1. 悪魔のエイリアン
《ネタバレ》 冒頭の「子猫物語っぷり」で愛猫感たっぷり特盛の演出を決めておきながら、最初に犠牲になったのが猫だとか不憫すぎて面白い。 ボウリングレーンから一斉に「ぬぱー」と登場するアメーバは、おっかないですね。 [DVD(字幕)] 5点(2020-09-16 05:37:57) |
2. マックィーンの絶対の危機(ピンチ)
《ネタバレ》 映画館からむちむちと溢れ出る人喰いアメーバも怖いが、作中の高校生のアホっぷりが何より怖い。 コイツらに二次関数とか解けるとは到底思えなかったんですが、なんでそんなにアホなのか。 しかし、スティーヴとジェーンが追い詰められ、ジェーンが現実逃避気味にウヘヘウヘウヘとニヤケるシーンは、秀逸。 ラストの急いた収束は「なんだなかなぁ」となりますが、北極に投棄を決めた後の「北極が温かくならなきゃいいが」というセリフが無駄に先見の明があってカッコ良かったです。 [DVD(字幕)] 6点(2020-09-16 05:33:00) |
3. バーニング
《ネタバレ》 トム・サヴィーニの特殊メイクが絶大な効果を生んだだけの映画。 とはいえ、カヌーの上での皆殺しシーンは圧巻。 そして、アルフレッド君。のぞきはアカン。絶対アカン。見晴らしの超悪い場所へ逃げるのも、アカン。 [DVD(字幕)] 5点(2018-11-07 03:02:40) |
4. スーパーマン(1978)
《ネタバレ》 面白いんですけど、「地球逆グルグル時間反転」って、子供心に一寸した恐怖感?植え付けたのが・・・憎い。「あの時点に俺の身の回りにラッキーな事あったら、ナニ?もう一回やり直しだったワケ?」と、当時小学生の私。ヒネたガキだなぁ。ツッコミ所を間違ってるのは百も承知。ま、いいがかりレベルの失点? [ビデオ(字幕)] 6点(2015-12-15 04:56:38)(笑:2票) |
5. GODZILLA ゴジラ(2014)
《ネタバレ》 「今を生きる我々が、次世代の為に何を残せるのか」という堅苦しいテーマと、超大型怪獣の乱闘というエンタメ性が、結構悪くない程度に寄り添えていたように思う。伊福部サウンドを意識したような重圧なサウンドも、カッコイイ。 蛇足だが、英語圏で言うところのGODZILLA(ガッジーラ)を、頑なに「ゴジラ」と呼称した渡辺謙は、やはり立派だと思う。実写版「北斗の拳」で、ケンシロウの事を「ケンスィロ」と呼称していた鷲尾ゆり子はちょっと見習うべきなのではないかと思ったが、そもそも格が違うか。(いろいろな意味で) [DVD(字幕)] 7点(2015-05-03 02:19:59) |
6. クロニクル
《ネタバレ》 唐突ではあるが、私が思うに「大事の前の小事」ということわざは、たまに「大事の前の小事は、重要ではない」と誤認・誤用されている事があるように思う。 正しくは「大事の前の小事を疎かにしていると、うまくいかないよ?」という意味である。 そう。この映画もまさしく「大事の前の小事」ということわざが、ピッタリ当て嵌まる。 超能力という分不相応かつとてつもない大事に対して、貧困、家庭内不和、ヲタ属性、童貞という小事をクリアにしていかない主人公が、人生の歯車を狂わせるのだから。 小さな事からコツコツとやれない(してない)人間は、どこか欠落している。超能力という現実感のない題材ではあるが、実は決して他人事、絵空事ではない、スコブル現実味あふれる映画なのである。イヤハヤ、恐れ入った。 「貧困も家庭内不和もヲタ属性も、ましてやどどどどど童貞も!ぜんぜん小事とちゃうわー!」と仰りたい諸兄らの気持ちは痛いほどわかるのだが、こればかりは遺憾ともし難く。 [DVD(字幕)] 8点(2015-03-18 06:10:42) |
