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sayzinさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 2394
性別 男性
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21.  ワイルド・スピードX2
ノリは前作と全く変わらないし、登場人物のキャラクターが全体的に薄味になってましたけど、話自体はずっと真っ当なものになり(それでもツッコミ所は多々ありますが…)、私的には今回の方が良かったと思います(それにしても、現在のアメリカの小僧共のセックス・シンボルは、どの人種にとってもヒスパニック系とアジア系なんですかね?)。カーキチじゃない私が観ても、スタントとCGとサラウンド音響を組み合わせてド派手に演出されたストリート・レースは中々楽しいもんです。ところで、スパイク・リー・フォロワーっぽかったジョン・シングルトンも、最近はその路線を離れて頑張ってるみたいですけど、もう一つ「何か」がないと主演のポール・ウォーカーと共に、B級のまま埋もれてしまいそうですね。そういうことで、5点献上。
[地上波(字幕)] 5点(2006-05-19 00:02:34)(良:1票)
22.  コーリング
【RYOTA】さんが書かれてる様に、「良く考えれば特別意外なラストではない」。ちゃんと序盤に判り易い伏線が張ってある。しかし私も、鑑賞中はこの可能性に全く思いが至らなかったので、ラストは少し感動してしまいました。洗面所の自殺死体が起き上がっても「やられた」とは感じませんでしたけど、今回はやられました。演出上のミスディレクションが上手かったのでしょう。題材的に新味の無かったことが本作最大のネックですね。ところで私は原題の「トンボ」より、ややネタバレ気味ではあるものの、邦題の「呼びかけ」の方がずっと良いと思います。そういったことで、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-05-19 00:01:31)(良:1票)
23.  スコーピオン・キング
完全に幼い子供向けに特化した、お気楽極楽アクション・ムービー。一本調子でご都合主義的なストーリーも、俳優の肉体(演技や殺陣ではない)だけに頼った単純なアクション・シーンも、もの凄い格好してるのに、肝心な部分は絶対見せない綺麗なお姉さんも子供向け。いずれ「悪の帝王」になってしまう主人公なのに、その片鱗を全く見せなかったのも興醒め(「エピソード2」のアナキン君くらいのダークさがあっても良かった)。ま、中途半端にしないで、潔く子供向けに徹したことだけは評価しましょう(小学生以下の子供は結構楽しめるんじゃないかな?)。そういう訳で、4点献上。
[地上波(字幕)] 4点(2006-05-19 00:01:03)
24.  過去のない男
(↓)「不思議な魅力がある」というのは認めますが、その魅力をどう受け止めて良いのかが私には判りませんでした。正に不思議な魅力。この飄々とした感じは独特ですね。結構酷い目に合って記憶喪失になったこの男が、その後、ほとんど生活に困らないのが凄い。何処の誰かも判らないのに、家を借りるのも職に就くのも非常にイージー。フィンランドって、こんなに緩~いお国柄なんでしょうか? また本人も、記憶を無くしたのに「ま、いっか」程度の受け止め方。もし自分のアイデンティティを巡って苦悩しないで済むんなら、私もいっそ全ての過去を無くしたいです、5点献上。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-05-13 00:02:53)
25.  ショコラーデ
とあるニューヨークのホテルで発生した老婦人殺人事件。そこで出会った男と女。やがて二人は自分達のルーツを辿り、ドイツの名門一族がひた隠しにしてきた第二次大戦時の秘密が暴かれていく…というストーリーは、どことなく遥か昔に流行った日本の推理小説を思い出させます(ここ最近は全くミステリーを読んでないので、現状については疎いです)。これが「火曜サスペンス劇場」的雰囲気の原因でしょう。確かに特別面白い映画でもなかったですけど、私は普通に観れました。それにしても、何で邦題を「チョコレート」なんかにしたの?(因みに原題は「キリン」) 5点献上。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-05-13 00:01:01)
26.  ナイロビの蜂
