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えすえふさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 551
性別 男性
ホームページ https://twitter.com/sf0O7
自己紹介 筋肉アクションやSFなどに目が無いです。

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1.  2001年宇宙の旅 《ネタバレ》 
何度も見た。至上のSF。あの美しい宇宙。カッコいい宇宙ステーション。HALの可愛さ。モノリスの不気味さ。そしてラスト、土砂流のように目に雪崩れ込む映像。 カッコ良くて、美しくて、よくわからなくて、それでも面白いと思える最高の作品です。 だけど本作の良い所はそこだけではありません、この作品は寝ていても『良い』映画だと思ってます。だって凄い心地良いんだもん。 映画館の暗く冷房の効いた空間、リラックス出来る柔らかい席で、本作はとても気持ちよく眠らせてくれる。(でもいびきをかいちゃダメよ) 素晴らしい音楽、美しい映像、静かな宇宙、見ているとだんだん心地よくなってくる。 目を閉じてうつらうつら意識が遠くにいくあのなんとも言えない気分…二周目以降の楽しみ方の一つだと思っています。
[映画館(字幕)] 10点(2015-09-18 14:46:56)(良:1票)
2.  エース・ベンチュラ 《ネタバレ》 
結局、僕の映画の原点はここに行き着く。 狂気の果てを体全てを使って表現する「ペット探偵 エース・ベンチュラ」こと「ジム・キャリー」の演技と江原正士のオーバーすぎる吹き替えは純粋無垢だった少年時代の僕にはとても強烈だった、というか二十歳を超えた今でも強烈だ。全編ノンストップな下ネタと悪ノリで構成されたくだらないギャグの嵐がなんとも清々しく、若きジム・キャリーのハンサムさもあいまって非常に奇天烈だが、どこか許せてしまう魅力に溢れている。動物も可愛いしね。 今でも年に一度は無性に見たくなるやっかいだが憎めない名作だ。 ちなみにケツと刑事が話してるシーンが大好き。
[ビデオ(吹替)] 10点(2014-09-18 14:25:03)
3.  スピード・レーサー
冒頭のレースシーンを見た瞬間に涙が湧いてきました。極彩色に彩られた世界は他の映画、アニメでは見た事の無い凄まじい圧巻のパワーを見せつけてきます。 シンプルながらも愛に溢れたストーリー、おもちゃ箱をひっくり返したような世界観、そして圧倒的な迫力を惜しげも無く見せつけてくれるレースシーン。そして美しすぎるラストレース! こんな素直に愛する事が出来る作品は久しぶりでした。10点満点です。
[映画館(字幕)] 10点(2014-08-02 19:15:57)
4.  トップガン マーヴェリック 《ネタバレ》 
時は過ぎた。相変わらずアイツは無茶ばかりしている。 そんな時やって来た旧友から与えられた最後のチャンス。それは相棒の息子とやり直す機会。  もう予告を見た瞬間「絶対IMAXで観るしかねぇ!」と確信する。もう話なんてどうでもいい!これは映像を観るためだけの映画!これはアトラクションなんだ!!!まぁトップガンは見ているけど、実は全く覚えていない確か相棒が死んでた。そんだけだ。そんな印象でお話には一切期待していなかったんだ。  しかし改めてトップガンを見直して挑んだ本作。初っ端からデンジャーゾーンでお迎えと最高の幕開け。そして確かに映像、音楽共に最高だ。そしてお話は…ボロボロ涙を流しながら見ていた。 マーベリックとアイスの変わらぬ友情!あんな無茶な野郎を信じ、自分の身が弱っていく中でも心配してくれているアイスマンはなんて良い奴なんだ! そしてグースの息子ルースターはまるで生写し。マーベリックの心の傷をグリグリと抉っていきます。アイスマンのくれたチャンス!マーベリックは仲直りできるか!? ん?この設定なんだかスタローンのオーバーザトップ味があるぞ。だから良いのか!  名のある若手エースパイロット達を次々と捩じ伏せていくマーベリックにはスカッとしますし、同時に「コイツがやればいいじゃん…」ともなります、まぁやるのですが。 そういえば若造連中の中でも上手だけど調子こき憎まれキャラのハングマンですが、コイツって若き頃のマーベリックそのまんまなんですよね。