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コメント数 2394
性別 男性
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141.  酒とバラの日々 《ネタバレ》 
「酒とバラの日々」というのは、つまり「地獄と天国の日々」。酒をかっくらえば簡単に天国へ昇れ、切れれば途端に地獄へ真っ逆さま。しかし実際の二人はずっと地獄に堕ちたままで、束の間、天国の夢を見てるだけ。ラスト、夫は何とか地獄から這い出したものの、自分の直ぐ足元には、まだ暗く深い穴が大きく口を開けている。地獄から抜け出せない妻の登場こそ、その穴の底から聞こえる悪魔の囁き。「悪魔に耳を貸すな」というのは悪魔祓いの鉄則。彼に選択の余地は無かったのです。一番の見所はもちろんジャック・レモンと、特にリー・レミックの演技に尽きますが、「一般人」が「普通に」アルコール中毒になっていく様を、説得力を持ったディティールで描いた脚本・演出も素晴らしかったです、7点献上。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-04-22 00:02:41)
142.  炎の人ゴッホ
何が凄いって、タイトル・バックで鳴り響く、とても芸術家の伝記映画とは思えないミクロス・ローザのテーマ音楽。まるで向こうからローマの大軍が押し寄せてきそうな感じ。ゴッホの伝記としては、自活能力が無く、画家として不遇の扱いを受け、狂気の一歩手前で苦しむというオーソドックスな内容です。私的にはゴッホ役のカーク・ダグラスの過剰に気張った演技に、何故か仲代達矢を思い出してしまいました(ゴーギャン役のアンソニー・クインもどうかと思う…)。そういったことも含めて、製作年度の所為ではなく、とても古臭い印象の作品でした。ところで映画の最後(頭だったかな?)、撮影に協力した美術館への謝辞が出るんですけど、本作で使われたゴッホの作品は全て本物だったってことですかね…。ということで、5点献上。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-04-22 00:02:13)
143.  失われた週末
「サンセット大通り」もそうでしたけど、ビリー・ワイルダーって人は人間のダーク・サイドを描く方が絶対に長けてる。この映画の主人公の滑稽さはほとんどコメディですけど、彼は何かに取り憑かれてる。それが「酒」か「悪霊」かの違いだけで、取り憑かれてることに違いは無い。憑かれた人間は他人の目には滑稽に映り、且つ恐ろしいものです。従って映画は、徐々にスリラーかホラーの様相を呈してくる。そして「こいつは何かやらかすんじゃないか」というサスペンスが張り詰める…。本作はヒッチコックより見事に滑稽さと恐怖を同居させてると思います。アメリカだけでなくヨーロッパだけでもない、両方で受賞してるってことも伊達じゃない。これはエンターテインメント性と芸術性の両方を評価されてるって証拠です、8点献上。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2006-04-22 00:01:49)
144.  グランド・ホテル
いわゆる「群像劇」の元祖とされる第五回アカデミー作品賞受賞作ですけど、ここから70回以上の歴史を重ねてから同賞を受けた最新の群像劇「クラッシュ」等と比べれば、当たり前ですが、非常にシンプルで小ぢんまりした印象の作品になってます。「ハイ・ソサエティ」(アメリカ人の大好物)の象徴・高級ホテルに集うセレブ達の実情を描いていく物語には、悲哀と共に皮肉も込められていたんでしょうか。しかしホテルは我関せず。彼らは去り、また新たな宿泊客達がそれぞれのドラマを開演していく。このラスト・シーンは結構クールでしたね。ところで、オープニングのフロントでの長回しや、部屋の内と外での登場人物達の違い(表の顔と裏の顔)等には、他のどの群像劇よりも、私はロバート・アルトマンを感じました、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-04-22 00:01:22)
145.  つばさ
サイレント映画に特別な興味も無いので、「第一回アカデミー作品賞受賞」という謳い文句が無ければ、まず観ることもなかったと思いますけど、噂に違わず凄かったです。正に「超大作」という形容が相応しい(私も「トップガン」より「パールハーバー」の方が近いと思う)。迫力という点では当然「アビエイター」の方がありますけど、本作には最近の映画には無いものがある。それは有無を言わせぬ説得力。数機の複葉機が入り乱れるドッグファイトの俯瞰の長回し。着弾・爆発までを1カットで見せる爆撃シーン(もしかしてニュース・フィルムかも?)。そして大規模な戦場シーン。軽薄なストーリーをスペクタクルで彩るハリウッドの伝統を感じました。現在だったらボロクソに叩かれる類の映画だと思いますが、取りあえず6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-04-22 00:00:55)
