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sayzinさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 2394
性別 男性
ホームページ http://sayzin.tumblr.com/
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421.  フライ,ダディ,フライ
娘が被害を受けた傷害事件をきっかけに一念発起し、家族の信頼と自らの尊厳を回復していくサラリーマンの姿を描くスポ根ファンタジー映画(?)。「GO」の金城一紀がオリジナル脚本を手掛けている所為か、岡田准一君の役が意味も無く在日という設定になってますけど、彼はもの凄くカッコ良く撮れてるのでアイドル映画としては成功してると思う。しかし、物語の流れや設定がもの凄くチープなので、肝心の堤真一の物語は白けてしまう。ありがちな特訓や、悪役が代議士の息子だったりする陳腐な設定以上に、主人公の日常を全く描いていないことが最大の失敗だと思う。だから彼の変化が全然伝わってこない。そもそも、何で彼は警察に被害届を出さないのか? ファンタジーには確たる現実感が必要なのです、4点献上。
4点(2005-03-12 00:11:17)
422.  ハサミ男 《ネタバレ》 
主人公の二人組は何者なのか、なぜハサミ男は優等生を狙うのか、なぜ喉に鋏を突き立てるのか、模倣犯は誰なのか、という複合的なミステリーで物語を引っ張っていきますが、種明かしがされた後も今一つしっくりこない。まず、二重人格の演出がヘボいので、そこに衝撃が無い。そして、その人格が「父親」であるというのは相当無理があると思う。最後に「ハサミ男は私だ」と言って父親人格が消滅しますけど、過去のトラウマから優等生を憎んでたのは父親じゃなくて娘の方じゃないの? 犯人は野放しのまま? 音楽も耳障りが悪いだけで、ちっとも雰囲気を盛り上げてるとは思えない。ということで、何回も反吐を吐きながら自らの汚物にまみれてのたうち回る麻生久美子嬢の艶姿に興奮しつつ、4点献上。
4点(2005-03-12 00:10:51)
423.  犬と歩けば~チロリとタムラ~
製作意図はセラピー・ドッグの啓蒙映画なんでしょうが、そもそも訓練を受けたセラピー・ドッグと、大人しくて人懐っこい普通の犬との違いがさっぱりと解らない。ただ大人しく撫でられるだけなら、その辺の犬で充分じゃないの。この様な印象を持ってしまったということは、この映画が成功していない証拠です。劇映画としても、この物語なら田中直樹自身がセラピー・ヒューマンとして、最終的にはりょうを癒す様な展開が欲しかった。りょうの妹の引き篭もりに明確な理由付けをしてしまったのも陳腐(現実の引き篭もりにはほとんどの場合、理由なんて無い筈)。そういうことで、4点献上。
4点(2005-03-12 00:10:22)
424.  大怪獣東京に現わる
怪獣映画の主人公と言えば科学者等の政府関係者か自衛隊員、または報道関係者、そして被害に遭う市民等と相場が決まっていましたが、直接的被害の及ばない地域で、メディアを通じて怪獣災害を見守る一般市民を主人公にするということと、一切怪獣の姿を映さないというアイディアは面白い。…しかし、それだけ。これは怪獣映画の「パロディ」なんですから、演出や音楽、怪獣出現の際のシミュレーションに至るまで、怪獣映画を踏襲しなければ面白くなる筈がない。これじゃ単なるお寒いコメディです。原発にも実は安全性に問題があって、職員が逃げ出してるにも関わらず市民が避難してくるとか、ブラックな味付けがあって然るべき。最も特撮から縁遠い松竹の製作ということも、本作失敗の一因に思えます、4点献上。
4点(2005-03-12 00:07:47)
425.  メトロポリス(2001)
映像的には3D表現や自由なカメラワーク以上に、デジタル処理のもう一つの利点であり、ディズニーの得意とする「比較的ロングの緻密な動画構成」が多かったことには好感を持ちました。しかし、映画としては手塚治虫でもりんたろうでもなく、完全に大友克洋の作品という印象で、まずジグラットの崩壊ありきの物語は彼の最新作「スチームボーイ」と全く同じ。ケンイチもレイに同じく物語を引っ張る主人公ではなく、単なる狂言回しのまま終わってしまってる。それならそれでも構わないのですが、ならばテーマをティマの悲しい運命にするのか、レッド公爵の歪んだ愛情にするのか、ロックのコンプレックスにするのかハッキリして欲しい。崩壊映像そのものがテーマでは面白い映画になる筈などありません。という訳で、4点献上。
4点(2005-03-04 00:07:57)
426.  時空の旅人
当時は少女マンガ家のSFアニメってのがブームになった時期もありましたっけ。その流れで萩尾望都にキャラクター・デザインのお鉢が回ってきたのでしょう。それにしても、当時でも本作の未来世界のイメージやメカニック及び衣装デザインは既に相当古臭く、物語以前に、角川の製作意図自体のレベルが知れるというものです。原作は知りませんが、経済誌等で持てはやされてた織田信長だけが歴史を変えうる人物だというのも、バブル絶頂期らしい感じがしました。通り一遍の日本史も深く描かれる訳ではありませんし、何とも中途半端としか言い様のない出来です、4点献上。
4点(2005-03-04 00:04:59)
427.  梟の城
たぶん昔の人には現在の大作映画を撮るのは不可能なんだろうと思う。本作は完全に娯楽アクション時代劇の筈なのに、娯楽としても、アクション映画としても、時代劇としてもホントに冴えない仕上がり。では、時代に翻弄される人間達の哀愁が表現されているかと言えば、さにあらず。その上、2時間18分の冗長さ。ラストの石川五右衛門の釜茹でシーンに至っては、本気か冗談かも計りかねます…。そんなに「巨匠!」って感じの人でもありませんが、本作と「スパイ・ゾルゲ」で自らのキャリアに泥を塗ってから引退するのには、何か特別な意図でもあったんでしょうか? 4点献上。
4点(2005-02-26 00:09:11)
428.  里見八犬伝(1983)
本作も角川大作映画の例に漏れず酷い出来だと思う。とても伝奇物語とは思えないチープなセット、エド・ウッド作品の様なムカデの妖怪、対象年齢を広げてある筈なのにしつこい位に続く薬師丸ひろ子の濡れ場、そして夏木マリの意味の無いヌード、何故かグスタフ・クリムトの「接吻」の前で果てる志穂美悦子(長渕剛に汚される前の悦ちゃんの美しいこと…)、etc.…と方向性がバラバラ。これも深作欣二らしい勢いと言えばそうなんでしょうけど、ヤクザ映画とファンタジー映画は違う。流石にクライマックスの活劇は迫力ありますけど、それだけで2時間16分は辛いです、4点献上。
4点(2005-02-26 00:07:22)
429.  およう
天才と何とかは紙一重。天才はパンピー(死語?)の浅はかな倫理観に縛られてはいけないし、だから普通では到達できない高みに登ることが出来る。本能に身を任せて生きるエキセントリックな美女も、自らのリビドーに盲従して創作を極めようとする男も、同じ様にある種の天才。しかし、本作の主人公は一体どの天才なのか? 「およう」ってタイトルな訳だから兼代だとは思うんですけど、それにしては彼女の内面には全く踏み込んで行かない。いっそ「いいひと」の晴雨を物語から外し、理解不能同士のぶつかり合いから天才の内面に迫っていけば面白かったと思います、4点献上。
4点(2005-01-19 00:15:53)
430.  man-hole
これも一種のご当地映画になるのか、北の大地では相当に盛り上がったと伝え聞く北海道製青春映画(この「幸せのマンホール」の噂って実際にあるんですかね?)。しかし本土の中心に暮らしている私には、本作のどこに熱狂できたのか解らない。自転車に乗った公務員による疾走感は「ポストマン・ブルース」には及ばないし、厳格な家庭の優等生がデート・クラブで自分探しって話も、フィクション・ノンフィクション織り交ぜて履いて捨てるほど見聞きするもの。悪い映画ではないと思いますが、その辺にあったテーマをマンホールに押し込んだだけの安易さが気になりました、4点献上。
4点(2005-01-19 00:15:28)
431.  国姓爺合戦
おっと、まだ懲りずに日中合作映画なんて作ってたのか、日活…。歴史や歌舞伎に疎い私は【広瀬真由美】さんのレヴューを読んで、ようやく鄭成功なる人物と本作のストーリー骨子が理解できました。これは忠義の物語だったんですね。ということは、映画を観てもそれが全く理解できなかったということ。ストーリーの流れや人物の心中が解らなかったので、中盤では国姓爺が反逆者なのか愛国者なのかも判然としない。だからクライマックスの、台湾遠征の高揚感や台湾奪還のカタルシスも伝わってこない。お目当ての合戦シーンの迫力にも欠けてた様な気がします、4点献上。
4点(2004-12-28 01:36:55)
432.  ゴーストシャウト
いかにも脱税してそうな胡散臭い婆さんの戯言を真に受けて、簡単にタイトルを変えちゃう製作側のスタンスが、そのまま現れてるその程度の映画。幽霊を「退治」する西洋と、「成仏」させる東洋の思想の違いはあれど(話が湿っぽいのも東洋的)、基本は「ゴースト・バスターズ」。警察の取調官よろしく、癒し系と恫喝系でコンビを組んだ「ゴーストネゴシエイター」(これが元のタイトル)が、成仏するよう霊を説得するという、馬鹿映画になりきれない中途半端なコメディ映画。長身でキツイ顔立ちの滝沢沙織(私、この人初めて知りました)が主人公(恫喝系)で、拙いながらも頑張ってますが、映画は南野陽子と川島なお美が全部持ってってしまいました(特に44歳の川島なお美が、26歳の永井大の母親役で驚きの大熱演!)、4点献上。
4点(2004-12-18 02:47:21)
433.  マナに抱かれて
沖縄映画ブームの更に先を目指した、ハワイが舞台の癒し系ドラマ。ありきたりな雰囲気ながら、そこそこは見れた前半から一転、後半へ進むに従い、物語が加速度的に陳腐化していく。現代の癒しの物語に、余計な心の傷は不要だと思う。現代人は、ただ生きてるだけで心身共ズタズタになるんですから、それを癒すような映画にして欲しかった。また、例によって西島秀俊は全く抑揚の無い演技(こりゃ伊藤英明君が抜かされる日も近いゾ)。モデル出身の川原亜矢子は流石に見栄えがしますけど、演技は飯島直子の醜悪なコピーにしか見えなくて痛々しかったです、4点献上。
4点(2004-12-18 02:46:09)
434.  ヘヴンズ・ドア 殺人症候群
本作は一応劇場公開もされた様ですけど、それって単にビデオ発売イベントというレベルだと思う。ということで、これは完全に「Vシネマ」。Vシネだから、もちろんフィルムじゃなくてビデオ撮り。予算も無いから写せる場所も構図も限られちゃって、TVドラマより貧乏臭い仕上がりです。確かに、きっちりとオチが着けられた日本製サイコ・スリラーとして、同じ様なテーマの「自殺サークル」なんか比べ物にならない位「脚本は」良く出来てると思いますが、「映画」としては中々評価し辛いですね。で、最後のオチですけど、これは沢山の「死にたがり」が増殖してるので、事件は氷山の一角でしかないってことじゃないでしょうか。最近は「練炭集団自殺事件」等もあり、テーマ的には非常にタイムリーで身近なものだと思います、4点献上。
4点(2004-12-18 02:45:48)(良:1票)
435.  鏡の女たち
緊張感を高める調子外れのピアノ曲(現代音楽って奴?)。全員が眉間に皺を寄せてる様な重苦しい表情。まるで朗読劇の様な台詞。これらは全てニ昔前のモダンです。吉田喜重は「女の業」から「被爆者の悲劇」を浮かび上がらせるつもりだったんでしょうが(「砂の器」を目指したのかな)、演出手法同様のその古臭いテーマを、どちらも描き切れずに終わってしまった感じ(「反核理念」や、この先まで続く「被爆者の悲劇」自体が古臭いと言っているのではないので、誤解無きよう)。岡田茉莉子じゃなくて一色紗英を主人公に据えた方が、この物語は面白くなったと思う。また、全く印象は違いますが、この狙いは同時期の「精霊流し」に近いものがありますけど、反核を声高に叫ばなかった分「精霊流し」の方がマシでした、4点献上。
4点(2004-12-18 02:45:18)
436.  ハウルの動く城
これで2004年度のジャパニメーション巨匠大作が出揃った訳ですが、蒸気機関の世界で城が崩れるという点同様、期待外れだったという点でも「スチームボーイ」に近い仕上がり(因みに優勝は「イノセンス」)。これは宮崎駿の責任と言うよりも鈴木敏夫の責任だと思う。肝心の話が練り切れていないのに公開を急ぎ、単に宮崎的なる世界観だけを提供すれば客が満足するとでも思っていたかの様です。後はキムタクの話題性で客を呼ぶだけ。クォリティは現時点のジブリの平均的なものだと思うし、これは正にやっつけ仕事。それが証拠に、後に座ってた女性二人組が鑑賞後、開口一番「さっぱりわけ解んなかった」。これが多くの観客の感想だと思う。あの~、ところで、肝心のソフィーの呪いは解けたんでしょうか? 4点献上。
4点(2004-12-02 00:37:22)
437.  黄泉がえり
こういうショート・ストーリーの羅列された単純なお涙頂戴ドラマは、人当たりが良いので結構ウケも良いんでしょうね。しかし同時に、映画としては非常に中途半端にならざるを得ず、(↓)見事に対照的な点数分布が本作のポジションを如実に物語っていると思います。私も「蘇り現象」に理由は必須でないと考えますが、それ以前にこの話は陳腐過ぎる。陳腐な話を陳腐なタレントが演じてては良くなり様など無い。しかも塩田明彦監督独特の感性の欠片も感じられない出来。私はその戦犯として柴崎コウを、そして、より重罪である共同正犯として犬童一心を告発します、4点献上。
4点(2004-11-12 00:54:40)
438.  完全なる飼育 愛の40日
≪完全なる飼育完全制覇・その2/獲物=深海りえ≫ 最初っから全く初々しくない深海りえの「パパになってください」に続いて出てくる台詞が「UFOを探してたんです」って…、この不条理感爆発のオープニングに前作から引き続き唖然。そして前半をほとんどすっ飛ばしていた前作に対し、こちらは前半を比較的リアルに描いていく。しかし後半は前作の方が原作に忠実。女子高生側の視点で物語を進めるのも良いですけど、深海嬢の棒読みによるナレーションが入る度に苦笑してしまう。場所が判れば是非行ってみたい、治外法権的性行為空間と化している公園にも爆笑してしまった。それにしても「続編」ではなく、際限なく「リメイク」され続けていくシリーズってのも凄い。これは「富江」シリーズ並の増殖力ですネ、4点献上。
4点(2004-11-12 00:52:39)
439.  超少女REIKO
1991年デヴューの観月ありさのメディア・ミックス・プロモーションの一環で作られた(と思われる)アイドル映画。ホラー映画と思わせておいて、クライマックスは「童夢」の影響アリアリのサイキック・アクション映画へと変貌。15歳の観月ありさは「超少女」というルックスにぴったりだとは思いましたが、ほとんど彼女の魅力は引き出されていないので、普通の映画としてもアイドル映画としても駄作です。それにしても、アニメのキャラでは根強い人気を誇る、お嬢様言葉の脇役というマニアックな設定がここでも健在。それを生身の人間(島崎和歌子、当時18歳)が演じると、もの凄く奇妙だということが解る仕組みになってます。ということで、クライマックスに満を持して(てか、突然)登場する「いたこ」の娘・佐倉しおり(!)に、4点献上。
4点(2004-10-29 00:34:00)
440.  アンモナイトのささやきを聞いた
本作は宮沢賢治の妹との関係をモチーフに、痛々しい愛情を鮮烈な感性と幻惑的な映像で描いた秀作…などではもちろんなく、変質的な妄想を、古惚けた感性と独りよがりの映像で描いた、マザー・コンプレックスをシスター・コンプレックスに置き換えただけの、時代錯誤の「草迷宮」。本サイトの関連作品を見てみると、何とこの山田勇男監督、「草迷宮」の美術スタッフだったんですね。こんな所に寺山修司の遺志を継ぐ人間がいたとは驚きです。ところが、撮影だけは非常に優れてます。照明も緻密に考えられた質感のある映像には感心してしまいました。ということで、4点献上。
4点(2004-10-17 20:39:45)
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