Menu
 > レビュワー
 > sayzin さんの口コミ一覧。15ページ目
sayzinさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2394
性別 男性
ホームページ http://sayzin.tumblr.com/
自己紹介

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1234567891011121314151617181920
21222324252627282930313233
投稿日付順1234567891011121314151617181920
21222324252627282930313233
変更日付順1234567891011121314151617181920
21222324252627282930313233
>> カレンダー表示
>> 通常表示
281.  ほたるの星 《ネタバレ》 
実話ということで余り文句も言えませんが、それにしても設定が古臭いなぁ。熱意溢れる新人教師、陰険な教頭とその取り巻き、大らかに見守る校長先生、心に傷を持つ少女、etc.…って、いくら実話でもここまで陳腐な話じゃなかっただろうし、脚本家も頭を使い無さ過ぎ。もっと護岸工事のエピソードに重点を置いて町全体の話に広げれば、もう少し良くなったと思う。ま、ハロー!プロジェクト売り出し戦略の一環でしかない、単なるイベント商品だから仕方ありませんか…。でも、ラストの役所広司の登場には意表を突かれて、少しグッときちゃったので、5点献上。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2005-09-03 00:08:18)
282.  忘れられぬ人々
この作品は老人映画であり、戦争映画であり、仁侠映画であり、今現在の社会問題を提起する社会派映画でもある。しかし、これらを巧みに融合させることには成功していません。だから私的には、中途半端なファンタジー映画という印象。大体、こんな荒唐無稽な話を、重々しく地味なシリアス・ドラマに仕立てようというセンスが理解できない。燻し銀の演技合戦や志は買いますが、この内容だったら戦争部分はすっぱりと削って、痛快なコンゲーム風に仕立てるか、任侠部分を削って告発系の社会派作品にした方が良かった。二兎を追う者は一兎をも得ずということで、5点献上。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2005-09-03 00:07:17)
283.  日本の黒い夏 冤罪
使命感に燃えるジャーナリストか、権力へ怒りの声を上げる市民としては一流かもしれませんが、熊井啓という人は昔っから脚本家や映画監督としては二流だと思う。オリンピックでさえも「参加するだけじゃ意義が無い」と考えられてる時勢に、映画なんか作っただけじゃ当然の如く意義など見出せる筈もない。流石に昔の作品とは違って、再現部分の臨場感は思った以上の出来でしたけど、全てをスポイルしてしまうのが芝居部分。台詞や演出が酷すぎるから、芝居だってこうならざるを得ない。また、教育ビデオのBGMみたいな音楽も安すぎる。DNA鑑定の時代にお粗末な捜査しか出来ない所轄警察同様、本作の製作サイドも負けず劣らず時代遅れだと思う。そういうことで、告発を続ける心意気に+1点して、5点献上。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2005-09-03 00:06:50)
284.  阿修羅のごとく
所詮、昔の主婦向け連続TVドラマの脚本でしかないのに、やけに過大評価されてる他愛ない話を、21世紀に再現する意味を一切加えないまま映画化してしまった、全く製作意図の判らない古臭い女系ホーム・ドラマ。特に、設定をTVドラマ放送当時そのままにした意図が全く不明。それも字幕で「昭和54年」(でしたっけ?)と示しただけで、当時の風景や風俗等に全く触れないのに(BGMに当時のヒット曲を使うことさえしやしない)、何でこの話は昭和54年じゃないといけないのさ? いつもの森田節が感じられるのも中村獅童の演技位で、他には何にもしてない様子。一体プロデューサーは何がしたくて企画を立てて、どうしたくて森田芳光に監督を依頼したのか? 「阿修羅のごとく」ってタイトルも大袈裟だしなぁ…、5点献上。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2005-08-11 00:08:08)
285.  狗神
余りの評判の悪さに少し身構えて鑑賞しましたけど、監督が原田眞人だけあって意外にもしっかり作られており、本サイトの評価ほど酷い作品とは思いませんでした。唯、いくら山奥とは言え、インターネットもちゃんと使える現代の日本の村にしては、余りにも村人の描き方が極端。この辺は映画的整合性を脚本に練り込んで欲しかった。あと、前半の天海祐希は老けメイクが甘すぎて、これじゃ年齢不詳です。ここは映像で歳を判らせて貰わないと困る。ま、家制度や血縁等、いかにもな日本的題材を扱った伝奇ホラーとしては、オーソドックスにまとまってたと思うので、5点献上。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2005-08-11 00:07:12)
286.  リリイ・シュシュのすべて
私にはこの映画のリアリティは全く解りませんが、少なからぬ人がそれを感じてる所を読ませて貰うと、リアルなんだとは思う。しかし公開から3年も経たない内に、「小学6年生の女児」が「自分のホームページの掲示板」のトラブルから、「学校で同級生を殺害する」という事件が現実に起きた。その時点で本作のリアリティは、一瞬にして陳腐化してしまった…。確かに【リンチ】さんの仰る通り、岩井俊二という人に普遍的な作品は撮れない様に見える(また、多くの方が書かれてる様に、本作は無駄に長すぎます。映画作りが巧いんだか下手なんだか良く解りません)。でも私は、映画には同時代性も重要だと考えてるので、彼のセンチメンタリズムと少女趣味こそが、今現在を「リアルに」映したものの様にも感じます、5点献上。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2005-07-01 00:07:42)
287.  パンダ・コパンダ 雨ふりサーカスの巻
相変わらず、心配になるほど前向き(能天気?)なミミ子ちゃんのキャラクターが良いです(【M・R・サイケデリコン】さん、彼女のはパンチラじゃなくて「丸出し」です)。が、こちらは前作に輪を掛けて低年齢向けになってるので、流石に大人にはきついですね。大人も楽しめる前作の良さは「現実世界の中で進むファンタジー・ストーリー」にあったと思うんですけど、こちらは世界全体がファンタジーになってしまいました。それに、トラちゃんは喋れるのに親の虎は普通の動物だったり、何か表現にも納得できません。従ってこちらは、小さなお子様のいるご家庭にのみお薦めします、5点献上。
[映画館(字幕)] 5点(2005-06-27 00:35:46)
288.  インディアン・ランナー
とにかく凄いのが、映画から滲み出てくる、とても90年代の作品とは思えない古臭さ。これは60年代末を舞台にした物語の所為ではなく、明らかに70年代臭さを狙って作ってある。正にアメリカン・ニュー・シネマの匂い。しかし私に言わせれば、それも今となってはアメリカン・オールド・シネマ。一貫してアメリカに於ける社会的弱者に視線を注ぐショーン・ペンの姿勢は素晴らしいと思いますけど、そのテーマをニュー・シネマ的に演出するという手法は、私には古臭く映ってしまう。現在の浮ついた演出に前面賛同はしませんが、映画には同時代的な視点も求めたいです、5点献上。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2005-06-20 00:38:23)
289.  六月の蛇
貞淑な若妻、歳の離れた夫、ストーカー、脅迫、羞恥プレイ、肉体に服従する精神、性の開放による生の輝き…。これ、話だけだと何の捻りも無い人妻モノの三文ポルノです。「チャタレイ夫人の恋人」を引き合いに出すまでもなく、官能小説、アダルト・ビデオ、エロマンガ等と、あらゆる下半身媒体で使い古されてるモチーフばかり。SMクラブ風観念シーンや「蛇」にしても、ハード・ボンデージや触手モノからのイメージの流用に過ぎない。従って、性産業にどっぷりと浸かってる国で暮らす私には(浸かってるのはお前だけだってか?)、本作の描写に新味はありませんでした、5点献上。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2005-06-05 00:08:22)
290.  鉄道員(ぽっぽや)(1999)
世界の高倉健には誠に申し訳ありませんが、この映画では健さんはミス・キャストだったと思う(今回は広末涼子も、オーラが有り過ぎて田舎の素朴な娘には見えない)。青年期を演じるには歳を取り過ぎですよ。頻繁に回想シーンに切り替わる構成なので、健さんだけ見ると、過去なのか現在なのか直ぐには判別がつきません。ま、この脚本構成自体が非常に下手くそだったので、唯でさえ回想シーンの見分けはつきにくかったんですけどね。どうしても健さんで行きたいんなら、青年期は「セカチュー」みたいに顔の似た若い役者を使うべきでした。折角の大規模ロケや豪雪映像も活かされず、浅田次郎ならではの終盤の泣かせシーンも、演出が弱くて泣けません。絶対にもっと良い映画に出来た筈なのに残念です、5点献上。
[DVD(字幕)] 5点(2005-06-05 00:06:24)
291.  嗤う伊右衛門 《ネタバレ》 
「四谷怪談」と言えば民谷伊右衛門が悪役な訳で、「嗤う伊右衛門」とくれば、てっきり悪人がほくそ笑む話だと思ってました。私の想像とは正反対の内容でしたが、もちろん面白いとは思いませんでしたけど、難しいとも感じなかったし、退屈でもありませんでした。原作は未読なので本当の所は判りませんが、終盤の岩は幽霊、若しくは骸だったんじゃないですかね。やっぱり化けて出てこそのお岩さん。伊右衛門に狂おしいほど恋焦がれ、悔恨の中で狂い死にした岩。彼女の「恨めしや」は「こんなに好きにさせて恨めしい」ということだったんだと思います、5点献上。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2005-05-17 00:36:37)
292.  ロックンロールミシン
「コンペに優勝してめでたしめでたし」ってよりは格段に良いストーリーだとは思いますけど、私には終盤の凌一の心境の変化に具体性が見えにくく、同時に、優柔不断な賢司が優柔不断そのままのラストを迎えてしまうので、本物を追求し、傷つき、挫折し、しかし諦めず突き進む若者の物語の筈が、【カズゥー柔術(紫帯)】さん同様、「甘ちゃんサラリーマンのちょっとした夏休み」にしか見えません。凌一を中心に観ればそれなりの青春映画かもしれませんが、私の様に賢司を中心に観てしまうと、どうしても彼のキャラクターと同じ中途半端な印象が残ってしまいます、5点献上。
[地上波(字幕)] 5点(2005-05-17 00:34:16)(良:1票)
293.  クイール
犬好きの方や、何にでも「いや~ん、カワイー」等と反応する方には満足の出来かもしれませんが、本作は見るからに企画先行型の普通の邦画(良くも悪くもない仕上がりは、この手の作品の中では出来の良い方だとは思いますが…)。犬の演技と言うか、犬の撮影が非常に丁寧だったのには、特別犬好きでない私も好感が持てました(これは相当回した筈)。本作の大きな失敗は脚本構成だと思う。凄く影の薄い櫻谷由貴花ちゃん(「ごめん」と同じ娘とはとても思えん。クレジットを見るまで気づかなんだ…)が誰とも判らない内からナレーションを担当し、途中、何の前置きもなく寺島しのぶにバトンタッチ。ファミリー・ムービーとして解り易さを第一に考えたのかもしれませんが、私は逆に混乱してしまいました。そんなことで、5点献上。
5点(2005-03-24 00:09:07)
294.  本陣殺人事件
「犬神家の一族」の前年、横溝正史ブームの先陣をきったのが本作だったんですねぇ…。メジャーの横溝作品に比べると、いかにもなATG臭さが全編を覆ってましたけど、この耽美的世界観は横溝作品にぴったりの様な気もします(顔が1/5位しか見えないカツラの高沢順子が怖~)。それにしたって、本来なら金田一耕助が関係者一堂を集めて真犯人を特定するのがセオリーの筈。しかし本作は、終盤にダラダラと真相が明かされていくので(一部は犯人の独白)カタルシスが非常に小さい。この高林陽一の娯楽に背を向けた作風が、ATGのATGたる所以でしょうか…、5点献上。
5点(2005-03-24 00:06:07)
295.  マン・オン・ザ・ムーン
アンディ・カウフマンというコメディアンには全く馴染みが無く、この映画を通じて初めて知りました。活躍(?)したのは70年代中頃から80年代前半とのこと。これは日本で言うと、「8時だヨ!全員集合」すら俗悪番組とされた時代に、たった一人で、本気とも冗談ともつかない「めちゃ×2イケてるッ!」か、悪意を持って素人をコケにする「ロンドンハーツ」的なお笑いを実践してた感じでしょうか。そう考えれば、いくら先進的なアメリカン・ショー・ビジネスでの話としても早すぎる。没後20年近くを経て、ようやく彼の目指したお笑いにコンセンサスが醸成され始めた感じでしょうか。彼が自分の人生そのものをヤラセの冗談にしてしまったのは解りましたが、映画はそこから何を導き出したかったのかが今一つ解りませんでした、5点献上。
5点(2005-03-08 00:18:35)
296.  獣兵衛忍風帖
川尻善昭監督の、まだアダルト・アニメの雰囲気を残しているハードボイルド時代劇アニメーション。これもまた独特な世界観を持った作品の様な気がしますが、基本的には特殊能力を持つ者同士の戦闘で物語を進めていく。敵の特殊能力はどこかで見た様な感じなので、そこに新しさは無いし、エロ・シーンも結構あるので万人向けの作品でもないでしょう。毒見番くノ一として毒に慣らされ、自らが生きた毒となり、キスしただけで相手を死に至らしめる文字通りの毒婦・陽炎は魅力的でしたが、周りのキャラに対して、肝心の獣兵衛に魅力が足りないのが大きな欠点です、5点献上。
5点(2005-03-04 00:05:27)
297.  うる星やつら オンリー・ユー
押井守色の希薄な、TVシリーズ「うる星やつら」の平均的一エピソードという印象。作品のレベルにも特別なモノは無く、当時の平均的仕上がり。ま、独立した作品や原作に寄った作品ではなく、あくまでもTVシリーズの映画化として企画されたのであればこの程度でしょう。それでもお馴染みのキャラクター達が勢揃いの上、宇宙規模で暴れ回るのはそれだけで楽しいもんです。ファンの方には充分満足の出来だと思います、5点献上。
5点(2005-03-04 00:04:37)
298.  壬生義士伝
クライマックスで心の清い登場人物に独白させて観客の涙を搾り出そうとするのは、浅田次郎の一貫したポリシーなんでしょうか? 「天国までの百マイル」では私も泣かされてしまいましたが、本作では白けてしまった。これは作劇に問題があると思う。余り巧みな構成とは思えない二人称の回想形式。そして、たぶん世界一の名優が演じたとしても白々しくなってしまうであろう独白シーンを、「映画に」そのまま導入してしまう滝田洋二郎の相変わらずのセンスの無さ(ここはナレーションにすれば、まだ見られるものになったと思う)。これもダメな邦画演出の典型例でしょう、5点献上。
5点(2005-02-26 00:09:33)
299.  日蓮と蒙古大襲来
突然自らの宗派の創始を思い立った日蓮が、数々の迫害を受けながらも鉄の信念で日蓮宗を広めていくという話。宗教家と言うよりは聞き分けの無い武道家といった風情の長谷川一夫演ずる日蓮が、気張って説法を説くだけの中盤までは結構退屈ですけど、大映が社運を賭けたという蒙古襲来シーンの、水平線を埋め尽くす蒙古の艦船と上陸した軍勢は「トロイ」に勝るとも劣らないスペクタクル(これは言い過ぎか…)。現在では当たり前のお題目「南無妙法蓮華経」が、邪教の呪文の様に扱われるのも新鮮でした。欧米では聖書ものや聖人ものが比較的ポピュラーなジャンルとなってますが、名目上仏教国である我が国では宗教絡みの映画は珍しい。偶にはこんな珍品に触れてみるのも良いかもしれませんヨ、5点献上。
5点(2005-02-26 00:05:48)(良:1票)
300.  パッチギ!
この時代ならではの熱さを描いているのならば、まだ良かった。逆に皮肉を込めてこの時代を描いているのであれば、それでも良かった。しかし毒舌映画評論家・井筒和幸は、説明的で説教臭い不自然な脚本で、一体何を描きたかったのか? まさか本作に登場する、この時代に蔓延っていた毛沢東語録に心酔した日教組系の無能教師よろしく、本気で左翼思想を喧伝するつもりだったの? 「イムジン河」も朝鮮半島分断の悲劇ではなく、この映画では日本人と在日朝鮮人の間に横たわる超えられない障壁と捉えれば、現在にも通じる普遍的なテーマになったと思う。乱闘、通夜、出産、そして「イムジン河」がカット・バックされるクライマックスと、坂口拓に一言も台詞を喋らせなかったのは評価します。そういうことで、5点献上。
5点(2005-01-19 00:18:24)(良:2票)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS