101. ダイ・ハード4.0
《ネタバレ》 『こういうアクションが撮りたいねぇ』から作り始めている映画でしょうか。なので見せ場はいくつかあると思います。ただし、その見せ場もちょっとわざとらしいというか、『今時の悪い奴らはこんなハイテクを駆使しちゃうし4作目だからマクレーンの暴れっぷりはこんなにも激しくなるんだぜ?どうよ?こういうのが見たかったんだろ?』って語りかけてきてるみたい。5作目の様に吹っ切る事もできていなくて好きになれない作品です。 [映画館(吹替)] 6点(2008-01-15 03:22:16) |
102. アイリッシュマン
《ネタバレ》 これと『エルカミーノ』を見る為にNetflixを契約しました。スコセッシ監督の『マーベル作品に対するディス』が話題になっていたので、どんな風に『真の映画らしさ』を見せて(魅せて)くれるのかなと思いながら見ました。退屈でした。『沈黙』のレビューに書きましたが、個人的にスコセッシ監督のおとなしめの作品は苦手で、やはり僕は『グッドフェローズ』や『ウルフオブ…』みたいな作品が好きなんです。凄く速い展開でこちらの心を掻き乱してほしい。そういう作品にしないのなら、デ・ニーロが映画のフィルターを超えてこちらに話しかける様な『中途半端にエキセントリックな表現』はノイズにしかならないと思います。仮に『ゴッドファーザーPART II』にそういうシーンがあったらどうでしょう。私達に向かって年老いたマイケルが、湖で〇〇を殺したくだりを語ってきたら僕は嫌です。とはいえこの映画が退屈な理由はそこではありません。本筋とずれてしまいました。スコセッシ監督の特徴は『突き放した、淡々とした語り口』だと思うんです。その語り口を長い映画で行う場合、本作や『沈黙』の様なおとなしい作品だと抑揚が無く、退屈に感じてしまいます。これをエキセントリックな演出でカバーしているのが『グッドフェローズ』や『ウルフオブ…』だと思っています。ユニバース化して膨れ上がったマーベル作品を「まるでアトラクションみたいだ」と切り捨てるならば、3時間を超えるだらついたものではなく、いわゆる一般的な『映画』のイメージにあたる2時間の枠にきっちり納めて大傑作を作って「俺が作ったこれこそが『映画』なんだよ!」と言ってくれ、と思ってしまいました。 [インターネット(吹替)] 5点(2020-05-24 22:55:24) |
103. わらの犬(2011)
《ネタバレ》 小さな、ただし確実に不快な嫌がらせの連続。上手いなと思うのが、相手方は『周りに配慮のできない田舎にいるガハハ系の輩』として描かれているので、故意なのか本当に馬鹿で配慮が足りていないのか絶妙にわからないところ。この辺じゃこれが普通だから、という免罪符で奥さんからも責められるモヤモヤ感。僕は少し話の分かりそうな部分の見え隠れする相手方のボスはもっとわかりやすく粗暴の化身みたいなキャラで良かったと思います。主人公のキャラと少しも交差しない、獣みたいなキャラで互いに理解し合う事は無理なんだという対立の形の方が燃えたかもしれません。で、この映画に期待していた最大の要素は『大人しい主人公がとうとうブチ切れて相手方を大きく超えた猟奇性で暴れまわる』ところなんですが、ここが弱い。拍子抜け。良かったのは窓から入ろうとした男をやっつけるところ位。クライマックスの戦闘に導く為の強引な展開(①作品を通して唯一正義として描かれていた警官になぜかナイルズを渡さない②その警官をあっさりとぶっ殺すジェームズウッズ)もここを押さえていれば結果オーライで問題無かったんですが、すっきりできず。アメリカの田舎の雰囲気を味わえたのでそこは良し。 [インターネット(字幕)] 5点(2017-11-28 07:32:07) |
104. スティング
《ネタバレ》 ポール・ニューマンがカッコいい。タキシードの着こなしなんて抜群にキマッてる!…くらいの感想でした。皆さん高評価の中恐れ入ります。小気味良さはわかるんですが、自分には全体的に古過ぎました。 [DVD(字幕)] 5点(2014-03-30 16:49:00) |
105. ワイルド・スピード/MEGA MAX
《ネタバレ》 冒頭の一連のアクションは凄まじい。畳み掛けからの車で空飛ぶシーンなんか鳥肌もの。3Dでもなく、過剰なCG使用も避け、あくまでも生身のアクションぽさで勝負!非常にレベルの高いアクションです。噂通りたしかに化けたこのシリーズ!と思わせるものが確かにあったのですが、仲間集め・準備あたりから急激に失速。劇中の仲間集めや準備は極力短く終えなければ間延びは避けられないもんです(『オーシャンズ11』にて実証済)。ザ・ロックはカッコいいよねぇ。んまぁ突然味方になった時は思いっきりズッコケそうになったけど次回作でもまたしつこく追い回してもらいたいもんです。 [映画館(字幕)] 5点(2011-10-10 11:02:42) |
106. キス&キル
《ネタバレ》 このジャンルですべき事は押さえていると思うのでOK。気になったのは終盤にかけてお話の規模がやや小さくなり過ぎる事かな。ご近所さん死にまくったけど子供産まれるしいっかー♪って感じにズッコケたが、まぁご愛嬌。ヒロインが巨乳過ぎてビビった。 [DVD(字幕)] 5点(2011-09-04 17:49:12)(良:1票) |
107. 特攻野郎Aチーム THE MOVIE
《ネタバレ》 おーっと見事に内容が頭から吹っ飛んだ!(笑)まあそれ以上を望む人もいないでしょうが、もうひと捻りあっても良かったかな。お祭り映画なので文句を言うつもりにはなれません。この類いはこうあるべきだよね。 [DVD(吹替)] 5点(2011-03-19 21:15:19) |
108. ストリート・オブ・ファイヤー
《ネタバレ》 さらさらっと流して観る事が出来ました。オープニングも良いけど、やっぱりマイケル・パレがカッコ良いね。冒頭からボルテージ上がりまくり。けれど、そこからちょっとずーつテンションの下がる仕組みに。デフォーも迫力無くてなぁ。展開もキャラも食傷気味になるくらいやりすぎても良かったんじゃないかな。 [DVD(字幕)] 5点(2010-02-21 10:34:07) |
109. 3時10分、決断のとき
《ネタバレ》 全体的に「?」が多すぎる作品だった。ラスト、クロウが手下全員を殺した時にその「?」は頂点に。素直にどうして殺しちゃうの???と。冒頭で掟を破った手下をクロウが射殺するシーンがありますが、それを伏線としていたとしても乱暴かと。まぁリメイクなので仕方ありませんが。 主演の2人はとっても輝いていました。ベールは哀愁を漂わせ、クロウは殺気とセクシーさを兼ね備えていて改めて良い役者だと実感しました。 [DVD(字幕)] 5点(2010-01-06 23:32:09) |
110. ワールド・オブ・ライズ
《ネタバレ》 悪い点があるかと言われれば特に無く、良い点を挙げるならばディカプリオが拷問されるシーンがやけに気合い入っていたなぁ・・・くらいの印象。ラッセル・クロウは相変わらず作品ごとに全く異なるキャラで登場するので楽しませてくれますが、中途半端な印象しかない。これは最近のリドリー・スコットに対する印象と同様で。 [DVD(吹替)] 5点(2010-01-06 23:23:11)(良:1票) |
111. ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー
《ネタバレ》 なんかみんなが進路悩んでるだけで終わっちゃった感じ。ミュージカルシーンは大きくスケールアップしてたんだけれども、如何せんトロイやその他のメンバーのテンションが低い。というかイヤイヤ公演に参加するんかい!といった感じで何だかんだドラマ版の方が楽しかったな。でもラストは良かった。「あー終わりなのか」って。みんなビッグになって欲しいです。 [DVD(吹替)] 5点(2009-07-19 18:39:39) |
112. ゲット スマート
《ネタバレ》 サラーっと観れる作品です。終盤のアクションがやたらに力の入ったもので、ちょっとビックリしてしまいました。 スティーヴ・カレルが仏頂面で繰り広げるおバカがややウケの連発で僕は好きな方です。あくまでややウケな部分が良い。 スティーヴ・カレルとアン・ハサウェイのコンビが妙にハマっていたので続編があるなら是非観てみたい。 [DVD(吹替)] 5点(2009-06-28 15:17:24) |
113. ターミネーター4
《ネタバレ》 もっとぶち壊して作っていいよ!という印象を受けました。あのMcGが作る「ターミネーター」なら1・2との比較対象ではなく、完全に新しいものを作ってくれると思ったからです。1・2は(3はあえて触れず)ハッキリ言ってかなりレベル高いです。だからこそ新シリーズは別の側面から切り込む監督が必要!って事でMcGなんだと思うんだけども、ちょっと真面目すぎるかも。冒頭の怒涛のアクションこそ「おぉ!」と思わされたが、その後は単なる「マッドマックス2+マトリックス レボリューションズ」。 良かった点はオマージュです。とっても芸が細かい。特にラジカセのオマージュは渋すぎる。シュワのシーンはギャグだな。 これが「ターミネーター」シリーズという先入観を除いて考えてみても、映像的にもごく普通で起伏の無いドンパチアクションかな。ラストも適当すぎなんで印象には残らないかも。もっと「エイリアン」みたく監督によって個性の出るシリーズにした方が良いと思う。 [映画館(字幕)] 5点(2009-06-07 16:20:41) |
114. NEXT-ネクスト-
《ネタバレ》 自分の思った通り(ラストを除く笑)のノリなので特に何も文句は無い。そして何が残るわけでも無い。たまにこんな映画観たくなる。そしてこんな映画はなくならないでいてほしい。 [DVD(吹替)] 5点(2009-02-21 15:15:34) |
115. ベンジャミン・バトン/数奇な人生
《ネタバレ》 これだけの上映時間の中でもっともっと掘り下げるべきポイントはたくさんあったと思う。特に中盤以降での観客の関心は「ベンジャミンとデイジーがどんな最期を迎えるのか」という点にあるはずなのに、ベンジャミンのラストはデイジーの語りだけで通り過ぎてしまったり、なんか肩透かし。ベンジャミンの若返りに対する恐怖をもっと描写してくれればクライマックスでの虚しさや哀しさはより一層増したと思うんだけどな。 フィンチャーはやっぱり負のベクトルで本領を発揮するというか、やっぱりもっとパワフルな作品を求めちゃいます。 [映画館(字幕)] 5点(2009-02-15 01:20:34) |
116. 007/ゴールデンアイ
《ネタバレ》 ブロスナン若ぇ~。こりゃナイスミドルです。 内容的には冒頭の飛行機飛び乗りシーンで一気に引き込まれました。こういう愛嬌のあるおバカなアクションは大好物です。それ以降も割とド派手なアクションが展開されていくんだけれども、一方でのボンドの落ち着きっぷりがまた何とも言えないコントラスト。佳作です。 [地上波(吹替)] 5点(2009-01-19 14:11:44) |
117. ミスター・ロンリー
《ネタバレ》 主人公のセンチな雰囲気がツボでした。こういう主人公は無条件で応援したくなります。だからラストも嬉しかった。こういう主人公像って現代の映画ならではのナイーヴさだと思うんですが、こういう時代だからこそのさりげない若者応援作品の中でもウンと垢抜けた作品じゃないかなと思います。 [DVD(字幕)] 5点(2009-01-07 18:03:28) |
118. バットマン リターンズ
《ネタバレ》 実は結構トラウマな作品です。悪夢をそのまま映像化した感じ。「チャーリー~」もそうだったけどティム・バートンとはあんまり相性良くないのかも。 でも終盤のもの哀しさは良かった。登場人物みんなが心の中に悲しさとか悔しさとか負の感情を持っていて、そのどうしようもなさが印象的。特に仮装パーティーのシーンが良かった。音楽も良い。 [ビデオ(字幕)] 5点(2008-12-06 01:06:37) |
119. ファイナル・レジェンド 呪われたソロモン
《ネタバレ》 シャツはだけすぎの女警官とかチャールトン・ヘストンの最期だとか途中までの軽くて胡散臭いノリはものすごい好みだったんだけど、集中力もたなかったなぁ。なんか惜しい気がする。 [地上波(吹替)] 5点(2008-12-06 00:56:47) |
120. プレデター
《ネタバレ》 初めのうちはテンポ良く進んでくんだけれども後半はちょっと話が停滞しちゃった様な気がする。 意外と序盤の対ゲリラに萌えてしまった。とにかく破壊というスタイルがこの頃の作品という感じで○。あれは人質も殺しかねない。 [地上波(吹替)] 5点(2008-11-24 01:13:10) |