警察官そっくりだし、おまけに「ランボー」のパクリと言われてもおかしくないカットもあるしね。全然こういうところを制作は気にしないんでしょうね。コメディ以外でこんなに海外の警察と司法を侮辱した映画も珍しいよね。まぁ侮辱して無いと、この映画は成立できないんだけどね。しかしあれほど無能なアメリカ大使館員ってのは笑えたなぁ。まるで亡命希望者を守りもせず国際的に非難されたどこぞの国みたいだよね。
4点(2003-07-16 22:26:14)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS