Menu
 > レビュワー
 > nanapino さんの口コミ一覧。2ページ目
nanapinoさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 186
性別

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1234
投稿日付順1234
変更日付順1234
>> カレンダー表示
>> 通常表示
21.  ペコロスの母に会いに行く 《ネタバレ》 
何故雄一の妻のことは一切触れられてないのか、 竹中直人のハゲネタはいらないんじゃないかとか、 多少不満はありますが、ともかく、赤木春江さんの演技が素晴らしかったです。 徐々に進行していく認知症のお婆さんを、もう本当にそうなってるんじゃないかとしか思えないような演技でした。  寿命が延びるとともに認知症の人も増えるといわれているので、 人事と思わずに見たほうが良いと思う映画でした。
[DVD(邦画)] 7点(2020-07-07 17:44:10)(良:1票)
22.  亜人 《ネタバレ》 
原作・アニメとも見ていません。 そのせいか、見終わって疑問だらけでした。  永井が佐藤と敵対関係になるまでの二人の関わりが描かれないので、 地獄から救ってくれた恩人なのに、何で逆に戸崎の味方になってるの? としか思えません。 「嫌いだから」という問題じゃないでしょう。  大体、亜人だからってあんな残酷な人体実験をやる政府の方が悪いでしょ。 佐藤が20年も地獄にいたと知ったら、そっちに肩入れしたくなります。 永井はたった3日で救ってもらったのに、なんで政府の味方するのか、 自分と妹さえ平穏に暮らせればいいってのも、全然共感できません。  戸崎と女性亜人の関係も良く分からないままだし、 黒い幽霊が何でどのタイミングで出るようになるのか、 政府は佐藤が逃げた後何の対策もしてなかったのか、 ただの研修医の永井が何故傭兵並みに戦えるのか、 猛毒ガスの保管があれほど杜撰なのはあり得ないとか、 もう疑問だらけ。 原作読んでない人は放置ということですか。  アクションやCGは良くできてるので、その点だけ見ごたえありました。
[インターネット(邦画)] 4点(2020-07-07 17:35:50)
23.  世界の中心で、愛をさけぶ 《ネタバレ》 
テレビでやってるから見てみるか、くらいの気持ちで見ましたが、 物語が薄っぺら過ぎて無理でした。  高校生の二人、長澤まさみと森山未来は良かったです。 亜紀の才色兼備でしっかりもので、でも少女らしい可愛らしさが眩しいくらい。 朔太郎のちょっと頼りないけどピュアで真っ直ぐな高校生男子らしさ。 イケメンでもなく特別魅力的とも思えない朔太郎に、 何故亜紀が惹かれたのかを、もう少し描写してほしかったけれど。 いっそ高校時代だけのお話でじっくり描いてくれたほうが良かったです。  現代のとこ、丸々いらないです。 朔太郎は未練たらたらのただの回顧厨だし、 律子に至っては全く無理やりの偶然設定なだけでした。
[地上波(邦画)] 4点(2020-07-07 17:31:22)
24.  カメラを止めるな! 《ネタバレ》 
まったく予備知識無く見たのが良かったみたいです。 最初のグダグダもギャーギャーも、普通のゾンビ映画みたいに楽しめました。 後半は、映画製作の裏方作業を見学してるみたいで面白かった。 映画の作品としては微妙で、繰り返し見たいとは思いませんが、こういうのも有りかなと思います。
[インターネット(邦画)] 7点(2020-07-07 17:26:39)
25.  名探偵ピカチュウ 《ネタバレ》 
ポケモンGOはほとんどしてないけど、TVアニメは見てたので 初代ポケモンがいっぱい出てきて懐かしかったです。  ピカチュウは文句無い質感が出てるけど、他はちょっとお金のかけ方が足りないCGでしたが、 実際ポケモンがいたら、こういうのかなと思わせてくれました。 悪役の手下としてロケット団が出てたらもっと良かったな。  何故ティムにだけピカチュウの言葉がわかるのか、何故おっさんの声なのかは、きちんと説明してハッピーエンドという、 安心して見れる王道映画。 子どもだましではなく、バディ物としても、親子関係の再構築物語としても、ちゃんとしてて大人でも楽しめると思います。