社会活動に熱心だった妻の死の真相を探るイギリス外交官が、多国籍企業と国家の陰謀に巻き込まれていくという物語。ジョン・ル・カレらしい話でも、本作は政治スリラーや社会派サスペンスと言うより、宣伝通りの、妻への理解と愛を深めていくことになる夫のラヴ・ストーリーという側面の方が強い(原作未読)。しかし「巻き込まれた男が単身、巨悪に無謀な戦いを挑む」という伝統的な陰謀モノ風設定に、特別な新味はありません。また、レイチェル・ワイズの演技に、これまでより秀でたものも感じませんでした。演出は「シティ・オブ・ゴッド」より控え目になっていて、逆に少し中途半端な印象。それにしてもナイロビ郊外の、何処までも続く広大なスラムは衝撃的。アフリカからの搾取はまだ終わっていない様です、5点献上。
[試写会(字幕)] 5点(2006-05-08 00:12:10)
27.  私が愛したギャングスター
出がらしの紅茶みたいに薄い映画です。まず邦題が酷い。この「私」ってのは一体どこの誰? もしかしてリンダ・フィオレンティーナのこと? でも彼女、ほとんど物語に関わってこないばかりか、劇中では「私達」の扱いなんですけど…。そしてストーリーが緩い。こういうのは「粋」とは言わないし、未だに学生運動時代を忘れられず、その延長で強盗になったなんて理屈は誰にも通用しない。犯罪自体も「華麗なテクニック」や「知能犯」と言うには程遠く、ケビン・スペイシーからはカリスマ性も感じられない。ところでコリン・ファレルって、この直後にブレイクしたんですねぇ…、4点献上。
[地上波(字幕)] 4点(2006-05-08 00:07:43)
28.  エニグマ
確かにワクワクする様な展開はありませんでしたけど、そこそこは見れました。タイトルの「エニグマ」とは暗号機のことではなく、本作ではそのものズバリ「謎」という意味の方が大きく、それは即ちクレアのことを指している。本作がここまで不評なのは、ミステリー映画であるにも関わらず、その謎の扱いが非常に小さく、且つ魅力も無かった所為だと思います。ドイツ側での遺体発見をもっと大袈裟に描き、中盤辺りでクレアの行動をしっかり見せておけば、後半の謎解きももっと面白くなったでしょう。ケイト・ウィンスレットが存分に実力を発揮してるだけに、勿体ない仕上がりでした。それにしても製作サイドとしては、「U-571」で手柄をアメリカに持ってかれそうになったのを、本作で取り戻すつもりだったんですかね…、5点献上。
[地上波(字幕)] 5点(2006-05-08 00:04:28)
29.  ラッキー・ブレイク
刑務所は必ずしも殺伐とした場所である必要はないですけど、ここまで緩々なのもどうかと思う。房の扉は開け放たれ、その棟内なら何処にいようと誰と話そうと自由みたい。こんな刑務所なら、「25時」のエドワード・ノートンも喜んで入ったことでしょう。刑務所が緩々なら、収監されてる受刑者達も緩々。主人公も中途半端で間抜けなコソ泥。なのに、刑務所に入った途端、何故か切れ者で肝の据わった二枚目に変身してしまう。これは一体どーゆーこと? 本作の売り物だった筈の「ミュージカル」にも特別な面白味は無い。映画も刑務所同様の緩い仕上がりでした、5点献上。
[地上波(字幕)] 5点(2006-05-08 00:04:04)
30.  シャンプー台のむこうに
とことんイギリス映画らしい、冴えない人達の人生再生コメディ(意外にも結構な豪華キャスト)。恋人と「駆け落ち」した元妻が、何でわざわざ元夫の床屋の向かいで美容院を営んでるのかが良く解りませんが(駆け落ちてねーじゃん!)、例によって非常にオーソドックスなストーリーを、陳腐と感じさせずに展開してるのは流石。そして本筋は結構シリアスながら、個性豊かなカリスマ美容師達がコメディ・リリーフとして脇を彩り、地味な大会を盛り立ててます。特に、最初は裁判官みたいな雰囲気だった市長が、徐々にトム・ジョーンズみたいになっていくのが私にもツボでした(エンドロールは物語に全く関係なく、文字通りの独り舞台!)。それにしても、あんな極彩色にカラーリングした羊毛は売り物になるんだろうか? 6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-05-08 00:02:51)
31.  Vフォー・ヴェンデッタ