7. サンゲリア
《ネタバレ》 くさったしたいAがあらわれた! くさったしたいBがあらわれた! くさったしたいCがあらわれた! … くさったしたいたちにかこまれてしまった! … ゆうしゃ(主人公)はメラ(火炎瓶)をとなえた! ゆうしゃはほのおにもかこまれてしまった!(だって木造建築の室内だもの) … ゆうしゃはにげだした! みたいな、ドラクエ中盤の先走りが過ぎた冒険者のような、可もなく不可もない映画でした。不可はないが、フカはゾンビと戦っていていたようでした。メインイベントは其処だったか… 蛇足ですが、気になったのは…医者の奥さんの内臓が食われてるシーン、ゾンビ役者のみなさまは何を食ってるんでしょうか…私は「しなびたスイカの果肉」とみたのですよ。 [DVD(字幕)] 5点(2014-11-12 10:50:18)(笑:1票) |
8. ハンガー・ゲーム2
この作品のキモでもあるデスゲームの意味合いが、どんどんどぉでもよくなり、そしてオザナリになっているような気がしてならないなぁ。私の消化能力が乏しいせいかしらんが、広いのか狭いのか、深いのか浅いのか、悪い意味でハッキリしないアヤフヤな世界観も、どうにも気持ち悪い。 三部作(?)の橋渡し的なツナギ作品だから気ィ抜いて作ってます、っていう緊張感の無さがビンビンに伝わってくる。 三作目(最終章)でどれだけ面白かろうが、これじゃあ及第点以上は望めないカンジですね。 [DVD(字幕)] 4点(2014-09-24 05:20:54) |
9. ハンガー・ゲーム
《ネタバレ》 グラフィックや登場人物だけに力を入れすぎて、システムやゲーム性がオザナリになった洋物クソゲーの風格である。 私がプレイヤーなら「ルールが途中でコロコロ変わるとか、クソゲー過ぎてやってらんねぇ!」とか絶叫し、フィールド内をティッシュ片手にフルチ○ダッシュ!とかやらかしそうだが、運営側から着衣していないプレイヤーに対する制裁として理不尽なモンスターなんかを投入されちゃうんだろうなぁ。 って言うか、そもそも年齢制限で引っかかるやん私。 [DVD(字幕)] 3点(2014-08-31 01:53:31)(笑:1票) |
10. パシフィック・リム
《ネタバレ》 メカ、怪獣、アクション、設定など、細部に亘る監督のコダワリが、私の内なるオタク心に火をつけた。というか、すんごい燃えた。「パイロット二人のココロを合わせて戦う巨大ロボとか、ギガンティック・フォーミュラみてぇ!」と思った私は、少数派だろうか。(明らかに少数派だよ) [DVD(字幕)] 9点(2014-07-14 03:23:47) |
11. ミザリー
脚本も演出も見事なサイコホラーなのですが、オイシイところはキャシー・ベイツが全部持っていった模様。 [映画館(字幕)] 8点(2014-05-31 02:36:29) |
12. ワールド・ウォー Z
《ネタバレ》 このゾンビ(?)映画に於ける生存攻略・レベル1は「インフルエンザの予防接種など、受けてはいけない」でしょうか。 20年前に結核を患って以来、無病息災な人生を謳歌している私には、ちょっと厳しいワールド・ウォーである。 [DVD(字幕)] 7点(2014-04-28 02:46:49) |
13. ハロウィン(1978)
《ネタバレ》 居るのか居ないのかハッキリしないマイケル・マイヤーズの薄すぎる存在感が、この映画のキモでもあり難点でもある。 しかし、その希薄すぎる存在感とはウラハラに、気味の悪さは充分。 蛇足ですが、しかし、マイケル・マイヤーズ君さぁ。絶対、ファミレスとかで注文忘れられるタイプですよね。存在感が最後まで、薄すぎる。そんな彼を実社会に出さずに隔離を提案し、ラストのオチまで持っていったあの精神科医は、ひたすらグッジョブです。 [DVD(字幕)] 4点(2014-03-05 04:10:40) |