だからなんだか憎めないのが不思議な所。まぁ彼の未来が少し見えたから選考に選ばなかったのかもしれませんね。  そんな訳で最終ステージは息を呑む展開の展開の展開。なんだよ結局マーベリックが行くんかい!となりましたが、もうそんな事は忘れて最高のアトラクションに突入。これでフィニッシュかと思いきや、まだまだ続く息を呑む展開の連続にハラハラしない訳がない!こんな凄いアクションシーンの連続で飽きずにハラハラ出来るなんて凄過ぎますよ!あとGを耐えるシーンではなぜかコチラも一緒に耐えてました。 そして最後はトムキャット登場、まさかの最新鋭機とのバトルは熱いし超逆境が「さすがのマーベリックも終わりか!?」と思わせるので前のめりになって手に汗握ってました。 なんだかんだ最後の最後までマーベリック最強伝説で貫く本作。ヒーローがアレしてしまう展開が多い昨今の映画でここまで王道を貫く本作はまさに映画の中の映画でしたね。ボロボロ泣いて、ハラハラドキドキして、スカッと追われる近年では最高の映画体験でした。ありがとうトップガン。次は4DXで見てくるよ。
[映画館(字幕)] 9点(2022-07-01 07:55:18)(良:1票)
5.  スパイダーマン:スパイダーバース 《ネタバレ》 
仲間、友達、運命共同体 独特な漫画風タッチのビジュアルにコレでもかと言わんばかりの色の洪水。スピード感溢れるシーンの連続にはワクワクが止まりません。こんな色だけで感動するなんてスピードレーサー以来だ。そしてそれぞれのスパイダーマンの絵柄が違うのがコレまた面白い。というか凄い。ペニー可愛い。 そんな本作の主人公マイルスは半人前スパイダーマン。死んでしまったスパイダーマンの意思を継ぎ頑張るもなったばかりでどーしていいのかも分からない始末。時空の歪みでやってきた他のスパイダーマン連中にも呆れられるが、彼ら彼女らも同じスパイダーマンで運命共同体(意味は違うがこう言うしかない)。名前も生まれも違えど辿ってきた運命が同じのスパイディ達は真に心で繋がっている設定は素晴らしいです。 特にマイルスとオッサンのピーター・B・パーカーとの師弟関係は見ていてホッコリしますね。 それにギャグの入れ方もマンガ的で笑えるのが最高ですね。 そしてマイルスが覚醒後うまく飛べなかった前半の街並みをスイスイと飛べていくシーンの開放感には思わず涙が出てしまいました。 ラストバトルはもう異次元バトルという様相で色の使い方も凄いことになっていましたね。いやぁ眼福という以外になんと言いましょうか。 まぁもうちょい色物スパイダーマン達の活躍も見たかったですけどね…。 そんな訳で本作はアカデミー賞も納得のアニメならではの映像美と楽しさ、そして笑いと感動に満ちた素晴らしいヒーローアニメでした。 これは続編も期待するっきゃないですね!勿論、山城拓也!そしてレオパルドンに!!! 
[映画館(吹替)] 9点(2019-03-08 22:29:10)
6.  レディ・プレイヤー1 《ネタバレ》 
​好きだったFPSは?ゴールデンアイ。設定は?チョップのみ。キャラはオッドジョップ。 そんな台詞が映画から出てくる時代が来るなんて信じられないしマジで涙が出た。 俺たちみたいな今でもゲームやアニメが好きなボンクラのためにスピルバーグおじさんがくれた最高のプレゼントがまさに本作だ。 まず予告の時点で度肝を抜かれた。マンハッタンを無数のクルマ、そしてデロリアンに金田バイクが疾走する。その圧倒的なインパクトに子供みたくワクワクし公開が待ちきれなかった。そして本編はその興奮を裏切らない超イカした作り。常に小ネタが盛り込まれ、画面狭しと知ってるキャラクターやマシンが登場し、ベタだけど最高な音楽とアクションが怒涛に迫ってくる。一時停止してじっくり見たいシーンばかりだし、これでもかとデカい画面で堪能もしたい、なんでもアリの世界で起きるグーニーズのような冒険!謎解き!サスペンス!悪い奴はとことん悪いし、結束するは少年少女達の友情は熱いっ! クライマックスは客寄せパンダ的だったガンダムも大満足の大活躍し、それが悪の(←ここ大事)メカゴジラと闘うんだから堪らないよ!アイアンジャイアントも原作通り強いし!引き際には笑っちゃいました。 もういろいろ語りたいけれどとりあえずそれではいつまでたってもレビューを投稿しなくなるのでここら辺で!もう最高! あっー!シャイニング見て出直してきます!
