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1.  2001年宇宙の旅
日曜日OS系午前10時で千円鑑賞。1回目満員。昼の2回目もあった様子。それもすぐに完売。3回目があったかは不明。ハリポタより人多かった。大人気でしたね。 序曲と退場曲付き&黒画面はDVDで鑑賞済みでしたが、映画館では初めて。 映画館ではシネラマ以外見ていません。(78年のリバイバルと91年梅田OSのサヨナラ上映) シネラマ→70mmでのトリミングやら編集やらで、一部画面ゆがみあり。 しかし言われなくては気が付かない程度で、ほとんど問題なし。 それよりも音が少し痩せていたような気がします。上映器材の関係でしょうか? 内容は改めて言うべくも無し。やはりベスト1に選ばれるべき映画ですね。 監督も原作者も亡くなった今、あらためてしっかり見るべき映画です。 上映されて50年近くたった今、先入観無しで見れる人がうらやましい。。。 
[映画館(字幕)] 10点(2010-12-03 14:54:10)
2.  スティング 《ネタバレ》 
新聞のラテ欄に「スティング」発見。そういえばしばらく見てないと思い録画。 土曜の昼下がり、吉本新喜劇終了後に鑑賞。(それはどうでもええ)  。。。やっぱり「名作」である。脚本、撮影、小道具、役者の配役、演技、どれをとっても、どこをどう切り取っても「見れる」映画です。  何回も見てるが、「そうそう、その次こうなるんだっけな」「あ、この役者さんあのTVに出てたな」「子役がほとんどいないなぁ」 そのたびに小さな発見があるが、気ぜわしくなく、ストーリー展開に身をゆだねること そのものが楽しい。  こんな映画はそうざらにないな。  あなたが2時間の余裕があるなら、必ず見るべし。 2日の余裕があるなら、半分は見てあとは数日後に見直せばいい。 2週間の余裕があるなら、旅先で見るのもよい。 2か月の余裕があるなら、友達との会話に飽きた時に見ればいい。 2年間の余裕があるなら。。。あなたの人生が「スティング」だ。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2018-11-05 10:03:28)
3.  トラ・トラ・トラ! 《ネタバレ》 
以前もこの映画のレビュー書いたけど、今回はWOWOWで、日本公開版の鑑賞。 TV初公開時はこの版でしたね。今回は録画してから二十歳の息子と鑑賞。 最初の心理戦、米情報部内部のやり取りは「サラリーマンのドラマのようだ」と息子。 ヒトカップ湾に集まって以降はビデオを止めて、さらに高校生の二男を加えて、当時の日本軍の作戦を解説。二人とも「過酷で凄すぎる作戦」と驚嘆。おいおい学校で習わないのかよ~ で、空母発艦から真珠湾空襲まではさすがに現実の飛行機の撮影とあって迫力は申し分ありません。息子達は口開けて見てたです。 やはり、役者も一流撮影も一流の映画は時代を超えてますね。 例の渥美さんの場面ですが、既に息子たちはこの人が寅さんやっていたこともおぼろげで、「このシーンって面白いところなの?」って言う印象でした。そうだよなぁぁ。 しかし、前日にゼロ戦設計者のM氏のアニメを見に行った二男のコメントが秀逸「Mって飛行機乗った事あるん? あのアニメではどれがゼロ戦かさっぱりわからんかった」 ハイハイハイ~、別の場所でコメントしましょうね。 「やっぱりCGでは、戦争のひどさは、この雰囲気は出ない」が親子鑑賞での感想と結論でした。 
[CS・衛星(邦画)] 9点(2013-07-25 10:51:41)
4.  未知への飛行 《ネタバレ》 
似たような作品に「博士の異常な愛情(米国での公開は同じ1964年)」があるが、本当かどうかわからないが、脚本を書いた者同士は双方ともお互いの映画のことは知っていたらしい。あちらはコメディ。こっちはくそ真面目。 様々な問題で、この作品は日本公開が結構遅れたと言われている。  冒頭の闘牛の牛の夢。それが何を意味するのか。闘牛士の手によって牛に槍が突き刺さる。倒れ込む牛。 牛とは我々なのか? 闘牛士とは神なのか?それとも我々自身なのか?  いけ好かない教授がマッソー兄い ソ連に向かう爆撃機を見て、顔は落ち着いているが、なんとなくヒャッホー状態。 当然のごとく「いま、攻めるべきよ」といい、好戦派の将軍(なんとなくルメイ氏に似てる 知らない人は調べてね)が「やりましょうよ」という 「良識派」の軍人が「何を考えているんだ?」と問いただす がこの人が最後に命令されることが、、、  その中、通訳と二人で秘密の通信部屋にこもる大統領。事故であることを伝え、書記長に話すが、どこか少し軽めに話す。 が、その態度は相手と対応に柔らかく話すための作成。通訳の「雰囲気解説」がこの電話会談をさらに緊密なものにしてゆく。 