146.  アンダーワールド/エボリューション
吸血族vs人狼族という比較的単純な図式(裏では色々な陰謀が渦巻いてましたが…)だった前作から比べ、本作では、もう何が何だかさっぱりと判らない世界観へと「拡大」してます。オープニングで数百年前にあった因縁を描いてるんですけど、そこからして良く理解できないので、以降の話もほとんど理解できません。唐突に予言の言葉みたいなものを登場させて、無理矢理話を作ってるのがミエミエ。最強だった筈の混血種も余り活躍しないし、アクション・特撮共、全く代わり映え無し(狼男の変身シーンは、むしろレベルが下がってるんじゃないか?)。こういうジャンルの映画に比較的温かい態度で臨んでる私でも、異様に長く感じるほど退屈しました。上映前にやってたほしのあきの余興の方が面白かったです、2点献上。
[試写会(字幕)] 2点(2006-04-13 00:16:14)
147.  プロデューサーズ(2005)
久しぶりの感覚を味わった。それは「ミュージカル映画を観たぞ!」という満足感。もちろん「オペラ座の怪人」でも、アカデミー賞に輝いた「シカゴ」でも味わえず、お気に入りの「ムーラン・ルージュ」とも全く違う満足感。大成功を収めた舞台版の映画化に際し気負うことなく、オーソドックスな50年代ミュージカル「映画」を再現してあるのが良い。メル・ブルックスの楽曲も全部が全部、古き良き時代のミュージカル・ナンバーの雰囲気を再現してある(彼にとっては、これらもパロディのつもりなのかな?)。「ヒトラーの春」のパートが期待したより短かったのが残念でしたけど(それでも、感涙モノのシーンです)、68年のオリジナル作品より50分も長くなってるのに、むしろテンポ良く感じたし、ストーリーもギャグも大して変わってないのに、もの凄く笑えました。「愛の囚人」の後にハッピー・エンドを用意してあったのも、最後の最後に登場する御大の捨て台詞も嬉しかったです、8点献上。
[映画館(字幕)] 8点(2006-04-13 00:15:48)
148.  しあわせの法則
複数の男女が恋愛で右往左往する、有りがちなアメリカの連続TVドラマの第一回2時間拡大版って感じ。その位の浅さ。その割に、三者三様のキャラクター設定が中途半端です。クリスチャン・ベールはこの程度のキャラだったとしても、ケイト・ベッキンセールはもっと禁欲的で、例えば熱心なクリスチャンに設定するとかすれば面白かったと思う。巻頭のベッドシーンやランニングに精を出す程度では描写として弱いし、ナターシャ・マケルホーンとの差異も微小(彼女の役も結局はインテリ美女だし)。そうすればケイトが誘惑されるのは「別の男性」ではなく、自分自身の好奇心であり、ベールが誘惑されるのは「別の女性」であるという対比も活きたと思う。これではフランシス・マクドーマンドの熱演も無駄に終わってます、4点献上。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2006-04-13 00:15:18)
149.  25時(2002)
一人の男の24時間を追った単純な映画にも関わらず、非常に散漫な仕上がり。テーマが何処にあったのかがさっぱり判らない。友人達のエピソードも余計だと思うのに、主人公に無理矢理人種問題を語らせた上、更には全く意味も無くグラウンド・ゼロを登場させる。こんなの、スパイク・リー程キャリアと実力のある監督がやることじゃないだろ。だったら最初から「クラッシュ」みたいな題材を探せば良いし、「ミュンヘン」みたいな映画を作れば良い。生のニューヨークを描きたいんなら、「ブルー・イン・ザ・フェイス」風の半ドキュメンタリーという手法もある。こんなことばっかしてるから、いつまで経ってもタイトな作品が出来ないんだと思うぞ。つまらない映画という印象はありませんけど、ここは敢えて厳しく激励したい、4点献上。
[DVD(字幕)] 4点(2006-04-13 00:14:57)
150.  ルールズ・オブ・アトラクション
バブル期にはしゃぎ回った人間の虚無感を描いてるんだそうですが、そもそもそんなものには全く興味が無いので、映画云々以前に話が全く面白くない。ダラダラした人間のダラダラした日常を、例え演出や編集でシャープに見せようとしても、やっぱりダラダラしてることには変わりないですし…。「アメリカン・サイコ」くらい突飛な展開になれば映画として面白く観れますが、本作のガキ共を見てても大して面白くありません。原作は非常に高く評価されてるらしいですけど、基本的には200年前の貴族社会の虚無感を描いた物語等と、さほど変わらない古臭さも感じます、4点献上。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2006-04-13 00:14:28)