[映画館(字幕)] 9点(2018-04-25 10:29:25)
7.  キングコング: 髑髏島の巨神 《ネタバレ》 
 「挨拶も無しに勝手に上がりこんで、荒らしまわした挙げ句その態度はなんじゃい!」 こんな事されたら温厚なコングさんだってそりゃキレますよ!オイオイ!コングさんに向かってなんて事してんだ!詫び入れろ詫びを!ヘリ程度で何をしようとしているんだ!コングさんのシマに来た時点で人間は雑魚!最弱なんだよ!  そう、ここは髑髏島!ピータージャクソン版以上に凝ったデザインの化け物のオンパレードがたまりません。どれも「THE秘境の怪物」って!具合です。敵役のスカルクローラーの気味悪さはもちろんですが巨大蜘蛛や怪鳥など人を殺す気満々感はたまりませんね! そして爆発を覗くサングラス、恐竜の骸骨の上に機関銃を設置、霧の中から現れるコングさん。爆発から浮き出るコングさん。怒涛のキメ絵の数々には笑ってしまいました。いやぁカッコイイ&爆笑。製作者たちの楽しそうな現場が目に浮かびます。  そしてコングさんの恐怖から始まりワイルドな食事シーンに恒例の美女との絡み、巨大スカルクローラーとの超弩級の大バトルなどもう見所満載! かたや人間の方とはいうと兵隊さん達が完全にヤラレ役になってしまい可哀想な限り。そのせいで狂ってしまったサミュエルさんは不憫というしかないです。でもコングさんに立ち向かうかうなんて愚行の中の愚行に走ってしまった事は擁護のしようがありませんね。元凶のグッドマンは途中で食われちゃうし。ヒロインや元SASの人々も見せ場はありましたが美味しいところは全部刀のおじいちゃんが持ってっちゃいましたね。  終盤になると晴天の中「THE怪獣映画」なバトルのゴングが鳴り、コングさんのイケメンっぷりが遺憾無く発揮されもう身も心もコング推しになっちゃいました。コングさんがただのデカいゴリラなわけねぇだろ!こういう事だってしちゃうんだぜ!出来ちゃうんだぜ! そんな訳で迎えのヘリに「もう二度と来るな!」と一喝し終幕。最高!!! 最後に今後何かとの戦いを匂わす終わり方でしたがコングさんがそんな連中にやられるわけないでしょうが!!!