脚本が良いねぇ 電話会談はさらに緊張をしてゆき、在モスクワ米国大使 ソ連国連代表 戦略爆撃指令室 ホワイトハウスの戦術会議室 そして爆撃機隊長機 と電話が順々につながって行き、緊張度が増してくる。  戦略爆撃指令室の内で、ソ連攻撃機撃墜で喜ぶ管制官 すかさず大声で叱る司令官 彼と電話相手の通訳将軍だけがその場の良識人であり、悲痛な指示を心を殺しあいながら出していたのだった。  爆撃機からの最後の通信。その時隊長の奥さんが話をするが、お話はもう結論が見え見え。周りの人物にも焦りはあるがあきらめが見え隠れする演出。  モスクワは「消えた」 アメリカの良識と謝罪と意志を示すため。NYへの爆撃を自国で行うという選択。 それはないがな他にアイデア無かったのか? 結局「戦死者の数」ありきなのか? 戦死者減らすために核を作ったという言い訳の裏書か? そうぢゃないだろ? と被爆国の小市民は叫ぶが、物語は淡々と終了に向かう。  エンドクレジット前に「こんなことは今は起こらない」と言う但し書き出るけど、 クリムゾンタイドでもそんなの書いてあったけどなぁ 偶発核戦争は確かに起こっていないが、あわや寸前は数多くあるようだ 原子炉についてはもう言わずもがな だ  「十二人の怒れる男」との対比も考えれば面白い 正義とは真実 真実とは正義 が、この映画での真実・正義とは何なのだ? と言う 密室劇 長いよ暗いよオネエチャンほとんど出ないよ  東欧で、東アジアで 核が出るや出ないやら の時代にゆっくり見ることをお勧めします  映画の続きを作るとしたら、どうなるんだろうねぇ
[CS・衛星(字幕)] 8点(2022-10-25 15:46:36)(良:1票)
5.  グラン・プリ(1966) 《ネタバレ》 
AMAZONで鑑賞。大型TVで見直して投稿しました。 BDで出ていたとは知らなかったからほんとは購入すべきだが、「ヤムラさん」を見たくてネット鑑賞。  車両がF3ベースとか、最終イタリアGPでは使っていないバンクで撮影したとか、妙にオネーサマとイチャイチャが多いとか、ヤッパ シネラマね。。。とか、フェラーリとBRMは実名なのになんで「ヤムラ」なんだとか、SMITHの時計式タコメータがシブイとか、、、 いろいろ突っ込み満載ではありますが、長らく日本への配給が止まっていたので久々に見られるのであります。  ストーリーは単純です。ブンブン走っていちゃついて別れたりくっついたりです。が、レース映像は大したものです。よく撮れてます。それだけでも価値があります。 イタリアGPのモンツァのバンク。使用禁止であってもきれいなバンクでしたね。その後の富士のバンクを見てるのでうらやましい限りですね。今はこのバンクは無く、貴重な映像です。  バイクは今の所ヤマハのYDS(みたいなの)が確認できましたが、数台、レジェンダリーなマシンが映っていそうです。 またゆっくり探してみましょう。  ですので「見るべしっ」という意味で8点。
[インターネット(字幕)] 8点(2018-08-06 10:46:21)
6.  トイ・ストーリー3 《ネタバレ》 
あかんがな、あかんがなぁぁ やっぱりラストで泣いてしまう。今回は嫁も泣いていた。 シリーズ2では6歳だった息子も23歳。まだはっきり決まってないが、内々定先では転勤があるとか。 我が家では、いまだに、ウッディとバズは息子の部屋にある。(ほかのおもちゃは、親戚に全部伝わっていったよ) 当然足の裏に名前が書いてあるよ。  涙腺が切れてしまうのは、息子の部屋が空っぽになったシーン。 実家を出るのは、自分自身も経験しているし、嫁も経験している。 こんどはもうすぐ、「経験させられる」年齢に 我々夫婦がなったということか。。。  ええ映画やね。孫が生まれたら見せてやらねばならん(と思っているのは爺さんだけかなぁ)  子供の旅立ち という点では、評価したいアニメです。
[地上波(吹替)] 8点(2015-07-06 10:33:52)
7.  ヒッチコック 《ネタバレ》 
タイからの帰りの飛行機で鑑賞。放送では無いので、一応”ビデオ”としておきました。 吹き替えなんですね~これが。BRなどで販売するときには声優さんが変わっているかも。 「あ、これ4月から日本で上映してたなぁ」として鑑賞。 どんな映画かも判らなかったのですが、「サイコ」撮影時のヒッチコック夫婦の物語。 いやあ面白い。アンソニーパーキンス役の人も良く似てたし。スカーレットヨハンソンが綺麗! また映画の作り方も良くわかってよいわな。あんな巨匠なのに、映画会社から冷遇されてんだねぇ。 苦言を言えば奥さんが編集でハサミ入れる所の描写は少しマニアックにしてもらいたかったなぁ。 「サイコ」上映時の宣伝の仕方も面白い。今ではスリラー映画の常套手段をこのころからやってたんだね。 日本に帰って来て、本日NHK-BSで「サイコ」放送。 見てやるぞうぅ!