151.  ザ・メキシカン
どういう訳かとんでもなく豪華な配役を組んだ為、キャストと内容の釣り合いが取れず、鑑賞後の肩透かし感だけが大きくなってしまったライトなコメディ映画。しかも観客の期待に反して、ブラッド・ピットとジュリア・ロバーツの2ショット・シーンがほとんど無いという酷いストーリー展開。一体、何をしたくて2大トップ・スターを競演させたんだ? これは監督や脚本以前の、企画の問題です。本作のブラピの役は、どっちかと言えばジョニー・デップが好みそうな役なので(ブラピはカッコ良すぎて、もう一つ「情けなさ」が足りなかったと思う)、デップ主演、ジム・ジャームッシュ監督という「デッドマン」コンビのインディーズ・ムービーにでもしておけば、作品相応の評価を得られた様な気がします(作り手の狙いはそこにあった筈)、5点献上。
[地上波(字幕)] 5点(2006-04-13 00:14:05)
152.  ジュリアン(1999)
これを観て連想したのが「悪魔のいけにえ」。あの変態一家の、人を殺してない時の日常がこんな感じなのかも? とにかく揃いも揃ってマトモじゃない。家族の友人みたいな人達も、精神か身体の障害者ばかり。そんな気狂いの日常、しかも余りリアリティを感じられない日常をダラダラ見せられても、ちっとも面白くないし、普遍性を感じられない(ドグマの十戒には「異常者を登場させなければならない」なんて項目は無かった筈なのに、どうもドグマ映画はこんなのばっかみたいな印象もある)。また、本作がドグマの制約の中で作られたのは間違い無いんでしょうけど、映像や編集の加工は並の映画以上に施されてる様に見える(音楽の後入れはすっかり認められてるんですね)。最早ドグマは有名無実化してます、1点献上。
[CS・衛星(字幕)] 1点(2006-04-13 00:13:40)
153.  ユー・ガット・メール 《ネタバレ》 
メグ・ライアンがメグ・ライアンという役を演じられた最後の作品か。鑑賞当時は本作がリメイクだったなんて知りませんでしたけど、オリジナルの「桃色の店」を鑑賞してみると、ほとんどまんまリメイクだったことに驚きます。50年以上前の物語を大幅に変えることなく、現代風に違和感なく脚色してあるのは見事。また、彼女の店を潰れたままにして終わったことも好印象。ビジネスとプライベートは別。昔なら、男が新装開店した店をプレゼントして終わる所でしょうけど、現代ではそうもいきません。経営者は自分ではなく、株主の利益を代表してるのです、6点献上。
[ビデオ(字幕)] 6点(2006-04-13 00:13:12)
154.  プロデューサーズ(1968)
昔からコメディ映画を好まないので、ほとんどメル・ブルックスには馴染みがありません。これがデヴュー作で、しかもアカデミー脚本賞を受賞(!)してるなんて全く知りませんでした。多分1968年当時にヒトラー礼賛というブラックなテーマを持って来たことが、日本人が考える以上に衝撃的だったのかもしれません。しかし現在では「ネオナチ」なんて言葉がある位ですし、右傾化が世界的情勢なので(もう一つ言えば「ババ専」なんて言葉もある)、どうしても当時と同じ様には観れませんね。しかし、「ヒトラーの春」のオープニング・レヴューの衝撃は今でも充分通用します。また個人的には、“work!”と言われると条件反射的に胸を揺らして踊りだすゴーゴーガール・ウーラは、2005年版よりも気に入ってます。そういうことで、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-04-13 00:12:43)
155.  桃色(ピンク)の店
幸せや恋の色がピンク色ということでこのタイトルになったんでしょうけど、今となっては酷い邦題。普通に「街角の店」にしておけば、こんなことにはならなかったのに…。「桃色の店」と聞けば普通、十中八九ピンサロを連想するぞ(…もしかして、私だけ?)。で、私も当然「ユー・ガット・メール」が先だったので、色々な意味で楽しめました。二作の大きな違いは脇役の立ち方。こちらは店の従業員全員にエピソードが無駄なく配置され、ラヴ・コメディと言うよりもハート・ウォーミング・コメディという色彩が強いです。それにしても、何で舞台をブタペストのままにしたんだろ…? 6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-04-13 00:12:05)
