121. スコア
最後のどんでん返しもキレイに決まって上手くまとまった映画だと思います。激渋のデニーロ素敵。でも幾らスタイリッシュに決めても所詮ドロボウというのがどうも馴染めません。 7点(2004-09-07 23:47:54) |
122. アバウト・シュミット
日本と違ってアメリカでは老後の親と同居する習慣があまり無いそうだけど、そうなるとこういう人も居るんだろうなぁ・・・って感じ? ラストは救いなのか、或いは必死にやってきた挙句にこんな事しか残っていない悲哀を感じるべきなのか・・・製作者の意図が解らずリアクションに困った映画でした。 6点(2004-09-07 23:44:13) |
123. レナードの朝
おそらく何ヶ月かけて実際の患者を研究したであろうデニーロの役作りはスゴイ。現実世界を(恋愛感情をも含めて)知り始めた途端、再び現実から消えていかねばならない苦痛、やるせなさは見てるこちらにも良く伝わってきました。そもそも「世界が進んでいるのに自分一人が取り残される」という恐怖は、この病気に限らずいずれ死を迎えるに当たって誰もが体験せざるを得ないものなんですね。 あと音楽療法のシーン…効き目のある音楽が人によって管弦楽だったりジミヘンだったり、というのが面白かったです。 7点(2004-09-07 23:42:50) |
124. がんばれ!ベアーズ
ポンコツチーム成長映画の元祖?アメリカ人というのはホントに野球好きなんだなっていうのが良く伝わってきます。 主役のオニールは子役なのにホントに魅力的。これだけの子が大成しないとはハリウッドの俳優業界の厳しさをまじまじと感じます。 7点(2004-09-07 23:40:44) |
125. アナライズ・ミー
割合面白かったです。デニーロ、コメディやらせても一級品だなぁ。終盤の展開はちょっとお約束的すぎる気もしました。 6点(2004-09-05 12:28:13) |
126. ケープ・フィアー
前作が純粋なスリラーだとすると、本作はそれをネタにしてアメリカ人の道徳の退廃ぶりを描いた社会風刺映画いう感じ。ノルティがブッシュに似てるだけに今見ると一層風刺的。デニーロのマッチョマンも凄かったけど、ノルティ、当時「タフガイ」というイメージしかなかったのでああいう芸風で驚きました。 6点(2004-09-05 02:25:56) |
127. フレンチ・コネクション2
《ネタバレ》 ラストの映像のアイデアが好き。個人的に1での要求不満が一気に解消された感じ。 でも1にせよ2にせよ追い詰めた挙句、単純に射殺する、というのが「これでいいのか?」という気もします。捕らまえて色々ゲロさせないと意味ないような… 刑事がわざわざ口封じしてどうする。 7点(2004-09-05 02:10:24) |
128. ブラック・レイン
当時ロケ地として予定されていたお寺が撮影を拒否した話を聞いて、「何で頭固いんだよ」と怒っていた私ですが、今は「よくぞ断った」と思うようになりました。 それはともかく、リドリースコットと日本人実力俳優陣の組み合わせはいまだに感慨深いものがあります。 この映画のテーマ(組曲)はハンス・ジマーの中で一番好きです。 7点(2004-09-05 02:07:36) |
129. 燃えよドラゴン
「アチョー」のオリジナル性が凄い。後世に多大な影響を与えたエンターテイメントとして上出来。 それにしても黒人格闘家がアッサリやられてしまうところとか、日本人が悪者扱いな所とか、白人格闘家と最後に共闘する所とか…何やら哲学的な台詞とは裏腹に「世渡り上手」という言葉が浮かんでしまいます。 7点(2004-09-05 01:56:25) |
130. スクリーム2
犯人が意外性といい演技といい(三白眼ならぬ四白眼…)1より良かった気がする。ただ1のようにパーティの最中に人が減っていく…というようなワクワクする感じが無く、やたら陰鬱というのが難。続編って難しいですね。 6点(2004-09-04 22:13:22) |
131. スクリーム(1996)
いかにもホラーの王道って感じで面白かった。ただ犯人の正体は「クリムゾンリバー」の「あれ」にも匹敵する反則技では… 6点(2004-09-04 22:00:24) |
132. ターミネーター3
小松左京じゃあるまいし今さらあのラストはちょっと… 加速器ネタは上手いと思ったけど、最後のやられ方も説明不足。液体金属なはずなのに。「エイリアン」シリーズも3作目で失速したのを思い出しました。ただ前半のアクションが物凄いので点数やや高め。 7点(2004-08-15 23:18:00) |
133. イギリスから来た男
アクション映画なのに静謐な感じが新鮮。映像もセンス良く楽しめました。 6点(2004-08-15 22:54:24) |
134. レリック
博物館や図書館というのは一種の広大な迷路。着眼は良し。もっと閉ざされた空間にしてその中を逃げ回る…という話であればかなり面白かったと思います。狙撃隊が出動したりして、やたら大騒ぎなパニックものになってしまった事が残念。 6点(2004-07-20 23:01:25) |
135. カナディアン・エクスプレス
堂々たる風格のサスペンス映画。新味はないけど安心して楽しめる感じ。大峡谷を縫うように走る列車の情景が美しいです。 7点(2004-05-30 20:56:37) |
136. フロム・ダスク・ティル・ドーン
オモロイ。内容を知らずに見たかった… エンディングに現れる巨大な遺跡(?)、あの広大な空間を逃げ回ってくれたらもっと良かったです。 7点(2004-05-30 20:54:51) |
137. ミッドナイト・ラン
この映画見てロードムービーが好きになりました。渓谷のシーンは大画面ならではの迫力。ラストのアッサリとしたほろ苦い味わいもなんとも言えないです。 8点(2004-05-30 20:52:31) |
138. ダンス・ウィズ・ウルブズ
インディアンの立場からアメリカ史を描いたエポックメイキングな映画。 ただ「モヒカン」にも「サムライ」にも感動したけど本作はあまり感動できなかった。親族友人の仇や強盗の仲間であっても、自分達に理解を示す者がいれば藁をもすがる思いで受け入れざるを得ない…圧倒的不利の状況で、インディアン達が味わっているであろう苦汁についてあまり考慮されてない事に違和感を感じました。 また、やはり上から見下ろしているという視点は否めない。主人公がくっ付くのも白人娘。下で「インディアンを動物に置き換えても違和感ない」と仰る方が見えましたが、言い得て妙だと思います。 6点(2004-05-30 20:49:45) |
139. ボウリング・フォー・コロンバイン
イラクの大量兵器じゃないけど、敗戦に乗じて日本にでっち上げられた罪をそのまま信じ込んでいる所が、彼もヘストンと同じアメリカ人なんだなぁ…と感じました。(そういえば原爆に関する言及無かったですね。) それはともかく「何故だろう」を積み重ねていく展開の手法には、観る者を引き付ける力があると思います。分析がそれで正しいのか否かは判断できませんが、とりあえず「文句の言い易い政府」を批判してそれで事足れりとする今の日本のマスコミには見習って欲しい姿勢です。 7点(2004-05-30 00:36:58) |
140. レオン(1994)
普通の「擬似親子もの」としても充分通用する話だと思うけど、「恋愛もの」にしてしまう所が「さすがロリータの国…」という感じ。w アクション映画として良。ラスト対決、どう考えても形勢逆転は無理だろ…という状況からのあの展開、見事だと思います。 7点(2004-05-29 20:52:38) |