[ビデオ(吹替)] 8点(2013-04-22 14:54:16)
8.  バービー(2023) 《ネタバレ》 
最初にね、この女性監督さんが出演している別の映画「ホワイトノイズ」を見るつもりだけど、嫁が2回目見だしたので、俺もそばで見てた。  嫁の記憶では「バービーちゃん」は60年代半ばには日本では売っていて買ってもらったという。リカちゃんが出る前に数年売られていたともあると記録があるからそうなのかな。80年代に再輸入されていて、CAさんコスのを大学時代買ったらしい。  「ケン」は買わなかったの?と聞けば、そんなの知らなかったという。  映画の冒頭、巨大なバービーが出てくる。荒野に女の子が赤ちゃん人形で遊んでいるシーン。「何これ?」「2001年やがな」「なにそれ?」「え?知らんの?」「しらーん。あ、始まった」  細かくは調べないとだけど、色んな映画のパロが入っているように思える。トラボルタがちょい出てくる。「グリース」の1シーンのようなダンスもあるなぁ。  フェミニズム と簡単に決めつけるのもいいけど、その面からこの映画に入るのも悪い手法ではあるまい。 マーゴットはいつになくかわいくて(くぁわいいやろ?)役にはぴったり。ゴスリングが回転滑り台を降りてくるのは吹いてしまうなぁ。  マテル社。よくまあこんな映画OKしたよね? マテル社のCEO役ウィル・フェレル。ハリウッドではサインしてくれないヤツNo.1らしいけど。「ユダヤ人でもだ」に吹きだすわ。 マテルの創立者はユダヤ系だったんだけどね。もう一人の創始者のヨメさんがバービーをデザインして作り出したんよ。ルース・ハンドラーね。その娘の名前がバーバラ・ハンドラー(人間になったバービーが名乗る名前と同じ)  と、嫁に話してもそんなのはどうでもいい。ピンクの世界。女性大統領、最高裁判所長官、ノーベル賞(?)もALL WOMANの世界なのだから。ヲトメノユメセカイ。  ケンの男性上位の国を作る目論見を阻止し、女性上位路線を復帰させるバービーたちだけど、典型的バービーは、この国にいるより人になることを選ぶ。  「ヒト」になる事なので、オンナ/オトコ ではなく「ニンゲン」になりたいという別の彼女の欲求なんだろうな。それを意図しているんだろうけど、なんで婦人科に来る?  まあ、「人間のボディ」を手に入れたらそりゃ色々あるわいな。ケンもバービーも「性器が無い」から「ある」に変わったんやろね。  直ぐに指摘したんは嫁。「なんでやろな?」「そら毎月大変になるがな。ピンクの世界ではそんなん無いねんやろ」「あ、そうか」  もうちっと、マテルの他のおもちゃ出してほしかったなー 話題になるのはわかった。マーゴットちゃんも高畑充希ちゃん(吹き替えよかったで)もかわいいから7点つける!