156.  エミリー・ローズ
演出に多少の不満が残りましたが、かなり面白かった。「エクソシスト」より面白いかも…(リンダ・ブレアだってノミネートされたんだから、本作の「恐怖感」を一身に担ってたジェニファー・カーペンター嬢も助演女優賞候補にすべきでした)。オカルト・ホラー要素と共に合理主義vs神秘主義の法廷劇が展開し、最終的に物語は「なぜ神父は頑なに自ら証言台へ立つことにこだわったのか?」という一点に収束していく。ある意味、この裁判は尊厳死裁判に近いものがある。病人が自らの信念の元に治療を拒み、その病人と同じ信念を持った者がそれを認めて死なせてしまう。これは過失致死罪に当たるのか? 近代の法体系では本作の結論はやむを得ず、且つ妥当な量刑だったと思います。信仰とは無条件に信ずること。そこに理屈の入り込む余地はなく、また、この世にはしばしば理屈の及ばないことも起きるのです。それにしても、どこまでが「実話」なんだろ? 7点献上。
[映画館(字幕)] 7点(2006-04-02 00:05:41)(良:1票)
157.  ブロークバック・マウンテン
テーマ云々以前に、万人受けする映画じゃない。アン・リーの叙情性は、ブロークバック山の風景やラスト・カット等で存分に発揮されてたと思いますけど、私には少し淡々とし過ぎ。また、時間経過も子供の成長によって自動的に判る仕組みとなってましたが、そこから20年という時の重みを感じることはありませんでした。むしろ監督よりも俳優陣が素晴らしい。主演の二人はもちろんのこと、アイドル女優だと思ってたアン・ハサウェイが意外にも良かった(当然オッパイも含めて)。ところで、私は二人の友情に共感し、且つ同情しました。ゲイじゃなくたって、なだめたりすかしたりしなきゃならない彼女や奥さんといるよりも、気の合う野郎と酒を酌み交わした方が癒されることも多いのが、仕事に疲れた男ってもんですヨ、6点献上。
[映画館(字幕)] 6点(2006-04-02 00:05:20)
158.  ソウ2
前回は全然違うジャンルの映画を期待して自滅しましたけど、今回はこういう映画だと解って観たので、映画の出来に関係なく、こちらの方が楽しめた様な気はします。が、手放しで絶賛とまではいきません。うるさい音響と編集は相変わらず。そして、物語はテンポの良さを通り越して超ハイスピードで進み、全くこちらに考える余裕を与えてくれない。多少でもこっちが考えるからこそ、種明かしされた後に「納得」や「驚き」や「快感」が得られる筈。しかし、これでは秘密の「消費」でしかない。これは非常に勿体ない演出だと思う。たぶん作られる「3」では少し改善して欲しい、6点献上。
[DVD(字幕)] 6点(2006-04-02 00:04:43)
159.  ファンタスティック・フォー [超能力ユニット]
もちろん「宇宙忍者ゴームズ」のオリジナル・タイトルが“Fantastic 4”だったなんて、本作がやって来るまで気にしたこと等ありませんでした(「ゴームズ」同様、原題もダサかった…)。懐かしいですねぇ。で、ここ最近のアメコミ・ヒーロー映画から比べると、本作はティーン向けポップコーン・ムービーに徹した作りになってました(我が国のティーンにも訴求する為か、エンディングでORANGE RANGEの曲が使われてたのには驚いた)。お約束の「ヒーローであることの悩みや苦しみ」は希薄になり、その代わりXスポーツ等を意味も無く絡めながら、サクサクと物語は進んでいきます。一番の設定ミスは【とっすぃ】さんご指摘の、岩男が元に戻ってしまったこと。こんなに簡単に元に戻ったり超人になったり出来たんじゃ、4人の「ファンタスティック度」が一気に低下してしまう。ま、所詮はマンガですから、本来はこのくらい軽い作りで良いのかもしれませんね。そういったことで、5点献上。
[DVD(字幕)] 5点(2006-04-02 00:04:20)
160.  バッドサンタ
基本ストーリー・ラインは非常にオーソドックスな「クリスマスの奇跡」ながら、聖夜とは無縁なものばかりで彩った、バッドでブラックで、且つライトなアメリカならではのクリスマス・コメディ。ビリー・ボブ・ソーントンのダメっぷりが徹底してて、とにかく痛快(どんなにダメな奴でも小便まで漏らすか?)。そして、どのネタよりも「身障者ネタ」の危なさが痛快。解雇をほのめかされた時の「アフリカ系アメリカ人の身体障害者をクビにするのか? 不当解雇で、小さい人が小さいプラカードを持って店の前に集結することになるぞ!」という脅し文句は、本国では大丈夫なのかいな? 6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-04-02 00:03:51)
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