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 > 奥州亭三景 さんの口コミ一覧。14ページ目
奥州亭三景さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 826
性別
メールアドレス sankei_o@olive.freemail.ne.jp
自己紹介 あたしは見ている映画は数あれど、
思い出せずにREVIEWが出来ません(笑)
我が心の師である、淀川長治氏の”愛ある批評”を目指していますが
ストレスが溜まってるのか、最近は毒舌が多くなりました(笑)
そんな愉快な奴ですが、お見知り置きを

好きな映画ジャンル
 戦争映画、コメディ映画、ドキュメンタリー映画
 スポーツ映画、実話系映画、

苦手な映画
 スプラッタ系ホラー映画
 (子供の頃に失神して以来、トラウマなんです)
 最近のハリウッド系映画

”特に”好きな映画監督
 チャールズ・チャップリン、黒澤明
 80年代前半までのスピルバーグ、ジョン・ランディス
 マイケル・ムーア、井筒和幸、大林宣彦

好きな役者
 懐かしい名前しか出てこないので書きません(笑) 

好きな映画評論家
 淀川長治(本当に評論家の究極な方でした)
 荻 昌弘(視点と分析力、好きな映画への熱弁が素敵な方でした)


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261.  東のエデン 劇場版 II Paradise Lost
前作がまともな劇場版でない事を考えると、こっちは良くできています。 とは言ってもやっぱりテレビ版と劇場版Ⅰの延長でしかないのは否めなくて、間違えて劇場版Ⅰを観ないでこっちを見た日には面白さは半減するんじゃないかな?最後の始末のつけ方にも疑問ですね。回想として始末するのは良いけど、全く説得力がありません。時間が全然足りてない、というか時間が足りないと思われた時点で全く映画向きでは無いです。最近の映画は安易に前後編とか2回に分けて映画化するけど、こんなに中途半端にするのであれば、普通にテレビ版スペシャルか何かにして見せた方が良いと思いますね。
[映画館(邦画)] 5点(2010-11-14 15:31:23)
262.  東のエデン 劇場版 I The King of Eden 《ネタバレ》 
基本的にテレビの延長と考えて観ないともの凄く判りにくい映画なので、あたしみたいにテレビも観ている、または理解力が高ければまだしも、そうでない人には非常に判りにくい作りになっているのは映画としての完成度は低いですね。勿論、その為の措置はちゃんととってはいるけど不十分でしょうね。多分、映画だけ見た人の多くは状況が漠然としているんじゃないかな?物語もかなり進行が悪いよね。パート2を作るからといって安易にテンポを悪くし過ぎじゃないかな?そう見えてしまった時点で、この劇場版は失敗でしょう。テレビの延長として考えれば十分な及第点だと思うけど、映画としてはあまり良く無いんじゃないかな。
[映画館(邦画)] 5点(2010-11-14 14:29:07)
263.  大奥(2010) 《ネタバレ》 
原作読んでいません。まぁツッコミ所が多いけど、これは漫画をベースにしてるからだろうね。男女の逆転の理由とか、わざわざ扱われている時代が八代将軍吉宗の時代であるとか。時代の選定はまだしも、明確化しようとしている時代の理由が尤もらしく見えるけどじつはかなりこじつけであるので、映画のせいではありません。 時代考証はかなりしっかりしていると思います。役者陣もなかなか好演しているとは思うのだけど、あまりにも役者的にベタな感じがどうもあたしには好きになれないですね。例えば二宮の江戸弁は非常に綺麗なんですけど、綺麗過ぎるんです、まるで誰かに習ったように、それも習っているのが町人って感じ。映画の台詞としてはっきりと言わなくてはいけないという事を差し引いても、ちょっと綺麗過ぎるんです。それに、吉宗は本当に「暴れん坊将軍」のままだったりしてね。 それと殺陣が本当に駄目ですね。木刀での立ち合いは綺麗に見えるけど見かけだけ、真剣での立ち合いになると、もう完璧にグズグズで、決めの部分が決まっているからまだ良い物の、そうでなかったら惨憺たる有様だったのではないかな。 時代劇をドラマとして捉えるか、活劇として捉えるか、夢物語として捉えるかで、かなり印象は変わってくると思いますが、この映画に関して言えば、ドラマなんでしょうね。 でもオチの付け方とか観ると、それも不十分だった気がして仕方ないよね。良い映画になるだけの金をかけているのかもしれないけど、結果としてアイドル映画レベルで収めてしまった感があって、非常に残念です。
[映画館(邦画)] 5点(2010-10-27 12:39:28)
264.  恋愛戯曲 -私と恋におちてください- 《ネタバレ》 
面白い脚本だとは思います。ただし鴻上尚史はやっぱり映画監督というよりも、舞台演出家って感じが強いですね。物語の中で物語を想像するという演出はある意味「インセプション」に近い感覚にあると思うのだけど、その想像が非常にベタな舞台という演出になっている所で、苦笑しか出てこなくなるんです。多分、舞台だと演じている場面と想像している場面が同一線上に置かれるから、そういう事は無いと思うのだけどね。実際の脚本を書いている機械にMacBookProを使って、その脚本内で脚本家が使っているのがMacBookなんていう小ネタをはさんでいる余裕があるのなら、もっと他にエネルギーが使えたんじゃないかな?出ている役者も、設定されている範囲内で非常にいい演技をしていると思うけど、それ以上が見えてこないという事を考えると、これはやっぱり舞台の方が映える脚本ではないでしょうか?映画にするうえでは、もう少しこうした部分に配慮が必要だった気がします。
[映画館(邦画)] 5点(2010-10-15 19:48:18)
265.  私の優しくない先輩 《ネタバレ》 
あたしの個人的な感想としては「まだ、その域に達していない」かな。 (分かる人だけ笑ってくだされば結構です) ヤマカンのやりたいことを理解している訳ではないけど、彼自身が「”アイドル映画”として作った訳では無い」というのであれば、そうなんでしょう。でも、完全にそう見えてしまうんだよね。その時点で内容の如何に関わらず、監督の作為が伝えられていないのだから、それは失敗だよね。公の場でそれだけキチンと発言をするのだから、そうした意思を映画で見せることが出来ないという時点であたしは評価を下げました。内容的には面白いと思いますよ。一人称で高いテンションでの独白と、如何にも”低予算で作りましたよ”感たっぷりの荒さの残る映像やフレームワークは、非常にあたしの好みでもありますから。でもね、本人は意識していないかもしれないけど、大林宣彦、相米慎二とかいった監督のアイドルを起用した映画のオマージュとも取れるようなカットが随所に出てきて、自分の映画として昇華されてればまだしも、そうなっているとは思えない部分が多いんです。多分、その結果が”アイドル映画”に見られるという事なんだと思うんだよね。 役者に関してもみんな良くやっていると思いますが、金田の演出はあれで良かったのかなぁ?とちょっとだけ疑問でした。先輩の気持ち悪さを表現するのに、金田の芸人としての動きをそのまま使うって言うのは、演出として完全に敗北宣言してるって事じゃないかな?あの動きをしている事で、金田のファンは満足かもしれないけど、あたしはそういう動きは芸だけにして欲しかったですね。 ヤマカン自身は乗り気ではなかったらしいけど、エンディングの出来が一番良かったんじゃないかな?「鈴宮ハルヒの憂鬱」のエンディング、「らき☆すた」のオープニング、「かんなぎ」のオープニングと、ちゃんとここだけが演出として成立してる気がするんだよね。 まぁ、このエンディングが一番評価されるって所が、この映画の評価なんじゃないかな。
[映画館(邦画)] 5点(2010-09-28 12:37:05)(良:1票)
266.  FLOWERS フラワーズ 《ネタバレ》 
全体的に良く纏まった映画になっていたと思います。4つの年代を跨いで3世代6人の女性を追うという作りは、面白いと思うし、全体の話で世代を繋いでいくという、大きなテーマ性を持たせたのも良いと思います。但し、難を言わせて貰えば、各年代を映像化する際に、いかにも当時のフィルム風を装う必要性が全くあたしには分からず、むしろそれが、非常に作り物感を産んでしまった気がしてなりませんでした。ああしたフィルム感って単に現代人がノスタルジックな感傷に浸る為の手法でしかなくて、その時代を生きた人の色が強く出てこないという気がするんです。 それと、昭和39年の3姉妹なんだけど、そこには姉妹以外の家族が出てこないのが引っ掛かりましたね。それと現代でその長女と次女が出てこないのも、ちょっと気になりました。映画的な配慮だとは思うのだけど、観てる側からすると気になるんですよね。 エンディングで5人の女性のその後を追っているから、その辺の配慮は要らないのかもしれないけど、それは映画的に綺麗に終えているだけで、物語的には単に希薄な部分をさらけ出している気がしてなりませんでした。
[映画館(邦画)] 5点(2010-07-26 12:43:36)
267.  春との旅 《ネタバレ》 
いやー、完全にやられました。期待してなかった分、観た時の凄さがあります。 出ている役者は、ヒロインを除けばみんな名優で、役者の演技が全てという感じの映画でした。 仲代達也は勿論、それ以上に凄いなぁ、と思ったのが大滝秀治と香川照之の演技、 出てる時間なんて、二人とも10分も無いのだけど、仕草で演技をして見せるんだよね。 あれは凄いと思う。 引っかかったのは、ヒロインのガニマタの演技と撮り方と音楽かな? どうも監督の作意があったみたいなんだけど、作意以上に障害でも持っているとしか見えない様な演技で、でもそうした物を感じさせる描写や表現が全くされないので、変な演技だけが強調されて見えてしまった気がします。あれじゃ徳永えりが可哀想だったかな。 また、やたらと望遠レンズで撮っているのだけど、あれに何の意図があるのか分かりません。特に長男の家に行った時ね。カメラをパンして兄弟二人の会話から、兄の妻と弟の孫が別の部屋で、という撮り方なんだけど、変な間なんですよ。部屋を移動するとか、長回しの一発撮りという計算もあっての事なんだろうけど、無駄に間延びさせるだけで、そこにあまり効果があるとは思えないんですよね。 また、オープニングからかかる曲なんだけど、あれどう聴いても「Somewhere out there」(「アメリカ物語」の主題歌)の音を若干変えてるだけにしか聞こえない。 エンドクレジットにも無かった様なので、オリジナルというのであれば、非常に問題があると思います。この点が明確にクリアにならない限り、出来るだけ多くの人に見ていただきたいけど、ちょっと高い点はあげられません。(配給会社から連絡来ました。音楽は全くのオリジナルとの事。訴えられても文句は言えそうもないけど・・・) 
[映画館(邦画)] 5点(2010-07-26 12:39:30)
268.  借りぐらしのアリエッティ 《ネタバレ》 
