401. ALWAYS 三丁目の夕日
物語としては、それぞれの話が薄くて感動巨編というわけにはいかないけど、 ちょっといい話のてんこ盛りと言った感じのお得感はある。 映像がかなりの完成度なので、逆に勿体無く感じてしまったけど、 これはこれでよく出来た作品と言えるかも知れない。 願わくば腰の据わった重厚なストーリーをこのクオリティで見せて貰いたい。 [DVD(邦画)] 7点(2006-06-12 14:11:31) |
402. 恋の門
演出に関してはそういう作品なんだということで納得して見たけど、 恋乃の生き方にはまったく共感できなかった。 でも、見た目が酒井若菜という点が厄介で、明らかに僕は恋乃が好きなんだな。 納得できないけど、どうしても好きなんだな。 実に心の痛い作品でした。 [DVD(邦画)] 7点(2006-03-31 17:28:55)(笑:1票) |
403. TRICK トリック 劇場版
TVシリーズからのファンだったので、 当時は劇場版には否定的な立場だったけど、 久し振りに見てみたら意外と面白いのでびっくりした。 TVシリーズも一緒に見直せば、 やっぱり劇場版はいらないと感じるのかも知れないけど、 劇場版のみの評価ということなら面白い作品だと思える。 [DVD(字幕)] 7点(2006-02-20 21:59:24) |
404. トキワ荘の青春
特筆するほどのドラマが存在するわけではないけど、 じんわりと心に染みてくる良い作品だと思う。 派手さもなく、ゆっくりと時間の流れる雰囲気は、 たぶん昭和中期のそれなんだろうと思う。 登場人物のそれぞれが少しずつ見せる優しさ。 それが積もり積もってラストの哀愁に繋がっていく。 泣いたりするような作品ではないけど、 心の奥に静かに仕舞っておきたいような優しい作品です。 7点(2004-06-27 10:27:57)(良:1票) |
405. 茄子 アンダルシアの夏
まあ、皆さんのレビュー通り、とにかく短い。もっと観たいと思った。 その日は負けたけど、翌日のレースで巻き返すとか、 2時間くらいの作品にできなかったんだろうか。 自転車レースの醍醐味も上手く表現されてると思うし、 そこに関わる登場人物の人間模様も興味深かった。 それから、アサディジョ漬けがとても美味しそうに描かれていて、 アンダルシア地方に行くことがあったら是非食べてみたいと思った。 というわけで、気軽に楽しむ短編としては、結構面白いのでオススメです。 因みにもっと観たいという興味を抑えられず、原作を手に取ってみたら、 とんでもない事実が発覚して驚愕した。 そっちが主役なのか?! [DVD(邦画)] 7点(2004-06-04 10:28:53) |
406. ファイブスター物語
原作の雰囲気を壊すことなく、上手く映像化してるという点は評価できる。原作ファンなら、動くMHを見られるというのは素直に感動だし、原作を知らない人にとっては、この壮大な物語の入門作品として良く出来ている。とは言うものの、やはり第2章のコーラス編も映像化してもらいたい。号泣間違いなしの名作になると思うのだが、そういった企画は無いのだろうか???宝くじで数億円当たったら、全額投資してもいいと思うくらい見てみたい。 7点(2004-06-01 08:44:06) |
407. ドラえもん のび太の宇宙小戦争
この時期のドラえもん映画はリアルタイムにすべて見ていたが、どれも良質の作品ばかりで、一定の評価を与えられると思うが、この作品に関しては主題歌を特筆しておきたい。作品の内容自体は他のドラえもん映画に一歩譲るとは思うが、大人になった今でも、僕はこの歌を口ずさむことがある。いや、もしかしたら、僕はまだ大人に成り切れていないのかも知れないけど…。 7点(2004-05-31 12:31:11)(良:1票) |
408. エンジェル 僕の歌は君の歌
オカルトラブロマンスということで、なんでもありの展開なのだが、 ラストはちょっと感動させられた。 和久井映見は幸薄い役どころがよく似合う。 そういう星の下に生まれたんだろうな。 ちょい役だが、大竹まことには笑わせてもらった。 耳慣れたこの主題歌も好き。 7点(2004-05-28 05:42:34) |
409. 七人の侍
リアルタイムフリークではないだけに偉そうなことは言えないのだが、冷静に作品を見比べてみると後の作品に軍配を挙げたくなるのは確か。恐らくは制作された年代の割には凄いということなんだろうと理解している。黒澤神話のようなものが一人歩きして、その代名詞としてこの作品が常に引用される為にここから入る人も少なくはないのだろうけど、できれば後の作品にも目を向けてもらいたいと思う。この作品自体の評価としては、普通に面白いチャンバラ映画ではあるが、多少間延びする印象を受けたので、終盤に向けての展開に工夫が必要なのかも知れない。 7点(2004-05-25 05:32:15) |
