141. フェイズIV/戦慄!昆虫パニック
《ネタバレ》 恥ずかしながら、10年位前、白いノートパソコンに蟻が1匹歩いていて「あらま」始末して1分も経たないうちにキーボードからワラワラと現われて「ウワァァァ!」以来我が家は万全の蟻除け対策を。 トンデモ作品なのですが、ソウル・バス監督、ナイジェル・ダヴェンポート出演に釣られて怖々鑑賞。 超どアップ及び大群ウジャウジャは閉口しましたが、蟻と専門家2人の対等な対決模様は見応え満点。 女王蟻の元へ薬品を運ぶ際のリレーには嫌いなヤツなのに胸熱に。 お目当て二人も良い仕事をしており、蟻は大丈夫な方にはお薦めの逸品です。 [DVD(字幕)] 8点(2023-06-03 01:20:30) |
142. 去年の夏 突然に
《ネタバレ》 序盤、キャサリン・ヘプバーンがモンゴメリー・クリフト相手に戯言を喋り散らかすシーンの長いことといったら。寝落ち寸前でやっとこさエリザベス・テイラーが登場してセバスチャンは何故死んだかに向かって話が動き出す。近親相姦、同性愛はあり得るものの、子供達の襲撃は意味不明。タブーに切り込んでみたけれど空回り感の強い凡作。 モンゴメリー・クリフト老けたなぁ、覇気無いなぁ。アルコール依存と薬物濫用で降板させられるところを、親友のエリザベス・テイラーが彼無しなら私も降りるとごり押ししたそうで1へぇ。 [DVD(字幕)] 4点(2023-06-03 00:42:31) |
143. アニマル・ウォーズ 森林帝国の逆襲
冒頭のピタゴラスイッチのようなトラップを筆頭に賢い(?)動物たちがブレンダン・フレイザーをひたすら辱めるお話を気楽に眺めていました。途中吹き替えにしましたがライマンの関西弁に世の中銭や!なキャラ=関西弁に異議あるところで字幕に戻しました。 ブルック・シールズとは気づかなんだ。翌年のルーキーハウスガールと違った華に欠ける姿だったからなのか。 ブレンダン・フレイザーは恥ずかしい作品で本作以降役柄を厳選するようになったとか。 しかしながらトホホな役柄を生真面目に演ずる姿に好感が持てました。 賑やかで肩の凝らない作品を楽しめました。 [DVD(字幕)] 5点(2023-05-30 15:46:43) |
144. フェノミナン
動画 change the world を見て興味が湧いたので鑑賞。 歌にドンピシャのキャラクターを演じるトラヴォルタ。私的に彼のベストパフォーマンスであり驚きと共に拍手を。 愁嘆場を見せない演出に好感。 何と言うことはない役柄でも印象深い存在感のフォレスト・ウィテカーにも拍手。 沁み入る良作でした。 [DVD(字幕)] 7点(2023-05-30 12:57:30) |
145. 地獄のヒーロー グラウンド・ゼロ<TVM>
プレジデントマンの後継者が育ってきているのでチャック・ノリスは一歩退いた感じ。 聖戦と言う名の核テロをめぐるお話ですが、通り一遍でハラハラ感皆無。役者交代でキャラまで変わったスレーターも今一つ。 [DVD(字幕)] 4点(2023-05-29 15:04:22) |
146. 地獄のヒーロー/ザ・プレジデント・マン<TVM>
ヘンテコな武士道、和テイストの描写には半笑いが浮かび、開始5分かそこらでファーストレディ救出にも半笑い。もう寝ようかと思ったのですが、リンカーンの頃から存在するというプレジデントマン(嘘つけ~)が寄る年波で後継者を育てる思わぬ展開がなかなかに楽しめました。 [DVD(字幕)] 6点(2023-05-29 03:08:37) |
147. 地獄のヒーロー
《ネタバレ》 不謹慎ながら爆発の炎の得も言われぬ美しさに見とれてしまいました。 ヒーローと言えばヒーローですが、救い出したのが4、5人というのが何だかなぁ。 それでも奮闘報われたチャック・ノリスのどや顔ラストショットの爽快感がグッドかと。 [DVD(字幕)] 5点(2023-05-28 20:05:06) |
148. ポーラー 狙われた暗殺者