[映画館(字幕)] 7点(2020-07-07 17:23:47)
26.  ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章 《ネタバレ》 
原作もアニメも見たこと無いので、原作と比べてどうこうとは言えません。 いろいろ訳わかんないところも多いし、前半じいちゃんエピソードが長くてだれるけど、 思ったより面白かったです。思ったより。  ただ、実写化とはいえ、ある程度は何の知識も無い人が見てもわかるように作ってほしいのですが、 その辺スルーしてます。 この監督は、心情とか状況とか関係とか、何でもセリフで説明しがちなのに、初見の人への説明は省略したようです。 形兆の弓矢って、最初それが形兆の能力なのかと思ってたら違うみたい。じゃ何で持ってるの?誰かにもらったの? 虹村兄弟の父親はなんでバケモノになったの? 康一君のスタンドの能力は?ただ出てきてお終わり? 等々わからないままだったので、見終わってからネットで検索しました。 そういう前提の映画ですか?  出演者の中では、やっぱり神木くんが上手だと思いました。 それと、意外と真剣祐がいい演技してると思いました。  第一章というからには、続編あるんでしょうか。 またテレビでやったら見ます。
[地上波(邦画)] 5点(2019-02-19 19:48:16)
27.  暗黒女子 《ネタバレ》 
原作未読。前知識も無く期待もしていなかったおかげで、思いのほか面白く見れました。 ただ、退屈はしなかったけど、いろいろ無理な設定が多くて見終わってからモヤモヤしました。  まず、闇鍋と、やけに意味ありげなカメラワークで、最初からオチの予想がついてしまうのはどうなのかなと。 また「皆の憧れの太陽のような完璧な美少女」という設定なのに、 普通の地味な人がキャスティングされているのも納得いきませんでした。 何より「いつみが死んだ」という事が、何故曖昧のまま許されているのか疑問。 噂と小百合の演技だけで納得できるものではないでしょう。 最後も、本当に小百合がいつみを殺めたのだとしたら、普通に考えて小百合の方が弱みを握られることになるのでは?  そんなわけで、最後無理にホラーにしなくても、小百合が自作の小説を朗読してオチをつければ良かったなと思いました。 例えば、いつみは本当に転落死した。何故なら私が花壇に置くはずのマットやネットを用意しなかったから。 というのや、自殺の理由は脇役たちへの復讐ではなく、先生に捨てられ絶望したから。 だって、先生の本命は私だったんだもの、 とかなら、もっと面白かったのに。
[インターネット(邦画)] 6点(2019-02-19 19:19:54)
28.  羅生門(1950) 《ネタバレ》 
良かったのは、「自分は殺してない」じゃなくて、皆が「自分が殺した」と言ってるのが面白く、 それに自分のプライドや見栄のための嘘が混じってるところが現代でも通じるところ。 白黒だけど、木漏れ日や風のそよぎや川の流れなどの映像が綺麗だったこと。  でも、ストーリーが面白くないので退屈してしまいました。 最初のうちは、真相はどうなのかという興味で見てたけど、必要と思われないシーンが長々とあったり、 女は汚されたら自害しろとか、女自身も自分を男の持ち物のような言い方をしていることにも、 昔の話とはいえイライラしました。  「七人の侍」なんて長時間でも片時も目を離せないくらい面白かったのに、これは内容が合わなかったようです。
[インターネット(邦画)] 5点(2018-06-10 13:57:58)
29.  共喰い 《ネタバレ》 
父親は確かにクズだけど、妊娠したら殴らないとか息子を大事にしてるとか、多少良いとこもありますよね。 だからって殺さなくて良かったのに、とまでは思いませんが、もっと極悪人かと思ってたので拍子抜けしました。 性癖とただのDVとは違うと思うのですが、その辺も混同されてるような気がします。  息子の、あんな奴の血が自分にも流れてるという忌まわしさや、同じようになるんじゃないかという怯えは理解できますが、 それを拒絶しきれない弱さがあるから、結局父親に似るんだろうなと思いました。 後妻とセックスする妄想を実現しちゃったし。  そんな親子や男女の因縁の話かと思っていたら、母が獄中で語る「あの人」や「恩赦」という話が出てきて、 何か違う話のようになったので、一体何の話だったのだろうかと思いました。  田中裕子の存在感は良かったけど、人に薦める作品ではないなという感想です。