[映画館(字幕)] 9点(2017-03-28 19:27:34)(笑:2票) (良:1票)
8.  シング・ストリート 未来へのうた 《ネタバレ》 
​青くさくてダサい彼らの青春はとにかく輝いて、とても純粋だ。とにかく無限にエネルギーだけはある。モテたい、バンドだ。ロックはよくわからんけど、とにかくバンドだ。 親の離婚や底辺な高校、辛く見たくない現実があっても、あの娘を振り向かせたいという気持ちが彼を前へと向かわせる。 引きこもりの兄貴が教えてくれたロックの教えを辿り、その都度影響をモロに受け、前へと進む。 両親の喧嘩が絶えない時も兄貴は音楽で元気付けてくれる。 学祭前、主人公が空想するMVには来ないはずの素敵な彼女がやって来て、意地悪な校長が踊り、笑顔で両親が腕を組み、カッコいい兄貴が助けてくれる。彼の望みの詰まったこのシーンはとても切ない。 ラスト、激しい吹雪が荒む海を二人を乗せた小さな船が50キロ先のロンドンへと向かう。成功する保証なんて何一つない。兄貴のくれた歌と彼女と共に見えない未来へ進む。彼の顔は険しくも、映画の最初には無かった決意に満ちていた。 80年代の名曲と、彼らのナイスな楽曲とほのかなギャグが本作に花を飾る、現実と夢の狭間に生きる若者たちの最高の青春映画でした。 にしても、こんなカッコ良い兄貴にはちょっと憧れますね。
[映画館(字幕)] 9点(2016-08-29 14:04:03)(良:1票)
9.  コマンドー 《ネタバレ》 
筋肉と銃声で溢れる最高の世界にようこそおいで下さいました!!! モリモリデカい筋肉と、ニクい語り口の吹き替えを添えて、ただただ無敵なシュワルツネッガー!!!丸太を抱えて堂々たるその姿! 愛する娘を誘拐する、悪い連中全員皆殺しっ!警察でもなんでも邪魔する奴には容赦無し!途中で拾った姉ちゃんには、悪いが協力してもらいます! 脇を飾るワルな連中、一人一人詰め寄って、効くぜ娘の居所をっ!後は死んでもらましょう! 武器はダンプで店を壊し、ちょっとの時間お借りします!ラスト敵の本拠地に単身派手に乗り込むアイツの姿、俺たちなんの心配しましょうか!!! 名シーン、名台詞、名アクション、名バトルの!!俺たちの中の『筋肉』が、『魂』が、『男』が呼応し叫びだす事間違い無しっ!! シュワの魅力が詰まりに詰まったマスターピース!!是非吹き替えでご覧ください!!! (レンタル版は吹替が無いのでご注意を)
[DVD(吹替)] 9点(2016-03-21 13:35:38)
10.  007/スカイフォール 《ネタバレ》 
アデルの美しく力強い歌声で始まるスカイフォールはまさに原点回帰の007。タイトルを歌い上げ開幕する過去の清算と、新たなる船出。 諜報機関は過去の遺物、スパイもボンドも。しかしMは知っている、目に見えないモノの闇を。 そしてシルヴァとボンド、過去の男達の戦いが始まる。 あのMI6本部が爆破されたのは今回が初めてじゃないけれど、本作のは事情が違う分穏やかではないし、シルバの目的はMへの復讐ただ一つ。シリーズでもここまで過去を描かれる悪党は少ない。孤児達の母への愛が悲しくも歪んでしまった辛い話である。 そこに織り交ぜられるアクションはマカオ、上海そしてスカイフォールと美しく幻想的な舞台での戦いが多い。潜入するはずのスパイが籠城戦というのも新鮮でローテクな罠で大勢の超武装の敵がやられていくのは痛快だ。 それになんといってもボンドカー、秘密兵器、Q、マネーペニー、そして往年の作戦本部の復活である。古き良き007の姿が戻って来ていくと同時に僕は嬉しさにつま先が立ってしまった。 そしてジュディ・デンチ演じるMは自分の部下を最後まで信頼し、息をひきとる。 これで「ゴールデンアイから存在してきた過去のモノ」が「更に過去のモノでもあり新しいモノ」へと入れ替わったのだった。 新たなるMI6の面々を見つつ本作はお馴染みのテーマとガンバレルで幕を閉じる。 往年のファンにも、これからのファンにも絶対的に満足できる傑作だ。
[映画館(字幕)] 9点(2015-11-20 00:54:28)