14. ゾンビランド
《ネタバレ》 ゾンビ映画の登場人物におけるメンタルの弱さに飽きている人には、ちょうどいいゾンビ物の佳作。ほんとにちょうどいい。(ケチらずに、二度言う) [DVD(字幕)] 7点(2014-02-27 02:15:14) |
15. ガントレット
《ネタバレ》 家、パトカー、バスを破壊するために、みんなこぞって乱射につぐ乱射。そこに理屈などは、無くて良い。 何万発撃ったか解らんような派手な銃撃を展開するものの、銃殺されるのは4人だけというコストパフォーマンスの悪さに、とにかく惚れる映画なのである。 そして、イーストウッドの銃による戦果といえば「ドアノブ」と「バイクの燃料タンク」のみ、死傷者はゼロである。だが、それもまた良い。 [DVD(字幕)] 7点(2014-02-14 00:39:16) |
16. ニーチェの馬
世界の終焉が、こんなみじめであるわけがないと信じたい。 そして、湯がいただけの芋に塩をして食らう時も、そこそこ幸せそうな私でありたい。 あと、邦題に「ニーチェの馬」とつけた配給会社の人には、猛省してほしい。ニーチェ、ほとんど関係ないし。 [DVD(字幕)] 6点(2012-12-31 23:54:44) |
17. ハスラー
《ネタバレ》 負けが込んで来たときに、洗顔で仕切りなおして流れを変えたミネソタ・ファッツがカッコ良過ぎ。 対して主人公エディ君は、引き際を逸するわ、酒に溺れるわ、セックスに逃げるわ、場末のプールで指を折られるわ、というテイタラク。彼、賭け事に向いていないんじゃあないかな。 博打打の悲哀を描いた、という点には評価できるけど、残念なまでに野暮ったい。 [DVD(字幕)] 5点(2012-12-31 23:41:57) |
18. パラノーマル・アクティビティ3
《ネタバレ》 例のシーン、見えざる元凶「トビー君」が、リビングにある家財一式を漏らさず天井で持っていたのかと想像すると「グッジョブ、トビー君!超びっくりした!」と、私は言わざるを得ない。 十分に怖かったのだが、あのトビー君の妙技・キャメルクラッチのシーンは、いったいどう撮ったのだろうか…めっさやわらかい俳優なのかな。 [DVD(字幕)] 7点(2012-12-25 04:12:35) |
19. シャーク・ナイト
《ネタバレ》 すっごく好感がもてるアホなきゃ脚本と設定ですが、「46種のサメ地獄!」と煽っておきながら、せいぜい五・六種しかサメが出ていないのはイタダケナイ。 「もうちょっと予算があれば…」と思わせる、大人し過ぎる被害者のメイクや特殊効果とかも、難点か。 ですが、暇つぶしムービーとしてはソコソコのクオリティでした。特に、木の上へ避難にした彼とか水上スクーターの彼とか、なかなかナイスな食われっぷり。 狙った獲物を逃がさない鮫たちの仕事っぷりも見事ですが、あのサイコな三人組の鮫ブリーダーとしての無駄な才能が素晴らしい。 蛇足ですが、エンディングクレジットの鮫ラップ。この作品を象徴しているかのようなアホっぷりが、ヤタラ気持ちよかった。 [DVD(字幕)] 6点(2012-11-19 09:40:44) |
20. 裏切りのサーカス
英国の曇天の下、跋扈するオッサン英国諜報員たちの渋さを、ひたすら堪能できる作品。一煮立ちさせた激渋エスプレッソ・コーヒー(砂糖抜き・茶請けなし)を、何杯もマグカップで飲まされたような気分でした。 [DVD(字幕)] 7点(2012-11-12 07:36:42)(良:1票) |