[インターネット(吹替)] 7点(2024-05-03 22:47:25)
9.  ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド 《ネタバレ》 
まいったなぁ。私は今63歳だけど、2歳上の先輩がいる。この先輩、特撮系(特に東宝)のマニアで、学生時代(関西ね)オールナイトで上映があれば必ず見に行ってたくらいの人。  ビデオデッキが出始めのころ、3台も買っていた人。で、香港カンフー系のマニアでもあり、「サイレンサー/破壊部隊」を含めたオールナイト上映に付き合ったころ、  「知ってるか、この女優、キ○○イに殺されたんやで」「えっ!ほんと?」  1980年に「シャロン・テート事件」を今は無き尼崎の古びた映画館で初めて聞いた私。  「じゃじゃ馬億万長者」に出ていたのもあとから知った。よく見てたドラマだったけど、端役だったのか覚えがない。  アメリカでの彼女の評価はどうだったんだろう?殺されたので有名になったのか、その前からまあまあ名前が知られていたのか?  どうにも、当時自分が好きだった大信田礼子さんや大原麗子さんに重なる(全然違うけど、記憶のよりどころがスケベベースだから仕方ない)  図書館に行ったとき、この事件のあらましを書いた本も読んだ。まったく完全にピーな連中が引き起こした事件。やるせない感じが残ったね。  で、この映画シャロンは「殺されなかった」ことになってる。あれまあ歴史改変もの? ではなく、当時の国民が一番納得する終わり方になっているといった方がいいだろう。  このエンディングのために、ナガナガと落ち目のスターをじっくりと映す? マカロニ・ウェスタンてそんな立ち位置? 売り出し中の香港のスタント俳優(ブルース・リーとはなぁ)をボコル?  まあ、「当時、そんな事があったんだろうな」と観客に思わせるのには大成功だよな。  落ちぶれた男とその親友と犬。その友情物語。と1行で書けばそうなるか。でもまあ、ハリウッドとはやっぱり変な連中の吹き溜まりでもある。  タランティーノおまえもそうやんか? そんな突っ込みを入れつつ、シャロンが生きている世界を作ったことには、ある意味賞賛するね。  このプロット。暴力性を抑えればTVシリーズにもなりえたろうに。でもそれはタランティーノの意図ではないだろね。  ストーリーでは6。マクィーンと車やバイクがもそっと出てくれば7だな。でまあ、シャロン・テート嬢への哀悼でやっぱ7。  歴史的背景を知らずに見る方が幸せかも。
[インターネット(字幕)] 7点(2024-04-18 09:26:55)
10.  オデッセイ(2015) 《ネタバレ》 
ネットで3回見てそれから投稿。  総じて”悪人の出ない映画”である。しいて悪人を選ぶなら、NASA長官(演じるのはジェフ・ダニエルズ 名優である。彼の出演作を見ればわかるよ)であろうか。しかし立場の問題だろう。さすがは。の演技である。  この火星ミッションは、当初から数か月の予定であって、備蓄食料はそう多くはない。生のジャガイモがあることは天の幸い。それこそ感謝祭であろう。  と、まあ”善人だらけ”の映画ではある。ほかの方も書き込みされていたが、”あの”リドリー・スコット監督作品であることは、エンドロールが出るまで忘れてしまう。3回見ても忘れる。そういう映画なんであるから、中学生程度であれば見せてもいい映画ではあろう。  この映画はWikiによればドリュー・ゴダードが監督も務める予定だったとか。(彼は脚本と総指揮になってる)。2015年公開。オバマ政権時代。まだ中国はそうややこしい国になってはいないし、そう描かれている。  映画の最後のアレス4に、アジア系飛行士が写る。まあ、Chinaと共同運営なんでしょな。という時代の映画。  ここで古いおじさんはTVシリーズの”冒険野郎マクガイバー”の様なワトニー飛行士の行動に注目し、わくわくする。そこには確かに取り残された悲しみはあるけれど、キャスト・アウェイでの女々しさは(この表現は今日ではご法度だな。今日で使わないようにしよう)この映画には少ない。  で、火星のキャビンには80年代のディスコミュージックがガンガンかかるという状態。各人のPC(ないしはサーバー)にあるデータをこの飛行士はちゃっかり”ハッキング”しているようだけどな。PW開示してくれないと、いろいろなことができなくて、死ぬしね。船長の権限は必要だったろう。  でも、俺ならやはりヨハン・セバスチャン・バッハがいいな。余計な思考を持たなくて済むわ。  技術者のはしくれとして嬉しかったのは、ASCIIコード通信が出てきてにやりとした。8ビットマイコン(テンキーと3行液晶しかI/Fが無かった時代の”マイコン”)を組み立てていた世代には、ぐっと来たね。  