まぁ、最近のジブリ作品の中ではかなりまともな部類ではないかと思います。昨今の映画はやたらとドラマチックに作ったり、展開を面白そうな方向に持って行きがちなんだけど、借りぐらし達の生活や掟がどんなものなのかというのを表現するだけで、十分にドラマチックだと思うし、余計なものを展開させなかったというのはあたしは正しかったと思います。終わりかたやアリエッティと翔の思想の違い、お手伝いさんの行動について、あたしはあの違和感、不快感、不一致さというのを見せる事が大切な気がしますし、そうあるべき物語ではないかと思いました。  スケール的なリアリティというのが、あまりこのアニメには無くて、人間の大きさのリアリティだったり、小人の大きさのリアリティだったりと、かなりちぐはぐで、更に言えば、昆虫やカラスといった動物達のデフォルメの具合もバラバラで、物語の比重をリアリティに置きたいのか、ファンタジーっぽくしたいのか、とにかく中途半端な印象しか受けませんでした。  多少こうしたものには嘘があっても、それは見ている者のフィルタリングで解消されるものだけど、さすがにあれだけ中途半端にされてしまうと、ちょっと反応にも困りますね。例えば、アリエッティが泣くと涙が表面張力で大粒になって落ちるのだけど、そもそも物理的にあれだけの涙が何処から生まれてくるのかが分からないし、あれだけ泣いたら、アリエッティは脱水起こすしますよね? 別にああいったシーンでは、泣くと言う姿を見せるだけ良くて、ヘンに拘ったりすると、感情の持って行き方も中途半端になってしまい、なんともいたたまれないので、返って内容自体の面白さを失わせる要因になっていないかな、とも感じました。   それと、あたしは非常に気になったのだけど、日本を舞台にしておきながら、古くから居る種族の筈なのにアリエッティというイタリア系の名前っていったい何故?という至極当然な疑問があったりします(笑)。名前だけの話でなく、借りぐらしの生活スタイルが、現代日本の生活様式や古式日本の生活スタイルでもなくて、欧州風であるのは間違いないし、この物語自体の内容を考えても、舞台設定を日本にする必要性が全くありません。脚本も演出も変なところしか見えなかったですね。あたしが好きな部類のドラマだからこそ、返って魅力以外のものが沢山、見えてしまった気がします。
[映画館(邦画)] 5点(2010-07-21 17:58:17)(良:2票)
269.  機動戦士ガンダムSEED スペシャルエディション完結編 鳴動の宇宙〈TVM〉
別に原理主義って訳でもないけど、なんでここまで1stを踏襲しなければならないのかが良く分かりません。それって単に脚本家の怠慢なんじゃないのかなぁ?もうガンダムは一大産業になってしまったから、名前は残さなければいけないのは納得するけど、もっとオリジナリティを出せないの?って気がします。あと、昨今の風潮なのかもしれないけど、個々のキャラクターの露骨に見せる悲劇性みたいなものはいらないと思います。 
[DVD(邦画)] 5点(2010-07-11 15:26:03)
270.  「さよなら」の女たち
「恋する女たち」が面白かったから、これも監督が同じなんで面白いかな、と思ってみたのだけど、全く違いました。コミカル(というか、ドタバタの方が近いかな)に仕上げていて、やたらと展開が速いのだけど、その分面白さを感じる事が出来なかったですね。アイドル映画と見ても中途半端だし、ドタバタとしても中途半端なんで、眠くもならないけど、面白くも無い。そんな感じかな。
[映画館(邦画)] 5点(2010-07-11 11:43:46)
271.  機動戦士ガンダムSEED スペシャルエディション 虚空の戦場〈TVM〉
あたしみたいに1st.ガンダムから見てる者からすれば、焼き直しの感が強くて物足りない。その意味では、過去のガンダムを見てなかった人には非常に良いのかもしれない。もはや産業として確立してしまったガンダムというアニメとしてはいたしかたないのかもしれない。かもしれないのだが、それをやってしまっては、現在のハリウッド映画における質の低下と同じ事になってしまう気がする。その意味でこのアニメはあたしは今以上の評価を下す事が出来ない。役者の演技の上手さにかろうじて平均って事で。
[DVD(邦画)] 5点(2009-04-29 12:57:22)
272.  男たちの大和 YAMATO
"戦艦大和"の名前が世に知られるようになったのはそれほど古い事ではない筈なんだけど、いまや完全に象徴化している現実がここに見えます。原作を読んでいないので、原作者の意図する所が映画でみられるのかな、と思っていたら、なんかあやふやな状態になったのかな、という気がしてならないのですが、他の人からはどう見えるんだろう?それほどこの映画はまとまりが無いというのが率直な感想です。反町とか、中村という若手の実力俳優を起用するのは良い事ではあるのだけど、十分に生かすためにはもっとドラマの方向性を考えないと制作サイドの意図した結果は得られないんじゃ無いでしょうか。良かったのは、80年代の日本の戦争映画がたくさん作られた時の様な作りがされてる事ぐらいでしょうか。でも内容的に大和の行動記録でしかなくて、人間ドラマとしてはやはり中途半端なのかなぁ、という気がします。どうせなら、もっと人間ドラマに凝り固まるか、シナリオを菊水作戦に特化した形で構成されるとか、大和だけに視点を置かずに菊水作戦に参加した他の艦の視点や、米軍の視点等から描かれた方が良かったのでは、と思わざるをえません。 
[DVD(邦画)] 5点(2006-11-01 09:05:53)
273.  亡国のイージス
結局、ハリウッド映画に模したものを作りたいって事なんだろうけど、いい加減、日本映画としての独自の進化を模索した方が良いではないかと痛切に感じた作品でした。ハリウッドの真似をするのが必ずしも良い映画を作るという訳でないというのがこれ見てると、良くわかるんだよね。役者は結構マトモなだけに本と演出の出来の悪さを思い切り感じるんだよね。
[地上波(邦画)] 5点(2006-10-30 00:02:09)(良:1票)
274.  ルパン三世 念力珍作戦
非常にくだらない。でも、このくだらなさが面白いと思うのはあたしだけか? これ、当時としてはかなり、ナンセンスな面白さを持ってると思うんだよ。 たしかに原作とイメージを重ねると、とんでもないと思うけど、ナンセンス映画とだけ見れば、結構良いセンをいってる気がするんだけどね。 やっぱり若い人だとちょっと厳しいのかな? それとも単にあたしがオッサンなだけか? ・・・なんでこんなに熱く語ってるんだ?・・・ 
[DVD(邦画)] 5点(2006-09-23 18:08:37)
275.  機動戦士ZガンダムII 恋人たち
新訳という事で期待半分であったこと、 キャスティングの変更があったことで不安があったこと、 この2点がこの映画の大きな話題ではあったのだが 中身をみて物凄くがっかりした。 総監督の富野が群像劇として描きたかったのは良く判るのだが、 その分、全体的な纏まりが見えてこない。 副題にある「恋人たち」というタイトルに裏付けるように様々な 人の出会いを見せるのだが、その関係が尺の問題もあるが物凄く 希薄に見えるのだ。TV版の重苦しいシナリオ展開を見て当時から 感心していた自分には、この希薄さが非常に辛かった。 また、かなり台詞が書き換えられているのだが、 これがもうひとつの希薄さを産んでしまった気がする。 映画の尺の関係があるのは確かなんだが、 今回のメインとなるゲストキャラであるはずのフォウに TVとは全く違う言葉を言わせたが為に 結果としてフォウの存在自体が軽くなったと感じた。 多分、初めて「ガンダム」の映画を見る人にとっては判らないかもしれない。 しかし、これが新訳というのであれば、TV版からのファン、或いはDVD等でTV版を見た人にとっては新訳の持つ意味が非常に”つまらない”事になったと思う人がたくさんいるのではなかろうか。  キャストについては富野は若いキャラに若い声をと言っているが、 正直に言うと、若い声には程遠いという印象が拭えない。 富野は、かなりナチュラルに聞こえるから、ピンポイントとしては まったく気付かないはずと言っているらしいが、それはどうも総監督の富野の思い込みでは無かろうかと思う。気付く気付かない以前に声の使い方、感情の持っていきかたがTV版のキャストとかなり違っている。それと悲しいかな、池脇千鶴の演技が非常に拙い。「猫の恩返し」の時の演技が結構好きだっただけに、感情の持っていきかた、表情の変化の付け方が出来てないのが物凄く稚拙に感じた。この辺はジブリの映画と普通のアニメの違いなのかもしれない。   
[DVD(邦画)] 5点(2006-09-19 19:10:55)
276.  ルパン三世 お宝返却大作戦!!<TVM>
出てる声優さんたちが物凄く老けてしまった事にちょっと驚き。すっかり夏のイベントドラマになったけど、もう世代交代しても良いんじゃないだろうか? あ、内容はそこそこでした。
[地上波(邦画)] 5点(2006-07-23 20:54:50)
277.  ハウルの動く城
今更ながら、テレビで見ないで買ってあったDVDで見ました。 期待が出来るのは最初の30分だけ、後は惰性で見てました。 やっぱり最近の宮崎アニメは面白さが薄らいでるなぁ。 吹替えに大物役者使うのも良いけど、うーん、どうなんだろ? キムタクの演技の上手さというのは否定しないけど、声の通りが悪い印象があったね。面白いモンで、多分、これが実写ならそれ程違和感は無いと思うのだけど、アニメになると、表情との差なのかもしれないけど、なんか合わない気がする。いや、合ってるのだろうけど、何かが違う感じがするんです。倍賞さんは上手いんだけど、声の使い分けが後半はなんか、ちぐはぐな感じがあります。声は若いソフィーの時は往年のヒロインの頃の倍賞さんを思い出すほど綺麗な声でちょっと驚き、でも今の若者の声とはちょっと違うかな。「ユニコ」の時の声が素敵だったから、そのイメージを引き摺ってしまっているのかもしれない。  
[DVD(邦画)] 5点(2006-07-23 15:25:35)
278.  恋人はスナイパー 《劇場版》
狙撃手をネタにしている映画だからもっと地味なのを想像していたのだけど、派手ですね。(笑)リアリティについては当る、当らない以前にスナイピングに対する知識の貧弱さが完全に露呈してしまっていて残念です。シナリオ的にはかなりハリウッド映画の馬鹿らしさを踏襲しているのであまり文句は言わないけど、折角狙撃に関する薀蓄を並べてあるのに、銃の扱い方や狙撃の姿勢、銃のカスタマイズにはてんで疎くて、ごく簡単な部分でしか狙撃の技術的な部分が語られていなくて、その割にはカットの割り方には狙撃の為の知識を匂わせる、そういうのが物凄く気になりました。こういうところは海外の映画の方が丁寧かつ上手に作る気がします。役者的には中村獅堂は歌舞伎の表現なんかが自然と出ていて、面白いですね。でも、狙撃手に向く性格の演技では無いですね。その辺は阿部寛も同様。そう考えると、やはり役者よりも脚本と演出に問題があるのでしょうね。ウッチャンは個人的には好きな芸人だけど、企画段階でもう少しアドバイザーを入れるべきだったのでは無いでしょうか。  
[DVD(字幕)] 5点(2005-05-28 20:15:38)
279.  晴れ、ときどき殺人
個人的には松任谷さんがまともな演技をしていたのが驚きでした。渡辺典子ってこの映画あたりからの演技力が良くなっていると思うのですけど、なにせ中身が薄くて・・・井筒さん嫌いでは無いけど、こういう映画撮らせると井筒テイストはバッチリなんだけどあまり面白みが無かったりすると思うのはあたしだけかな。
5点(2004-06-05 22:08:48)
280.  ドラッグストア・ガール
田中麗奈がカワイイのは判る、柄本、三宅、伊武、六平、徳井の演技力の凄さも良く判る、ラクロスが迫力のある面白い競技だというのも良く判る、だけどつまらなく感じた。ひとえに脚本の拙さだと認識してます。最近の脚本家の中でも宮藤官九郎に注目と期待を寄せているだけに残念です。
5点(2004-05-03 18:30:28)
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