《ネタバレ》 暗殺請負組織ダモクレスは50歳定年制。ダンカン・ヴィズラは800万㌦の退職金を受け取るまであと2週間。社長が支払うお金が惜しくて暗殺者を差し向ける・・・・何じゃそりゃな設定です。 マッツ・ミケルセンのPVですね。天下無敵の殺しっぷり、雪の中スッポンポンアクション、あられもない姿の濡れ場、拷問で切り刻まれた挙げ句左目にナイフを突き立てられる(普通死ぬけど)・・・何かターミネーターのようでした。悪方の社長がアホ過ぎるのと若者暗殺チームはただのこけおどし、その他手下は有象無象。こんなの相手の無双ぶりにイマイチ盛り上がれません。 しかしながらラスト直前の隣人カミーユとの対峙に目が覚める思い。マッツさんの涙に胸熱激痺れ。 続編が決定しているようで今から待ち遠しいところです。 余談ながらGW中のインテックス大阪での写真撮影会に行きそびれた(締め切られてた)無念さが蘇りました。 [インターネット(字幕)] 7点(2023-05-27 03:07:01) |
149. オールド
1時間で2年、1日で48年、子供がドンドン成長してゆくビーチ。犬や猫・植物・・・蝉はどうなるのか・・・そんなことばかり思い浮かんで、けたたましい人々の惨状がサッパリ頭に入って来ない。オチも小賢しい感じで私には合わない作品でした。 [インターネット(字幕)] 5点(2023-05-24 06:29:18) |
150. 小さな命が呼ぶとき
初めて知ったポンペ病。辛気臭さ皆無の利発で明るく芯の強いメーガンの存在が本作の肝かと。彼女を死なせないと奔走(実話なのが仰天の行動力)する父親、彼に触発されるストーンヒル博士、希少疾患の新薬に対する製薬会社の筋の通った言動。組織の力で大きな仕事をする価値を意固地な博士の心模様に見ました。製作総指揮ハリソンさん良い仕事をされました。喝采。・ [DVD(字幕)] 8点(2023-05-19 12:10:45) |
151. 心みだれて
心乱れるというか情緒不安定なメリル・ストリープがキーキー吠えるのにゲンナリであり、脚本が超絶につまらない。ジャック・ニコルソンが赤ちゃん抱っこする姿は魅力いっぱい見惚れるところ(3点)でそれ以外は明日には忘れてしまうであろう愚作です。 [DVD(字幕)] 3点(2023-05-18 15:49:54) |
152. ゴッド・アンド・モンスター
イアン・マッケランがリアル同性愛者というのは鑑賞後に知りました。ブレンダン・フレイザーに対する目つきは「あっ、この人は」直ぐ分かるもので、流石の名優ぶりですが、演技か素か、個人的に嫌な感じがしました。傑作「透明人間」「フランケンシュタイン」のジェームズ・ホエール監督の老いの苦しみが描かれていますが湿度の高さに辟易させられた作品です。 [DVD(字幕)] 6点(2023-05-17 16:17:46) |
153. キングの報酬
業界ナンバーワンの選挙コンサルタントを演じるのが大の苦手なリチャード・ギア。本作の彼はヒゲが珍妙ながら正視に耐えるものでした。しかしお話がシドニー・ルメットらしからぬ凡庸さでハラハラもドキドキも皆無で結局コンサルタントなんて要らんのだよと言いたげな何じゃそりゃな結末にアングリするところです。ジーン・ハックマン、デンゼル・ワシントンも何じゃこのキャラクターはと思ってたのでは。 [DVD(字幕)] 4点(2023-05-16 00:36:41) |
154. ダブル・ジョパディー
《ネタバレ》 ジャケットに興味をそそられてから20年、ようやくの鑑賞。オープニングタイトルロール、「アシュレイ・ジャッドってヒートに出演してたっけ? 監督は・・・見辛い画面だなぁ・・ん、ん、ブルース・・誰?・・・・ブルース・ベレスフォード!!!」期待で血圧急上昇。 アシュレイ・ジャッドの無鉄砲な奮闘模様、ブルース・グリーンウッドのクズっぷりは強烈だったので遂に対峙するシーンが淡泊だったかなと。 ジョーンズさんはジェラード捜査官ばりのキャラクターが新味に欠ける感じで、男性二人のキャスティングを逆にして欲しかったところ。それでもフェリーから海中へのアクションには握り拳。 濃厚と淡泊が入り混じる起承転結ですがトータルで密度が高く満足出来た良作です。流石名匠! [DVD(吹替)] 7点(2023-05-15 12:00:49) |