すぐさまメール通信に移行してしまったのはちょっと残念だけど、話の都合上展開を早くしないとな。それでも2時間半もある映画だ。  キャビンが吹き飛んだのは、エアロック当たりのシールドの不備のような描き方ですよね?それの修理はできたんだろうかね? ともあれ、水の合成も多くはできないので、期間前のワトニーの瘦せ具合と皮膚の湿疹がこの映画で2番目の”苦行”を見せられる。(一番目はアンテナの一部が体に突き刺さってそれを抜くシーンだな。これは何回見ても痛そうだ)  でまあ、映画の最後はよかったよかったで終わる。ほっこりして終わる。ああよかったーみんな助かったー  と、見終えてから”あれ、これでよかったの? まあこれでええか”と思い起こす映画である。  この映画の後、ボーンシリーズやエイリアンシリーズを見てはいけないよ?人間、たまには「幸せの放出物質」をじっくり味わっておこうぜ。  日本語タイトルの”オデッセイ” アポロ13号の司令船の名前でもあったのは、ホメロスとの”ダブルミーニング”なのかね? タイトルは、まあ、合ってないけど、英語のタイトルは原作そのままだから仕方ないかもな。  インターステラー と共に、”ハートほっこり宇宙映画”部門なら高得点。  でもまあ、波風がもう少しあった方がいいのと、火星の嵐って、こんなひどくはないそうだから、少し残念点。  でも、”火星でののっぽさん”映画としてはいい点数よ。ゆっくり見てね。で7点。
[インターネット(吹替)] 7点(2024-04-15 09:31:18)
11.  博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか 《ネタバレ》 
「これはブラックでシニカルなコメディである」 長い間そう言われてきたし、その言葉とおりであるけど、  最近見た感想では、「中年オヤジどもの、エロ話」という形に見える。  だって、狂った空軍リッパー准将が「体液が汚されている」と感じたのは、ナニをしている最中だったと、英国マンドレイク大佐に吐露している。  要するに、自分のナニが、考えた通りに動かなかった。ED。そうに違いないと思う。(ここまで書いても大変 ゲスい内容だ)  その事象から「共産主義者共が水を通してフッソを入れて俺の体液を汚している」どうしてそこに到達するのか。であるが、狂人故理由は無いのだな。(まあ、議論はあるようだが、EDの直接原因とはあまり言われていない)  自動販売機を壊してコーラが噴き出すが、それがナニのナニであるのか?暗喩なのか? まあ考え過ぎだろう。 と、思っていたら、戦後は「男1に女10」とか言い出して、タージトソン将軍も賛成して、さっきまで敵対してたソ連大使までは「それはいいな」とか言い出す。  まあ、人間結局はそこに落ち着くのだ。バカなのであるな。人類全員。  姿が見える女性は、タージドソン将軍の秘書であり愛人のスコット嬢しか登場しない。この女、最高作戦会議室に直接電話をかけるくらいのオンナ。  こんな女性を10人も! 男どもは都合よくそう考えている。さてさて。  とてつもなく女性蔑視! とはいわんけど、親父共のエロ話炸裂! そうやって結局水爆は投下される。  コング少佐は、本当にロデオのスターの役者さんがしている。米国の友人に言わせれば、「とてつもなく、西部風の話し方(訛り)」だという。要するに馬鹿正直な田舎者という意味なのか?  それを知るアメリカ人はここで大笑いする所。なのであるが、それを知らない東洋人はわからない。何か特別な比喩が隠されているのでは! と勘ぐってしまう。  いや、色々あって、ミサイルでロデオするシーンで彼が呼ばれたと。「カーボーイと言えば、彼」みたいなキャスティングだったと。  母親ならだれだれ、侍ならだれだれ、殺し屋ならだれだれ。という具合である。  ただそれだけだったようであるけど、彼はこの映画以降ギャラが上がったようである。  とにかくも、高度でシニカルなコメディとして楽しむもよし、ゲスイエロ親父の不適切発言を笑うもよし、楽しんでください。  追加:ストレンジラヴ博士のアクセントも米国人から見れば「ドイツ人風の話し方」 フォンブラウン博士もこんな訛りだったともいうけど、WIKIではオーストリア系の人物の話し方ともあるね。  まあ、茶化しているわけです。ヒトラーに敬礼していたやつがロケット作って飛ばしとるわ。ここ、笑うとこだよー とね。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2024-03-09 22:46:44)
12.  イージー・ライダー 《ネタバレ》 
映画の「わかりやすさ」「伝わりやすさ」で採点すれば、4点程度だと思う。 7点と言うのはやはりアメリカの事実を当時きちんと突き出してきたこと、これは企画脚本監督に送る賛辞だ。  画面構成は稚拙だが、荒野を走る2台の”H-Dの演技”に文句はないという事。 キャプテン・アメリカが時計を捨てて、大きな橋を渡る時、ステッペンウルフの”ワイルドで行こう”が流れるあの爽快さ  冒頭10分ほどでこの映画の本質が出ちゃう つまりはここまでの流れの小気味よさが7点ですよ 音楽の使い方が非常に良い。60年代後半のアメリカンロックがてんこ盛りですよ!  高校時代に名画座で見てビデオも持って、なおかつ衛星での放映を録画して3回見る。どんだけ見るんやー もう話の内容も知っているのに見る SWか市民ケーン並みの映画だよな、コレ。  1982年米国フロリダのデイトナへ現地ガイド付きでツーリングをした。ある所でモーテルに停止したが目的のモーテルと違っていて、ガイドが店主ともめている所にシェリフが来た。 なんとか間違いであることが判ったが、時折"Motorcycle GANG"と言うワードが聞こえて宿屋の親父が激高する。 日本語に直せば「族の連中に貸す宿はねえ!」と言うセリフだったよ  映画途中で「空き部屋あり」のモーテルに来たが、バイクだと判って「空き部屋なし」のネオンに替えるという陰湿な宿屋のシーンがあるが、それに近い経験を味わったよ。  「南部はまだ南部なんだ」と映画の内容は本当だったんだ と思ったものです。  自由とアメリカ そしてわたし それを感じさせてくれる、名画です。見ていない人は一度見る事ですよ。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2023-05-22 14:19:51)
13.  燃えよドラゴン 《ネタバレ》 
「鑑賞環境」を「試写会」としたのは、この映画を最初に見たのが、毎日新聞の試写会だったから。 姉が試写の応募が大好きで、「アンタもはがき出したら?」で初めて出して当たったのがこの映画。 中学1年の9月頃かな。私は7月に転校して友人が少なかった。 クラスの学級委員長(同性の男子ね)を誘ったら二つ返事で来てくれた。  先週ネットで久しぶりに鑑賞 なぜならその誘った委員長が昨年亡くなったと、他の友人から聞いたから。  いわゆる「洋画」を映画館環境で見るのも初めて ゴジラとか東映漫画祭りくらいの経験しかない中学生が、いきなり毎日新聞会館で試写会。周りはオトナだらけに見えた。  字幕を読む習慣も無いので最初は戸惑った。が、リーの圧倒的な肉体の躍動に、最後は興奮して、槍に貫かれたハンを見て声を上げてしまったことを思い出す。  終ったあと、「アチャー」と小声を出しつつ友人と笑いながら帰った。それ以降彼とは親友となった。 12月に新聞で封切りが伝えられた時、私と彼がクラスのみんなに「映画解説」をして友人に吹きまくった。  うるさくしていたので先生から「お前は浜村淳か」と突っ込まれたのを思い出す。 映画は空前の大ヒット 流行るに釣れ「最初に見た人」の希少価値も薄れたが、彼は「委員長が推薦する映画やから」と女子とのデートに成功していたらしい。  今、見返せば、いくらでもあるストーリー 復讐劇&悪役退治なんだが、近代武器を使わず、己の肉体だけで対決して行くリーの姿は、人間の根幹はこれだと思わせますね。 やはり肉体 それを存分に披露しつつ人を楽しませるのはやはり天才のなせる技でしょうね。  この後凡百のカンフー映画が日本でも世界でも公開されますが、「シャシン」としての筋も絵も一流と思います。  ブルースが以前にも香港で映画を撮影しています 香港映画のルールから見て、アメリカナイズした脚本は評価が分かれる事でしょうけど、 「世界に向けた、最初のカンフーアクション映画」と言う称号は永遠にこの映画の物でしょう。  地下の秘密工場にロープで降りるときの「足ピン」 キャンプで真似したけどできなかったなぁ  天下一武道会 的なシーンが出てくる、映画やアニメでは 悪役オハラがどこにいるか探す自分が居ます。  妹が自害した理由を父が話したがらなかったのは、やはり「香港」だから 強くて権力を持つやつら(英国)に「占拠」されてきたからと言う、暗喩なんでしょうね。  映画の主人公は何をしている人かは、皆目不明だけど、カンフーは師匠クラスのようです。 悪の組織を壊滅させ、かつ妹の敵を、自らの肉体で取る。そこがミソですねこの映画の。  このあたり「抑圧された人々が立ち上がる」という一種の革命映画でもあるわけで、米国でも、中南米からの移民街、黒人街や、東欧諸国でこの映画が爆発的な人気が有った事の意味が在りそうです。  音楽もこの映画のヒットに拍車を掛けました。ラロ・シフリンの少しオリエンタルなスコアが実にぴったりです。 スパイ大作戦のテーマとこの映画とで、儲かったのかなぁ
[試写会(字幕)] 7点(2023-04-17 13:46:26)(良:1票)
14.  ティファニーで朝食を 《ネタバレ》 
1960年生まれの私にとって、ヘプバーンの映画は中学生くらいからTVや名画座(3本立てで低料金)でよく見た、 華麗で、まじめで、しなやかで、強さのある女性 のイメージだった。  この映画、1978年18歳でTVで初めて見た。その時は「なんでこんなはすっぱな女をあのヘプバーンが?!」だった。 ちょっとショックを覚えたのを記憶している。 それと、1970年代の映画と勘違いした。つまりは「今のヘプバーンさんはあんなにかわいい!」ともね 画面よく見りゃ気づくのにね。車は古いし、NYなのにアフロもヒッピーもいない、黒人も出てこないんだからね  1970年代にこの映画が撮影されていたら、ちょっと犯罪映画ぽくなるだろうな。 音楽もラロ・シフリンかも  ただ18歳の若者には、窓枠でギターをつまびくヘプバーンにもうやられてしまった。 おかげで私のヘプバーン映画NO.1はこれである。  家族で見ていて、冒頭のティファニー 母が「あの宝石店か?お前が出世したら連れてって欲しいわ」と笑っていたのが記憶にある。 今年亡くなったけど、オカンNYで3回買ってやったから覚えといてやー この映画のおかげで、NYに行けば必ず寄る店になった(とはいえそんな高価なものは買えない、2Fの食器セット程度だ)  この映画がネットでも見られ、よく放映されるようになり、改めて「エエオンナやなぁ」と思う私も大人になったもんである 原作は読まない方が映画のイメージをつぶさない。文字で書き起こせば、原作も映画も「悪女」そのものであるからね。 そんな悪女を、エドワーズ監督がじつにうまく撮っている。カワイイヲンナの魔法がかかっているんだよ。  ゴライトリーちゃん わがままだけどかわいいんだよ 男がほおっておかないよぅ CATも飼いたいよう  というおっさんの妄想映画ですが、良い映画ですよ。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-09-13 12:00:48)
15.  トップガン マーヴェリック 《ネタバレ》 
MX4Dしか空いてなかったのでそれで鑑賞 前作は数回ビデオ鑑賞したけど、「まあ ヒコーキ映画やね」であったが、30数年経過して、やっぱり「トムはトム」で済んでしまう。そりゃ悲しいんで感想述べます。  海軍の航空部隊のTOPGUN まあ年経過しても空気感は全く変わらず。隊員たちの違いもさほど差がナイ。  差が無いと言えば出てくる車両。バーの美魔女シングルマザーはナローポルシェ。トムはGPZ900R、そのまんま乗っているし、教官になって乗っているのはH2 CARBON(と思う)これは新しい。  トムの車庫にはヒコーキのマスタング。棚の上の方には「古いモーターサイクル」が乗っけてある。はっきり見えないけど。 おそらく40-50年代のハーレーかインディアンでしょうね  ラストには、ピントがぼけているので型式不明な「青いフロントフェンダーのバイク:ホイール形状から見て80-90年代?」 アメリカカワサキが車両提供しているから、これもカワサキなのかね?  敵さんは、どう考えてもアジア地域の雪が降るような高山か緯度の高い所に存在する「三代続けて反抗的な」お国なんでしょうね これも、前作の国際状況から見てもあまり変わらず  トムの 飛行テクニックも おシモもお元気でなにより  というわけで、この映画を「2022年の文化記録」としては見てはいけない です。  新しいのは、H2 Carbonと敵戦闘機だけという それだけ覚えておけば 後数年「オリはマーベリック見たゾイ」と偉そうに言えます  ま、中華フレーバーが少ない映画 としても記憶されるでしょうけどね  スコット兄弟の弟さんが亡くなってはや10年 その方に捧げられている映画です。エンドロールで合掌。
[映画館(字幕)] 7点(2022-06-30 10:51:54)
16.  クレオパトラ(1963) 《ネタバレ》 
1963年作品 テイラー31歳 バートン36歳 撮影期間が長かったのもあるが、二人は不倫関係→後に2回結婚 4時間を超える作品 とか 映画会社が倒産したとか 撮影に金掛けすぎ とかあるが、 何回も見てきた映画でありますが、4K版を録画して 巻き戻しを繰り返して何回も見た感想は、、、  「テイラーちゃん ●●すごい!」 です はい。もしかしたら妊娠されていたのかもしれませんね (昨日・今日・明日 のローレンさまとタメのサイズですよ)  喉を悪くして手術したとも言われているので、後半傷のようなものも見える。 命かけて撮影していたんでしょうねぇ そのあたりは大女優ですね  ともかく「すぺくたくる」なことはすべてやってます それだけでも見どころのある映画ですが、  私の見どころは、「テイラーちゃんの衣装とヴァインヴァインな●●!」なんで、半年たってもHDから消えていません  なんだったら映像だけ使っても「卑弥呼」の映画できるかもしれません 優秀なスクリプターならできるでしょうね。  それぐらいの「女王様っ!」な映画です。  見ると疲れますので本来なら4点ですが、テイラーちゃんのお姿で7点