11.  未来世紀ブラジル 《ネタバレ》 
今でも脳裏に流れる軽やかなメロディ、憧れのブラジル。 しかし現実は残酷で、夢を見ても残酷で、結局夢の世界に入ってしまう。 今でも衰えぬその表現と、怒濤の展開、そしてアンバランスな気味の悪さ。 ホラーではないのだけれど、とても怖かった。
[DVD(字幕)] 9点(2015-11-15 02:04:39)
12.  セッション 《ネタバレ》 
なにか頂点を目指すという事とは教わる側も教える側も全て失う覚悟が必要なのかもしれない。 主人公がドラムを叩くたびに、豆を潰し血を滲ませるたびに、焦り、怒り、悔しさが滲み出る。執着と強迫は彼を追い詰め、フレッチャーは彼の未熟な自尊心をどこまでも叩き潰し、最後には罠にハメる。 ひと時もこちらに落ち着かせる余裕を無くす緊張の連続、なぜなら主人公の目つきはいつだって一点しか見つめていないからだ。ドラムの音はいつからか主人公に宿る情念の全てをこちらにぶつけて来る。こちらはもう息もできない。 フレッチャーの心の底は結局どこまで彼に向けたものかはわからない。だからこそあの最後はとても痛快で爽快でカタルシス溢れるものになっていた。素晴らしい映画です。
[映画館(字幕)] 9点(2015-08-05 19:51:35)
13.  パシフィック・リム 《ネタバレ》 
ロボは好きです。デカければ尚良し。それでビルを壊しながら戦ってくれたらもう言うことありません。それに本作には各国の個性的なロボが集まってるじゃないですか。堪りませんよ。しかもなんですかこのデザイン。特にチェルノアルファ。この頭。プロフェッショナル風なパイロット。カッコ良すぎですよ。それでこれでもかと動くんですよ。怪獣殴るんですよ。でもすぐにやられちゃうんですチェルノ。可哀想に。脇役なばかりに。
[映画館(字幕)] 9点(2014-12-26 01:51:15)(良:2票)
14.  バトルランナー 《ネタバレ》 
久しぶりにこんな頭の悪い映画を見ました。あらすじだけ見ると、なにやらどこまでもシリアスそうなディストピアSFですが全く違います。 派手なピチピチスーツのシュワ、一目見ただけでアホそうなハンターたち、 コマンドー並にギャーギャー騒ぐヒロインもおまけして、とにかくみんなノリノリで楽しそうです。 そして司会者とハンター達を皆殺しにし、番組をぶち壊しただけで最後まで根本的にはなにも解決していない結末。素晴らしい。全くどこにも非のつけどころがありません。 こういう映画を見ないと僕の暗い人生やっていけませんよ。ランニングマンゲームが欲しいです。
[DVD(吹替)] 9点(2014-12-08 02:20:49)(良:1票)
15.  ゴジラ×コング 新たなる帝国 《ネタバレ》 
こういうのが見たかったんだよ!ああ脳が溶ける! 前作でもうひと段落ついたというのに、さらに何を続ける必要があるんだという感じですが、出てしまった新しいゴジラとコングの戦い。といっても今回の主役は我らがコングさん。故郷を見つけたけれど、孤独と虫歯に悩まされる毎日とはまぁ悠長な。 そんなゆる〜い抜歯から始まってる時点で「あ、この映画ヤバいな」とは思いましたが、その後次々と出てくるアホみたいな絵に爆笑。そこまでしろとは言ってない! 好きなシーンはやはりゴリラ軍団を引き連れスカーキングがシーモに乗って進軍するシーン。いや、こんなものが超予算で出来上がるなんてなんて良い時代なのでしょうか。あとパワーアーム装着シーンも燃えますね。モナークのテクノロジーやばすぎだろ! あとゴジラの尻尾を担ぐコングさんも最高でしたね。 しかしまぁゴジラはというと、今回は喧嘩仲間というポジションなので出番が少ないのがちょっと寂しいですが、なんだかんだ一緒に戦ってくれるので嬉しいですし、コロッセオで丸くなって寝るシーンは最高に可愛いですね。猫か。 そんなこんなで最後はシーモをとチビゴリラを引き連れて新たなる帝国の覇者の凱旋で幕を閉じるというキングオブゴリラーズな映画でした。もう終始笑顔で笑って、最後は涙が出ていました。大変満足です。
[映画館(吹替)] 8点(2024-05-02 22:42:40)
16.  フリー・ガイ 《ネタバレ》 
グランドセフトオートにウォッチドッグス、ファークライにサイバーパンク2077。 オープンワールドゲームは日々グラフィックが進化すると共に画面の向こうの人々もだいぶ人間らしい顔つきになってきた。 そうするとやっぱりどんなことをしていい世界でも、一般人を巻き込むのはなにかとても悪いことをした気分になる。 最近はやたらゲームの中でも車を運転するときは車線は守るし、歩道は走らないし、信号もなるべく守りたいと思っている(おい)。 まぁそんな事を思う人間がクリエイターの中にもいて、ついにオープンワールドゲームを題材とするゲームが出来てしまった。 オンラインゲームが舞台の作品は数あれどグランドセフトオートをはじめとしたあのゲーム世界を舞台にしたゲームは見た事ない。 しかも主人公はプレイヤーではなくモブキャラ。我々プレイヤーにとっては背景にすぎないただの一般人。 そんな彼が恋に落ちた。プレイヤーに。 彼らモブキャラにも人生があるなんてシェンムーみたいだが、違うのは彼らの中で「変化」が起こってきた事。 思いのほか本作は近い将来起こり得るAIを題材にしたSF映画だったのね。  当初はプレイヤーたちの傍若無人で派手な爆発とリアリティを無視したアクションに笑い、そのシュールな世界観にワクワクしたけれど、途中からはガイのあまりにも一途すぎる恋がだんだん切なく感じてきて涙を誘う。ライアン・レイノルズにやらせると上手いねホント!そしてそれを阻止しようとする悪徳社長は我らがタイカ・ワイティティ!あんたは出るだけで面白すぎるから卑怯!リアクションがいちいちデカいのがムカつくぞ! そしてラストバトルもポータルガンにグラビティガン、キャプテンの盾にハルクの腕、ライトセーバーとパロディ祭りで面白かったです(クリス・エヴァンス登場にも笑った) 最後の別れは想像以上に切なく、そして泣けるセリフ「僕は君へのラブレター…。」まさかここで泣かせにくるとはフリーガイ!!そんな映画だと思ってなかったからびっくりだよ! そんなこんなで楽しく、最後には涙をボロボロ流しながら見てしまいました。すげー映画だぜ!
[インターネット(吹替)] 8点(2023-04-09 13:20:17)
17.  恋はデジャ・ブ 《ネタバレ》 
神の試練か、ウッドチャックの呪いか。フィルに突然訪れた無限の1日はまさに地獄。 そんなこんなが面白おかしく描かれる映画だけれどやっぱり怖い。 ループもの映画でも「俺がループしてるならこんなことしちゃうね」ということを本作は全部するし ギャルゲーのごとくリタを攻略するために何度もループするのも笑えます、しかし終盤は雰囲気が一変 今までの自分を見つめ直し、善行を積み、リタのために努力し自分を磨く姿にちょっと泣けてきます。 そんなわけで最後の展開は実は知っていましたが、まぁこの親父がここまでくるまで何十年、いや何百年かかったか知りませんが。それでも最後はこの町を愛し、人々を愛する主人公の姿に泣けました。素晴らしい映画です。
[DVD(吹替)] 8点(2022-10-04 00:14:47)
18.  コン・エアー 《ネタバレ》 
やっと会える!愛しの娘に!愛しの妻に! だけども釈放されたその日に乗った護送飛行機に乗り合わせたのは超凶悪犯罪者御一行!ダニー・トレホもいるよ! 手際良くハイジャックされた飛行機の中で清き心を持った肉体凶器ニコラス・ケイジが立ち向かう! 設定もメチャクチャなら出てくるキャラクターも浮世離れしすぎています。一人一人犯罪者の極悪経歴が高らかに語られるんだからワクワクしちゃいますね。しかも途中で追加キャラまで用意してくれるんだから嬉しいですよね。スティーブ・ブシェミと特に何もしてないけど雰囲気だけでヤバさを出してくれる所もたまりません。  スタートした最悪の空の旅はダイハード並のタンクトップでテンポ良くグイグイ、途中途中でギャグと爆発を絡めて上手に進行して行くので飽きずに進行してくれるので面白いのなんの。普通の映画なら予算がかかりすぎてやりたくない絵を率先してやってくれます。 もちろん空飛ぶコルベットとかマジで意味ないけれどやってくれます。楽しー。 しかも普通の映画なら砂漠の飛行場がラストになりそうな所ですが、だめ押しの如くラスベガスを用意する所に本作の気前の良さが際立ちます。嗚呼ニコラス・ケイジとラスベガス。因縁を感じずにはいられない!そんな訳でその縁に爆笑しちゃいました。わざわざやるかよ!  もちろん「こんな事になるなら砂漠で撃ち落としといた方が良かったな」と僕でも思う、怪獣映画並の大惨事に爆笑&唖然。 べガスのチェイスも楽しく、絵になるシーンばかりで最後まで楽しかったです。 にしてもこの映画、刑務所の廊下のシーンやら、バーのシーン、コルベットの疾走やら、やたらシーンが絵になるようにカッコつけて撮っているおかげで90年代な雰囲気がたまらなく面白いんですよね。ここも見所です。  そんなこんなで最後の最後まで十分楽しむ事が出来た贅沢すぎる映画でした。ありがとう。
[インターネット(吹替)] 8点(2022-05-01 18:07:16)
19.  ズートピア 《ネタバレ》 
ここはズートピア!動物の理想郷!!! そんな評判の良い本作をもちろん今更見てしまい、今更「コレ作ったやつ天才じゃん…」とか思いながら楽しんだのですが、本作の事を考えれば考えるほどその歪な世界が凄まじい。もちろんわざと歪に作ってるであろうから面白い。 というか冒頭の学芸会から「この映画はこーゆーブラックなスタンスで行きますよ」と提示していて非常に潔い。  この霊長類も爬虫類も鳥類もいない世界!「進化した!」という一言で済むライオンキングもビックリの毛むくじゃら達に服を着せた平等世界!あまりにも人造的で神々の作為によって作られた理想世界がたまらなくオタク心をくすぐります。 そしてその作り上げた理想郷に「でもお前ら所詮アニマルじゃん!生肉好きじゃん!」というメタ的な悪意の介入があるのが本当に最高です。  基本的にはアナタもキミもオレも大好きな警察バディモノなので楽しいし、作り込まれた美しいズートピア巡りも楽しい。(ネズミの街のチェイスも最高) しかしギャグは人間社会に対する皮肉を可愛い動物たちにやらせまくってるし、動物だから出来る描写をやらせたりとやりたい放題。キツネを従わせる方法も「脱税してるじゃん?言質取ったよ?」というのも子供を全く無視している所も最高。(子供には数年後後もう一度見た時また楽しめるから二度美味しい) 個人的には我が身可愛さに事件を隠蔽するし、開き直るライオンハート市長が大好きです。  そんな訳で根っからのオタク的な本作を今更楽しませてもらいました。
[インターネット(吹替)] 8点(2022-04-29 20:25:55)
20.  スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム 《ネタバレ》 
スパイダーマンである事はピーターを救い、どこまでも苦しめる。勝っても晴れやかな気分には慣れない苦い戦いに明け暮れる彼の戦いはいつだって変わらない。 ヴィランたちはいつだって気の毒だ。なりたくてなった訳じゃない人々が力を制御出来ずに人を傷つけていく。 そんなスパイダーマン映画の最新作はサム・ライミシリーズ、アメイジングシリーズを総括した凄い内容でビックリ。あのヴィラン達を一人ずつ救っていくのだ。にしてもマックスは随分イケメンになりましたね。 あのスパイダーマンの気の毒なアイツが、やっと救われると思うと涙腺が結構来る。  そして見せ場はやはりスパイダーバース 。 ついに集合してしまった三人のスパイダーマンは凄いテンションが上がる。そしてアンドリュー・ガーフィールドがMJを救うシーンがまたなんとも泣ける。  スパイダーマンに喪失はつきものであり、運命だ。彼が全てを乗り越えまた会える日を俺は待ってるぜ!
[映画館(吹替)] 8点(2022-01-20 14:43:40)
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