101. モンキー・ビジネス
特にストーリーのないドタバタコメディ劇でした。内容的には凡作ですが、ケーリーグラント目当てで見たので、彼が恥も外聞もなく暴れ回ってくれているので、個人的には充分満足できました。特に自らを短髪にしたり、インディアンごっこする姿には涙。テレビ放送時の新聞の作品解説は「若返りの薬を発明した科学者が、自分も薬を飲んで若返り、上司の秘書と恋に落ちる…」。最後の部分はどう考えても違うやろ~、とつっこんでしまいました。 5点(2004-01-16 02:03:57) |
102. 幸せはパリで
ジャックレモンが感傷的な恋の話を演じているのが珍しかったです。所々にクスリと笑わせてくれる場面もありますが、基本はやはりシリアスで、彼らしくなく意外でした。原題は「エイプリル・フール」ですが、音楽や雰囲気からすると、秋がピッタリの作品だと思います。ムード音楽が似合うこぢんまりとした恋愛映画です。 5点(2003-12-27 18:17:46) |
103. プリティ・リーグ
思い返してみるとしみじみとしてて、いい話なんですが…。当時は軽いノリのコメディを期待して見たので、ちょっと物足りなく感じました。 5点(2003-12-27 17:58:40) |
104. スターリングラード(2001)
主役がロシア人で舞台はソビエト、と聞くと、ついに米製戦争映画もネタに困り始めたか…と思ってしまいました。戦争の悲惨さ、というよりは二人の対決がメインで、娯楽色の強い作品に仕上がっていると思います。周りに仲間が寝ている場所でのニャンニャンシーンには興奮(!)させられました。徹底的にナチスドイツ=悪の図式になっているのには、いい加減辟易させられました。 5点(2003-12-18 01:59:28) |
105. ゲット・ア・チャンス!
序盤でポールじいちゃんが川から出てきた場面で「うわっこれは面白くなりそう!」と期待感がぐっと高まったからか、その分後半の強盗計画あたりから少し退屈になってしまいました。小さな片田舎で暮らし、日常に閉塞感を感じている看護婦、という設定はすごく良いですが、だから強盗をやるというのはちょっと…。二人で旅にでも出た方が面白くなったんじゃないでしょうか。 5点(2003-12-15 01:13:11) |
106. 理由なき反抗
ジェームスディーンを初めてこの作品で見ました。やはり格好いいし、演技も独特の迫力が出ていたと思います。どうにもならない閉塞感、思春期がよく表現できていたと思います。とても共感したのが、父親の情けない姿を見て、彼がウンザリする場面です。やはり父親にはもっとどっしりと、威厳を保っていて欲しいと常々思っているので。最後がもっとスカッと気持ちよく終わってくれれば良かったのですが。 5点(2003-12-15 00:53:11) |
107. スターマン/愛・宇宙はるかに
ジャンルは『ラブSFアクション』になるのでしょうか。まあまあのできでした。でも二人ともずっと逃げっぱなしなだったので、もうちょっとゆっくりしてもらいたかったです。黄信号でダッシュする場面や、トイレでゲイに間違われる場面など、意外にギャグも散りばめられていたため、多少息抜きもできたのが良かったです。続編もテレビドラマで製作された用ですが、今となってはあまり興味が湧きません…。 5点(2003-12-14 07:26:16) |
108. ザ・プロデューサー
それまで威張っていたケビンが部下に縛られ、いじめられている場面は、嫌がる彼がなんだか可愛く見えてしまいました。回想シーンで話が進むので、一体この先どうなるのか、という楽しみが少ないのは残念ですが、それでも緊張感のある作品でした。 5点(2003-12-14 07:13:54) |
109. 追いつめられて(1987)
「最後に意外な結末が…」と新聞に書いてあって、ためしに見てみました。真新しさは感じなかったですが、サスペンスによくある強引な展開に目をつぶれば、まあ手堅く作ってある方だと思います。ケビンコスナーの新人部下がてっきりスパイだと予想していましたが、あまりに意外な真相にはしばし閉口…。 5点(2003-12-14 04:55:04) |
110. 地獄の黙示録 特別完全版
目を背けたくなるような残酷な描写もあり、つらかったです。『戦争と狂気』『ベトナム戦争と米軍』と大きなテーマを幾つも扱っているので凄い重量感を得られます。泥沼のゲリラ戦となったベトナム戦争が、いかに他の戦争と違うか少しわかった気がしました。あくまで映画なので丸呑みは禁物ですが…。欲をいえば先に完全版じゃない方を見てみたかったです。 5点(2003-11-23 13:53:16) |
111. パリで一緒に
そこそこに楽しめましたよ。七割方がまとまりのない劇中劇で占められているので、確かに中身の薄い作品かもしれません。でも全編遊び心にあふれていて、それほどつまらなくは感じませんでした。制作者のおふざけを寛容な気持ちで受け入れられるかは、人にもよるみたいですが…。 5点(2003-11-11 01:25:05) |
112. ハリウッド・ミューズ
普段は見られない、大物監督のクサい芝居を拝見できるのが面白かったです。スピルバーグのいとこ…というネタも本当にあり得そうでおかしかった。どうせなら最後で完成した映画の披露や、劇中劇としてジムキャリーを出して欲しかったです。 5点(2003-11-07 06:33:38) |
113. グッドマン・イン・アフリカ
最後は「さあこれから!」というところで唐突に終わってしまう感じがして物足りなく感じました。あと無理にあの人を死なせなくても…。作品としてはアフリカの途上国、イギリス外交官の両者への批判的描写もあるにはあるのですが、何といっても見所は主人公のドジッぷりに尽きます。二度目に大使夫人の前で下着姿になるときの彼女の表情が◎。一番笑いました。 5点(2003-11-01 22:45:21) |
114. 新・猿の惑星
続編を出すことに少し無理矢理感もあるけれど、前作に比べるとはるかにいい出来だと思います。前半の買物をしたりする二人の場面は、全シリーズの中で一番ほのぼのさせられたシーンでした。 5点(2003-10-31 23:50:06) |
115. スーパーマンII/冒険篇
やっと本来の敵らしい敵が出てきましたね。けれど自分はバイキンマンのような愛らしいルーサーが相手の前作も好きです。スリルさは皆無ですが、前作のキャラはほぼ全員登場し、安心して楽しめました。しかしラストが食堂でリベンジというのもスゴイ。 5点(2003-09-08 23:38:48) |
116. ミート・ザ・ペアレンツ
公開当時、CMでやたらに嘘発見器の場面を流していたので、「おっ、面白そう」と思ったのを覚えています。実際は期待ほどでは無かったのですが、やはり二人のやりとりは安心して楽しめました。ドラマ『ダーマ&グレッグ』を見ているような安心感とでもいうか、とにかく肩の力を抜いて見れる作品でした。特に車の競争のシーンが好きです。 5点(2003-09-08 23:15:10) |
117. 明日に向って撃て!
音楽がとにかく秀逸。前半の明るさ、後半の切なさ、そして全編にみなぎるカッコよさが輝く作品。けれど皆ほど楽しめなかった自分は一体…。 5点(2003-09-08 22:10:31) |
118. 真昼の決闘
冒頭で歌われる曲『ハイヌーン』はとてもいい歌。劇中の非協力的な町の人々にイライラさせられ、ゲイリー・クーパーの困った表情に愛しさを感じました。スーファミの『ライブアライブ・西部編』はこの作品を参考にしたのかな? 5点(2003-09-08 20:10:59) |
119. X-メン
日曜洋画劇場で見ました。まず驚いたのは、ミュータント学園にいるローグのボーイフレンド役の人が、海外ドラマ「ティーンズ救命隊」のタイラー(ショーン・アシュモア)だったこと!出演者自体がみな魅力的でよかった。内容は多少引っ掛かるところもあるけど、アメコミなので気にしないようにします。でも『スパイダーマン』もそうだったけど、初めから続編を作る気満々の終わり方はどうかと思います。色々な種類の超能力者が出てくるのはどこか篠原千恵の漫画「海の闇、月の影」などを思わせますね。それと、ヒュージャックマンはすごく格好良いのだけれど、髪型が“エスパー魔美”っぽいのがどうしても気になってしまった(笑)。 5点(2003-05-13 03:37:58) |
120. レインディア・ゲーム
「いきなり捕まってしもてこの先どうなるんやろ…強盗なんて無理やないの?…でも絶対主人公が助かるんやろなー…うわっ釣小屋のオッサンかわいそ…え、何?そんなんで真相わかるん?…こんなヤバイ金配ってもご近所に迷惑やろ…」等、色々つぶやきながら結果的に楽しめました。親友の愛する人に恋し友の死に乗じて奪ってしまうも、実は親友は生きていた…というのは、同じくベンアフレック主演の“お笑い戦争映画”でも出てきますね。 5点(2003-05-11 03:20:09) |