410. ラストソング(1994)
才能、愛情、未来、 そんなあやふやでよくわからないものに翻弄され葛藤する2人の男と1人の女の物語。 音楽を通じて出会った3人が次第にあやふやな存在の意味に気付かされていく。 それは残酷な、そして誰もが一度は辿ることとなる道程。 やがてそれぞれがそれぞれの辿りつくべき場所を見つけ歩き出す。 万感の想いを込めて奏でられるラストソングが心に沁みる。 7点(2004-04-01 21:25:51) |
411. 鮫肌男と桃尻女
バカ映画。コメディという位置付けは如何なものか???物語として成立してると思えないので、喜劇とは呼べないかも・・・。とは言うものの、映像的には見所満載で、作品としての存在意義を否定するものではない。悪趣味ではあるが、意表を突くバカ演出の連続技に圧倒される。万人受けする作品ではないだろうけど、こういうのもあっていいと思う今日この頃。 7点(2004-04-01 18:35:01) |
412. カンゾー先生
うなぎの意外な高評価に続いて投入された今村新喜劇第二弾。 世間の評価としては、柳の下にうなぎは1匹しかいなかったという感じだったけど、 僕としてはそんなに悪くない作品と思ってる。 うなぎ同様、それなりに滑稽で、それなりに人情味がある。普通に面白い作品。 あと、麻生久美子が好きです。 [ビデオ(字幕)] 7点(2004-03-29 18:31:38) |
413. うなぎ
今村流の新喜劇といったところだろうか。程好く滑稽で人情味もある。普通に楽しめる作品。清水美砂が好きです。 7点(2004-03-29 18:24:16) |
414. 櫻の園(1990)
とりあえず映像がいい。閉鎖的な空間と限られた時間を描くことで一体感が生まれ、まるで自分もその場に居るような気がする。女性の場合なら感情移入ということになるんだろうけど、男の場合はやっぱり覗き見って感じで、ムフフってとこでしょう。当時はそれなりに中島ひろ子とか好きで、何度も見た覚えがあるけど、今になって改めて見てみるとムフフ感が落ちてしまってることに気付く。最近活躍してる若い子でリメイクしてくれたらなぁなんて、ちょっと思ってしまった。 7点(2004-03-29 04:10:57) |
415. 犬神家の一族(1976)
これってホラーだよね?もう怖くて怖くて、夜一人でトイレに行けなくなる。でも、ついつい見てしまう。怖いけど、気になる。困った作品です。 7点(2004-03-26 00:58:08) |
416. おもひでぽろぽろ
この作品は公開前に脚本を見せてもらう機会があり、生理といったネタをどう処理するのだろうと興味を持って鑑賞したのだが、意外とすんなり受け入れられたので、巧く描いてるなと感心したのをよく覚えている。写実的な描き込みにも技術力の高さを思い知らされたし、当時のジブリが一歩先を行ってるということを充分に認識させられた。確かに内容的には大人のドラマであり、ジブリの看板を引っ提げて公開したことにより、多少の被害者は出たようだが、地味ながらも何か心に伝わってくる良さを感じる。 7点(2004-03-12 14:14:57)(良:2票) |
417. 耳をすませば(1995)
ジブリらしいよく出来た作品である。どうだ凄いだろうと言わんばかりの指先の動きとか、究極のアニメを目指そうとしてるのかと思わせるほどの徹底振りで、素直に感心させられた。キャラクターもそれぞれ魅力的で、音楽も効果的に使われている。ほぼ名作としての行程を全うしようとしているかに見えたが、如何せんあのラストである。なんじゃそりゃ???というのが素直な感想である。何度見ても、それはないだろうとツッコミを入れてしまう。 7点(2004-03-12 13:56:55) |
418. CURE キュア
洞口依子に究極のエロティシズムを感じてしまった。自分の中の狂気が呼び覚まされてしまったのだろうか。ちょっと怖い。 7点(2004-03-10 21:28:06) |
419. GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊
これには参った。 ここまで構築された世界観だと、入り込めるかどうかで評価は分かれるだろう。 テーマは近い将来人類が避けて通れはしない重い問題で、少し早すぎた感もあるが、それなりの意義はあったように思う。 たぶん現状ではこの物語はファンタジーなんだろうけど、いつかこの作品を見直した時にリアリティを感じるようになっていそうで怖い。 [DVD(邦画)] 7点(2004-03-09 12:45:49) |
420. BLOOD THE LAST VAMPIRE
ハードボイルドとして昇華した良質の作品。特筆すべき点は見当たらないが、無難な作りでそこそこ楽しめる。オチのさり気無さも好感が持てる。 7点(2004-03-09 12:35:51) |