原作の背景はサッチャー時代のイギリスをモデルにしてるらしいんですけど、映画は明らかに現在のアメリカをモデルにしてる。議長の演説や弾圧の指針はジョージ・W・ブッシュその人のもの。となると、差し詰め「V」はマイケル・ムーアかウサマ・ビン・ラーディンって所か。「人民が政府を恐れるのではない、政府が人民を恐れるのだ」というスローガンももっともですが、民主国家で有権者を恐れてない政治家も余り見当たらないと思うので(少なくとも選挙前は)、これも北朝鮮の頭が爆発した眼鏡デブ位にしか通用しない。そしてヴィジュアル・イメージはお定まりのナチス(&「1984」)。要するに、物語やイメージに新味が無い上、私にはしっくりこないのです。「問題作」としても底が浅い。もっと「V」の個人的な復讐寄りで物語が組み立ててあれば、もう少し楽しめたかもしれません。あと、脚本構成がまんま「マトリックス・リローデッド」と同じだったことも気になりました、6点献上。
[試写会(字幕)] 6点(2006-04-22 00:05:21)
32.  ルールズ・オブ・アトラクション
バブル期にはしゃぎ回った人間の虚無感を描いてるんだそうですが、そもそもそんなものには全く興味が無いので、映画云々以前に話が全く面白くない。ダラダラした人間のダラダラした日常を、例え演出や編集でシャープに見せようとしても、やっぱりダラダラしてることには変わりないですし…。「アメリカン・サイコ」くらい突飛な展開になれば映画として面白く観れますが、本作のガキ共を見てても大して面白くありません。原作は非常に高く評価されてるらしいですけど、基本的には200年前の貴族社会の虚無感を描いた物語等と、さほど変わらない古臭さも感じます、4点献上。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2006-04-13 00:22:37)
33.  列車に乗った男
とてもパトリス・ルコントの映画とは思えなかった。女がほとんど登場しないし、まるでジム・ジャームッシュかヴィム・ヴェンダースの作品みたい。そんな雰囲気を漂わせつつも、インディ臭がしないのは流石。映像は厚みがあって美しく、ジャン・ロシュフォール(腰の調子は良くなったみたいですね)の家の美術等も素晴らしい。そして、回想シーンや説明的な台詞が一切無いのに、二人がこれまで歩んできた人生を明確に描き出している。これぞ演出! ルコント本人からすると、一度こういう映画を作ってみたかったんでしょうねぇ、劇中の二人が別の人生を夢見た様に…、7点献上。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-04-09 00:03:32)
34.  とまどい 《ネタバレ》 
何だかなぁ、観てるこっちが戸惑っちゃう…。そもそも、本作に登場する一体誰が戸惑ってたんだ? 映画を観た限り、「とまどい」と言うよりは確かに「躊躇」と言う方が近いと思う。ストーリーはプラトニックな旦那と妾の物語って感じ。肉体関係は最後まで無いにしろ、「ネリーとアルノー氏」の関係は明らかな愛人契約。しかし二人とも納得づくの筈なのに、また、途中からはお互いに愛情さえ芽生え始めた様なのに、関係は一向に発展していかない。抑制された男女間に発生するサスペンスや、若しくは女性の自立を描いた映画でもなさそう。もちろん直接的なエロ・シーンも無い。そしてエマニュエル・ベアール演じる主人公・ネリーに、私は映画の始めと終わりで変化を感じることも出来ませんでした、4点献上。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2006-04-09 00:02:11)
35.  ファンタスティック・フォー [超能力ユニット]
もちろん「宇宙忍者ゴームズ」のオリジナル・タイトルが“Fantastic 4”だったなんて、本作がやって来るまで気にしたこと等ありませんでした(「ゴームズ」同様、原題もダサかった…)。懐かしいですねぇ。で、ここ最近のアメコミ・ヒーロー映画から比べると、本作はティーン向けポップコーン・ムービーに徹した作りになってました(我が国のティーンにも訴求する為か、エンディングでORANGE RANGEの曲が使われてたのには驚いた)。お約束の「ヒーローであることの悩みや苦しみ」は希薄になり、その代わりXスポーツ等を意味も無く絡めながら、サクサクと物語は進んでいきます。一番の設定ミスは【とっすぃ】さんご指摘の、岩男が元に戻ってしまったこと。こんなに簡単に元に戻ったり超人になったり出来たんじゃ、4人の「ファンタスティック度」が一気に低下してしまう。ま、所詮はマンガですから、本来はこのくらい軽い作りで良いのかもしれませんね。そういったことで、5点献上。
[DVD(字幕)] 5点(2006-04-02 00:04:20)
36.  バッドサンタ
基本ストーリー・ラインは非常にオーソドックスな「クリスマスの奇跡」ながら、聖夜とは無縁なものばかりで彩った、バッドでブラックで、且つライトなアメリカならではのクリスマス・コメディ。ビリー・ボブ・ソーントンのダメっぷりが徹底してて、とにかく痛快(どんなにダメな奴でも小便まで漏らすか?)。そして、どのネタよりも「身障者ネタ」の危なさが痛快。解雇をほのめかされた時の「アフリカ系アメリカ人の身体障害者をクビにするのか? 不当解雇で、小さい人が小さいプラカードを持って店の前に集結することになるぞ!」という脅し文句は、本国では大丈夫なのかいな? 6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-04-02 00:03:51)
37.  パトリオット
もちろんアメリカ万歳映画なんですけど、“patriot”等という言葉を堂々と映画のタイトルに出来るアメリカを、「能天気だなぁ」と思うと同時に羨ましくも感じます。日本で「愛国者」なんていうタイトルの映画が今あったら、かなり胡散臭い右翼映画だと思われて、誰一人として見向きもしないでしょう。で、本作は9.11以前の作品ではありますが、観てみると、9.11以前と以後で映画の内容には大差が無いことが良く判ります。話は非常に好戦的。劇中では、大儀の為には神父でさえも武器を取ることが美徳とされてます。しかし、本作、そして「ブレイブハート」「ワンス・アンド・フォーエバー」という、ほとんどストーリーに変わりのない愛国者三部作の中では、個人的に本作が一番素直に面白く鑑賞できました。ということで、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-04-02 00:02:47)
38.  GIRLS★GIRLS
下ネタ満載ながら嫌らしさを感じさせない、溌剌とした楽しいガーリー・ムービー。やってることはアメリカとほとんど変わりないんですけど、本作に登場する女の子達はとってもウブ。ウブだからこそこの三人はお馬鹿に見えるし、凄く可愛らしく感じる。ここはアメリカと大きく違う。また、日本の方が性情報自体は無秩序に氾濫してるので、処女・非処女に関わらず「ウブな女の子」は希少だと思うし、道徳的ではなく、生物学的に性を語ってくれる大人も身近にはいない。我が国では中々成り立ち難い映画でもありますね。それにしても、コンドームって頭に被れるんだなぁ…、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-03-13 00:34:02)
39.  ウォーク・ザ・ライン/君につづく道
教科書通りの伝記映画。つーか、幼少時に兄弟を亡くしたトラウマを抱え、麻薬中毒を克服したミュージシャンって、ほとんど「Ray」と代わり映えしない題材。これは別にジョニー・キャッシュが悪い訳ではもちろんなく、こうも続けざまに同じ様な脚本に仕上げたハリウッドが悪い。邦題に付けられた副題が、本作のあるべきテーマを示してます。これは絶対にジョニーとジューン・カーターを同等に描くべきでした。「君につづく道」の「君」は、ジューンであると同時にジョニーでもあるのです。二人の長い長いラヴ・ストーリーとして構成すれば、ラストはずっと感動的になったでしょう。ところで、二人揃ってアカデミー賞にノミネートされましたけど、本作のリース・ウィザースプーンの演技と歌は圧倒的。この点は彼女に捧げます、6点献上。
[映画館(字幕)] 6点(2006-03-03 00:11:17)
40.  クラッシュ(2004)
まだ10ヶ月を残してますが、まず間違いなく私的2006年度No.1作品はこれになるでしょう。一つ一つは単純なエピソードながら、練りに練ったであろう脚本・編集構成に全く抜かりが無く、抜群に面白い群像劇に仕上がってます。役者も正に適材適所(ドン・チードルの印象的な顔で、少し「トラフィック」を思い出した)。物語は確かに人種的偏見を扱ってるんですけど、問題の根本は人種ではなく、「信用」と「思いやり」の欠如。人を見たら幼児誘拐犯と思わざるを得ない社会や、他人を思いやることがまるで「損」でもあるかの様な風潮は、単一民族国家のつもりでいるどっかの島国も変わりありません。この映画は個人と社会、愛情と憎悪、共感と反感、偶然と必然、不運と幸運、美徳と醜行といった、ぶつかっても決して混ざり合うことのない糸で織られた複雑な文様のタペストリー。そこに浮かび上がった余りにも不完全な人間の姿は、しかし、この上なく愛おしい、9点献上。
[映画館(字幕)] 9点(2006-03-03 00:03:35)(良:1票)
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