[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-02-28 14:38:16)
17.  キングスマン 《ネタバレ》 
WOWWOWで鑑賞。 寝る前についつい見てしまった。で、、、、おもろいがなぁ~ おもろいでぇ~! しかし、途中から見てしまったので、最初が判らない。よし、もう一回録画して今度は隅々まで見よう!そう思う映画。  それにしても、映画の中に出てくる「外国」 は アメリカとブラジル以外でてきましたっけ? アメリカの右翼保守派も完全にバカにしているね。悪役も同じ思いのようですね。 「やーいアメリカの金持ちのアホー!」 ってな映画ですな。  L.ジャクソン 楽しんでるわ~ 悪役が楽しんでやっている映画は、何回でも見れるよねー  スパイ養成学校。ハリポタもdisってるようなイメージやね。いや、「エンダーのゲーム」かな?  ともかくも、録画してもう一度最後のシーン、王女様のお尻 を 何度も確認しよう!(そこかいっ!)   
[CS・衛星(吹替)] 7点(2016-08-30 13:54:51)
18.  眼下の敵
ボーっとしていた週末に、CM付きでBSでやってたので、久々に鑑賞。うーっむやっぱり男の映画だわい。 しかし、ラストはもうちょっと違う描き方でもよかったのではないかと思う。 が、やっぱり第二主人公の潜水艦船長が助かったほうが、映画としては成り立つわいな。  30分ほど見ていた息子が、「これって、ゲイの映画?」 。。。わしにその気は無いぞ。 第二次世界大戦、南大西洋、駆逐艦、爆雷投下、Uボート、魚雷発射管。。。用語が難しくてすぐにわからんとか。。。  ああ戦後70年。名画も追憶の彼方へ行くのか。。。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-12-16 17:05:18)
19.  オール・イズ・ロスト 最後の手紙 《ネタバレ》 
2015年4月13日、WOWWOWで観賞。 始まってすぐに引き込まれてしまった。こんな映画は久しぶりだ。 レッドフォードの演技が淡々としているのが又良い。 海に限らず、遭難するときはこんな感じだ、ヒタヒタと死が迫ってくる。大きな事故の後の静寂が無性に、非情に怖い。そんなもんだ。  演出については、ちょっと判りにくさもあるが、ヨットレースの経験もあったので彼の行動がすぐに理解できた。  また、ヨットに愛情ある視線を落とすシーンも印象的だ。バイクで河原に落ちて、泣く泣く放ってゆかねばならない時を思い出した。男はここで啼く。  この映画を見てる間のヨメのセリフのほうが多かった。「なんでしゃべらんの」「どないなっとんの」「まだ見てんの」「はよ風呂入りや」。。。 
[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-04-14 16:43:03)(笑:1票)
20.  スター・トレック(2009) 《ネタバレ》 
レイトショーでようやく鑑賞。前売りより安いのはなんか面白い。 全体の感想ではアクション、スペクタクルてんこ盛りで万人に楽しめる映画になっています。子供にも見せたいね。 日本での本放送の最後2回(30分で前後篇!)を見た記憶のある古株トレッキーとしては、おなじみのメンバー勢ぞろい。(役者が違うけど)で一応満足。 で、このメンバーでこれから何本作るんだ? マニア的にはパイク船長が今後どうなるのかが気になりますが。。。 父親の存在が重荷であり栄誉でもある、スポックとカーク。それらの対比がもう少しあれば9点かなと思います。 あと悪役ネオ。もうちょっと彼の苦悩を表現できればねぇ。あのラストじゃ死んだんじゃなく、続編に登場かな? で、未来のスポックはどうやって帰るんだ? とりあえずニモイさん出演ありがとう。 最後の語り(オリジナルTVシリーズの冒頭のセリフ)でジーンと来てしまって、エンドロールで立てなくなっちまったよ!!
[映画館(字幕)] 7点(2009-06-29 09:14:29)(良:1票)
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