155. 悪いことしましョ!(2000)
人懐っこく気の良い冴えない孤独な青年が悪魔の力を借りて成りたい自分に変えて貰う。五変化におけるブレンダン・フレイザーの芸達者ぶりにびっくり。さらに初体験エリザベス・ハーレイのコスプレに「素敵~」眼福でした(この人は現在も「奇跡の57歳」と呼ばれる美貌と体型の持ち主だとか)二人の掛け合いが愉快でカラリとした味わいが心地良い。 間違った選択ばかりで年月を費やした私にとって元気づけられる神様のお言葉からの着地点もなかなかのもの。 大いに楽しめた作品でした。 [DVD(字幕)] 8点(2023-05-14 18:34:02) |
156. 嵐ケ丘(1939)
高名な原作未読。原作は面白いのだろうか、見応えゼロのつまらなさに驚きました。ヒースクリフの復讐話ながら小綺麗に着飾っているだけで、どのようにしてどういう点が成長したのかサッパリ分からず。キャシーの低脳・・・は言い過ぎとして単純な振る舞いにも呆れかえる。二人してウダウダした挙げ句のとってつけたかのような結末に何の感慨も湧かず。原作はおもしろいのだろうか・・・読む気力も無いけれど。 フローラ・ロブソンの存在感とデヴィッド・ニーヴンの初々しい姿に加点。 [インターネット(字幕)] 3点(2023-05-12 14:01:10) |
157. ポイズンローズ
ブレンダン・フレイザー、モーガン・フリーマン出演と言うことで鑑賞。前者は見た目と言い役柄と言い目を背けてしまう気の毒な姿。後者は街の大立て者の雰囲気は何となく出ていますが極悪の「ご」の字も無い拍子抜けな悪党。ハードボイルドを気取ったトラヴォルタでありましたが、のっそりした身のこなしでのアクションが微笑ましい。ハナシとしてはそこそこだったので演出の拙さが際立つ作品でした。 鑑賞後DVDジャケットを見てビックリ。誇大広告、詐欺の部類かと。 [インターネット(字幕)] 4点(2023-05-10 00:20:34) |
158. スパイ・ゲーム(2001)
《ネタバレ》 退任まで1日でどうやって救出するのか? 回想録が続くのは当然かと。ドイツとレバノンのシーンで自己愛に満ち約束を屁とも思わないCIAのセイギカンが見応えあり。サイドショー作戦をディナー作戦に書き換えメデタシメデタシに終わるまで野暮を承知でシーアイエーはこんな間抜けな組織なのか・・・馬鹿らしさで1秒も盛り上がれず。 レッドフォードの白すぎてシワシワのお顔が寂しかった。 [インターネット(字幕)] 5点(2023-05-08 12:24:56) |
159. スクープ・悪意の不在
《ネタバレ》 髪型に時代を感じたミーガンの独り善がりな記者魂に煮える。堪忍袋の緒が切れたマイケルの逆襲に「ここからや、ギャフンと言わしたってや」期待が高まったのですが。全く盛り上がらず、宿敵同士のロマンスに集中が尽きて寝落ち。 気を取り直しての再見でしたが、司法省のオッチャンが美味しいところを持って行ってのお開きにカタルシス無くイマイチワケワカメで更に再見で何とか分かった次第。いくらポール・ニューマンが渋くても地味に過ぎる復讐劇は物足りないものでした。 公人のスキャンダルをほじくり返してドヤ顔の「〇〇砲」も悪意の不在を盾にしたセイギカンなのか考えるところです。 [インターネット(字幕)] 6点(2023-05-06 16:46:31) |
160. ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー
休みが一日だけ一致した娘と共に鑑賞。 その昔家族5人で熱中したスーパーマリオ64。 大迫力映像に魅入り無敵モード音楽に鳥肌。 大満足で劇場をあとにして二人で思い出話に花を咲かせたひととき。 製作に携わった皆様に唯々感謝であります。 [映画館(吹替)] 9点(2023-05-05 19:44:04)(良:2票) |