[インターネット(邦画)] 5点(2018-06-10 13:53:20)
30.  ピンポン 《ネタバレ》 
原作未読で前知識も無くて見ましたが面白かったです。 ペコは窪塚氏しか考えられないくらいハマリ役だと思います。 天真爛漫でピュアな時も、挫折を味わってひねくれてからも可愛げがあります。 変な喋り方もヘアスタイルもモノにしてました。  スマイルのARATAも、こんなイケメンだったの?と思ったほどクールでカッコよかったです。 アクマの人もドラゴンの人も、誰一人高校生に見えないけど、皆キャラに合ってて良かったと思います。  ストーリーは良くあるスポコン物ですが、登場人物が皆振り切って演じてるので見てて楽しかったです。
[インターネット(邦画)] 8点(2018-06-10 13:27:53)
31.  紙の月 《ネタバレ》 
梨花が転落していく過程が安直過ぎてイラつきました。 夫はそれほど悪い人じゃないのに、若い男へ貢ぐ為に横領に手を染め、贅沢を覚えて歯止めが利かなくなる。 こんな風に真面目だったあの人が、と事件になるんだろうなと思いましたが、過程を見てると愚かで痛々しいものですね。  少女時代の募金の話は、梨花の人とずれてる生真面目さが現れてました。 結局自己中ですよね、自己満足です。 相手のためにすることなら自分のお金ですればいいのに。 それが無理なら、無理の無い範囲で出来ることをすべきでしょう。 大人になっても変わらず、結局犯罪者になるわけです。  お局隅さんも真面目一徹ですが、ずれてはいない。 でも、正しすぎる人は息苦しい。 どちらもお友達にはなりたくないタイプです。  隅さんにも共感できないので、梨花が逃げたときはちょっとスッキリしたけど、空港で捕まった方が良かったと思います。  たがが外れた後、どんどん綺麗になっていく宮沢りえさんのメイクとファッションは見てて楽しかったです。
[インターネット(邦画)] 5点(2018-06-10 13:25:24)
32.  バクマン。 《ネタバレ》 
紙に描いた漫画が宙に浮いて、その中でペンで闘うシーンはわくわくしました。 良かったのはそれだけで、どうしても佐藤健の高校生役が無理で、 アップになる度に冷めてしまい集中できませんでした。 内容が面白ければ役者の実年齢なんて気にならないんですけど。
[インターネット(邦画)] 4点(2018-06-10 13:19:18)
33.  魔の刻 《ネタバレ》 
魔が差して見てしまいました。 今や毒舌おじさんの坂上忍が、こんな役をしていたなんて。 でも、想像と違って、母子の怪しげな関係の葛藤から最後こうなるのかと思っていたら、もう最初からそうなっていました。 そして母から逃れ自立しようともがく息子を追いかける母。 岩下志麻が妖艶で綺麗なだけに余計怖かったです。  優柔不断でワガママで子どもっぽい息子が、港町の仲間や彼女との触れ合いの中成長していきます。 同時に、他の男性から女として求められることで息子への執着を断ち切り自立する母。 ラスト、追いかけられなくなると未練が出てくる息子と、サバサバ去っていく母親の対比が面白かったです。  もっとドロドロしている話かと思ったら、母親が一人の女性として自立するお話でした。 人には薦めませんが、見て損は無かったです。
[インターネット(邦画)] 6点(2018-06-10 13:10:40)
34.  俺俺 《ネタバレ》 
