Menu
 > レビュワー
 > ヴレア さんの口コミ一覧
ヴレアさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1351
性別

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順123
投稿日付順123
変更日付順123
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  CUBE 一度入ったら、最後 《ネタバレ》 
オリジナル版の完成度が高すぎるので、それを超えるのは無理だし、それならせめて日本ならではの独自性に期待したのだが、やっぱりダメだった。  なんていうか、一番駄目だなと感じたのは、物語の進みたい方向に沿って、CUBEそのものの仕掛けが都合良く利用されてる感じがして、そこが受け入れ難かった。 例えば、何故か扉が急に開かなくなるという設定や、いきなり部屋を2分して人を物理的に分けたりとか、さらにはトラップが無い部屋だと思ったら丁度人間同士の諍いが盛り上がる頃合いを見計らって発動してくれる空気を読みすぎる優しいトラップ、等々。  あと、かなりグレーゾーンというかこれは有りなのか?と思ったポイント。 主人公が見る過去のシーンがCUBE自体に投影されるシーン。大体あんな所にカメラがある訳無いのだから幻覚だったと言うのが真相だろうけど、それにしてはあの子供もまるで見たかのようの話していたのが引っ掛かった。 もう一つ、岡田将生演じる青年が感情を爆発させるとCUBE内の照明の色が変わるという設定。これも本当に起きているのだとしたら何故彼の時だけなのか謎過ぎる。  ここまではCUBEの仕組み自体にダメ出しをして来ましたが、ストーリー自体もあまりに陳腐だった。大人は嘘つきでずるいというテーマと、心に傷を負った若者達のドラマはあまりにもありきたりに感じてしまったし、すぐ邦画特有の感動路線に行こうとして、過去のシーンを多用するのもクドいなぁと思った。そういう展開にするのなら主人公だけじゃなくて他の人物も掘り下げるべきだろう。映像的にもCUBE内だけで完結させて欲しかったし。 原作(オリジナル版)では黒幕の正体が不明だから怖いのに、露骨に敵側のキャラ(だよね?)が出てきたので、途端に思惑が透けて見えてしまって、もう陳腐でしかなかった。  とにかく見ていて退屈で、早くどんどん人死なねぇかなぁと思いながら(笑)見ていましたが、Ꭱ指定どころかPG12にすらなっていない時点で生温い描写しか無いし、あんだけメジャー俳優集めてたらオリジナル見たく不条理に振り切った作品など期待できるはずもなく、まあこうなるよねぇという感じ?
[映画館(邦画)] 3点(2021-10-23 19:04:02)(良:1票)
2.  きみの瞳(め)が問いかけている 《ネタバレ》 
【ネタバレ全開注意】  もうね、とにもかくにもここまでベタな展開をよく考えつくなと。  なんかあらゆる人間関係が狭いコミュニティ内で完結しちゃっててあまりにも狭い世界に感じちゃったのね。邦画にありがちだけど。  一番謎というか気になったのは、あかりとるいが他人同士だったのに、まだお互い心を開いてなかったはずなのに、付き合ってるという訳でもなかったのに、海に行く辺りから急に恋人同士みたいになってたのはあまりに急過ぎて面食らってしまった。 告白とかそういうのはすっ飛ばしちゃうのねと…。  それから、あかりがクソ上司に襲われる場面でスーパーマンの如く助けに現れるるい。いや、なんでこれるの?せめてなんか伏線張っておこうよ。いくらなんでもいきなり来るなんてズルい。  それから、ややあって、手術費を稼ぐために裏稼業に手を染めるって、あまりにベタな選択肢。これはもうどうあがいても盛り上がり重視な脚本ですありがとうございます。  あと、あかりの住んでる部屋どう見ても賃貸っぽいのに、勝手に部屋改造するわペット飼うわ、これはありなのか?他人の家ながら心配になったわ。  そして、問題はラストシーンだわ。たしかにあの再会のさせ方は感動的ですよ?でもねぇ、るいくん、なんだかんだ言って自分から気付いてもらいに言ってるよね。そこがどうも作為的に感じたし、しかも喋れるんかーい! てっきり後遺症かなんかかと…。  かなりひねくれてる人みたいだけど、素直に感動する人の方がきっと多いんだろうね。 ファンタジーとして見ればそこそこ面白いけど。
[映画館(邦画)] 4点(2020-11-03 14:16:02)
3.  窮鼠はチーズの夢を見る 《ネタバレ》 
とても見応えのある恋愛ドラマが展開されていたし、男同士の絡みもかなり攻めていたと思うし、とてもリアリティーが感じられたので良かったと思う。  今ヶ瀬の恭一に対する想いはストレートで分かりやすいし、嫉妬深く勝手に恭一のスマホを覗いたりする所なんかとても人間臭くてよろしい。  しかし、食えないのは恭一だ。 あまりに流され易いというか本心が全く伝わって来ない。  今ヶ瀬に弱味を握られて仕方なく付き合っていたのはしょうがないとして、その障害が早々に無くなるのにも関わらず、何故かそのまま関係を続け、しかも家に今ヶ瀬を住まわせて半同棲状態!どうしてこうなった?しかもこの段階では肉体関係はキスのみ。付き合っているわけでもないらしい。どういう心理状態なんだ?単に一人暮らしが寂しいだけ?  まあ、その後なんやかんや合って無事(?)ヤッて(下品)めでたく付き合い始める訳だけどまたすぐ別れて、恭一は会社の娘と結婚するとまで言い出すのね。これはさすがに今ヶ瀬的にはバッドエンドか…と思ったのも束の間、何故かその娘と別れて、今ヶ瀬とよりを戻すというウルトラ逆転今ヶ瀬真ルートキターー!と思ったんだけど、なんで最後はああなるのか。  でもまあ、逆に恭一の気持ちが読めない事がこの映画の面白さであるのかもしれないわね。 今ヶ瀬共々観客もまた恭一に大いに振り回されっぱなしの130分だった。
[映画館(邦画)] 8点(2020-09-29 21:53:08)
4.  今日から俺は!!劇場版
ドラマを観ていた人なら満足できる内容だとは思うが、もうちょっと劇場版ならではってのが欲しかったかなー。 喧嘩シーンがスケールアップしてるのはいいけど、ちょっとシリアスな展開ばかりなので、ドラマ版の軽いノリのギャグなんかを期待しちゃうとなんか物足りなくてね。展開も読めるし…。  新キャラクターの敵番長2人は存在感があって良かったと思うけど、竹刀を持った女性キャラとそのいとこのキャラがいまいち弱いし、単に三橋達を絡ませる為に存在するようなキャラに過ぎなかったのが残念かな。
[映画館(邦画)] 7点(2020-07-20 20:45:24)
5.  CURE キュア
黒沢清作品の中でも解りやすい部類で且つサスペンスホラーとして面白い出来だと思う。  同じ題材で並の監督だったら直接的な描写に頼ってしまいそうな所を敢えて見せない演出というか想像力に訴えてくるような演出だったのでジワジワ怖くて面白い。  光と影のコントラストが生む日常に潜む闇。 普通に見えた人間が突然殺人を犯す狂気。 不気味なオブジェクト。 催眠術。 邪教。 ビルの屋上から落ちる人(お約束)。 生肉をぶん投げる役所広司。  また、萩原聖人演じる間宮という男がとにかく不気味だし、存在感が凄い。彼に接触した人間が次第に狂っていく様が怖かった。
[インターネット(邦画)] 8点(2020-03-17 17:48:20)(良:1票)
6.  記憶屋 あなたを忘れない
泣けるヒューマンドラマじゃない、都市伝説ホラーだ!  予告ではめっちゃ泣ける映画風の宣伝だったが、原作はホラー小説なんですね。  まあ、ホラーというのは嘘ですけど、全体的にサスペンスミステリーという感じで、ちょっと怖い部分もあってグイグイ引き込まれ、結構面白かった。  ただ、展開はかなり強引だった。 突然彼女が自分の事を忘れてしまって、それは“記憶屋“の仕業に違いないと決めつける主人公(山田涼介)が、幼なじみや弁護士などの力を得ながら都市伝説として有名な記憶屋を探して行くという内容なんだね。周りにやたら記憶屋の事を知ってる人が集まっているのはご都合主義の賜物だが、まだまだここでは言えないような強引さが潜んでいるので要注意だ。 ラストは無理矢理感動風に落とし込んでいるが…?これは観た人によって感想が分かれる所。  とにかく、芳根京子の広島弁が可愛いくて良かった。しかも、普段は標準語なのに幼なじみといる時だけ方言が出るというのがなんかいいよね。
[映画館(邦画)] 7点(2020-01-18 18:34:32)
7.  君が君で君だ
坂本竜馬、ブラピ、尾崎豊に扮した男3人組が一人の女性を好きになり10年間集団でストーカー…もとい見守りを行うという謎過ぎる行動を描いた青春物語だ。ちょっと何言ってるかわからねぇと思うけど彼らの愛は本物だ。もはや好きという次元を超え、自分らは姫を守る兵士なのだと気取ったりする訳のわからなさ。 とにかくここまで終始共感できなくてぶっ飛んだ物語はなかなかないのではないかと思う。  池松壮亮と満島真之介が好きなので鑑賞したが、この2人の演技が最高にハイテンションで笑えたので、コメディとしてはとても面白かった。
[DVD(邦画)] 7点(2019-11-01 00:07:32)
8.  記憶にございません!
記憶喪失モノ×総理という組み合わせから想像できる範囲内の内容。意外な展開もなく凡庸。 ギャグ要素もそんなに大笑いするほどハマる展開もないし、まあ普通に俳優が豪華なだけの映画になっちゃってる。あ、これって「有頂天ホテル」と同じような感想だな。 中井貴一の記憶を失った演技はなかなか面白かったけど。
[映画館(邦画)] 4点(2019-09-24 07:14:51)
9.  きみと、波にのれたら
予告編でネタバレし過ぎ問題。 恋人が死ぬというのを知ってるのと知ってないのとじゃ心持ちが違い過ぎるのでできれば知らずに観たかったなと思った。 「ペット2」の予告編を見習って欲しい。全くストーリーに関わらないどうでもいい内容のをバージョン変更する事もなく半年くらい使い続けている。  で、話が逸れたが、とにかく前半はリア充カップルのスーパーイチャイチャ展開がぼっちで観に行った私を全力で殺しにかかっていた。しかも、怒濤の如く伏線を生成しまくっていて、ああこれは後半泣かせる為の段取りね?と、ちょっと意地の悪い見方をしてしまっていた。 だからどうせ泣ける事もないんだろうなと思っていたんだけど、泣いてしまった…。分かっちゃいるけど泣けるのよ!(笑) それにしてもEXILEが好きでない私にとってはあれだけ繰り返し主題歌を聞かされるのは耳にタコだった。  この映画はカップルで観に行く事をオススメします。
[映画館(邦画)] 7点(2019-06-24 18:56:01)
10.  キングダム(2019) 《ネタバレ》 
原作未読。 しかし、コミックの巻数的に長大な物語であることは予想できる。 当然のように完結しない。よくある続きものだとわかると敬遠する人の為にシリーズものであるということは避けた宣伝である。 それにしてもかなり壮大な物語でなかなか見所も多く、邦画にしてはアクションもかなり頑張っていたんじゃないかと思う。 ただ、よくわからなかった点としては大沢たかお演じる大将軍の立ち位置がよくわからなかった事。(なるほど役作りの為に太ったんですか) あと、クライマックスの討ち入りのシーンがあまりに無謀過ぎてなんで勝てたのかいまいち謎だった。敵が間抜け過ぎるし、8万の軍勢は何処へ行ったのやら? 山崎賢人演じる主人公は理想論と夢ばかり口走ってて無駄に暑苦しい上に、感情を爆発させると突然強くなるといういかにも少年漫画の主人公キャラのテンプレな感じでちょっと鬱陶しくもあった。 橋本環奈のキャラはなんでついてきたのかよくわからないし、長澤まさみは綺麗なのに普段はあんなヘンテコな仮面被って山の神をやってるのかと思うとなんだかシュールで笑えてしまった。あと、なんであんな露出の多い服で戦うのか。笑  ダラダラと文句ばかり書いてしまったが、まあそこそこ楽しめたので6点で。
[映画館(邦画)] 6点(2019-04-22 21:20:55)
11.  キスできる餃子 《ネタバレ》 
タイトルが謎過ぎて気になったので鑑賞。  足立梨花演じる主人公が夫の浮気により離婚し、娘を養う為に実家に戻り、喧嘩別れしていた父親に頼み込んで餃子屋を継ぐ……というプロット自体はかなり面白くなりそうなのに、方向性が思っていたのと違っていた。  もっと餃子に対する思い入れとか、こだわりとかそういうのを期待していたのだが、なんだか安っぽい恋愛ドラマがぐだぐだぐだぐだ展開され、映画の大部分がその恋愛部分に費やされる為がっかりだった。 “キスできる餃子“ってただニンニクを抜いただけかよ?それだけで美味しくなるとも思えないのだが?しかも最終的にはニンニク入れてるしもう訳がわからない。結局どこをどう工夫して美味しくなったのか、今一歩説得力が足りなかった。 さらに、足立梨花を初めとするキャストの演技も一本調子でつまらないし、子役に至ってはいかにも大人の書いた台本を言わされてます感が見え見えで違和感しかなかった。  餃子の映画なんだからもっと餃子で勝負しようよ。
[DVD(邦画)] 3点(2019-04-10 19:19:51)
12.  君は月夜に光り輝く
「世界の中心で愛を叫ぶ」辺りから連綿と受け継がれてきた難病少女とその子に恋する男子というシチュエーション。 “セカチュー“や“キミスイ“など、タイトルが略される事が多いが今作もまた御多分に漏れず“キミツキ“と略すようだ。しかも公式設定。  しかし、これほど色んな作品があればもう大体同じような展開になってしまうものだが、新次元のこの映画ではもはや架空の“発光病“という奇病が登場しており、あと『余命0』というのが最大の売りのようだ。しかし、余命0とはなんやねん、もう死んでる奴じゃん!もしや幽霊なのでは?と予告の時点でそこまでまで深読み推理してしまったのは私ぐらいだろうが、しかしそれは単に宣告された余命を過ぎてもまだ生きてますよというだけの話であった…。  いやぁ、奇病である事の意味はそんなに重要ではなく、やっぱりいつも通りのどこかで見たことある展開の連続でもう安心だたね。 ただ、昔の作品では思い出作りの為に無理矢理病人を外に連れ出すという乱暴な展開が多かったが、SNSの登場により無理せずとも病室に居ながら色々体験した気になるというのだからそこは現代ならではの設定で良かった。  永野芽郁はひたすら可愛く、北村匠海はひたすら格好いい。それだけでこの映画を語るには十分な気がする。
[映画館(邦画)] 6点(2019-03-26 21:27:01)
13.  教誨師
教誨師とは、死刑囚と向き合い、諭して道徳的に正しい方へと導く者。  勿論、死刑囚と言っても千差万別。しっかり罪に向き合おうとする者も居れば、嘘をついて刑期を延ばそうとする者や、精神に異常をきたした者も居る。  そんな彼らと平等に接し、真面目に向き合おうとする教誨師を演じた大杉漣。彼の深みのある演技は必見。段々と引き込まれていく力があった。  淡々と進む会話劇で、張りつめた重い空気感と適度な緊張感が心地良く、とても興味深い内容だった。
[映画館(邦画)] 7点(2018-11-03 23:28:37)(良:1票)
14.  きみの鳥はうたえる
本作は佐藤泰志による原作『海炭市叙景』『そこのみにて光輝く』『オーバー・フェンス』に続く4作目の映画化であり、いずれも函館が舞台である。  個人的には本作が一番見易くて率直に面白いと感じる出来だと思った。 元は70年代の話だったのを現代に置き換えているという事も大きい。  特に印象的だったのは、一緒に住む男が二人、その関係性だ。時に互いを尊重して適度な距離感で接して、時に朝まで一緒に酒を交わす。しかし、決して生活が充実しているという訳ではなく、鬱屈した若者達の閉塞感とか、気だるさとか、そういう雰囲気は他の作品とも共通する所だろう。 でも、本作の登場人物達は決して暗くはならず、思いきり青春を謳歌している所が良かった。  ほんと、ただダラダラと過ごす彼らの日常を追っているだけなのに、不思議と引き込まれる何かがあった。時折見せる函館のロケーションの美しさも見逃せない。
[映画館(邦画)] 9点(2018-10-26 21:46:02)
15.  鬼談百景 《ネタバレ》 
ほんとにあった怖い話系のよくある怪談話が10本も楽しめるお得な作品。直感的に怖いというよりも、想像を膨らませて色々解釈した方が楽しめるかもしれない。  「追い越し」シチュエーション自体はかなり怖い、が、オチが完全にコメディ。 「影男」なんかよくわからん系の話だけど、突然あんな音が家の中に響き渡ったら引く。 「尾けてくる」シックスセンスですね。 「一緒に見ていた」この前の話と似てる感じ。突然死体と二人っきりになるという非日常さがいい。主人公が霊を全く怖がっていないというのも斬新。 「赤い女」女子高生のグループの中に確実におばさんが混じってる。赤い女の動き自体は怖いけど、言うほど赤いか?って感じ。 「空きチャンネル」全然怖くないし、よくわからなかった。 「どこの子」結局なんだったのか?オチが弱い。大の男が二人で怯えている様は滑稽だった。 「続きをしよう」あれだけの大惨事が起きているにもかかわらず、遊びを止めない子供達。何なの?何かに操られているの?まず墓場で遊ぶなよ…。  「どろぼう」子供の話が謎過ぎた。怖いというよりも、ゾクゾクと不安を煽る演出だった。 「密閉」あまりの超展開に笑うしかない。あんなチャラそうな元彼はゴミに捨てて正解!笑
[インターネット(邦画)] 4点(2018-09-05 03:21:25)
16.  君の膵臓をたべたい(2018) 《ネタバレ》 
感動した!とか、泣けた!とかは全くないですが、実写版が嫌いな私でもそこそこ楽しめた今作。  相変わらずあざとい展開の連続だし、伏線の張り方ストレート過ぎない?とか色々不満はあるのですが、主人公の男(名前は一応ネタバレなので調べないで見たほうがいいです)の心境の変化が、実写版よりも丁寧に描かれていたように感じたので、物語に没入しやすかったかな。ちゃんと日記を取りに行くのもポイント高い。  アニメ版ならではのオリジナル展開もあったりして、そこはなかなか良かったんですけど、「星の王子様」を模した演出だったり、「打ち上げ花火横から見るか下から見るか」風のやけに気合いの入ったCGシーンだったり、さらには「君の名は」まで入っていたりと、ちょっと狙いすぎに感じた。まるであの手この手で無理矢理感動させようとしているようなクドさを感じたので、ちょっと閉口させられた。もっとあっさりで良かったんよ。
[映画館(邦画)] 6点(2018-09-03 18:22:03)
17.  銀魂2 掟は破るためにこそある
特に観に行く予定はなかったのだが、前日にテレビで放送されていた1作目を観てしまった事で刷り込まれたのと、他の映画を観に行ったらやけにこの作品目当ての客でごった返していたのでつい便乗してしまった。  結果的には、相変わらずバカバカしくて面白かった。 オープニングの内輪ネタに始まり、またしても際どいパロディの数々には笑わせてもらった。流石にミ●オンはマズかったのか、モザイクが厳重にされてて黄色い位しかわからなかったのがウケた。 前回に続いてのジブリネタに関してはヤケに強気だが、許可を取ってるんでしょうかね(笑)  また、シリアスなシーンではよりアクションも激しくなっていて見応えがあった。 やけにしつこい窪田正孝演じる侍と主人公のバトルが面白かった。カメラワークが凝りまくってて、マトリックスみたい(笑) 前半のしつこい位のギャグと後半のシリアスな展開のバランスがとても良かったと思う。
[映画館(邦画)] 7点(2018-08-17 21:31:43)
18.  銀魂
日本一バカな侍の主人公を筆頭に、ヘンテコなキャラクターが次々に出てくるのでそれだけで飽きないし、とことんバカげた設定&ストーリーはツッコミ所満載で面白い。 福田組常連の佐藤二朗、安田顕辺りは相変わらずアクの強いキャラで凄い存在感だった。  また、版権的に大丈夫なのか不安になるパロディの数々には、よくここまで盛り込んだなと感心させられた。 いい大人達が真面目にバカ映画を作るというその意気込みは素晴らしいものがあると思った。
[地上波(邦画)] 7点(2018-08-17 13:15:49)
19.  去年の冬、きみと別れ
騙された騙されてないで言えば騙された事になるんだろうか。 なんとなくは読めたし、そこまでやられたぁって感じじゃなかったんだけどね(負け惜しみ) とは言え、こういう最初から観客を騙す目的で作られた映画、嫌いではない。 ただ、予告編で観るもの皆騙されるとかあまりに煽りすぎだとは思った。どうしても疑ってかかっちゃうからあらゆる可能性を探るよね。  斎藤工の演技がとにかく最高だったので、それだけでも観る価値はあると思う。 とにかく、情報を何も入れずに観た方が楽しめます。
[映画館(邦画)] 7点(2018-03-12 11:40:00)
20.  君の膵臓をたべたい(2017) 《ネタバレ》 
全体的にベタ過ぎる展開が目立つ。 今どきホテルの手違いで相部屋になっちゃったぁとか、ある?もはや古典的シチュエーション(笑)もうすぐ死ぬヒロインがクラス1地味な男を連れ回して、やたらスキンシップして相手に意識させまくってからかったり、これはあざとい。 そして、ラストはお決まりの死者からの手紙で真実が語られていくというもの。その手紙を発見するタイミングよ‥‥。こんな手垢の付きまくった展開で泣ける訳がない。という私は単なるひねくれ者ですね。セカチューとか好きな人なら楽しめるのではないでしょうか。
[DVD(邦画)] 4点(2018-02-21 01:39:52)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS