341. 幸福の黄色いハンカチ
やっぱり健さん、カッコイイなぁ。武田鉄矢がこの映画で評価されたのもわかる。山田洋次って本当にこういうのうまいなぁ。 9点(2001-07-24 00:46:00) |
342. 愛のコリーダ
これとか「忍者武芸帖」を見ると、大島渚の凄さというのが良くわかりますね。やっぱり奇才だと思います。後に大林とか何人かがこの「阿部定事件」をネタに映像化してますけど、及ばないですねぇ。 9点(2001-07-24 00:26:17) |
343. ルパン三世 カリオストロの城
公開時には旧TVシリーズのハードボイルドタッチの路線を期待していたのだけど、宮崎駿に期待するのが間違いでした。ジャケットの色が違えどもやはり新TVの路線が濃かったのが残念だったですね。物語としてはどこも問題ないし面白いのだけど、ルパンが過去に含みを持たせている分、次元に喋らせ過ぎたんじゃないかと思うんですよ。かといって、代わりに語るキャラがいないけどね。しかし、年齢設定がわからないのだけど、今見てもルパンや不二子が自分より年上に見えるのはどう言う事でしょう?自分より上だったら不二子なんか大年増だよなぁ(笑) 7点(2001-07-23 22:25:25)(笑:1票) |
344. めぞん一刻 完結篇
丁度この映画を見たのがTV版のめぞん一刻の最終回の前日でタイミングが良かったのを良く覚えています。ネタ的には漫画にもTVにも無い”結婚式の前日”と言う事で、どんなになってるかと思いましたが、まあ無難な線でしたね。TVか漫画見てないと、話の展開がさっぱり判らないのと、一刻館の住人達が妙におとなしかったのが残念でしたね。 5点(2001-07-21 14:23:29) |
345. ラヂオの時間
良かったです。これだけ徹底したシチュエーション・コメディというのは中々日本で作りたがる人がいないから。キャラクターも個性が強いしのに決してその個性が強調されないのは舞台コメディをそのまま映画に持ち込んだからなんでしょうね。これ見てたら、メル・ブルックスとウッディ・アレンの凄さがわかった気がします。 9点(2001-07-19 18:44:10) |
346. マルサの女
今までの日本映画に無いシュールなレイアウトとかコマ割りはよかったです。山崎努、大地康雄、桜金造、益岡徹、みんな個性が強いのに他が打ち消されないで映像に出てくるってのは凄いよね。 10点(2001-07-18 20:35:09) |
347. 天と地と
小室が公開前に映画と音楽の融合とかあちこちのテレビ番組で大々的に宣伝してたのを思い出す。内容的にはただ金をかけただけ。原作知っていると余計にそう思うのだろうなぁ。市川昆か今村正平あたりに監督させてたら面白かったかも。でも過ぎた事は言うまい(笑)。 5点(2001-07-18 20:21:56) |
348. 異人たちとの夏
大林映画は嫌いじゃないのだが・・・秋吉久美子と片岡鶴太郎、風間杜夫のひょうひょうとした会話とか好きなんだけどね。まさか最後でああいう形に持ってくるとは思わなかった。 5点(2001-07-18 19:57:06) |
349. 王立宇宙軍 オネアミスの翼
岡田斗司夫が全力をかけて製作したものの、大いにコケたのはこの映画のやっている事がまだ早すぎたからかも知れない。シロツグが森本レオと聞いた時はあの口調がああいったアニメで合うのかと思ったけど意外なくらいピッタリと合ってましたね。みんなで有人宇宙ロケットを飛ばそうというだけの映画をあそこまで盛り上げられたのは脚本の勝利だったのだろうなぁ 9点(2001-07-18 19:51:43) |
350. 超時空要塞マクロス ~愛・おぼえていますか~
やっぱりTVが良すぎたから、映画はね・・・まったくの別物と考えればそれほど悪くは無いのだけど、短い時間の中で輝とミンメイと美佐の3角関係が希薄になってしまってはじめて見た時は困惑しました。板野サーカスはさすがなんだけど、落ち着いて見ると、かえってそれがストーリーをつぶしてしまったのかなぁ。 4点(2001-07-18 19:40:46) |
351. 麻雀放浪記
真田広之の”坊や哲”がなんかおどおどしていて合わない気がするけど、高品格と加賀丈司(字が違うか?)の出目徳、ドサ健に救われてる気がする。なんにしても原作に見られる勝負の厳しさとか戦後の人たちの生活感は鋭かったと思います。 8点(2001-07-18 19:33:34) |
352. 風の谷のナウシカ
悪くは無いのだけど、なんかあのエンディングが宗教的というか、強引というか・・・漫画の方が善悪が混沌としていて面白すぎたから余計に評価を下げざるを得ないです。安田成美のイメージソングに否定的な方が多いけどあの頃はイメージソングを付けるのが流行った時代なんだから勘弁してやて下さいな。安田成美は歌は決して上手くないが、実に譜面に忠実に歌ってて、あの難しい曲を良く歌っていると思うぞ(別にファンでは無いが・・・) 6点(2001-07-18 18:47:50) |
353. 魔女の宅急便(1989)
この辺から大型タイアップのついた金使いまくりの作品作り始めたんだよなぁ。そういった中では一番まともだったのがこの映画だったのかなぁ。一番感心したのは高山みなみの2役かな。一部一発撮りしてるらしいんだけど、どのシーンでもちゃんと役に応じた声の使い分けがしっかり出来てたので正直プロの声優は凄いと感心してました。がっかりだったのはあの絵をやたら宗教画っぽく見せた事かな。久石譲の音楽もあって余計にそう見えてしまい、シナリオが少し押し付けっぽく見えたのは残念ですね。 8点(2001-07-17 00:01:53) |
354. 未完の対局
日中国交正常化10周年記念映画だったかな?日本と中国の2人の棋士の間に隔てられる壁のなんと大きな事か。三國連太郎と孫道臨の演技力のすさまじさに圧倒されまくりでしたね。テーマがちょっと重かった上にエンディングで流れる「愛は夢のように(抱きしめて)」(わかる人しかわからんなぁ・・・笑)、佐藤純彌の得意路線なんだけど、2国の名優が絡むとあそこまで凄い映画になるとは思わなかったですね。 9点(2001-07-16 19:46:12) |
355. アポロ13
これ、実話だけに結末は判っているんだけど、最後に通信が回復した瞬間、感動的でした。実話がネタにされてるといやがうえにも感動させられますね。この手の映画が出来ると押し付けがましくなるもんだけど、それも少なかったかな。時代背景がもうちょっと判るように撮られてたら良かった様にも思うけど、多分その辺を取ると無用な尺が出来て、間延びするんだろうなぁ。そういう意味で、後にトム・ハンクスが監修したTVシリーズでアポロ計画を補完した格好になったようで、物足りないと思った部分が多少解消されたカナ。 8点(2001-07-16 18:11:59) |
356. 七人の侍
東野英治郎がいい!、あの方の悪役人生の中でも最上では無かったろうか。この映画にはいたる所に生活感がある。だからこそ、この映画の迫力は出たように思う。 10点(2001-06-27 19:15:36) |
357. 七人のおたく cult seven
ウッチャンの演技には正直、関心。益岡徹が7人の中では抜きん出て上手かったけど、それに武田とかついていけないのがはっきり見えてしまって、まとまりの無い印象が強かったです。でも、こういう映画企画を出してくるホイチョイの上手さはありますね。 5点(2001-06-27 18:56:18) |
358. シコふんじゃった。
こういう映画がもっと評価されないから、日本映画の人気がなくなるんだよなぁ。ある意味、黒澤映画の対極に居ながら、同じ道を進んでいる映画かもしれない。 10点(2001-06-27 18:47:44) |
359. 火垂るの墓(1988)
原作者の野坂昭如が「わたしはこの映画を二度と見たくない」と試写会で言ったのが印象的でした。あの人、この映画見て号泣したんですよね。それぐらい出来が良かった作品です。あたしも見るたび涙腺が緩んでしまいます。ほら、これかいてるだけでもう目頭が・・・ 10点(2001-06-27 18:38:31) |
360. 東京上空いらっしゃいませ
内容的には面白いんだけど、牧瀬里穂がやっぱり演技がまだ上手くない。でもそれを差し引いても良く出来ていると思うし、笑福亭鶴瓶が牧瀬を上手くリードしてましたね。 6点(2001-06-27 18:04:12) |