オレオレ詐欺をした辺りから、俺が増殖して、次第に邪魔な俺を「削除」し始めるというお話。 自分を自分だと認識してるのは何か、他人から見てる自分は本当の自分なのか、というようなテーマもあるのでしょう。  「俺にも、許せる俺と許せない俺がいるんだよ」というセリフで、 これは結局主人公の内面の葛藤の物語なのかと思ってしまいました。 最後は母親の元へ帰っていくのも想定内。 多分、精神的になのか本当に時間を巻き戻してなのかは曖昧だけど、 「生まれ変わった」俺が母親の元へ帰っていってハッピーエンド。  亀梨君が33人分演じ分けてたかどうかは微妙ですが、悪くないしファンには嬉しいかも。 不条理ぽいのは嫌いじゃないけど、何だか胸に響いてこないし、 内田有紀のヌードはもっと綺麗だと思うのに、あれじゃ気の毒なので、この点数です。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2017-06-25 22:37:15)
35.  ツィゴイネルワイゼン 《ネタバレ》 
何の予備知識なく鑑賞。 最初は、ボーっと見るともなく見る感じでしたが、 大谷直子が半裸で指パッチンして振り向いたあたりから覚醒。  何の話か、よりも、前後関連性無さそうに挿入される画の美しさに釘付けになりました。 中砂夫婦は和服で住居は日本家屋。 青池はビシっと決めたスーツ姿で洋館に住んでいる。 妻の周子はいつも昔の「モダンガール」のようなファッションで、和服の時も明るく斬新なデザインで 園や小稲の地味な着物と対照的。 洋館のインテリアや小物、周子のファッションは見てて楽しかったです。  生の証のように食事や情事のシーンがあり、その他は死を思わせる暗い画面と不安を煽るような雑音。 2軒の間にある切通しは、いかにもこの世とあの世の通り道のよう。 悲哀と滑稽さを見せ、度々挿入される盲目の門付達の話。 三角関係という不安定な人間関係。  次第に、誰がいつ死んだのかは曖昧になっていきます。 それは、ずっと死の床にある妙子だけが知っているような気がしていました。 もしかしたら、すべて妙子の夢なのではないかと。  最後は、実は死んでいるのは青池のほうだと思わせますが、この点については、もっと昔に、 できれば公開当事に見ていれば衝撃を受けただろうと思えて残念です。 この手のラストの映画やドラマをたくさん見てしまったせいです。 こちらの作品の方が早いのに。  とはいえ、いつもは物語の整合性や構成を見てしまうけど、この作品に限っては、 それよりも感じたまま受け取っておいて良いと思えたのは自分でも不思議でした。 録画すれば良かった。 もう一度見たいと思います。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2017-06-25 22:30:00)
36.  GONIN2 《ネタバレ》 
「GONIN」に比べるとハラハラ感が少なくて、随所に女性たちに都合よすぎる展開があって、 随分甘くしたなーという感じです。  初対面の女性たちが、行動を共にする必然性が感じられませんでした。 全員、男から何らかの仕打ちを受けたとか受けてるとかの設定はあるけど、 それが何故宝石店での便乗強盗なのかがイマイチわかりません。無理やりな感じ。  その代わり、緒方挙が素晴らしい存在感で全体を引き締めてます。 年を重ねても愛し合ってる夫婦っていいなと思わせてくれる冒頭の多岐川由美とのシーン。 だから外山が復讐と妻へのプレゼントのタイガーアイに執着するのに説得力があります。 そしてこれまた緒方拳が激渋でカッコいい。 ただの鉄工所のオヤジと思ったら実は剣道の達人らしいし、妻の亡骸の横で自前で刀作るシーンなどは、 静かな表情の中に狂気を秘めてる感じが出ててゾクゾクしました。  多岐川由美は生きてるシーンは短かったけど、綺麗で可愛いくて健気な妻にピッタリ。 北嶋舞の図太さが十分の一でもあれば死ななかったのかなとか思ったりしました。  拳さん以外では、余貴美子の男気っぷりと北嶋舞の見た目とのギャップあるキャラが良かった。 夏川由衣は印象薄いし、大竹しのぶは単に色物的だし、西山とか言う人にいたってはオマケ感ハンパない。 もしかして5人目は片岡玲子?  ラストも、あの状況で3人とも生きてたのもあり得ないと思うけど、 死ななくて良かったと思ったので、まっいいか、ですね。
[インターネット(邦画)] 6点(2017-06-25 22:17:51)
37.  GONIN 《ネタバレ》 
今も第一線で活躍してる俳優陣が、とにかく若いです。 モックンが綺麗。 5人が、ヤクザの金を奪うというヤバい仕事なのに随分簡単に話に乗るなと思いましたが、 その雑さがいかにも素人という甘さを現していて、たけし達にあっさり殺されていくのは納得できました。  竹中直人演じるヘンなテンションのリストラサラリーマンが、金を手にして自宅へ帰った時のシーンはぞっとしました。 はっきり見せなくても、布団に寝てる子どもにハエがたかってたり、浴室の壁に血が付いてるとかで何があったかわかります。そして、妻(の死体)とお風呂に入ってるところを、たけしに撃ち殺されます。 実に怖いシーンでした。  たけしの何の感情もなく簡単に人を殺すところが不気味で、こんなのに狙われたら絶対助からないと思いました。 一八を殴って虐待してるようでいて、一八が死んだときの悲痛な「柴田ー!」という声には愛を感じました。キモいけど。  一方、佐藤浩一とモックンの愛は暗くてグロいシーンの中、目の保養。 椎名吉平とナミィの愛は悲惨すぎる最後で無残でした。  暴力と殺戮の中の愛の物語。 エログロ満載なのに、もの哀しく寂寥とした余韻の残る映画でした。
[インターネット(邦画)] 7点(2017-06-25 22:11:03)
38.  グラスホッパー 《ネタバレ》 
原作は面白かったので、いろいろ設定を変えないほうが良かったのにと思うところが多々ありました。  まず、鈴木は原作どおり妻の復讐のために行動するので良いのに、尺の関係か最初から槿たちの計画に組み込まれています。 その結果、鈴木が狂言回しとなって槿の家族や鯨や蝉を引き寄せるところが、単に作戦の駒になり、 鯨と蝉は全然鈴木に絡まないので、まったく別の話が同時進行してるだけみたいになっています。 原作読んで無い人は、この別々の話の繋がりは何?て思うでしょう。  また、鯨の父親が、鯨が決着をつける決意を促すための要因として何度も出てきますが、 ここも原作どおり、殺した人たちが入れ替わり立ち代り出てきて喋るほうが面白いのにと思いました。  そして何と言っても蝉のキャラを変えたことと、何だか死後鯨と友達みたいになってるのには苦笑してしまいました。 蝉は感情の無いゲスな人殺しだから、鯨に殺されて清々するのに。 哀しき暗殺者みたいなカッコ良さげなキャラにしてました。これは蝉じゃないです。  キャストはそれぞれ良かったです。 何とかまとめてはいるけど、原作の面白さは出し切れてなかったと思います。
[映画館(邦画)] 5点(2017-06-25 03:36:37)(良:1票)
39.  64/ロクヨン 後編 《ネタバレ》 
レビュー書くの忘れてたくらい、ガッカリしてどうでもよくなった後編。  今思い出しても、俳優陣の熱演が空回りするくらいの、原作と変えたラスト。 全然ダメです。 三上の人物像は、あんな現場に行って犯人と格闘するキャラじゃないでしょう? 前編とまるで別人になってしまいました。 そして、父親が殺人犯だと娘に見せ付ける結果になるなど、あり得ません。 あの子に罪は無いのに。  緒方直人の顔が豹変するところは見ごたえありました。役者だねぇと思いました。 良かったのはそれくらいです。  瑛太のいつも偉そうな表情が不愉快だったし、 前編での忍耐強い男らしい男というキャラがブレてしまった主人公への 残念感が半端ない作品でした。
[映画館(邦画)] 4点(2017-06-25 03:19:12)
40.  世界から猫が消えたなら 《ネタバレ》 
私にとっては、CMで流れてたように「泣ける映画」ではありませんでした。 ことごとく、「泣いてください」というシーンが鼻につきました。 余命宣告された主人公が、命を一日延ばす代わりに何か一つ世界から消していく、という話なので、 どんなファンタジーか。それかもっとミステリアスな展開かと期待した私がいけないのでしょう。  まさかこんな、大掛かりな設定の割りにありきたりなテーマで、ただそれだけの作品だとは思いませんでした。 唯一良かったしちょっとだけ涙が出たのは、濱田岳ちゃんがDVDを探すシーンでした。  佐藤健ファンで普段余り映画を見ない人以外にはお勧めしません。
[試写会(邦画)] 3点(2016-08-21 18:55:19)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS